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今年もありがとう、さようなら
 今日で今年も終わり、今年は4月から新たな元号で次の時代が始まる。今年は昨日も書いたが、良きことも嫌なことも多かったが、親戚や知人が多く亡くなり、多死社会を思わせる。

 まず家内の姉が87歳で急死した。少し認知症の気配があったが、生活には困らず娘と二人で生活していた。ところが朝起きてこないので様子を見に行くと、苦しそうに大息をしているという。

 すぐに救急車を呼んで病院へ向かうも、車の中で息を引き取った。まさにピンピンコロリの死だった。誰にも迷惑をかけず極自然に急死する。これが理想であるが、この死に方はまれであろう。

 そして年末を向かえ、嫁いだ娘の家の父親が84歳で亡くなった。病弱で家で養生していたが、急に悪化し入院する。そしてほどなく死に至ったもので、安らかな死であったという。

 暮れも押し迫った11月の下旬、大阪の親戚から一枚の喪中ハガキが届く。私と従兄弟の家主が肝臓がんでなくなったという。遠く離れた親戚だから病気で余命がないことや葬儀の案内もなかった。

 まだ69歳の若さだったが、ささやかな家族葬で葬ったという。これでまた親戚との疎遠が増えることであろう。そのほか数人の知人が亡くなり、今までなかった葬儀が増えた一年だった。

 私の親戚は多い。家から出た叔母が2人、90歳の齢で施設にお世話になっているが、母の妹夫婦や従兄弟たちの年齢も80歳を越えた人が多い。

 この日本は多死社会となり、次々と親戚の死が予想される。家内の姉の死を見て私は思う。何と幸せな死であったことであろうか。

 家族に一切迷惑をかけず、短時間で死を迎えることができるのは運である。私は今のところ病気もなく健康で来年は運気も良い年となる。だが油断は禁物、せめて平均寿命を達成し、ピンピンコロリと逝きたいものだ。

 そのための秘策は仏道修行にある。心の安定をきたし、一切の執着を絶って健康でかつ長寿を全うしたいものである。

2018/12/31(月)


平成30年総括
 今年もあと2日、今年は私にとってどんな年だっただろうか。今年を表す漢字が「災」になった。私の一年は「安」としよう。

 今年は冬から秋にかけて寒暖の差が激しく、体調がすぐれない日が多かったが、軽い風邪をひいただけで、元気に暮らせた。しかし、良いこともあれば嫌なことも多かった。

 それは詐欺師の襲来である。今年初めて2度も詐欺に引っかかりそうになった。一つはリフォーム詐欺で、息子の機転で未然に防いだが、外装塗装や水道管の検査など、詐欺業者が多数来て無知な私を惑わせる。

 これらの詐欺グループは人を騙し大金を手に入れようと必死だが、それに乗る高齢者も悲惨だ。やつらは自分のしたことの意味を知らない。

 人には前世があり来世がある。そして今生で多くの学びをするのだが、負のカルマを作り魂の進化を阻害するため、無数の輪廻転生を繰り返し、苦を経験しなければならない。

 私は素直で優しいため詐欺に引っかかりやすい欠点があり、40代ですでに資格商法で詐欺に遭った経験を持つ。それは職場に電話してきたヤツが定年後のために資格を持てという。その名は中小企業診断士だった。

 多忙な職場に電話してきたヤツはどうして私を知ったかわからないが、何度も電話してくるので承諾したのだった。23万円を送って届いたのがわけの分からない録音テープだった。

 その後、私の名は多くの詐欺グループに渡り、何度も誘いの電話を受けることになる。当時はまだ詐欺は珍しく、相当の被害者が出て問題になった。

 そして次に多かったのが、親戚や親しい人との別れであった。この日本は少子高齢化が進み、多死社会となる。

 今年は亡くなった高齢者と生まれた赤子の差が、44万人になったという。日本の人口は加速度をつけて減少する。この激動の平成も来年4月で終わり、次の元号は何になるか知らないが、唯一心配されることは、日本の活力がそがれることであろう。

 そのため政府は外国人の人材を求めるが、この単一民族の日本が他民族国家に変貌する日も近いのではないだろうか。明日は大晦日だ。

 この一年の総括を絞めて新しい年を迎えよう。

2018/12/30(日)


娘に叱られる
 嫁いだ娘が毎週遊びにきて、息子と二人で食事に行く。最近娘が私に苦情を言うようになった。それは父さんはネガテイブだという。どんなことでも否定し、悲観して楽しさがないのだそうだ。

 自分ではそんな気持ちはないが、この齢になるとつい死を考え、今のうちに家族が困らないように準備をしようと思う。俗に言う「終活」である。

 娘はまだ若いから、日常が楽しくてネガティブな思いがしないのであろう。そして私に死ぬまでポジティブな考えを持つようにと忠告する。

 このネガティブな考えは私の持って生まれた性格である。だから現役時代に経験した職場のストレスが原因で不安神経症になり、その後遺症は今も続く。

 この世は不安だらけだ。毎日どこかで悲惨な事件や災害が発生し、その災難は地球規模で起きている。この地球と言う星は悲しみと苦しみの星なのだ。

 ではなぜ人はこのネガティブな星に生まれてきたのであろうか。そのヒントが娘が勧めてくれた一冊の本「高次元シリウスが伝えたい 水晶(珪素)化する地球人の秘密」(ヒカルランド刊)だ。

 著者のドクタードルフィンこと、松久正氏は概略次のように語られる。

 「この地球は傷つく場、泣きたくなる場です。あなたはその地球を選らんでこの世に生まれて来ました。なぜなら、この世はネガティブだからこそ、魂にとっては大きな学びができるのです。

 例えば喜びと楽しみだけしかない星に生まれれば、魂の進化は望めないでしょう。この苦しみがあるから人は努力し、楽しさを求めてがんばるのですと。」

 魂はその進化向上のために、自分に適した星を選ぶ。だから自分がこの地球上に生まれたわけは、魂より早く進化させる絶好の星だからであると。

 年老いてもポジティブな考えでいたいものである。それは苦しみや悲しみを経験することが人生のエンターテイメントだと松久氏が述べられるように、いつかは自分が求める楽で楽しい次元へ到達する過程であると思えば、ポジティブになれる。

 私にはまだ時間があるようだ。このネゲティブな学校である地球で多くを学び、次なる次元への道しるべとしたいものである。

2018/12/29(土)


カルマの法則
 先日も書いたが、私のパソコンに脅しの書き込みが来て消去できない。しかたなく息子に頼んで消してもらうが、修復するにはここをクリックしてほしいとの書き込みである。

 恐らくクリックすれば、セキュリティが盗まれ修復するのに法外な金銭を要求されることであろう。そんな中、今度はメールで脅しが来た。

 あなたのパスワードが盗まれたので、元へ戻すには金銭が必要だとの文面である。息子は相手になるなと忠告するが、なぜ今になってこのような災難に遭わねばならないのであろうか。

 この世はカルマの法則で成り立つ。それは「因果応報」とも「因縁果報」とも呼ばれる。すなわち善因善果、悪因悪果の法則である。私になぜこんな災難がきたのか分からないが、恐らく前世で同じようなことをしていたからであろうか。

