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■水道管の劣化
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最近、全国のインフラが問題になってきた。特に橋と水道である。日本が戦争に敗れ、奇跡の高度成長期に建設された橋は50年近くになり、橋げたにクラックが入り、その膨大な修理費が問題になってきた。
水道も同じ。40年を経過すれば耐用年数が来て、各地で水道管に破裂が起きている。その取替え費用も莫大で、採算の悪化から民営移行する案も検討されている。
ヨーロッパではすでに民営化された国も多く、利益を優先する企業の高い水道代で市民が悲鳴をあげているそうだ。この日本も一部で民間と組む話も出ており、今後が心配である。
さて、この水道管の劣化は行政だけの問題ではない。メーター以後の配管は各自の負担であり、管理も自分で行わねばならない。
私は最近、この水道管の劣化が心配になってきた。それは新築した家がすでに40年近くになり、水道管の劣化で漏水が心配される時期に来たからである。 そんななか、先日玄関のポストの下に一枚のチラシが落ちていた。拾って見てみると、水道管の点検を促すチラシだった。点検費用は1000円で、20分程度で終わるとある。鉄管だと、そのさびを除去するのに1万円弱で済むそうだ。
日ごろ考えていた心配ごとが都合よく知れたことに驚くが、まだ点検してもらおうとは思っていなかった。すると2,3日ほどして、業者の方が来て点検をしないかと聞かれる。
私はタイミングの良い出会いに驚くも、点検方法を聞いて見る。すると業者は散水用の給水栓のバブルから高周波を管の内部に与え、管のさびをはがして台所で受け止めて判断するのだという。
すなわち配管内部の腐食部分のさびを高周波でそぎ落とし、台所の給水栓で受け止めるのである。問題は配管が鉄か塩ビの管かである。
40年前には鉄の管が普通で、今のような樹脂製の管は塩ビしかなかった。そして思い出す。私の心配はかって10数年前、退職と同時に風呂とトイレをリフォームしたときだった。
縁の下を伝う配管が鉄製で、そのジョイント部分から水が滴り落ちていたのが発見される。タイミングよく、リフォームと同時に見つかり破断を免れたが、その記憶があり心配していたのである。
しかし、地下に埋もれた配管は鉄かどうか分からない。新築後に玄関の横に庭を作ったとき、深く掘り下げて水道管を損傷させた記憶もよみがえる。
そのときは塩ビ管だった。だから外回りは鉄ではなくて塩ビだと思うが、今回の検査でそれが分かるであろう。検査は来週の火曜日を予定している。
鉄ではなくて塩ビ管を願っているが、その耐用年月はどれくらいか分からない。今まで家中をリフォームしてきたが、来年は外壁塗装をしなければならない。
戸建ての家を構えても、その維持管理費が膨大になることは覚悟の上だったが、老後資金だけでなく、家の管理費も多く蓄えていなければならない。
以前にも書いたが、リフォーム詐欺に遭わないよう、信用の置ける市内の業者が一番のようだ。
2018/11/30(金)
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■家内の病気
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家内が風邪をひいて咳きが停まらない。座っていれば咳き込むことはないが、横になると途端に咳きが出る。こんなことは初めてで、本人も私も苦しそうな姿に胸が痛む。
ピロリ菌を除去するために強烈な薬を一週間飲んできた家内は体調を崩し、どこかで風邪をもらい咳き込むようになった。最初は大したことはないと軽く考えていたが、食欲がなく身体がふらつく状態では家事もままならない。
おかげで私も家内の指示に従って食事の手伝いをする。毎日医者に通い、ノドを洗浄し風邪の薬を飲むが、医師は良くなったり悪くなったりを繰り返しながら、快方に向かうから辛抱するようにとのことだった。
夫婦二人で助け合うから安心だが、一人暮らしだったらどうするか。私の身近な住宅である人が孤独死した。近所との付き合いがなく、助けを求めることができなかったのである。
老いて一人暮らしの人を監視することができる。それは新聞がポストに溜まっていないかとか、洗濯ものを乾してないとか、窓が開いていないかとか、とにかく日常と違う様子が見られれば、声をかけるシステムである。
ある宗教を熱心に信仰する85歳の老婆が一人暮らしだ。家内がよく誘われるので、いつしか月曜日にその老婆の家を訪問し、手かざしで身体を癒してもらう。
この人は信仰心が厚いため、元気そのものである。毎日遠く離れた教会へ通い信者の世話をしているのだが、信仰心により心の安定を図れて病気などしたことがないという。
どんな宗教でも信仰の厚い人は元気だ。だが突然ガンなど重病を患うこともある。そんなときは真剣に祈るが、叶わぬとこもあるのだ。
私も長い信仰の道を歩み今も元気だが、私の目的は現世での幸せは勿論、来世を自分の思うような人生を得たいからである。
死は必ず訪れる。そのときまで何を学ぶか。私はわが師の教えのみならず、多くの書籍やスピリチュアルな本を集めて人とは何かを知ろうと努力してきた。
今、その結論がようやく分かる時が来たようだ。
2018/11/28(水)
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■異変が続く世の中
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宮崎県高千穂町で起きた住宅の6遺体殺人は、次男が犯人のようだ。その本人も橋から飛び降りて死亡、自殺したようだという。
これに似た事件は前にもあったが、最近はその頻度が増しているように思う。なぜであろうか。それは個人だけでなく、中米のグアテマラやコスタリカなどの国から、祖国に絶望し移民の国、アメリカを目指す難民の群れがメキシコの国境に到着した。
すでにトランプ大統領が宣言したように、一人たりとも入国させないとの発言に軍隊を出してにらみ合いが続いている。これは貧者と富者の大きな争いである。
ここで浮かぶのが地球・先史文明研究家の浅川嘉富氏の著書である。氏は2009年8月に「2012年アセンション最後の真実」(学研)を発刊され、迫り来る地球の異変を克明に綴られた。その中にこんな予言がある。それはアメリカ先住民のホピ族の古代から伝わるもので、次のような文面である。
「高い地位の猟師と低い地位の猟師との間に、狩りあいが始まるだろう。高い地位にいるものたちは、暴動やテロリズムを通して獣のように狩られるであろう。
