2022/11 << >> 2022/09
■レアアース
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先日の読売新聞にレアアース(希少金属)が世界的な減少で、新車のキーが予備を含めて2個つくのに、最初は1個のみとするとあった。
そして今日の読売新聞に日本の南鳥島沖で、レアアースを採掘する計画があると出ていた。日本はレアアースを中国から60%以上を輸入しているので脱中国とし、依存を皆無にするために南鳥島沖の海底6000mを掘削する計画であるという。
レアアース泥は平成12年に同島沖の排他的経済水域の海底で確認され、埋蔵量は国内消費の数百年分相当と推計されているという。中国では鉱山などで採掘できるのに対し、深海の底からの採掘はコストがどこまで下げられるかが、課題となるという。
政府は今後5年間で効果的な採掘・生産の手法を実現させ、民間企業が参入できる環境を整えたいとする。
レアアースはスカンジュームやイットリュームなど17種類の元素の総称で、スマートフォンやパソコン、次世代自動車などの生産に支障をきたさないのが目的であるとする。
トヨタは車の予備キーまで半導体不足で最初から渡せないとするが、考えてみればこれからのいろんな電子機器の製品にはこのレアアースが必須となろう。
資源小国の日本では広い排他的経済水域がある。その海底には多くの資源が眠る。わが富山湾にも天然ガスや希少金属が眠っていよう。
日本の技術はその宝物を見つけ、資源大国としての地位を確立したいものである。
2022/10/31(月)
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■白アリ駆除
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町に家を新築して41年。そして筑後20年には白アリ駆除の点検を行う。幸い白アリはいなかったが、予防処理として薬品を土台に吹きつけ白アリが嫌がる処置をする。
最近の新築する家は、あらかじめ土台を受ける基礎以外の空いた場所もコンクリート化し、湿気を防ぐ処置をする。今日は業者が来て、縁の下に潜り点検をしていただいた。
白アリは湿気を好む。家の土台は日が当たらないためと密封されているので、通気口から入り基礎の土台を食って巣を作る。気づかないで放置すると、家が傾くことになり大変な修理費がかかることになる。
私は生まれが山に囲まれた小さな集落で、ブナ林のふもとの家で生まれた。家は約200年も経つ合掌造りの家で、養蚕を行うために2階には仕切りがなく、開放された空間だった。
そんな家も近代化には叶わず、父は私が中学3年生の秋に合掌造りの家を解体処分し、跡地により大きな総2階建ての近代式家屋を新築した。その材料はほとんどが自分の山林で育てた木材だった。
家は約60坪にもなる総二階建てで、養蚕を行うために2階を空間とし、1階には牛を育てる牛小屋を作った。その家も12年前に解体処分し、今は跡地に草が生えている。
父が苦労して建た我が家も私の代で解体処分したが、解体時家の奥まった部屋の土台や畳には白アリの巣があった。畳(たたみ)は格好の住処で、長く空き家になっていたため、気づかなかったのである。
よくも傾くこともなく持ちこたえたと思うが、白アリの被害は予想以上に怖い。山のすそを削り、家は山に接触するほど狭かった。それは白アリが住むには格好の適地だったのである。
そんな関係もあり、今の家を守るため白アリの駆除を欠かさない。補償期間はあと2年あるが、常に監視し被害を免れるよう注意を怠らないようにしたい。
2022/10/29(土)
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■世界最終戦争
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今日の読売新聞に、ロシアのプーチン大統領が、自分の指揮でロシア軍陸海空の核戦力部隊が、ミサイル攻撃の演習をを実施したと報じた。そしてプーチンはウクライナで核兵器を使用する可能性について何度も報じている。
ウクライナを簡単に制圧できると踏んだプーチンの思惑は完全にはずれ、ついに核戦争の話までに及んだ。これが核戦争に発展すれば世界が混乱し、恐らくNATOや米中にまで影響を与え、それが大戦になる可能性もある。
その結果は知れたこと。それは地球の壊滅を示し、例え壊滅しなくても放射能の影響は人類の生存を許さないことであろう。