 このカルマを切るため、私は仏道修行を真剣に励んでいる。それはすべてのカルマを切り、この苦しみと悲しみの世に輪廻しない究極のカルマからの解脱法である。

 私が信奉する地球・先史文明研究家の浅川嘉富氏の著書「2012年アセンション最後の真実」(学研)にはカルマの解消法を次のように説かれている。

1.相応の報い
  これは「目には目を、歯には歯を」式に、自分が相手に与えた苦痛などを逆の立場で体験することによるカルマの解消法である。

2.償いの法則
  これはマイナスの行為がプラスの行いによって帳消しになるという、償いの法則にのっとった解消法である。

3.大いなる真理への気づき
  魂や宇宙の本質に気づいたときのカルマの解消法で、なぜ自分がそのカルマを負っているのか、なぜ輪廻転生の繰り返しのなかで何度も同じ苦しみに遭遇してしまうのか。

 カルマの法則が存在しているのはなぜであろうか。そういったことを正しく理解して生き方を改めるとき、もはやそのカルマは必要がなくなるというものである。

 カルマの法則は魂の成長のための機会であり、「罪」に対する「罰」だけではないと言われる。だからこそ、魂の成長が成された時点でそれらに関するカルマは解消されるのであり、最も高度なカルマの解消法であると喝破される。

 私も30年以上にわたる仏道修行で、この理論はよく理解できる。だから犯人に対する悪感情は沸いてこないし、哀れに思う。

 人はこの世に生まれ、苦しみと悲しみを味わうが、その根本的な意味をよく理解すべきであろう。

2018/12/28(金)


孤独死
 この日本は少子高齢化が激しく、未来は大変なことになると「孤独死大国予備軍1000万人時代のリアル」の著書を出された、菅野久美子氏が述べられる。

 現在孤独死する人は年間約3万人。その予備軍は14万人である。それは付き合いがほとんどない人が女性で6.6%、男性で17.4%に達するとある。

 その予備軍の割合はゆとり世代66万人、団塊ジュミア105万人、団塊世代33万人、そして75~79歳が36万人で、この4世代で240万人に達するという。

 今でも30~40代の若者が孤独死し、この先信じられないような孤独死が発生しよう。孤独死し発見が遅れた場合は悲惨である。その部屋は死臭で耐え難い状態となり、その処理費も膨大になる。

 孤独死する問題は人との関わりである。大都会のマンションなどに住む人は近所との縁が薄れ、日常の安否は分からない。郵便物の山になれば異常を察知できるが、近隣の人は無関心である。

 私の町内では一人暮らしの人が増え、私の班でも4軒ある。まだ働き盛りの人もいるが、80歳の人もいて施設のお世話になっている。

 こんな人は大丈夫だが、問題はまだ若い50代から60代の人である。小さな班だから近所の付き合いはあるが、それでも全く見ない日が多い。

 一体、この社会はどうなってゆくのであろうか。昔は近所の人との付き合いは親戚以上だった。だから私は畑で採れた野菜を多くの人にあげる。

 それは安否を確認することでもあり、付き合いをしながら余生を楽しむことでもある。孤独死が蔓延するとき、この社会は殺伐とした死の町と変貌しよう。

 その改善策は今のところ、ないのが現実であろうか。

2018/12/27(木)


激動の2018年が去る
 昨日のクリスマスに東京株式市場で、日経平均株価が1000円以上も下落した。それは世界的な傾向で、アメリカ経済の不安や世界経済の行く先不透明が相場を揺さぶっているという。

 私は株には関心がなく今は投資をしていないが、1年3ケ月ぶりに2万円を割り、リーマンショックに継ぐ下落となったことは、投資家にすれば安穏に過ごせまい。

 このように今年は大きな災害や世界各地で騒動が起き、これから起きる大変動に恐れを感じられざるを得ない。この日本も災害が頻発し、地震や台風が襲い、被災された多くの人々が苦しんでいる。

 最近の騒動はポピュリズムの台頭が激しいことだ。すなわちわれ良しの考えが高まり、特にアメリカのトランプ大統領がその見本であろう。

 日夜報じられる事件に不安を感じるが、それは当然の成り行きである。その未来を予言したアメリカ先住民ホピ族の予言がそれを端的に表現している。

 「高い地位の猟師と低い地位の猟師との間に狩りあいが始まるだろう。高い地位にある者たちは暴動やテロリズムを通じて獣のように狩られるであろう。

 指導者たちも報復し、狩りあい合戦が始まる。やがてこの状況は力を増して広く行き渡り、世界中どこであれ統制が効かなくなるであろう。」と。

 その兆候は世界各地で起きている。人々の心が先鋭化し、われ良しに走る民は、愛と平和には関心がない。宇宙の法則は「博愛と調和」である。

 だが人々は富を求め、自分さえ良ければ人はどうでもよい。その典型的な例が日産の元会長だったゴーン氏であろう。2兆円を越える負債を4年間で見事回復させた功績は大きいが、2万人を超える従業員をリストラした罪も大きい。

 おごれるゴーン氏は、その報酬を年20億円以上として不正を働いた。拘束された氏は今、検察から厳しい尋問を受けているが、その行く末は未知数である。

 報酬が我々には考えられない高額だが、世界を見ればまだ高額な経営者も多い。そんな大金を何に使うのか。彼にその報酬の中から少しでも貧しい人々に恵む気持ちがあれば、こんな事件にはなっていなかったであろう。

 地球・先史文明研究家の浅川嘉富氏が述べられるように、今人類に「心の素」が噴出し、正邪の区別が鮮明になり次なる次元へ向かう選別が成される時代になってきたという。

 高度に進化した地球人類の文明はこれで5度目だという。レムリア、ゴンドワナ、ムー、アトランティスなどの文明を経て今、より精神的に高い次元への移行を義務づけられる。

 そのときが今である。来年も今年と同じように、人類に大きな試練が待ち伏せていることであろう。

2018/12/26(水)


サイバー攻撃
 今、車の自動運転が最終段階を迎えた。それは実用化が近いということである。だがここで心配なことがある。それはサイバー攻撃だという。

 自動運転はあらゆる文明の利器であるソフトをそろえ、自由に目的地に至るが、このサイバー攻撃を受けると、安易にソフトを更新し元へ戻すのに法外な金銭を巻き上げられることになる。

 実は今、私は困っている。それはパソコンの画面が突如白一色に変わり、「セキュリティが貧弱なので新しく更新しなさい」、と言う表示が出ることである。

 すぐに更新しないとダメになると、画面をクリックして更新を急がせる。これをクリックしたらどんな被害に遭うか、恐らく自動運転のように復帰するために金銭を要求されるであろう。

 私には処理できないので、すぐに息子を呼んでこの警告を削除してもらう。操作は簡単なようで、画面は初期の段階になるが、また始めればよい。

 すでに私のサイトは犯人に乗っ取られたようだ。このホームページは娘が作成してくれた。何とかこんな迷惑画面が出ないよう、娘に頼んでみよう。

 何ならアドレスを変更してもよい。世の中、詐欺だらけ。今年は何度も詐欺の脅しに会い、引っかかりそうになった。世の中、油断もスキもない殺伐とした社会になってきた。

 仏道修行で思うのはこの犯人の来世である。人を脅し金銭を強奪する。その犯行は現世で償えなくても、来世は悲惨な人生を送るであろう。

 人は魂を清め高めるために、輪廻転生を繰り返す。それを完成するためには限りない年月が必要な人もいよう。この犯人もその一人かもしれない。

 人は何のためにこの世に生まれ、何を学ぶかが生まれた目的である。良い人になるためには悪も経験しなければならないのかもしれないが、人としての生き方を早く学んで欲しいものである。

 この幼稚な地球と言う学校で学ぶ我々は、自ら経験する前に他人の行為から早く学ぶべきであろう。

2018/12/24(月)