指導者たちも報復し、狩りあい合戦が始まる。やがてこの状況は力を増して広く行き渡り、世界中どこであれ、統制が効かなくなるだろう。」と。
大国アメリカを指しての予言であるが、すでに貧しい他国からの流入はその予言のさきがけかもしれない。何度も書くようだが、今アセンションに向けて銀河の中心から大量の生命エネルギー粒子が照射され、アセンションへの心の準備が整ってゆくのだが、それと同時に肉体の準備も進み、細胞そのものの振動数が上昇して3次元から高次元へ移行するのだという。
だがここで問題になるのは、まだ遠く準備のできていない者には感情のバランスを崩して極度のうつ状態に陥る人や、人間とは思えない残虐な犯罪行為に走り、照射を受ければ受けるほどその心があらわになって、大量殺人や残虐な行為に走ると述べられる。
この地球は太古の昔から文明が発達し、今の文明は5回目であるという。すなわちゴンドワナ・レムリア・ アトランティス、ムー文明などであり、今ではその痕跡は見られないが、それはポールシフトなど大カタストロフィーによるものであろう。
あなたはこの地球人類の異変を感じられないであろうか。トランプ大統領の出現がその走りであり、人々はわれ良しに走り、いずれは統制の効かない事態になる予感がする。
それはすべて人類の「心の素」が明らかになるときである。この世が大変革をするとき、すでに私はいないかもしれない。だがこれは多数のワンダラーやメークイーンと呼ばれる宇宙意識を持った人々が、魂の進化を促すために活躍するときである。
今、世界中の人々が、人類の言動や行動を注視せざるを得なくなった。
「追記」 今、地球・先史文明研究家の浅川嘉富氏のサイトを見ていたら、この地球が終末に近い記事が載っていた。読者におかれてはすぐに浅川氏のHPに飛び、真相レポートの「近づくソーラーフラッシュ」を読んでいただこう。
2018/11/27(火)
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■風邪が怖い
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家内が風邪をひいて苦しそうだ。土曜日から咳きが出て、夜中も咳き込む。医者へ行ったらと言うが、様子を見ることにしたのだが、日曜日は体力が消耗し、めまいもするという。
我慢しきれず今日は朝早く近くの医院へ行く。家内の診察が長く、出てくるとなぜ早く来なかったと叱られたという。インフルエンザのワクチン注射もしていないし、重症だという。
しばらく養生するため、食事の準備もままならない。私に手伝ってくれというが家事一切をしたことがなく、包丁の切り方さえ分からない。
二人とも80歳近くなり、いつ不測の事態がくるか分からない。家内が早く死ねば、私が家事一切をしなければならないが、そのときはそのときで、どうにかなるであろう。
最近は一人暮らしの人が増えて、宅配弁当で済ます人が多くなった。またスーパーでの買い物で、老人がリックを担いで帰る姿を多々見ることになる。
夫婦二人ではいつかは一人になる。専業主婦として過ごしてきた家内の年金は少なく、私が先に死ねば私の分を加算されても経済的に困窮するであろう。
超高齢化時代をいかに過ごすか。片方が病気になれば、医者への行き来も大変である。近くの共済病院では、老人の要求に合わせて車を出してくれるところもあるが、これからは元気な退職者が年寄りを助ける番だ。
退職して元気な老人が、切れた蛍光灯の取替えや庭の草むしりなどの雑用を、低価格で提供してくれる”タスケットクラブ”が老人の要望を満たしてくれる。
今流行りの人生100年時代をどう過ごすか、それは病気が一番の大敵であろう。
2018/11/26(月)
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■80億円の行方
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ゴーン会長は就任以来、報酬の水増しで80億円を越える所得を隠してこられた。この膨大な金銭は一体、何に使われたのであろうか。預金か、不動産の購入か、豪遊か、そのお金の行く末が今後明らかになるであろうが、私には関係ない。
ゴーン会長は卓越した企業指導者であったが、そのため金銭・名誉・権力の奴隷となって失脚した。私は3夜に渡って人が持つ因縁(カルマ)について記してきたが、ここらで筆を置こう。
ただ一つだけは言いたい。それはフランス系オーストラリ人のミシェル・デマルケ氏の体験である。氏は地球から15万光年離れた第三銀河のティアウーバ星人に誘拐され、彼らの星に肉体を持って連れてゆかれた。
その道中で見たもの、また彼らの星での経験などすべての体験を「超巨大・宇宙文明の真相」(徳間書店)と題して世に出された。氏の体験はテレビなどで大きな反響を呼び、著書も数カ国語に翻訳されて、私の手元にもある。
第二次世界大戦が始まる数十年前より、この地球の崩壊を危惧した宇宙の同胞たちが我々に接触し、地球人の過ちについて語りだした。
しかし、宇宙の法則として公然と前面に現れることができないため、多くの人が間接的な方法によって、宇宙の真実を知らしめている事実がある。それはわが太陽系にもいて、肉体を持たない霊体であることが多いという。
ティアウーバ星人は、この宇宙に無数に存在する知的人類の一つで、太古の時代から地球に関わり、その進化度も最高のカテゴリー9だという。だがわが地球人はまだ幼稚な段階で、幼稚園程度のカテゴリー1程度であると彼らは言う。
進化した星の住人は精神面で高度に発達し、もはや同レベルの者しか存在できない。それに比べわが地球ではまだ初期段階であり、種々雑多な人類が住み、お互いにあらゆる経験を積む学校である。
この学校で学び、精神的な面でも進化を目指すのだが、残念ながら科学や技術に偏り、核兵器の開発によって自らを滅ぼす現在を危惧して、宇宙の同胞たちが地球人に警告するのである。
この世は多次元世界だ。科学や技術が発達すれば、それに伴い精神文明も発達せねばならないのに、「破滅のカルマ」は日々に濃くなる。
わが師はたぐいまれな霊視能力により、人類の未来を予言された。それは核戦争の危機である。だからその「破滅のカルマ」を切るべき、仏陀の成仏法を世に出されたのである。
今や核兵器を持つ国は9カ国となり、いつ戦争が勃発しても不思議ではない。ゴーン会長は自らの因縁により、この物質文明の愚かさを証明された。
今の物質文明から精神文明へ移行しない限り、人類の未来はないと断言しよう。
2018/11/24(土)
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■聖者を目指せ!