その核戦争で廃墟となる様を予言した宇宙の進化した先輩たちは、多くの地球人を選び彼らを自分の星に連れてゆき、進化した様と廃墟となった星を見せて、本にして出したり語り合うことを要求される。
私の手元には十数冊の関連本がある。日本で言えば岩手県の地方公務員であった上平剛史氏であろう。上平氏はプレアデス星人に拉致され、彼らの星に連れて行かれる道中で壊滅して奇異な人が住む星を見せられた。
詳しくは「プレアデス星訪問記」(たま出版)に詳しく書かれている。そして東北地方のリンゴ農家の木村秋則氏であろう。木村氏はリンゴ栽培で無肥料、無農薬で大成功を収めた人で、宇宙人との関わりからであった。詳しくは「すべては宇宙の采配」(東邦出版)に詳しい。
最後に一番興味を引くのはフランス系オーストラリア人のミシェル・デマルケ氏であろう。ミシェル氏は最高度に進化したカテゴリー9の星人に拉致され、彼らの星に連れて行かれて多くを学んで帰り、本にしたためたりテレビ出演で世界へ発信された。
詳しくは「超巨大宇宙文明の真相」(徳間書店)に詳しい。まだまだ沢山あるが、ここらでやめておこう。
この地球人類は大きな山に差し掛かった。それは足を踏み外して谷底へ落ちるか、立派な橋を歩いて目的地に着くかの二者択一である。
核戦争は絶対にやってはならない行為である。それを知るのは日本のみ。広島、長崎がどんな被害と混乱を招いたか! それを知れば誰でも納得できる簡単なことであるが、それが素直にできないのが魂の進化が遅れた地球人類である。
2022/10/27(木)
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■人はどう生きるか
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円安が続き、物価が高くなり生活が苦しくなってきた。年金生活者には直接影響し、今後の成り行きが注目される。年金生活となり約20年。私は公的年金と会社の企業年金をいただいているので、まだ苦しい生活までは達していない。
だが今、メールを開くとある方(H様)から日本の食糧事情について危機的な段階にあると聞く。私のよもやま話を読まれて話の話題を食料に移され、米や小麦などの主食が危機的な日本に導くとある。
私は食料問題には全く関心がなかったが、メールの内容を読んでこれは大変な問題だと気づいた。米は政府の補助を受けて高価で安定しているが、農業人口が減少し作付け面積が次第に縮小しているという。
反対に小麦は米と同じ面積で3.7倍もの利益が出るという。しかし、それだからと言って総てが小麦に転作できない。その原因は日本では基本的に北海道を除き、小麦の作付けにはむいていないからだという。
ではどうするか、小麦に転作すれば、いつかは不作で高い外国産を輸入しなければならなくなり、生死の問題にまで発展するかもしれないと嘆かれる。
私はこのメールで深く心を動かされる。生きるには食料が不可欠であり、その食料が不足すればどんな事態になるかは、戦時中や戦後のことを思えばすぐに理解できるであろう。
私はH様にこんな意味の返事を送った。それは今のウクライナとロシアの戦争のように、最後の結末が核を使う最終戦争になり、地球そのものが壊滅するのではないかとの極論である。
この戦争に限らず、中国でも台湾をわが領土とし、必ず手に入れようとたくらんでいることが、中国共産党の第20回大会の習近平政権下で分かった。
地球の未来は波乱に満ちている。過去の日記でも書いたように、過去多くの宇宙人が地球人を拉致し、かれらの国に連れて行き、高度に発展した社会を見せ、且つ飛行の途中で核戦争で壊滅した星を、目の当たりに見せている事実から思うのである。
地球人は科学や技術を発展させてきたが、一番大切な心をないがしろにしてきた。その心とは魂の存在である。人がこの世に輪廻して生まれるのは魂を清め高めて、神仏のような境涯の持ち主になることが目的である。
私はこの意味をわが師より深く教わった。人間とは何者か? それは魂を神仏のように高める場を提供していただいている天の采配である。
「輪廻転生」とはその最たる方法であり、創造者が仕組まれた最愛の方法である。
2022/10/25(火)
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■交通違反