赤ちゃんポスト
 自分が育てられない赤子を匿名で預ける「赤ちゃんポスト」。これが今、中国で問題になっていると読売新聞が伝えている。2011年6月に初めて設置された施設に赤ちゃんが殺到し、社会問題となっている。

 中国ではこの赤ちゃんポストが全国で32箇所に広がったが、設置直後から預け入れが殺到し、閉鎖を余儀なくされた施設もあるという。

 預けられる赤ちゃんはその99%が障害者で、預けたあとは生活に心配のない生活を横臥しているという。中国では道徳が荒廃し、利益の追求のみが優先される。

 また入学や就職に際し、障害者の受け入れが拒否されるケースが多く、社会問題になっているというが、自分の子でありながら簡単に捨てる利己主義が大きな問題であろう。

 私はこの記事を読んで思う。この世に偶然はあり得ない。どんな災難や不運が襲おうが、それは必要あってのことである。ではどんな必要であろうか。

 ここで思うのが、ドクタードルフィンこと、松久正氏の著書「高次元シリウスが伝えたい水晶(珪素)化する地球人の秘密」(ヒカルランド刊)の内容である。

 氏は1000万年前から肉体を持たない高次元のシリウスで活動し、今この地球人の医者となって、人間の生きる意味を説かれる。その内容は人の生まれる仕組みや体の構造にも達し、その生まれた意義を詳しく解説される。

 その根幹は魂であり、人体を構成するDNAを自由に変えて魂の進化成長を促す手法である。それは宇宙の叡智を直接人体に取り入れ、また地球の重力エネルギーを緩和して人生を思うように変えるのであると。

 人類は魂を進化成長させるために、あらゆる艱難辛苦を味わう。魂は問題を抱えた人生を好んで選んでくると喝破される。大切なことはすべて、自分が選択したことであり、魂は自分の進化と成長につながることしか選択しないという。

 この地球は傷つく場、裏切られる場、病気で苦しむ場、泣きたくなる場であり、すべては自分があえて選んだ地球の特性だという。

 赤ちゃんポストへ預ける人はよほどの困窮者であり、簡単にはできないことであるが、中国では極当たり前のように捨てられるという。

 その行為は自らに与えられた魂の進化を拒否する行為であり、その罪は来世にまで大きく影響を与えることであろう。

 この地球は貨幣経済で成り立ち、人々は金銭に付きまとわれる。それは悪ではないが、魂を進化向上すれが、この世との縁が切れて新たな次元へ向かう糧になるはずである。

 仏道修行はその目的に向かい、霊性を獲得する修行であり、二度とこの世に輪廻しない究極の次元上昇を願うことを目的とする。

 人は魂の進化を目指さない限り、永遠に輪廻を繰り返し苦楽を味わうことになると断言しよう。

2018/12/22(土)


死後の手続き
 今年は親戚の人が4人も死んで、その死後の手続きを考える。私も老境に入り、いつ死が訪れても不思議ではない。そのとき、残った家族は死後の手続きで苦労するであろう。

 最近、その死後の手続きについていろんな本が出ている。昨日はその死後の手続きについて週刊現代を買い出かける。週刊現代では第三弾として、「死んだら必要な書類36」を特集していた。

 死んだら、いろんな手続きが必要となる。その詳細を知りたいために出かけたのだが、近くの数件のコンビニを回ったが、すべて売り切れていた。

 しかたなく離れた書店へ向かう。週刊誌のコーナーで探すが見当たらない。そこでは高齢の一人が週刊誌を見ていた。そっとのぞくと私が欲しい週刊現代だった。

 それとなくその週刊誌を私にいただけませんかと訊くと、すぐに了解していただき買ってきた。中を読むと最初のコーナーが富山県のグルメ特集で、高岡市や氷見市の名所や食材を美しい写真で紹介している。

 どうもこの写真を求めて多くの人が買ったらしいが、私の目的は死後の手続きだけである。少子高齢化で富山県でも死亡者が1万2千人を越えたのに、生まれた子供は9千人に満たない。

 残された家族に心配をかけないために、死後の手続きや始末を残しておくのも必要な心がけかもしれない。

2018/12/21(金)


お年玉
 今年もお年玉をあげる新年が迫ってきた。そこで遠く離れた大阪に住む次男の子供たちにささやかなお年玉をあげようと思う。長男はめでたく京都大学の法学部に合格し、長女は大阪の大手前高校で学ぶ。

 この二人の子供たちの教育費は莫大なものになるので、わずかなお年玉でも何かの小遣いになろう。小さな出版社「ホノカ社」を経営する夫婦は、出版事業だけでなく、占いなどスピリチュアルなカードを販売し、好調のようだ。

 最近は本離れが激しく、出版業界も縮小の運命にあるが、何とかこの二人の息子や娘に一人前の教育をさせ、社会に役立つ人材に仕上げてほしいものである。

 嫁いだ娘には5人の女の孫がいて、4人は社会人だが、末っ子が今年有名私立高校にトップで入学し、授業料を免除されて今、毎日夜の10時ころまで部屋を借りて勉強しているという。

 それは大学を目指すためであり、親の稼ぎも大変な時を迎えた。私も長男と次男を2年間、東京と京都の私立大学に通学させ、大変な教育費を出してきた。

 今や奨学金をもらって大学を卒業する学生も多い。それらの学生がすべて就職して学費を返済できるかどうか分からない。実は多くの学生が就職に失敗し借りた学費の返済をしないそうである。

 今は人手が足りず学生は引く手あまたであろう。そんな時代でもみんなが満足した就職ができるかどうか分からない。

 二人の将来を思い、わずかなお年玉だが小遣いの足しになれば、それに過ぎる喜びはない。

2018/12/20(木)


ガスボンベ爆発
 札幌市で起きた消臭スプレー缶の爆発は、広大な地域に甚大な被害をもたらし、まるで空爆を受けたような惨状である。幸い死者はでず、42人が負傷した事件は、ごくありふれた災害である。

 このスプレー缶には可燃性のガスが充満され、その圧力で噴射をさせるのだが、問題は使用後の始末である。今回の件は部屋で120本もの新品をガス抜きしていたというから、尋常な作業ではなかった。

 私は時々、卓上コンロを使う。それはどの家庭にもある便利なコンロで、ブタンガスを燃料とする。使いきったボンベは外でガス抜きして廃棄物として出していたが、今はガスを抜かなくても捨てられるように改定された。

 ところが先日以来、コンロに不調が起きて最後まで使いきれずボンベが空にならなくなった。しかたなく新品のコンロを買ってきたが、その取り扱いには慎重を期す。

 今回の事故は被害が甚大で、多くの建物が被災した。発火元の会社では改築するためにボンベを処分するためのガス抜きだったというが、その保障額は甚大なものになろう。

 ガス抜きしない場合は収集車で発火する場合があるそうだが、わが町は分別が行き届き、収集車は専用の車である。

 文明の利器はまず危険を避ける設計が優先されるが、個人に渡ればその使い方はさまざまである。「安全第一」それはすべてに優先される課題である。

 このボンベの発火事件は至るところで起きているようだが、危険物を扱うという心構えが大切であろう。今回の事件で扱いの意識が変わることを願うのみである。

2018/12/19(水)


年賀状
 暮れも迫り、年賀状を書く季節になった。今年は親戚の人が3人も亡くなり、また友人宅でも死亡者がいて賀状の枚数は例年の半分程度になった。

 賀状はパソコンに収めてあるので、年周りを更新すればそれでよい。そして宛名も”筆ぐるめ”のソフトを利用し、あとはプリンターで印刷すればよい。

 だが1年ぶりに操作する賀状は、操作方法を忘れ息子の援助を仰いだ。今年は約50枚程度、年の初めの挨拶で、賀状には添え書きをする。

 それは年に一度も会わず、音信も不通の人も多いからだ。いまひとつ心配なのは従兄弟の安否だ。以前、母が死んだときは連絡しようと電話するが、すでに使われていないと音信があった。