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昨日は人間が持つ「業」(カルマ)について記した。ではこのカルマは一体、どうして形成されたものであろうか。魂の成長にはカルマの法側が大原則である。
すなわち、因・縁・果・報となり、因によって縁が生じ、その結果が出て周囲に影響を与えるのである。その因とはどうして生じるのか?
それは人間の心が決める。秘密経典「大日経」住心品には、人の心を60通りに分析し、その心の悪の部分を切らない限り、災いの元となると説く。
そしてこの因を総て切った時、それは無我の境地「空」となり、この世に生を受けない輪廻の輪が切れて仏界に至るとする。その聖者への道は4段階に分かれるが、簡単に解くと、
第一段階 シュダオン(清められた聖者で、7回の輪廻で仏界へ至る。)
第二段階 シダゴン (高められた聖者で、3回の輪廻で仏界へ至る。)
第三段階 アナゴン (すでに因縁が切れて輪廻の輪が切れた聖者)
第四段階 アルハット(すなわち仏陀であり、人々の救済に当たる)
仏道修行はこの因縁を切り聖者となって、もはや輪廻の必要のなくなった魂を持つ存在を目指すものであり、肉体を持って学ぶ必要もなくなる。
まず修行者は第一段階のシュダオンを目指すが、その基本となるのが「三毒」と称する心の因縁を切ることである。その三毒とは、
1.貧心(とんしん) むさぼり、貪欲で、これでよいと満足できない心
2.瞋心(しんしん) 怒り、世の中を一切打ち破る根本悪。
3.癡心(ちしん) ものの道理が分からない、バカ、愚かな心。
以上が基本的な煩悩であり、この心を切らねば聖者への道は叶わない。だから私は毎日、朝仏壇の前に座り、お経をあげる。その教本である「仏舎利宝珠尊和讃」に、懺悔門がある。
「我れ無始の過去より今日に至るまで、諸有の中に輪廻して、身口意の三業広く諸諸の悪業を造る。すべてむさぼり、おごり、怒り、愚痴の因縁による。今日誠心を以て深く懺悔し奉る。・・・」
すなわち、今日一日、この三毒を出さないように努力しますと仏に誓うのである。その連続がいつの間にか、私を変身させてくれる。
いつの日か、私はシュダオンの聖者の仲間入りができないだろうかと!
2018/11/23(金)
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■貧しき者に食を乞うA
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日産のゴーン会長の捜査が進み、おおよその犯行が分かってきた。それは代表取締役のケリー容疑者と組んだむさぼりで、今、フランスのルノー社との関係が取りざたされている。
私はこの日記を「貧しき者に食を乞う」と題して、人類が持つカルマである「むさぼり」の心を分析しよう。そしてその悪業から何が見え、どう償うかも書いてみよう。
その根幹はわが師の著書からの引用であるが、2500年前の釈迦の説法がその見本となろう。わが師は人はどんな因縁(カルマ)を持つかとして次の逸話を掲載しておられる。
あるとき、釈迦は数人の弟子たちを連れて托鉢に出かけられた。しばらく行くと道が二つに分かれている。釈迦は右の方に足を向けられた。すると一人の弟子が問いかける。
「師よ、道をお間違えになったのではないでしょうか? この道は貧しき者のみが住むので有名な村に向かいます。最近の飢饉で飢え死にする者さえ出ているようです。
それに反し、左の道は大地主や大商人が住む富める村です。師のおいでをお待ちしているものが沢山います。師よ、道をお間違えになったのではないでしょうか?」
それに対し釈迦はこのように言われた。
「道を間違えたのではない。この道が貧しい者たちが住む村に通じることはよく知っている。布施の行は貧しい者ほどしなければならないのだ。彼らが飢え死にするほど貧しいのはなぜか? それは前世においてむさぼりの心が強く、人に施しすることを全く知らなかったからである。
いま、現世にその報いを受けているのである。その飢え死にするほど貧しいなかから、例え一粒の米・麦でも聖者に布施し、供養するならば、その功徳によって、彼らは必ず今の境涯から救われるのだ。彼らに利他の心を起こさせるために、私は行かねばならぬ。」と。
飢え死にするほど貧しい村に入って食を乞う。これはまさに逆のように思われるが、自分だったら何か食べ物を持って行ってやるであろう。だが釈迦はそこへ行って托鉢するのである。
食なき者に食を乞うのだ。俗に「首つりの足を引っ張る」ようなものであるが、釈迦は断言された。それは釈迦のように人の十生、二十生にわたる前世の業(カルマ)を視た大霊覚者でなければ言えない言葉である。
釈迦は数人の弟子たちと共に、十数日にわたってその村に滞在し、一日に一椀、五・六粒の麦を浮かべたカユをすすり、法を説かれた。のちに村の者全員が帰依し、みんながニルバーナ(カルマの消滅)に至ったと、阿含経に記されている。
人には前世や来世がある。それはこの世で多くの学びをして魂を進化・向上させ、二度とこの苦しみと悲しみの世に輪廻しない、究極の悟りを得るためである。
ゴーン会長は今、その逆の心で不徳を積まれた。その結果は現世で刑獄の苦を受け、来世は極貧の経験をされるかもしれない。
残念なのは、この世に生きる真の目的が分からず、自分の私服を肥やすのみの人生を送られたことである。釈迦は人がこの世で魂を清め進化させる総ての法を残された。
私も釈迦の悟りをわが師から賜り、心の因縁を切って来世はより進化した魂を得られるよう、日夜修行に励んでいるのである。
2018/11/22(木)
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■貧しき者に食を乞う@
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日産ゴーン会長の不正記事が世界を覆った。最高責任者として君臨し、自由に振舞った心の「素」が出た事件となった。今日はその人間としての本質を語ろう。
私はまだ小学校の時から満天の夜空を眺め、きらめく無数の星を見て空想してきた。あの美しい星には人は住んでいるだろうかと。