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今日は朝から快晴で暖かく、午後は家内と近くの運河まで散歩する。天気予報では午後から雨とでたが、まだ青空が見え、散歩日和だ。
しかし、30分も歩いて運河の神社で休んでいると、空が曇りだして雨の気配がする。そこでもう家へ帰ろうと元来た道を引き返す。
その道のりは団地や田畑に囲まれた家があり、その中央を岩瀬街道が走っていて交通量が多い。富山市から富山港や海岸通りへの道だが、横断歩道が各所に設けられている。
足の速い家内に追いつくのは大変だったが、交差点に着いた。すると家内が信号機を見ないで、車の往来を見ただけで赤信号を渡りだした。
私はあわてて大声で家内を呼ぶ。しかし家内は知らぬ様子で、赤信号をわたりきってしまった。歩道の1/3ほど渡った所で右から乗用車がきていた。
家内を見た車はすぐにスピードを落とし、家内が渡り切るのを見て走って行った。私はその有様を見て深く頭を下げて、乗用車にお礼を言う。
信号が青になって私が渡り、家内に大声で注意する。家内は平気な顔で、「車に引かれて死んでも良いわよ」との言葉を発する。この言葉を聞いて私は仰天する。
家内は軽い認知症で、時々生活に支障をきたす事がある。性格は自分が主役で、他をあまり気にしない。そんな家内だからこそ、平気で赤信号でも車の気配が無ければ堂々とわたれるのであろう。
こんなことは何度も経験した。交通事故は自分の過失から起きる場合も多い。免許を持たない家内だからこそ、それがどんなに危険なことかを理解できないのであろう。
これからの生活で、同じような行動をするとどんなに危険で、迷惑をかけるかが心配になってくるのである。
2022/10/23(日)
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■河川敷の畑
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今年の6月、急に体調が悪くなり、河川敷の畑をAさんに譲った。畑を耕す体力がなくなり、後始末を兼ねてAさんに後の面倒を見てもらうことにしたのである。
以来、4ヶ月。私はAさんに任せて一度も見に行ったことはない。10月の初めに私の家へ来て、畑の様子を話された。それによると、サツマイモを収穫したが、すべてを鼠にかじられ食べられて、まともなものはなかったと嘆いておられた。
富山県一の大河、神通川の河川敷では広さ10m四方に区画した土地を農地として国は無償で貸している。そこで組合を作り年5千円の会費で借用しているのである。
約3ヘクタールもある畑は石ころ一つなく、地面は肥沃でよい野菜や芋類を収穫できる。しかし、その作物を狙ってモグラや鼠が大繁殖し、特に芋類は対策が難しくだれもあまり作らない。
そして最大の難題は水害である。天気が悪く上流で大雨が降ると川は洪水となり、広い河川敷を水攻めにして作物を腐らせる。私は約10年の耕作経験から一度だけ、この洪水で50cmも水位があがり、作物が全滅した経験がある。
時代は大きく変化し、私が始めたころと比べて、畑をやめる人が多く現れてきた。肥沃な畑は1年も耕作しなければ草で覆われ、再開には大変な労力を要する。そのため高齢化により、耕作者が急激に減ってきたのだ。
草は葦(あし)の仲間やセイタカアワダチソウが多い。高さ2mをはるかに超えるアワダチソウは今が開花の盛り。まっすぐ伸びた先端に黄色い花をつけて密集する。
私がAさんに譲った畑は、サツマイモとピーナッツが目玉であったが、そのピーナッツもどうなったのか1本も無かった。恐らく大好物の鼠に食べられたのであろう。
80代に入り毎日が日曜日の今、何をして日々を過ごそうかと思案している。それは興味のあった読書や運動が体力の減少で面白くなくなってきたからである。
2022/10/21(金)
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■旧統一教会とは!?
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今、世間を騒がせている旧統一教会(世界平和統一家庭連合)とは、どんな教会でその教義は何か全く知らなかった。この宗教団体は70年の歴史があると言う。
億単位の寄付金を募り、家庭を崩壊させた事例のように、かってのオーム真理教のような存在なのだろうか? 教祖は韓国人だとか、どこにどんな魅力があってこの世に存続しているのか?