 叔父の子供は5人兄弟姉妹で、長男は40歳そこそこで死亡。その長女が音信不通なのである。一昨年は偶然に田舎の墓地で3女と会い、姉の安否を聞く。

 だが返事は分からないとのことであった。叔父が健在なころ姉夫婦と同居で、田舎を出て町で家を買い反物屋を営んでいたが、その叔父が死んでからどこかへ引越ししたらしい。

 次女の住所は分かるので賀状を出したが、返事は返ってくるであろうか。親戚縁者は多いが、安否の分からない親戚はこの従兄弟だけである。

 賀状には近況を書き添えるが、安否を知るのはこれだけである。この世は加速度をつけて変化する。昔から親しく付き合っていた場合は別だが、疎遠になればその安否もままならない。

 私が死ねばそれらの親戚とは縁がきれよう。今消息不明の人々が格段に増えている。少子高齢化の多死社会はその規模を増して増え、音信不通の寂しい社会が出現しようとしている。

 その中で年賀状は、年に一度の消息を確かめる手段になりそうだ。

2018/12/18(火)


未知の人類
 昨夜のNHKスペシャルは南米アマゾンの深いジャングルに住む、未知の人類についてだった。イゾラドと呼ばれる先住民は一体どんな歴史を持つのであろうか。

 これらの先住民はまだ数多く存在するというが、この部族は二人の大人が救われ、一人は癌で死んだが今は一人が救護所で生活している。

 深いジャングルでの生活は外部と遮断され、この文明社会とは縁のない原始的な生活をしてきた。少数部族で、その実態はまだ明らかではないが、最近ジャングルの奥地まで開発されて、いくつもの部族が発見されている。

 発見された部族のうちでも、この部族は話す言葉の意味が分からないという。ジャングルで生活する彼らも明らかに人間である。そのルーツはいかなるものであったかが私の興味をそそる。

 人の先祖はこの地球外生命体の関与によると信じる私は、それを理解するのは難しい。恐らく人類を創造する過程で、仲間と離れ環境の違う地を選んだものであろうか。

 人は魂の進化を義務付けられている。今はその魂の進化もピークに達し、技術的にも精神的にも大きく進化した。だが隔絶されたジャングルではそれらの進化とは関係ない。

 これも運命であろう。この世には絶滅した生き物は多数にのぼる。それは人間にも当てはまる。アマゾンのジャングルは今、開発が進み広大なジャングルが切り倒され、農地や放牧場となっている。

 これだけの自然を破壊すれば、地球規模で環境に変化を与えよう。地球温暖化の原因はこのジャングルの解発にも大きな影響を残す。

 未知なる人類がどこから来てどこへ行くか。人は猿から進化して人類になったとのダーウィンの説を信じない私は、この先住民のルーツに大きな関心を抱くのである。

2018/12/17(月)


携帯電話の進化
 今日はauの携帯電話を新たなタイプにする手続きをしてきた。今はスマートフォンが当たり前だが、年寄りには必要ない。もう20年前から第三世代(3G)のケータイで暮らしてきたが、今回は第4世代(4G)となり3Gは廃止される。

 その期限は2022年3月までで、それまでにスマホか新たな世代のケータイにする必要があるとの案内を頂いた。私は家内も息子もケータイなので、新たな第4世代のケータイにしようと思う。

 AUの代理店で手続きするが、いろんな付加設備を省略し、通話とメールだけの内容とした。新しい本体は無料で、通話料金も5分以内であれば無料になり、以前より基本料金も300円ほど下がるという。

 もう80歳近くになってケータイなどいらないと思うが、まだ2年半も車を運転するので、それまでは使おうと思う。昨日書いたあおり運転ではないが、走行中で何か緊急の事態になればすぐに警察や消防に連絡できるからである。

 文明の利器は加速度をつけて進む。どれだけ便利な世になるか分からないが、その代償はお金である。わずかな年金で過ごす老人には、いずれケータイは必要ないものとなろう。

 年老いれば家で過ごす時間が増える。私は現役時代から山野を駆け巡り写真を撮ってきた。その写真をホームページとして、インターネットで発信する。

 娘がこの分野に強くHPを開設したものだが、毎日娘に頼みHPのトップの写真を更新している。今は年末なのでイルミネーションが盛んだ。

 老いて写真もあまり撮らなくなったが、過去の写真は数千枚もあるので、載せる写真は余りある。HPの写真のコーナーではトップに「今月のテーマ」として、季節に応じた4枚の写真を載せる。

 話は飛んでしまった。読者の皆様には毎日わが家へお越しいただいて感謝あるのみ。つたない日常の一こまを書く「よもやま話」だが、またのお越しをお待ちしています。

 今夜はこの辺で、おやすみなさい。
 

2018/12/15(土)


あおり運転
 東名高速道路で起きたあおり運転で、加害者に判決が出た。懲役18年の判決は軽いか重いか、判断は分かれる。車と言う身近な乗り物を自由に操り、人に危害を与える行為は今に始まったものではない。

 近年、特にあおり運転が目立つようになり、最近は年に1万800件以上の行為が確認されている。人は感情の動物だ。ほんの少しの行為に激高し、信じられないような事件を起こすことは近年の特徴である。

 それは社会が進化し、かつ技術が高度に発展して生活が便利になる。だがここで問題が起きる。それは人の心の「素」があらわになることである。

 この地球社会は今、混乱の極みにある。それは三毒と言って人間の基本的な因縁、すなわちカルマが噴出して安心して過ごせる社会がなくなる恐怖であろう。

 三毒とは如何に。それは人間が基本的に持つ負の遺産で、むさぼりやおごり、怒りや愚痴の因縁である。だから仏道修行では、まず最初にこの因縁を切ることを必須とするのである。

 この加害者はわずかな行為に腹を立て、相手を威嚇するためにあおり運転を行った。その結果が懲役18年である。まだ若い加害者は青春時代を棒にふった。いや終生、まともな生活はできないであろう。
 
 では亡くなった夫婦の二人の死後はどんなものであろうか。それは突然の死で、自分が死んだことが理解できないで苦しむ霊魂であろう。

 それを救うのが仏陀の成仏法である「解脱成仏供養」法である。苦しんでいる死者の魂に向かい、わが師が焚かれた念力の護摩により死者にその悟りを投げかける。

 それはもう死んだ現実であり、迷わずにしかるべき輪廻のできる霊の世界へ行くようにとの誘いである。

 苦しむ霊は現世で暮らす遺族にも影響を与える。早く助けて欲しいという無念の念である。

 この世は不慮の死を遂げた多くの人で埋まる。それらの人の無念がまた輪廻して新たな不幸をかもし出すのである。

 戦争やテロ、自然災害や人災がその主なものであるが、それらの死者は篤く供養してあげるのが人としての勤めであろう。

2018/12/14(金)


多死社会
 この日本は少子高齢化で多死社会に突入した。新聞の死亡欄は年々人数が増えて、ほぼ毎日100歳以上の死亡者が載っている。

 富山県の人口は40年代のピークから年々減少し、112万人を最高に今年は105万人まで減少したという。それは自然減少であり、特に地方の市町村が激しく、このまま進めば住まいの運営が困難な限界集落が増えるばかりである。