それは小学校5年で吃音(どもり)となり、友達と自由に話せない苦しみを味わってきたからで、クラスにどもる人がいて、その真似をしていたら自分もどもりになってしまったものである。
この吃音は30代まで続いた。そして私はこの苦しみの中から人生を深く洞察することになる。その根幹は、なぜ自分がこんな苦を受けなければならなくなったのかという疑問であった。
以来、私はあらゆる本をあさり、この問題のヒントになる記事をを探してきた。そしてスピリチュアルな本をあつめ、最後はわが師の本に辿りつき、師事することになる。その目的は「人の依って来た道、往く道」の探求であった。
これらの本により、私が得た知識はおおよそ次のようなものである。それは人とは魂が本体であり、身体は魂を入れる仮のものであるということである。
ではなぜ人はこの世に生まれてくるのか、その目的は何かの問題である。この広大な宇宙や人類は創造神により創造された。創造神はどんな目的を持ってこの宇宙や人類を創造されたのであろうか。
この世は多次元世界で、目には見えない多くの世界が存在する。そしてこの広大な宇宙には多くの知的生命体が住み、日夜魂の進化を目指している。
宇宙学を専攻される大谷篤氏は、この宇宙には地球のような不良星が1150億個、優良星が750億個もあると喝破されるが、その根拠は分からない。ただ言えることはどんな星に人が住もうが、その目的は一つ。それは物質文明から精神文明への進化を目指し、最後は創造主の身元へ還ることである。
創造主は人類の霊的進化を望まれる。それは物質文明は人を堕落させ、滅亡させる愚を犯すからである。この物質文明からの脱却こそがこの星で生きる目的なのである。
まだ幼稚な地球人類は、その精神文明をまだよく理解できない。だから何度も輪廻してあらゆる体験をしながら、魂の進化、向上を目指すのである。
その進化の段階では因果応報、すなわちカルマの法則が適用される。善因善果・悪因悪果の因果の法は、魂を進化させる最善の法則であり、決して避けられない普遍の法である。
これらの理論については多くの本が出ているが、一番わかりやすいのは浅川嘉富氏の「2012年アセンション最後の真実」(学研)であろう。
今、この地球人類は科学や技術が高度に進歩し、核兵器の開発により存亡の危機にある。そのため、滅亡を危惧した宇宙の先輩たちが多くの選ばれた地球人を拉致し、その愚を諭しているのである。
私の手元には十数冊の本があるが、俗にワンダラーとかウォークインと呼ばれる宇宙意識を持った人により、地球人に警告を発しているのはご存知のことと思う。
では我々は今後、どんな心と生活をすればよいのであろうか。その一つが仏道修行である。この世は先人たちにより、生きる目的と真実を与えられた。それが宗教となり、多くの人たちが信仰しているが、残念ながら長い歴史の上で、法を説いた先人の教えは改ざんされ、その本質は間違った教義となり今がある。
仏教も同じ。その意見の違いから多くの宗派に分裂してお経を作り、真の教えは抹殺されてしまった。そして新しい真の釈迦の教えを世に出されたのがわが師であった。
それでは明日はわが師の著書より、ゴーン氏に関する真実の教えを記すことにしよう。
2018/11/21(水)
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■強欲の末路
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衝撃的なニュースが入ってきた。日産自動車のゴーン会長が巨額の報酬をもらいながら過小申告してごまかしたり、会社の公金を利用して世界各地に豪邸を作るなど、その金銭感覚が麻痺した愚行が露呈した事件だった。
有価証券報告書の改ざんで逮捕された会長は、1兆3千億円もの負債を4年間で帳消しにしたり、従業員を2万1千人も削減して経営を立て直し、その手腕は高く評価されていた。
だが、その手腕の陰には金銭感覚が麻痺し、私も以前に聞いた話は報酬が10億円もの大金だと知ったが、まさかその倍の20億円もの報酬だったとは、庶民の感覚を超えた強欲であり、人として尊敬できるしろものではない。
ゴーン会長は確かにたぐいまれな経営の手腕をお持ちだったが、残念ながら人としての正義をお持ちではなかったようだ。この世は貧富の差が大きく、能力に応じた報酬を受けることは間違いではないが、心ある人はその報酬のほんのわずかでも社会に貢献しようとされるはずである。
ゴーン会長は、アフリカの貧民や中東、中米の難民の苦しみを知っておられるであろうか。世界には明日食べる食料もなく、餓死する人も多い。また未来に希望を抱けず、自ら命を絶つ人も多い。
私はこのゴーン会長の逮捕を知り、ある話を思い出した。それは人間が生まれながらに持つ「業」すなわちカルマである。人は何の目的でこの世に生を受けたのであろうか。
明日はこのゴーン会長事件を契機に、人間の因縁(カルマ)と生きる目的をわが師の著書や法話から紐解いてみよう。
2018/11/20(火)
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■人生100年時代をどう過ごすかA
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昨夜と二夜連続して放映された人生の終焉を迎える番組は、多くの教訓を与えてくれた。苦労して過ごしてきた人生の終わりをいかに過ごすか。
人は生まれたら必ず死ねねばならない。それはこの世であらゆる体験をして学び、その総括が死である。そしてまだ学び足りない事柄を再び輪廻して学び直すのである。
長寿を全うしてピンピンコロリと死ぬのが理想だが、現実はそれほど甘くない。身体が衰え、病気や怪我、認知症などで人の世話にならなければ生きてゆけない。
重篤な病気になり、救急車で病院に運ばれてどんな治療を受けるか。それは延命治療であり、意識が戻らず死ぬまで長い間病院の世話になるケースが多い。
命の終わり方の選択をしなければならない。それは延命治療を続けるか否かの選択であろう。どのような最後を迎えたいかは、「事前指示書」なるもので、患者や家族が決める。