巨額の寄付金は一体何に使われるのか? その内情はすでに大きな問題となり、国会でも議論されている。私もいち宗教信者の一人として関心は高いが、信仰を持つことには大きな目的があろう。
この世には数千から数万の信仰団体があるという。私の信仰は仏教である。仏教でもいろいろあるが、釈迦が説いた真実をわが身で体験し、自身も仏陀をめざす生粋の仏教である。
仏教は釈迦の教えであるが、長い年月のすえに、当時の権力者によって大きく歪曲され、いろいろな宗派が誕生して今がある。
その中でもわが師は膨大な仏教経典の中から、釈迦が説いた真実の教えであるアーガマ(阿含経)を得経として世に出された。それは自分が持って生まれた因縁(カルマ)を解脱して、釈迦のような純水無垢な自分を目指すためである。
そこには欲心というものがない。欲心があれば必ずカルマを作る。ただあるのは人が早くカルマを脱して純水無垢な魂を持つことを願われるだけである。
この世は三次元の世界だが、目には見えない霊的な世が重なって存在しているのである。しかもその本体は魂である。だから魂を進化向上させるために限りない輪廻を繰り返し、進化向上を目指す。
それは深い瞑想により魂の存在を認識できる。この世の総てのものは魂を持つ。それの進化を目指すのが仏から与えられた責務であろう。
2022/10/19(水)
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■老朽化と人生
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人には平均寿命があり、男性が81,5際、女性が87.5歳だという。私は82歳だから、すでに平均寿命を越えたが、寿命はどんなものにもあり、今NHKでは自分の住まいである家の平均寿命とそこに住む人を放映していた。
私は昭和15年に合掌造りで有名な富山県の五箇山地方のいち集落に生まれ、将来は都会で暮らそうと決意していた。事は思い通りにゆき、高岡市の工業高校を卒業し、運よく電力会社へ就職でき、無事定年を迎えて今がある。
当然ながら富山市近郊の町の娘を嫁にもらい、2男1女の子供に恵まれて今がある。そして市の中心に近い場所に家を建てたのが昭和56年だった。
家は一面に稲穂が茂る田んぼだったが、すべてを埋め立て大きな団地となった。その団地のそばを電車が通り、駅にも近いので、ここを生涯の住処として今がある。そして家は築41年となった。
木造2階建ての家は団地の中ほどで、比較的新しい団地なので、インフラが充実している。この41年で私は居間や台所に風呂やトイレを改造して新しくした。また自分の書斎を建て増しし、より住み易くした。
20年前には床下を白アリから守る処置を施し、外壁もペンキを塗り替えてさびを無くし、瓦の配列が悪く、一部を取り替えた。これらの修繕で今は何の心配もなく、まだまだ寿命は長くなるであろう。
NHKの報道では大きなマンションの住民を特集していたが、築40年以上も経てば、あちこちが傷み定年退職しているから年金生活では修繕も叶わない。
共同で大きな家に住む人には、共益費が必要だがその蓄えも追いつかないほどの腐食を負った公共の設備や、孤独死して足の踏み場も無い家もあった。
それは日本が高度成長に入り建てられたマンションが多く、大きな問題になっているという。年金生活になれば哀れなものである。
わずかな年金で生活するのがやっとの人も多い。ましてや故障箇所の修繕費を賄う蓄えも無い。自分にはその窮状が良く分かる。
私が子供のころに過ごした合掌造りの家は、築200年を越えてもびくともしない。維持費は十数年に一度の割りでカヤふきの屋根を新品に取り替えることだが、それも村人総出の奉仕で済んだ。
近代化は進み、私が中学3年生のとき、父は大きな合掌造りの家を解体し、広さ60坪の総2階建ての家に作り替えた。それは炭焼きと並んで蚕を養って生糸を作り生計を立てる産業だったからである。
時代は今、大きく変わった。田舎では炭焼きや養蚕を行う人はほとんどいないであろう。そして若者は町に出て、老人だけがほそぼそと暮らしている。
私の人生は、時代を代表する一つのケースとなった。
2022/10/18(火)
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■町内公園草むしり
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今日は町内の公園に生えた草を刈る日だった。戸数320戸もある町内は、広さ約200坪の公園と小さな子供の遊び場が備えられている。