 私もこの秋より3人もの親戚が亡くなった。まず家内の姉が87歳で死亡し、嫁いだ娘の家の父親が84歳で死亡。そして先日は大阪に住む従兄弟が69歳の若さで肝臓がんで亡くなった。

 それに共に学ぶA子さんの母親も死亡したらしい。91歳で入院していたというから本当らしいが、電話しても出てこない。親しいB子さんにメールが入っていたから知ったが、私に連絡しないのはどうしてだろうか。

 A子さんはまだ71歳で一人暮らしだが、戦後の食料難で発育が遅れ、体力がなくその生活が心配される。新聞の死亡欄にも名はなく、母が亡くなれば一人で生きてゆくのも困難になるであろう。

 神奈川県に弟が住んでいると言い、老いたら弟のところで世話になるというが、弟家族とうまく同居できるかが心配である。

 私や家内には多くの親戚がある。その大半は高齢化して次々と死期を迎えることであろう。その葬儀の出費も大変な時代になった。

 今はこの葬儀費用が大変である。だからで簡素な家族葬で済ます家が増えているが、まだ田舎では豪華な葬儀が普通である。

 数年前に亡くなった叔母の葬儀では豪華に飾られた祭壇に驚く。私の家から出た人だとのことで、特別に葬儀の供物やお花を要求され、その金額も10万円近くになった。老後の資金はこの葬儀費用だけでも大変な額となる。私は家内に言う。

 このオレが死んだら家で葬儀をしてくれ。そして坊さんも呼ぶ必要はない。浄土真宗のお坊さんとは関係ないからだ。ほぼ直葬に近い形式で結構だぞ。

 人は葬儀を立派にするから極楽浄土へ行けるのではない。それは残った家族のメンツの問題であり、死後の行く末はその人の現世にある。

 この世で人の死である輪廻転生を何を学び、因縁(カルマ)の解消に向かって善行を積むのが生きる目的であり、来世は二度とこの苦しみと悲しみの世に輪廻しない解脱への道を願うのが仏道修行である。

 死は決して怖いものではない。魂は永遠であり、その魂を清め高めるため輪廻して、苦楽を味わい生きるのが目的と理解しよう。

2018/12/13(木)


マイカー一年点検
 昨年の暮れに愛用のカローラルミオンを手放し、スズキのワゴンRに乗り換えた。もう田舎や遠くに写真を撮りに行くこともなくなったので、中古の軽四にしたものである。

 スズキの軽四は10年落ちで5万kmほど走っていた。車体は黒でワゴンタイプだから背丈が高く、私でも普通車と同じ感覚で運転できた。

 乗り始めて次々と不具合が発覚する。まずタイヤだった。スノータイヤが装着されていて分からなかったが、春になり夏用タイヤに換えようとすると、ゴムにクラックが入り溝の磨耗が激しい。

 しかたなく、新品のタイヤに交換する。そして次は急カーブを曲がる時に異様な音がする。調べてもらうと4駆のジョイント部が磨耗し、そこできしむ音がするのだという。

 部品の取替え費用で5万円ほどかかり、次にまた異音がする。今度はエンジンをかけて暖気運転をするとエンジン部分で異音がする。ギギギと音がして約5秒ほどで止むが、その原因が分からない。

 しかたなくデーラーで見てもらうと、二つあるベルトの磨耗だという。このベルトも取替えることになった。もう異常な部分がないと思い、1年点検に出すも、思わぬ不良部分が見つかった。

 それは前輪を駆動するシャフトのゴムカバーが破れていると言う。そしてグリスが切れてジョイントを取り替えることになった。点検費用だけで済むと思っていたのに、思わぬ多額の出費がかさむ。

 この車は恐らく5年ほど乗り、あとは放置されていたものであろう。高齢化し新車に乗る必要もなく、この中古にしたものだが、運が悪かったとしか思えない。

 免許はあと2年乗れるが、次は更新するかどうかが判断の要となる。車は近くのスーパーへ食料調達程度しか利用しいないので、その判断はもう少し待つことにしよう。

 車は必需品だったが、もうその必要もなくなりつつある。

2018/12/12(水)


喜びと悲しみ
 この世の中は喜びと悲しみで成り立つ。昨夜は京都大学特別教授の本庶佑氏が医学・生理学分野で、ノーベル賞をいただきその表彰式があった。

 2人に1人がなる癌の治療として画期的な業績を上げられた功績を表彰するもので、日本の誇りである。かと言えば東名高速道路であおり運転をして停車、後ろからトラックで追突されて夫婦二人が亡くなった。

 その26歳の男に懲役23年の求刑が出て、裁判で14日に判決が出される。今やあおり運転は常態化し、その恐怖は計り知れない。男はこの事件で青春時代と人生を棒にふった。

 この慶事を祝い、また犯罪を憎む。この世は悲しみと苦しみで成り立つが、たまに見る慶事に喜びを感ずるのがせめての癒しとなる。

 私は家内に冗談を言う。「このおれがノ-ベル賞をもらうほどの男でなくてすまなかったな。世の中に寄与する才能もなく、平凡な暮らししかできないオレをよろしく頼むよ。」

 私も家内も戦中戦後の動乱期を乗り切り、一家を構えて平凡に暮らしてきた。その90年の歳月がよみがえる。毎月の初めに私のHPで、「今月のテーマ」として写真を4枚更新しているが、その中の一枚に自分を総括する短歌を載せた。

 ”道しるべ歩き通して90年 遥かな明かり近くなりけり”

 来年私は79歳となり、すでに老境に入り、いつ不測の事態が来ようと分からない。だが私はまだまだ元気だ。こうして毎日「よもやま話」を書いて自分を奮い立たせる。

 死ぬまで現役! 自分の信条である釈迦の教えとスピリチュアルな面で、世に少しでも貢献できればとの思いが止まない。

2018/12/11(火)


来る年
 もう20日で新しい年が明ける。今年は自分にとって決して良い年ではなかったが、来年の運勢は如何に。

 まず、来年の概要を密教占星術の三元九星から見てみよう。来年は八白土星の年で、定位は「艮宮」である。その象意とは、

 古いものが終焉して、新しいものが発足する変化の年で、変化・改革・変革を意味する。従って思いもよらない「変化・変動」が起きやすいとする。

 また「積み重ねる」という象意もあり、溜まったエネルギーは突然放出されることもある。地震や噴火、風水害にも注意が必要で、今年は各界の不祥事などが表面化し話題となったが、個人においても、昨年表面化したことを真摯に受け止めて、改革を心がけることが肝要だとする。

 過去の主な出来事を記すと、1902年の伊豆鳥島噴火、1911年の浅間山噴火、1929年の駒ケ岳噴火や世界恐慌、1947年の浅間山噴火、1965年のベトナム戦争勃発、1974年のウォーターゲート事件、1983年の三宅島噴火、2001年のアメリカ同時多発テロ、2010年のギリシア破綻と欧州経済危機などがある。

 八白土星は改革の年である。その変動、改革をバランスよくしのがなければ、大きな変動の波に巻き込まれると断言しよう。

 私も79歳になる。今更変動が起きてもなすすべがないが、私は運気が良い年となるので、何とかしのげるであろうか。後は神仏に祈るのみである。

2018/12/10(月)


風邪予防
 嫁いだ娘が来て元気な姿を見せる。先日は風邪をひいた3女を連れてきて、その風邪をまず家内がもらった。次いで私も風邪の症状が出る。

 熱はないが、身体がだるく食欲がない。そしてすごい咳きだ。家内は横になるとすぐに咳き込むので、すわったまま時を過ごす。

 私は娘に聞いて見る。

 「家中が風邪をひいているのに、なぜお前は風邪をひかないのかな?」

 娘は当たり前のように言う。恐らく風邪の菌は身体に十分入っているだろうが、風邪の菌も生き物だ。うまく身体と共生できるよう菌にお願いするのだという。

 決して忌み嫌うのではない。菌も生きてゆかねばならない。ただ自分の身体を痛めないように一緒に住もうと! 