だが意識が戻らない時は、その決断は家族に引き継がれる。その方法がACPと称する医師と家族の相談するシステムである。
私は救急病院に搬送され回復の期待がないときは、延命治療をしないで欲しいと思っている。それは死ぬ時期が来たのであり、運命である。
家内も番組を見ながら同じことを言った。だが家族がかたくなに拒否する場合もあり、意識のない長い闘病生活が始まる場合もあるという。
私は自分の死生観を確立している。それはこの日記で常に書くように、人は魂が本体であり、肉体は仮に宿る入れ物に過ぎないからだ。
だから延命し学びを得られない状態になれば、速やかに死を選択し、再度肉体を持ってまた新たな学びを始めたい。しかし、ここで問題がある。
それは二度とこの苦しみと悲しみの星、地球に輪廻しないことだ。そのためには因縁(カルマ)を切り、神仏のような清らかな次元を目指さねばならない。
私の目的は自分の悪因縁、すなわちカルマを切り次元をあげ、例えばプレアデス星のような高次元の星を目指すことだ。そのために私はわが師に師事し、仏陀が残した成仏する法すなわち「成仏法」を学び、カルマの断絶を目指しているのである。
死は怖くない。釈迦は死を喜んで迎えられた。それは次なる生がより進化した魂となり、輪廻の輪が切れて仏界という次元に到達できることを知っておられたからである。
私は平均寿命まであと3年、ピンピンコロリを目指してがんばろう。
2018/11/19(月)
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■人生100年時代をどう過ごすか
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昨夜のNHKスペシャル「人生100年時代をどう生きるか」は衝撃的だった。ご覧になった方も多いと思うが、世界に冠たる長寿国となり、老後の過ごし方が問題となる。
老いればまず認知症や徘徊の心配だ。健康でピンピンコロリと死ぬ人もいるが、長い人生は人の世話にならなければ生きてゆけない。
その終の住処が問題となるのである。現代は子供がいても親と同居する例はまれである。生家を離れ家を建てて住むケースが多く、親の老後の世話をできない。
私の父が67歳で脳溢血で死亡し、母が田舎で一人暮らしを始めた。田舎は合掌造りで世界遺産となった越中五箇山である。我が家も合掌作りだったが、私が中学3年生のときに解体処分し、普通の家に立替えた。
父が亡くなり20年、その母も狭心症を発症し、やむなく私は母を引き取る。私は遠く離れた富山市に住居を構えていたから、母を迎える準備も怠りなかった。
母が見知らぬ土地に来て数年経つと認知症の気配がする。私は単身赴任で遠くに勤めていたから分からなかったが、家内との二人暮らしでストレスが溜まっていたものであろう。
ついに母は認知症となり、デイサービスを利用することになるが、症状は次第に進んで老人保健施設に入所することになった。当時は約3ケ月から6ケ月で施設を替わり、ついに終生まで住める特養ホームが見つかる。
そして通算23年の施設での生活を終え、97歳の天寿を全うした。今から7年前のことである。当時はまだ認知症患者も少なく、施設への入居は比較的簡単にできた。
だが今は違う。あまりにも患者が多く、安い特養ホームは富山市でも500人待ちという。母をあまり苦労もなく看取ったが、今度は私や家内の番だ。
NHKの報道では施設の経営が難しく、入居者を選ぶ必要があると言う。だから簡単に終の住処が得られない現状で、あぶれた希望者の悩みは深い。
さて、2ケ月前に87歳の家内の姉が心不全で亡くなった。すこし認知症の気配があったが、異常を感じた娘が救急車で運ぶ車内で息絶えたものであった。
日常生活では支障なく、アッ!と言う間に亡くなる、いわゆるピンピンコロリだった。誠に素晴らしい往生でうらやましくなる。
この超高齢化社会では認知症が一番怖い。徘徊や幻覚でうろつき、屋外で死ぬ人も多い。その予防策はないものであろうか。
私はピンピンコロリを目指し、毎日瞑想を欠かさない。わが師がそうであったように、修行中に眠るように息を引き取る。それは心身が熟達し、極自然な心の平安がもたらす奇跡であろう。
自分がどんな人生を終えるか、それは強く自分で意識しながら、神仏に願うことも有効かも知れない。
2018/11/18(日)
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■一通の手紙
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今日、一通の手紙が届いた。送り主は私がご縁のある全国的な俳誌「雲の峰」の会員で、文面に喜びの言葉があった。
私は毎月、自分のホームページで、写真のコーナーの最初に「今月のテーマ」として4枚の写真を更新している。それは季節を証明するためで、その写真に俳誌から選んだ会員の俳句を添えているのである。
頂いた小島様は、長い闘病生活から脱し元気になられたそうで、お礼の手紙だった。私が小島様の句を紹介したのが5月だから、本当に長い入院だったのであろう。その句とは、
”のどけしや 山野明るき 色を成し” である。
私はこの句に、わがふるさとの裏山のブナ林の写真を載せた。小島さまも山がお好きなようで、闘病生活で大いに癒されたと話される。
私はこのお便りを頂き、感謝の念が沸いてきた。つたない一枚の写真が小島様を癒すことができて、その喜びは私も共感できる。
このように俳誌の会員様から頂いたお便りは数十通に達するが、私も短歌が好きで、掲載している約300枚の写真には総て短歌や俳句を添えている。
それはエッセイでも書いたように、写真を写した感想や説明をしようと思ったからである。本当は説明なんか要らないはずだが、そこは素人の私で、好きな短歌と共存しようと思った次第である。
この俳誌を主宰される朝妻力様には大変お世話になっている。私も老境に入り、更新する写真は過去のものが多いが、それでもこのように喜んでいただけることに感謝あるのみ。
早速、頂いたお礼に紅葉のカエデをハガキにプリントし、送ってあげた。少しでも喜んでいただいたことに、望外の喜びを感ずるのである。
小島様、ありがとうございました。