朝の7時よ家の前にある側溝の掃除をして全員で草を刈るのだが、大雨が降れば土が残り、麻の袋を用意しそれに詰めて廃品として処理する。
最近体調が悪く、最後までできるか不安だったが、側溝をきれいにして公園へ行く。夏の盛りに刈った草は背丈が50cmほどに伸びて、隙間の無い草原となっている。各班に分かれて刈り取るのだが、鎌などの道具では時間がかかって非効率だ。
そこで町内では草刈機を用意して早く刈り取る方法を採用しているが、以前は6台あったのに、今日は3台しかなかった。当然作業効率は悪くなり、終わる時間が延びる。
私は長く畑で雑草を刈るため草刈機を買い重宝していたが、今は手放して手元には無い。かといって町内の草刈機を使うのに加齢で操作が自由にできないためにごめんこうむった。
鎌で長い草を刈るが、あまりにも広く作業が複雑なので途中でやめてしまった。刈り取る場所は各班で決めてあるが、他班担当の広場の中心部には広く草が茂っていたが、体力も消耗し、ここらでごめんこうむった。
帰りに出席した証明の○を付けたら、Aさんが話しかけてきた。Aさんは私と同期入社の電力マンで、彼は中卒なので私より2歳年上の84歳だという。
こんな重労働は若い息子に譲りたいが、知らぬ顔をして承諾してくれない。高齢化は加速度をつけて進み、高齢者が目立つ。
この日本は少子高齢化が日ごろの生活にどんな影響与えるか、それはおのずと知ることになろう。
2022/10/16(日)
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■自転車があぶない
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自分の年齢を深く感ずることに、自転車の運転がある。私は車の免許は来年の4月までだが、もうやめて半年ほどが経つ。しかし、交通手段がなければ、生活が成り立たない。
そこで唯一の乗り物が自転車だ。5年前に4万円を出して新車を買い重宝しているが、齢が重なると同時に自転車に乗るのも恐ろしくなってきた。
それは自分の意に反して、まっすぐ漕ぐことができないためである。だから広い歩道を優先して走るが、特に買い物の店までは広い歩道が多い。
まだ金銭の管理は間違わないが、それも時間の問題であろう。今日は自分の買い物をするために2店を自転車で走る。約10kgほどの買い物をして家へ急ぐが、何とか安全に着くことができた。
疲れてへとへとになり、すぐに寝て休む。以前は気にもならなかったが、今は緊張するとすぐに体が疲れて休まざるを得ない常態になる。
この自転車での買い物は、いつまで続けることができるであろうか。最終的には3輪車になると思うが、そこまでして用事を済まそういう気はない。
82年間の人生は写真に没頭し、山野を駆け巡った。今HPに載せているのは新穂高連峰の山並みである。家から車で3時間程度でふもとのケーブルの駅まで到着できるし、そのケーブルに乗れば2000mの山まで運んでくれ、雄大な穂高の山岳を堪能できる。
行ったことのない人は、これから毎日更新する新穂高連峰の山並みをご覧ください。
2022/10/14(金)
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■家内と供に
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軽い認知症のある家内が、胸が苦しくなり悩んでいる。恐らく末梢神経の影響だと思うが、少し遠い総合病院で診察してもらおうという。一人では不安なので私と同伴してほしいのだそうだ。
私も心配になり、約800mほど離れた病院へ歩いて行くことにする。家内の足は速い、背が低く小柄な身体なのに、歩くのが早いのだ。
私は家に引きこもっているので、時々散歩はするが少し距離が遠い。一番の近道を選んで二人で病院に着いた。午後2時からの診察が3時半ころになり、若い女の医師の診察を受ける。
あらかじめ心電図をとっていたので、医師はその記録を見てすぐに納得した。そして「心電図では何も異常はないですよ。心配ないです。治療は必要ありません。」とのことだった。
日ごろ胸が苦しい、痛いと嘆く家内だが、恐らく末梢神経から来た痛みではないだろうか。私も納得し、帰路に着く。本当はタクシーを呼べばよかったが、まだ岐路を歩くのに心配はないだろうとの思いから歩いて帰ってきた。
ここで私が心配するのは家内の物忘れがひどいことだ。必要なときは眼鏡をかけるが、すぐに置き場所を忘れ、探すのは二人かかりとなる。
小さなバックに入れたケータイがないとか、財布が無いなど日常茶飯事で、このままでは益々悪化することであろう。私より3歳下なのに、認知症の進み具合が早い。