 私は娘の理論を聞いて納得する。普通なら忌み嫌い、すぐに薬を飲んで退治しようと思うであろう。だが菌と仲良くなる。なぜなら菌も生き物であり、意思を持っている。

 だからやさしく共生しようと語りかけると、菌もそれに答えてくれるのだと理解しよう。

 家内はもう10日間も風邪の症状で苦しんでいる。私はたまに咳きがでる程度だったが、今日はすっきりとして回復したようだ。

 この世で生を受けるすべての植物や動物、それに鉱物まで意思を持つという。この地球上の騒動はあらゆる物質や生き物の集合意識で成り立つ。

 すべてが同じ意識になれば天国となるが、そこは反目の別世界だ。だからエネルギーが乱れて、あらゆる苦や悲しみが生ずる。

 この理論は「高次元シリウスが伝えたい水晶(珪素)化する地球人の秘密」ドクター松久正著(ヒカルランド刊)からの引用である。

 氏の著書は我々に生き方の基本を教えていただく。是非読んでいただきたい一冊である。

2018/12/09(日)


ジオエンジニァリング
 初めて聞いたジオエンジニァリングとは如何に? 今、地球温暖化で国際会議が行われているが、北極の氷が毎年少なくなり温暖化が加速する危機にどう対処するかだという。

 北極の氷が減少すると水面が現れ、太陽の光を反射できなくなる。これが海水を温め地球を温暖化する原因になるという。すでに北極圏では温暖化により永久凍土が溶けて沼が多く発生している。

 そこから地下のメタンガスが吹き出て、より早く温暖化を進める。メタンガスは炭酸ガスの十数倍の温暖化効果を持ち、広い範囲でガスが出ればこの地球はもたない。

 そこで出てきた温暖化を減退させる方法がこのジオエンジニァリングだという。それは地球の成層圏20km上空に硫黄の微粒子を撒き、光を反射させる方法で、1~2年で地球の温度が下がるというが、その後の後遺症については議論されていない。

 唯一分かっていることは、降水量が少なくなり旱魃の心配が発生することだという。いずれにしても温暖化を阻止することはたやすいことではない。

 また新たな心配が出てきた。地球・先史文明研究家の浅川嘉富氏のHPによれば、ソーラーフラッシュが地球に破局的な影響を与える危険性があるという。

 ソーラーフラッシュとは太陽フレアーで、太陽の黒点が増えて太陽嵐が襲い、地球の電力や通信などインフラに致命的な影響を及ぼすとある。

 そのさきがけが先日の通信障害であろう。それは単なる技術的なミスであったが、通信が世界的に不通になれば生活の混乱は避けられない。ソーラーフラッシュでは電力設備や通信機器を破壊する最悪の被害を被るのである。

 今は黒点が少なく平穏だが、いずれは極端に増えてその影響により破局的な事態に至ると警告する。しかし、そのときはどうすることもできない。

 その極限はポールシフトと呼ぶ、地球の極移動である。太古の昔から何度も文明を発展させてきた我々は、最後の時を迎えようとしている。

 これは冗談ではない。世には先人の残した未来予言が多く存在し、その行く末を心配した宇宙の同胞たちも、特定の人を誘拐し彼らにその未来予測を伝えることは、この心配をしているからであろう。

 今、地球人類は大きな問題を数多く抱え、それらに振り回されている。この行く先はどうなるであろうか。それはまもなく現実のものになろう。

2018/12/08(土)


従兄弟の死
 大阪の従兄弟の死亡を確認した。それは喪中ハガキが来たもので、享年69歳、肝臓がんで死亡したという。家族葬で11月25日に葬儀を行ったが、年末である今になって知ったものである。

 この従兄弟との関係は私の田舎にさかのぼる。周囲を1500mの山々に囲まれ、その深い渓谷を広大な庄川が流れる。越中五箇山は江戸時代、加賀藩の流刑地として名を成し、明治元年までに約200人の罪人が流された。

 険しい渓谷の両岸には小さな集落が点在し、そこは藤のつるで編んだ縄を張り、篭を引いて川を渡った。すなわち「篭の渡し」である。

 そして重犯罪人はおしまり小屋という独房に閉じ込められ、軽度の罪人は平小屋という多人数が入る牢屋に入った。流刑は元禄3年からで、その間には多くの伝説が生まれた。

 従兄弟の家はその流刑地の一つにあって、今も数件の家が点在している。戦後、従兄弟の父は貧しい田舎暮らしを嫌って全財産を処分し、大阪に出た。

 そして昭和20年代に風呂屋を開業する。手に職のない村人は薪で焚く風呂屋が最適だったのである。そして今、父母も亡くなり、家業をやめ息子は配管工となったが、今度は息子が死んだ。

 突然の喪中ハガキにびっくりするも、電話で状況を聞く。8月に癌がわかり11月に亡くなるとは、発見が遅れたのであろうか。私は何度も大阪に出て、この風呂屋に泊まり親交を暖めたものである。

 この秋から親戚の人が3人も死んだ。いずれも家族葬であり、香典は必要ないのだが、遠く離れた従兄弟でもあり、少しの香典を送ろう。

 9人兄弟だった父の親戚は多い。母の兄弟は3人が都会に出て、田舎には妹夫婦が残る。その妹も80代半ばになり、今は町の施設にお世話になっている。

 このように時代は激変する。田舎の集落は65歳以上が半分を占める限界集落が多くなった。私は就職先を町に求め、今は富山市で安穏な生活を営んでいるが、田舎に残った人たちの不安は大きい。

 医療に介護が十分でない田舎の生活は、今後どのようになるのであろうか。今は合併して南砺市となったが、人口減少で生活の不便さは度を増すであろう。

 超高齢化社会は、こんな山奥の生活から困難が始まる。

2018/12/07(金)


今月のテーマ更新
 今年も早いもので、早12月の初旬となった。毎月の写真更新で、茨木市の朝妻力様から全国的な俳誌「雲の峰」を頂いており、その中から写真を説明できる名句を選ぶのである。

 今月は主題を「夜景」とした。最初はイルミネーションとしたかったが、毎年同じでは面白くなく、今回は夜景を紹介しようと思った次第である。

 更新写真は「今月のテーマ」の4枚で、俳誌の中に今年の出来事を代表する句があった。それはこんな句である。

 ”親しげに 詐欺師の電話 夜の長し” 都賀さくら

 横浜市の都賀さんは、主人が詐欺師と話す会話を聞き、こんな感想を抱かれた。恐らく詐欺師をからかう主人を詠んだ句であろう。

 この世は詐欺師だらけ。いつどこで、どんな詐欺師が声をかけるか分からない。特に息子を騙り、高齢の親に電話をかけて金を無心する犯罪は許せない。

 今年は私もリフォーム詐欺にひっかかりそうになったが、息子の転機で難を免れた。参考にその経緯を書いてみよう。

 あるとき水道の下水管を掃除しないかと業者が尋ねてくる。私は家を新築以来、掃除をしたことがなかったので15000円だと言うのでお願いした。

 約30分ほどで洗浄が終わり、業者はこんなことを言う。時々高圧ノズルの水が台所の排水管のジョイント部分を傷つけるケースがあるので、少し点検させてもらえないかとの言だった。