2018/11/17(土)
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■魂の成長に欠かせない苦
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今日は朝早くにA子さんの自宅を訪問し、おおせつかった品を遠くに届けてあげたい。A子さんは病弱で外出もままならないため、私が代わって用事を引き受けてあげる。
A子さんは今、大きな悩みを抱えている。それは弟がまともな生活ができず、しかもフイリッピンの女にほれて財産をとことんとられてしまった。
そして昨日は弟が脳梗塞で緊急入院したという。今まであらゆる世話をしてきたが、これで限界だと悩んでいる。しかし、喜ばしいこともある。
それは長男が経営の才覚があり、小さな電気工事会社を立ち上げ、それが当たり事務所の土地を買い建物を新築した。幼いときに夫を交通事故で亡くし、苦労して育ててきた息子が安定した仕事ができて幸せだという。
だが同居している息子の妻と仲が悪く、毎日が針のむしろだと嘆く。自身も病弱で脳梗塞の後遺症から毎日病院通いでもある。
このように人生は苦楽が同居し、心の休まるときがないのは多くの人が経験していることであろう。新聞の相談コーナーでは毎日、いろんな悩みを読むことになる。
それは私も同じだ。自分の悩みは少ないが、家族に気になることがあり、それが悩みの元を作る。しかし、この悩みがあるため自分は成長できる。
娘が紹介してくれた一冊の本が私を勇気づける。その本とはドクタードルフィンと称する松久正氏の本で、「高次元シリウスが伝えたい水晶(珪素)化する地球人の秘密」(ヒカルランド)だ。
氏はこのように話される。「病気と困難は魂のエンターテイメントであり、魂が自分を進化・成長させるために選択した題材である」と喝破される。
この地球社会では病気と困難はネガティブなもので、ないほうがいいもの、あってはいけないものという常識と固定観念で成り立っており、いつももがいている。
しかし、この固定観念を覆し、魂の本質を考えれば、この苦しさはどう展開していくのだろうか、自分をどう変えてくれるのだろうかという感覚を持てば、これがエンターテイメントだという。
大切なことは総て自分が選択したことであり、魂は自分の進化と成長につながることしか選択しない。
あなたが幸せになりたいなら、不幸を味わうことも必要です。不幸と知っているから幸せと分かる。つまり、ネゲティブな経験ほど、自分が幸せに向かう良い材料だということですと。
あなたはこの理論が理解できるであろうか。私は長い仏道修行のうえで、この理論がよく理解できるのである。
不幸に立ち向かう勇気こそ、必ず魂の進化と成長につながり、自分を幸せに導いてくれるのである。
2018/11/16(金)
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■Tさんとの昔話し
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今日は朝から快晴、11月半ばとなり、雪囲いが盛んに行われている。私も庭の松を剪定し、あとはムクゲや椿などの庭木を雪から守る作業をしよう。
隣のTさんが雪吊り作業をしている。いつもこの時期、長いキャタツを借りて剪定や雪囲いをするのだが、親しい仲なので尋ねてみた。 話は最近の社会事情から始まり、自分たちが高度成長時代を過ごした時代を振り返り話が弾む。Tさんの最初の話題は地震だった。
最近日本の各地で小さな地震が起きている。大きな地震は熊本や北部大阪に北海道の苫東厚真などで、毎日のように起きるのが千葉や北海道である。
この富山県は地震災害が少ない県であるが、それでも呉羽山断層が動けばM7程度の地震が起きるであろう。その確率は30年で5%程度だが油断は禁物だ。
私が住む団地は昭和55年から56年に立てられた家が多く、耐震設計が成されていない。私の住まいも56年の7月だから、丁度耐震基準が確立された時期であるが、家の中身は知らない。
そしてTさんはこんなことを言う。こんな時世だと2020年の東京オリンピックができるであろうかと。それについては私もいやな予感がする。
今や天災が世界各地に及び、テロや内戦などの人災も世界に広がる。そんななか、日本も北海道の地震や台風、冬の大寒波から夏の酷暑など災害や気候の変動なども多かったが、比較的安全に過ごせた。
しかし、少子高齢化で人手が足りず、外国からの手助けが議論されている現状から、未来は誰にも分からない。そして話は我々が過ごした高度成長時代になった。
私が電力会社へ入社したのが昭和33年で、初任給が8700円だった。そして朝鮮戦争を契機に日本に高度成長の波が訪れる。それは驚くような話で、昇給が毎年万単位であがり、生活も裕福な時代となる。
勤め始めて45年、退職が平成12年だったが、忙しくて休む暇もないように働いてきた。だが今のように過労死と言う言葉を聞いたことがなかった。
それは労働者が十分に確保できたからであろう。今や少子化で働き手が少なく、過労で倒れる人も多い。Tさんも近未来を憂える一人である。
この日本が衰退し、労働者を外国人に占領されるとき、世界はどんな様相を呈しているであろうか。私の老後が危ない。それは私の老後を人に頼むとき、面倒を見てくれる施設があるか否かである。
男の平均寿命は81歳、元気で長生きし、死ぬときはコロリと逝く。理想論はたやすいがTさんも同じことを話した。
庭木の雪吊り作業をやめて私と雑談するTさんも奥さんと二人暮らし。この団地ではこのように夫婦二人暮らしか、夫や妻に先立たれ一人暮らしの人が多くなった。
空き家も増えて子供がいない。元気な子供の声が響いたあの時代は夢のように去っていった。
2018/11/15(木)
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■交友会
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昨日は関連会社へ出向し、定年後に嘱託として勤めた会社の退職者会があった。60歳で定年となり、3年の嘱託生活からサラリーマン人生を終えたのが63歳であった。