晩のおかずは「よしけい」という外注業者にした。昼のおかずは息子が用意してくれる。家内はご飯を仕込むだけ。スイッチは私が入れる。それはタイムスイッチの場合が多いためだ。
人生は長い。80代そこそこではまだまだ元気だし、長生きもできる。家内は重篤な病気を持たないから、まだまだ長生きするであろう。
そのとき、認知症が進み、私が介護をしなければならなくなるであろう。長く連れ添った家内だ。どんな時も供に人生を歩もう。
2022/10/12(水)
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■破滅のカルマ
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今日は大きな事件が2件あった。一つは北朝鮮が未明に2発の弾道ミサイルを放ったことであり、ロシアとクリミア半島を結ぶ橋が爆破され、交通が極端に悪くなった。
橋を壊したのはトラックの荷物が爆発したからだというが、その詳細はまだ分からない。この唯一の橋はロシアに甚大な支障をきたし、ウクライナには取って置きの事故となった。
北朝鮮は一体何を考えているのか。合計24発ものミサイルを日本海に発射し、アメリカや韓国に日本を威嚇している。またロシアは核爆弾の使用を容認しようとしているが、恐るべき策略である。
ここで私は思う。わが師は厳しい仏教の修行によって、人の真理常態を自由に把握され、その能力で破滅のカルマを予言された。それは地球人類を破滅に追い込む核戦争であり、その詳細を本に書かれてきたが、それは二度あることは三度あるといわれるように、3発目の原発が日本に落ちるとの予言である。
それはわが師のように釈迦が説いた直伝の仏教経典(アーガマ)を体得され、その霊視能力によって未来を予言できるほどの霊能力を得られたからでの発言であった。
詳しくは「輪廻する葦」(平河出版)に書かれているが、今やこの国の上空を破滅のカルマが一面に覆い、それは日に日に厚く、濃くなりつつあるという。、
ウクライナではロシアのプーチンや高官の頭には、この原爆投下を容認する発言がある。ウクライナ戦争が艱難極まってどうにもならなとき、それは落ちるであろう。
私は過去にこの広い宇宙には核戦争で廃墟となった星を、幾多の人が拉致され、その星を見せられている現実を書いてきた。
宇宙学を専攻される大谷篤氏はこの宇宙には地球のような不良星界が1150億個、神仏のような人たちの星が750億個もあると自著で話される。
特に北朝鮮は7回目の原爆実験をたくらんでいる。北朝鮮が核爆弾を蓄え、そのときが来れば躊躇なく落とすであろう。
そのときが地球最後の時になるかもしれない。
2022/10/09(日)
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■今月のテーマ
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私は毎月の初めに、今月のテーマとしてHPの写真コーナーに季節の風景を更新している。今月は「錦秋」と題し、4枚の写真を更新した。
いずれも紅葉の写真で、紅葉の名所である岐阜県白川村の天生峠を写したものである。標高1500mの峠へ上がる道では大きな滝があり、周囲の風景とマッチして美しい。
そして全国的な俳誌を主宰される朝妻力氏からいただく俳誌「雲の峰」より、会員が詠まれた俳句の中から写真を説明できる句を選び、横に添えているのである。
写真は4枚で、その美しい風景をご覧あれ。アクセスはこのよもやま話のタイトルをクリックし、私のHPに飛んで写真のコーナーを開いてください。
2022/10/08(土)
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■夕食のおかず外注
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少子高齢化で毎日の食事を用意するのも大変な場合も多い。それは食材をスーパーなどへ買いに行かねばならないからだ。私は長い間、家から500mほど離れた大阪屋へ出かけて調達していたが、車の運転に自信がなくなり、息子が夕飯のおかずを届けてくれる「よしけい」にしたらという。
私も納得し、月曜日から土曜日まで夕食を提供してくれる「よしけい」にお願いすることにした。日曜日は自分で買いに行かねばならないが、それでも買って料理する必要がないので重宝している。
私が毎日の食材を買っていたときは、毎日が同じような完成品で、飽きがきて残したりうまいという言葉が無い。外注は1食あたりの単価は高いが、2食分を注文し、息子が1食、2食目は家内と半分ずつ分けて食べることにした。