 私は承諾し、業者はつなぎの服に着替え、縁の下に潜る。しばらくして出てきた業者はこんなことを言う。

 「ジョイント部分は大丈夫でした。しかし家の土台にヒビが入り、地震がくれば折れる可能性があります。それに白アリの巣もあるようで、修理が必要ですね。道具は持っていますので、ついでにヒビを補修してはいかがですか?」

 私は土台に小さなヒビが入っていることは知っていた。こんなことはどこの家にもあるであろう。しかし地震で土台が折れると聞き、補修を決意する。

 契約書にサインをしていると息子が駆け込んできた。それは詐欺だという。下水管の洗浄で関係のない土台を、今すぐ補修するなんて詐欺の手口だという。

 あまりの剣幕に私はもう少し待って欲しいと懇願する。後日返事をすると約束して業者はあきらめて帰って行った。私はすぐにひいきのリフォーム屋に電話し、土台を点検してもらう。

 リフォームの専門家は、全く心配ないと保証してくれた。とにかく判断をする余裕をなくし、すぐに決断させるのが詐欺師の特徴である。

 30数万円を棒にふることなく、貴重な経験をさせていただいた。息子には感謝しよう。このように波乱に満ちた一年が過ぎようとしている。

 いまや人心が乱れ世界中が混沌として、自然災害が拍車をかける。来る新年はどんな年になるか、健康で無難な一年を祈るばかりである。

2018/12/06(木)


強欲ゴーン元会長の末路
 日産の元会長だったカルロス・ゴーン氏が逮捕されて、厳しい取調べが続いている。会長職の年収を過小申告した罪で、その年収総額が明らかとなる。

 就任当初の2009年は18億円、18年3月期では24億円と、気の遠くなるような高額報酬であった。毎年の有価証券報告書ではその半分程度しか申告していなく、残りはまとめて退任時に受け取る予定だったという。

 不記載は制度が始まった10年3月期から直近の18年3月までの9年間で、計95億円にも膨らんでいたという。日産をたった4年で軌跡のV字回復させたゴーン氏は、どれだけの報酬が妥当か私は知らない。

 ただ言えることは日本では絶対にあり得ない金額で、しかも小さく見せようとした魂胆が透けて見える。報酬だけでなく、会社の金を私用に使った件も多くあり、その被害額は相当なものになろう。

 ルノーや三菱と組み、世界第二の生産を達成した功績は大きいが、その功績を金額で表すことは難しい。

 「おごれるもの久しからず!」これは昔からある格言である。それは権力を持った独裁者のおごれる姿を端的に現し、その例は枚挙に暇がない。

 ゴーン氏はアフリカや中東などの難民の姿を見たことがないであろう。今世界には生死をさまよう難民の群れが行き場を失い、悲惨な人生を過ごしている。

 私はこれらの難民だけでなく、貧乏で明日を安心して暮らせる人々が世界で十数億人もいる現実を知り、胸が痛む。当然これらの人々を助ける赤十字などの組織もあるが、現実は援助も微々たるものである。

 ゴーン会長が今、世界でもまれな金銭・名誉・権力を得た人生を送るも、次に待っているのは刑獄の苦しみかもしれない。

 仏道修行ではこの因縁を三毒としてきつく戒める。それはむさぼりとおごり、怒り、愚痴の因縁であり、因果の道理に暗いという心を言う。

 ゴーン会長は今、この人生で思うような人生を送られたことであろう。だが来世は分からない。むしろ、この人生とは反対の極貧を味わうことになるかもしれない。

 人には前世も来世もある。そしてこの苦しみと悲しみの星、地球で多くを学び魂を進化成長させるのである。願わくばこれらの例をわが事として、自分を戒めて魂を成長させよう。

 これが最大の学びであろう。

2018/12/05(水)


あおり運転
 東名高速道路で起きた”あおり運転”で、夫婦二人が死亡した事件の裁判が昨日行われ、この14日には判決が出るという。この事件は”あおり”により車線変更を繰り返し、最後は3車線の追い越し道で停車させられ、後続のトラックに追突されて死亡したもので、停車中の死亡事故がどんな法律に当てはまるかが注目される。

 それにしてもパーキングエリアで出口をふさぐように停車していた車を注意しただけのことで腹を立て、執拗に追い回されて停車を余儀なくされ、後続の車に追突されて死亡した悲惨な事件だった。

 今日のチューリップテレビの”ひるおび”で詳しく放映されていたが、この事件があまりにも悲惨で、法律の裏を書くようで遺族には同情の念を禁じえない。加害者への厳罰を所望する次第である。

 最近特に目立つのが、ささいなことで腹を立て、嫌がらせや暴力を振るう心の「素」があらわになる事件の多発である。社会が進歩し、人々の意識が先鋭化されると、とんでもない事件が起きる。

 昨日も富山市の住宅地で発砲事件があり、私の家から200mも離れていない家の台所に発砲され、窓ガラスが割れて銃弾2発が見つかった。犯人はバイクで逃走したと思われ、市内の小中学校がすべて休校になった。

 さて、私はこの高速道路で停車する危険性をいやほど思い知らされた記憶がよみがえる。それは今から40年ほど前の話で、富山市を出た直後の高速道路で、走行車線に一枚のトタン板が落ちていた。

 私はすぐに避けて通ったが、あとの車の邪魔になると考え、車を路肩に停めてトタン板を取りに戻る。今から考えれば何と危険なことをしたものかと反省するが、当時は今と比べ交通量は少なかった。

 後ろの車を確認し、トタン板を拾う。すぐに板を道路の隅に置いて車に戻る。その間、数台の車が通りすぎて行ったが、無事に除去することができた。

 そして後ろを見ながら車をスタートさせる。車は弟の紹介で買った中古のホンダN360だった。今なら危険運転処置罪で逮捕されよう。

 高速道路ができて間もない道は車も少なく、こんな危険を冒して除去できたが、今は車が多く不可能である。だが道路の落し物は多々ある。

 それは危険なものも多く、パンクなど事故もたまに起きている。日本が高度成長に入り、サラリーマンだった私も車を買うことができた。この50年間、6台の車を乗りつぶし、約70万kmは走ったであろう。

 ホンダの軽四から三菱のミラージュ、そして2400ccのシャリオ・グランデェスと進化し、最後はトヨタのカローラルミオンだった。

 退職してからはあまり車に乗らなくなったので、経費削減のため下取りに出し、中古のスズキのワゴンRにして今がある。

 私の交通違反は3件、それはスピード違反が2件に一方通行違反が1件である。家内と喧嘩して田舎へ帰る道で45kmで捕まり、次は同じ田舎への夜、30km制限を40kmで走り御用となる。すべて今から30年前のことである。

 そしてまた田舎への帰省で林道を走り、落石を踏み車のクランクケースを傷つける。オイルがしたたる中、何とか修理店までたどり着き、難を免れた。

 数々の事故やトラブルを経験し、今は注意力と判断力が減退し、あと2年で免許返上しようとの考えも浮かぶ。だが車がない不便性もよく分かり、今悩んでいる次第である。

2018/12/04(火)


歯が痛い
 高齢化してまた歯が痛くなりだした。現在健全な歯は7本、あと3本がグラグラで、手で引き抜けそうだ。そろそろ限界に達しそうで、歯医者へ行き下歯を2本抜いで入れ歯に継ぎ足そう。