今は人手不足で定年も65歳が多いと思うが、定年となりすでに18年が過ぎた。関連会社への出向者は多く、そこで働いた者は100人を超える。
また会社の経営幹部も出向者で占められ、電力の点検保守を主な業務として働いてきたのである。私は入社当時は山奥の水力発電所で運転員をしていたが、日本が高度成長に入り、電力の使用量が飛躍的に伸びたため、会社が重油を燃料とする火力発電所にシフトし始めた。
その先端を切ったのが私たちの代だった。海に近い広大な土地を使い、巨大な発電設備を建設する。その出力は水力の比でなく、巨大化する一方で、私が手がけた石炭発電所では70万kwの出力を誇る。
福井県の敦賀市と石川県の七尾市に建設された石炭発電所は、更地を整備し巨大な発電設備を建設する仕事で、私はその設計段階から携わった。
電力会社での45年はいろんな思い出を残して去った。それは昨日集まった同胞たちも同じであろう。共に苦労した思い出に話が弾む。
私の人生は戦後の日本が復興し、今の繁栄の元を築いた時代だった。そして今、私は78歳の老境に入る。「光陰矢の如し」で、高度に発展した世は、どこを目指すのであろうか。
今、世界が揺れている。それはあらゆる問題が露出し、人類の未来に大きな不安を与える世となった。それは人間の「素」が露出しわれ良しの世になろうとしているからである。
私は若い時から「人の依って来た道、往く道」を模索してきた。そしてわが師に出会い、人それぞれの出自を学び、人生観を確かなものにしてきた。
この世がいつまで続くか、そして人はどのような運命を迎えるか、その究極の結末が近づきつつある。
2018/11/14(水)
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■ぶり大根とサトイモ・イカの煮付け
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今年も11月半ばになり、秋野菜がおいしい季節となった。今日は我が家の特製料理を紹介しよう。
まずぶりの残と大根を煮込む「ぶり大根」である。ぶりの切身は高くてたまにしか買えないが、裁いた後の骨や頭は安い。この残にはまだ肉が多くついており、それを大根と煮込むのである。
富山県は寒ぶりの漁獲地で、丸く太り脂ののったぶりが大敷網で大量に捕獲できる。その場所は氷見市が有名で、時には10kgを越えるブリが一度に数百匹か、まれに千匹を越える大漁のときがある。
昨日は家内が煮込んでくれたぶり大根は、ぶりの味がしみこみ大変美味しかった。その大根は私が丹精こめて撒いた種から大きく育ったものである。だから味はひとしおだったのであろう。
そして次に好きなのがサトイモとイカの煮込みである。このサトイモも私が栽培したもので、今が旬だ。今年はなぜか大きく伸びず小さな芋しか取れなかったが、これで十分。イカの味がしみ込み、なんともうまい。
このイカもスーパーには必ずあるが、大きなものでなく、小さなもので結構。安いし料理しやすい。サトイモは腐りやすく、収穫したら乾燥させてすぐに皮を剥き冷凍保存する。
スーパーでは小さく丸いサトイモが冷凍されて販売されているが、それを私は真似たものである。冷凍すれば時期を待たない。安いイカがあればいつでも買い、煮付けて食べるのである。
このように河川敷で栽培する秋野菜は多くあり、その半分は親しい人にあげる。たった100uの畑2枚だ。いろんな野菜を植えて私は楽しむ。
すでにタマネギの苗を植え終わり、イチゴも植え替えた。ネギも大きく育ち、鍋ものにすれば美味しくいただける。趣味と実益を兼ねた野菜作りは、私の暇な時間を有効に生かしてくれる。
2018/11/13(火)
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■ミャンマーの法要
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昨日東南アジアのミャンマー(元はビルマ)で、太平洋戦争で亡くなった将兵の供養が行われた。東南アジアでは約30万人の兵力で戦われ、そのうち18万5千人余が戦死または病死や餓死で亡くなり、今も遺骨の収集が行われていない地区も多い。
今回はミャンマー連邦共和国のマンダレー地方域のガバンで仏陀の成仏法を持って英霊の供養を行い、その御霊は総て日本にお迎えされる。
昨日は衛星中継があり、道場で参拝する。ミャンマーでの戦争は世紀の愚作と呼ばれるインパール作戦だった。詳しくは先日の日記に書いたが、長い道中の補給を一切考えない無謀さと、雨季の前に作戦を終えるとの判断が狂い、攻略どころか負けて撤退する道中で多くの将兵が病死や餓死された。
雨季に入り増水した河川を渡り、深いジャングルを牛や馬、羊で物資を運び、兵士は野砲を分解して運んだという。それは雨季の前1ケ月で攻略する作戦が長引き、過酷な雨季を踏破しようとしたものであった。
撤退で食料が尽き餓死したり、マラリアや疫病で死亡した兵士も限りなく、撤退の道は死体の山で白骨化し、その道は「白骨街道」と揶揄された。
戦争とは人類の愚作である。まだ霊性がない地球人類は、争いのために生きる。悲惨な戦争犠牲者の死を「横変死」と言う。それは畳みの上で安らかに死ねない非業の死で、魂は残念無念の念で長い間、幽界で過ごし苦しむことになる。
霊視能力があればすぐに分かることだが、お国のために死んだと自覚しても、死ねば無念の念しか残らない。だから犠牲者を篤く供養し、その無念を祓ってやらねばならないのである。
その供養法が仏陀の成仏法による供養である。昨日は現地からの中継で、全国からの供養された護摩木をお焚きあげし、大柴燈護摩供を挙行し、炎は広い大河を前方にインパール方面を望みながら法要が行われた。
その英霊は総てお社に納められ日本に帰り、今度は18日に総本山で帰国式が行われる。
わが師は常に世界の戦地を回り、犠牲者の供養をされてきた。それは我々信者も同じで、全国のいたるところで毎年供養が行われている。
その目的は世界の平和である。戦争のない平和な星「地球」その理想論は果たして実現できるであろうか。できなくても我々は祈る。
お互いに助け合い、戦争のない平和は国を作ろうと!