食事を作る会社は午後2時半に配達してくれる。その食材は保冷財で作った箱に氷を入れて品ごとに密封してある。すべては料理済みで、受け取ればお湯で温めたり、電子レンジで加熱して解凍して食べる。
たいていは3品で、魚や肉に野菜が多い。そして調理した味はとてもうまい。解凍するだけですぐに食べられるので便利だが、少し高いのが難点だ。
だが、今では高齢化のためか、町内でも多くの人が利用してる。料理はその都度値段がついており、一定ではない。
今や食料品も値上がりし、宅配の品も同じ。だがその便利さにはななわない。栄養にも配慮した品は今後益々増えるであろう。
2022/10/06(木)
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■地役権
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地役権とは如何に! それは家などの自分の財産が他の設備で危険にさらされる場合、対応の処置をする法律である。例えば家の上を送電線が通る場合、送電線に接触しないよう、建物の高さやいろんな制約を設けるものである。
それは3年前に、私の団地を縦断する電力会社との間で送電線との接触を避ける地役権を設定した。家は高さを制限され、高い構造物は設置できない。その補償金として少しお金をいただいたが、ありがたいことであった。
そして同様に田舎の山林でも同じような案件が出てきた。それは杉林である。私の田舎には先祖から引き継いだ数十筆の山林があり、その殆んどに杉が植えてある。父が植えたもので、今は相当の高い杉林になったが、林道がなく切り出せない。
そこで電力会社はこの杉林に地役権を設定し、送電線に接触しそうな木を切る権利を得た。これで場所が違う2回目である。そして私は少額の補償金をいただく。
その手続きでいろんな書類を書くのだが、私の本籍は最初の設定時より違った番地の数字になった。理由はよく分からないが、最後の番地の数字が変わっている。これでは登記できない。そこで今日は地区センターで、その変更理由の証明書をいただいてきた。
田舎を去って早50年以上が過ぎた。父母も亡くなり築90坪の家は解体し、その跡地は誰も買ってくれない。広大なブナ林の山すそで、税金が高いため一度宅地を山林に名義変更する申請をしたが却下された。恐らく永遠にその地はそのまま残るであろう。
このコロナ騒動でお盆の墓参りも3年間中止した。田舎に残した山林や宅地などの財産は何の価値もない。ただ毎年固定資産税だけが請求されるお荷物と化した。
2022/10/04(火)
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■老いの憂鬱
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80代に入り、日常を如何に過ごすかが問題となってきた。私は趣味として写真撮影をしてきたが、それも限界を向かえ中止した。今は過去に写した写真の中から選んで、季節に応じた写真をHPトップや今月のテーマで紹介している。
日常の作業もなく、することがない。そこで近くの運河やスポーツ公園へ出かけて、風景を鑑賞するのみで、暇を如何にして使い、いやしを求めるかが重要となる。
一日をぼさっとして過ごすのは苦痛でしようがない。時々好きだった本を読んでいるが、それもすぐに飽きてしまう。だから取り留めのない過去を思い出し、心が痛むときがある。
そして未来を考えるのだが、それは神仏のみが知る。一日中ぼさっとして過ごすと、いらぬ記憶が浮かび、不安となる。私の持病は「不安神経症」で、何事も心配が先に出て心がパニックに近い状態になる。
今、この地球上で何が起きているか、それは戦争や自然災害の多発であろう。特にロシアとクライナの戦争は終着点が見えない。プーチン大統領は勝手にウクライナの4州を選挙で自国の領土に編入したが、その後始末はこれからだ。各地で小さな紛争があり、それが世界を不安定にさせる。
また自然災害の猛威は無視できない。人の手に負えない自然を如何に制御するか。それは自分達の生活にも大きく関係する案件で、これからが勝負となろう。
最後にロシアが核を使用すると脅している。これが核戦争になれば、地球最後のときが来てもおかしくない。そんなこともあり、私の心はうつ症状がたびたび出るのである。
毎日することのない日々。そのためウツ状態になり寝ることが多い私は、どうすれば楽しく生きてゆけるのであろうか。
2022/10/02(日)
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