 家内の姉が先月亡くなったが、87歳にしてすべての歯があったという。また家内の3歳上の姉も78歳で歯は完全だという。私の場合は歯槽膿漏で次々抜いで今がある。

 私の田舎では多くの人が歯が抜け、歯茎だけで物を噛んでいた。それは歯医者がいなかったためであり、今は入れ歯が完璧で、食べるのに不自由はない。

 先日の風邪はまだ治らない。しかし今日も大事な行事をキャンセルし安静にしていたため快方に向かい、そろそろ活動できるようになった。

 老化現象は加速度をつけて進む。そんな中、三浦雄一郎さんが、アンデス山脈の最高峰を目指すとテレビが伝えている。何と86歳での挑戦である。

 三浦さんは登山とプロスキーヤーで名を成し、エベレスト登山では70歳、75歳、80歳と、高齢で三度も登頂された。その下山ではスキーで滑降されて、テレビでも放映された。すごいとしか言いようがない。

 歯は健康のバロメーターである。歯が健全でなければ栄養補給がままならず、命にも影響を与えるであろう。しかし、歯が1本もなかった母は97歳の天寿を全うした。

 今の世はあらゆる治療が行き届いている。その一つが胃ロウであるが、胃へ栄養剤を注入するだけで長寿を得られる。人の寿命は何で決まるか。それは誰にも分からない。

 その一つの判定材料が先祖の死因だ。家系には持って生まれた因縁(カルマ)というものがあり、例えば脳障害とか心臓病とか、癌であり、また災害、事故死など不慮の死である。

 私は自分が運命的に持つ因縁を知っている。それはわが師に霊視していただいたものであり、この因縁を切るために釈迦の成仏法を学んでいるのである。

 しかし、このカルマは自分や先祖だけのものではない。それは国土因縁と言って、自分が住む地や国にも大きく関係する。

 この不穏な世の中をいかに生きるか。それは自分だけではどうにもならない因子があることを理解しよう。

2018/12/03(月)


風邪をひいた
 どうも家内の風邪をもらったようだ。数年来風邪とは無縁だったが、今度は本物となる。熱はないが咳きがひどく、たんが出る。インフルエンザの予防接種はしていないし、薬で治さねばならない。

 医者へ行けばお金が高いので、家にある売薬の薬箱を探す。薬は9個も入っていた。風邪は安静が第一。今日は大事な行事に参加する予定だったが、キャンセルした。

 一度風邪をひけばすぐには直らない。高齢化して病気に対する抵抗力が減退するので、ゆっくり身体を休めることにしよう。風邪は万病の元。天気は快晴でやりたいことは多々あるが、家で引きこもり常態となり元気が出ない。

 毎年行ってきた予防接種は数年前からやめにした。菌を弱体化して身体に入れ、免疫力を高める方法は、決して身体に良いものではない。

 それよりも感染したら、より早く対処し、宇宙からのエネルギーや地球のエネルギーを脳の松果体に与え、身体を癒す方法がある。

 私はドクタードルフィンこと松久正氏の著書より、この方法を学び日々実践している。風邪をひいて3日目、鼻汁が固化し、快方への兆しが出てきた。

 万病は宇宙のエネルギーが、身体をスムースに流れないことから発するという。松果体を珪素化して、エネルギーを受け取りやすくする方法が健康への早道だと話される。

 この手法は始めたばかりであり、今後の効果が期待できるのである。

2018/12/02(日)


宇宙人はいるか
 毎週、金曜日の午後9時よりNHKの2チャンネルで、ダイアモンド博士の講座が始まる。今回は人の秘密として、「宇宙人に遭遇するか?」 だった。

 講座は大学生20数人を前に世界最大の天文台での講義で、この広大な宇宙を想像し、学生に語りかける。話は私が予想していた通りだった。それはUFOや宇宙人との遭遇はないとのことだった。

 それは学者の見解である。この地球人の起源や進化、宇宙の構造や仕組みについては赤子のように幼稚な考えである。

 話の全体を総括すると、いくつかの根本的な要素が間違っていることに気づく。その最たるものが、この世は多次元世界であり、目には見えない多くの次元があることを知らない。

 UFOや宇宙人の飛来は、この地球がまだ生命が十分育たないころから来ており、その人間の起源も宇宙人により創造されたことが理解できていない。

 人は猿やチンパンジーから類人猿となり、現代に至るというダーウィンの進化論は大きな間違いで、人類の祖先は宇宙の先輩たちが遺伝子操作で人類を創造したものである。

 その理由は、人と猿をつなぐ進化の途中にある生物の痕跡がないことと、真実を愛し、美に感動し、正義を熱望し、勇気と犠牲的精神を持って行動し、歓喜に身を震わせる必要が猿にはなかったためであると、地球・先史文明研究家の浅川嘉富氏は述べられる。

 そして今から1億8千万年前、地球から15万光年離れた第三銀河のクラリオン星人が、宇宙探査のすえ、地球人類の創造を開始する。

 当時、わが太陽系には二つの太陽があり、その一つが木星で次第に活動が下火になっていた。彼らは生物が芽生え始めた地球に降り立ち、遺伝子操作で水生爬虫類から人間の原型を作りだした。

 それがドラゴン人、爬虫類人とも言う。その後、琴座の一つの星に出現した生命体が、次なる星に活動の範囲を広げ、先遣隊の創造した肉体に魂が宿って誕生したのが今の地球人類の始まりだという。

 この説はイタリア人のマオリッオ・カヴァーロ氏がクラリオン星人にさらわれ、彼らの星に連れてゆかれて人類の起源と未来を語られた事実を本にして発刊されたもので、私の手元には3部作がある。

 今から130年前、死後の世界に関する意識を高め、真実を知らしめるために、霊的世界から直接的な働きかけが始まる。それは第一次世界大戦の始まる60年前で、人類に大量の死者が出ることを知った霊界の存在が、死んだらどこへ行くのか迷って、しかるべく霊的世界へ帰還できない魂が出ることを危惧したためであった。

 それは普通の暮らしをしている人々に、さまざまな霊的現象を起こして、霊媒を通じて霊界との通信が盛んに行われ、霊的世界の存在が認識できるようになった。

 次が第二次スピリチュアル時代で、ある程度の人々が「霊的世界は存在する。死んでも無になるわけではない」と、実感するようになり、臨死体験や死後の世界の実在と輪廻転生の仕組みや意義を教える段階になった。

 そして現在が第三次スピリチュアル時代と呼ばれ、ヘミシンクという技術で体外離脱して霊界の隅々まで探索できる技術が確立され、霊的世界は誰が何のために作ったか? 我々はどこへ行こうとしているのか? が問われることになった。

 私は若いころからこの見えない世界に興味を抱き、多くの本を探して今に至る。その本はすでに50冊を越えているが、人類が進歩し、自らを滅ぼす段階にまで達した今、宇宙の仕組みや運営、そこに住む無数の人々の暮らしを知り、この地球がまだ幼稚な赤子の段階であることを知る。

 この世は多次元世界だ。人々の魂が進化すれば肉体を必要としない。その進化した生命体はこの地球の危機を察し、今多くのUFOや宇宙の同胞たちが地球を訪れ、我々に知恵を授ける。

 だが宇宙の法則として、「人類自らの選択により進化を目指す」ため、彼らは公然として人類の前には現れないのである。

 私も宇宙的魂を持つワンダラーとして、機会あるごとに人類の起源や宇宙に瀰漫する同胞たちの知恵を世に出そうとしてきた。

 それが「人の依って来た道、往く道」の探求である。

2018/12/01(土)

My Diary Version 1.21
Written by 中村邦夫 CGI提供じゃわ