2018/11/12(月)
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■第二のヒットラーか
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昨日の民放で、アメリカ大統領のトランプ氏をヒットラーに例え、そのわれ良しの政策を比較していた。誰でも自国が繁栄し、国民が満足する社会を歓迎している。
だがトランプ氏の米国第一主義は相手国を翻弄し、相手がどんなに困窮してもかまわない無慈悲の政策であろう。
この地球人類は一つの星に住む同胞である。多用な人種で構成され、その国家も200に近い。そして総ての国家は自国民で管理され、自由に国を選べない。
今、中米の三国が貧困と犯罪の多発からアメリカを目指すが、それをかたくなに拒否するのがトランプ氏の政策である。元は移民で成立したアメリカが、今度は移民を拒否する。
国を逃れアメリカを目指す6000人もの群れを見るたびに胸が痛む。2000kmに及ぶ距離を歩き、子供を連れた親子もいて、果たして辿りつけるかが心配である。
だが辿りついても入国はできまい。そこには兵士がいて入国を拒否するからである。歩く途中でのメキシコでは食料などの救済が行われているようだが、彼らには帰る国がないのだ。
この現実を見て、私はかってのわが師の法話を思い出した。それは北朝鮮の現状である。わが師は北朝鮮が崩壊するとき、その難民はなだれをうって日本に向かうだろうと言われた。
その中には民兵や兵士もいて、強制的に上陸してしまえば治安が脅かされる。トランプ氏は難民の中に犯罪者がいるからとの理由で拒否するのだが、この問題の結末が心配である。
今や日本は少子高齢化で人手が減り、その多くを外国人に頼らねばならない現状にある。選ばれた人ならいざ知らず、扶養しなければならない多くの難民では限度があろう。
今のトランプ氏を見てかってのヒットラーを思い出した。その顔つきがよく似ているのだ。オバマ氏と違い、人道主義のかけらもないトランプ氏は、これからの世界をどう導こうとしているのであろうか。
このように世界が混乱し、互いにわれ良しとなるとき、この世は確実に崩壊の危機を迎えよう。その心の「素」が頂点に達する時、核戦争の勃発とともに、地球人類の崩壊が始まると思われる。
昨日もインパール作戦について書いたが、戦争ほど悲惨な結末はない。人類の心が荒れるほど、自然災害が多発して危機を助長するであろう。
その崩壊の時期は多くの予言が示している。末永く繁栄を続けることはありえない。その終末はいずれ近いうちに訪れることであろう。
2018/11/10(土)
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■インパール作戦
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インパール作戦とはアジア太平洋戦争後期の1944年3月、ミャンマー(当時はビルマ)にまで支配を広げていた日本軍が、隣国インドの北東部にあるインパールを攻略するために始めた戦いで、富山県出身の河辺正三大将が現地日本軍のトップの司令官であった。
米英はインドから飛行機でヒマラヤ山脈を越えて中国昆明まで空輸するルートを新たに開き、中国への支援を続けた。日本軍はインパールを支配下に入れることで、インドからの支援を完全に抑えこもうとした。
これはインドをイギリスの植民地から開放させることでもあり、東条英機陸相の肝いりで進められた。作戦は雨季に入る前の春先一ケ月とされたが、インパールまでの道のりは険しく、行軍を少しでも早めるために、兵士に持たせる食料や装備を最小限にし、足りなくなったら道端に生える草を食べるか、連れてきた羊や牛など家畜を食べるよう命じた。
日本軍は三方から兵力9万人を擁してインパール作戦を発動。しかし、多くの軍部幕僚の不安は的中し、この作戦により日本軍は3万人あまりの死者を出して失敗。食料を失った将兵は撤退途中で次々と倒れ、屍が並んだ道は「白骨街道」と呼ばれた。
ビルマに進出した日本軍は30万人、そのうち18万5千人余が戦死か病死、餓死したとされる。現地にはまだ白骨となった多くの遺体が残り、富山県の138部隊も壊滅状態となった。
さて、この惨状に鑑み、わが教団はこれらの無念を残して亡くなった兵士の魂を供養し、その御霊を祖国へ連れ戻す法要を11日の日曜日に現地ミャンマーで行われる。
それは仏陀の成仏法による慰霊供養で、太平洋戦争で亡くなった兵士の無念を晴らす人類の救済事業である。そして昨日、それに先立ち、わが富山県の信者たちが富山県護国神社の拝殿前で、一足先に犠牲者の供養を行った。
天気は快晴。護国神社は戦争犠牲者を悼む拠り所であり、快諾をいただいて供養をさせていただいた次第である。
今や戦後70年の平和が続いているが、世界を見渡せば紛争の嵐である。そしてその規模は次第に過激になることが懸念される。わが師はこの惨状を憂えて日本各地や海外の要所を仏陀の成仏法で供養され、世界の平和を願ってこられた。
その地はアメリカのニューヨークやフランスのパリ。そしてロシアのハバロフスク、イスラエルのエルサレム、中国や台湾など多数にのぼる。
戦争での死者は310万人になる日本を、平和に導くにはその犠牲になられた兵士たちの供養が欠かせない。18日の日曜日には、供養された兵士の御霊を総て日本に帰国させる帰国式が行われる。
仏陀の成仏法は幽界で苦しむ御霊を癒し、本来あるべき霊界へ導く人類救済の法である。法要は衛星中継で道場でも放映されるが、私も参加し心からの哀悼の意を表しよう。
2018/11/09(金)
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■松の剪定
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玄関を覆う門かぶりの松が剪定次期を向かえ、今日は自分で剪定する。35年前に植えた松は幹が40cmほどになり、高さも5mほどになった。
今まで自分で剪定してきたが、2年前に造園業者にお願いした。それは素人ではうまく選定ができなかったからである。一日かかって料金は4万円であった。
あまり高価なので、昨年からまた自分で剪定しようと思い、今回も挑戦した次第である。自分の身長もなかった松が、これほど大きくなるとは思いもよらなかったが、それは毎年の剪定方法が悪かったからであろう。
剪定の方法は本を見ただけで自分流のやり方だったが、なんとか様になり今日まで楽しんできた。その松も私が死ねば後を継ぐ者がいない。
大金を出して業者に頼むか、それとも切ってしまうか、判断は残った者に任せよう。私の住む団地は40年前にできたので、庭が木で埋まるような家が多い。
私も山育ちだったから、家を新築するとき、庭を作り木を植え枯山水にしたかった。それは実現したが、後を引き継ぐ者がいない。
家の近くに庭木が大きくなり、荒れ放題の家がある。男の一人暮らしだが、木が大きくなり、家を覆うようになっても手入れは一切行わない。まるで幽霊屋敷のような姿を見て、自分の死後を憂えるのである。
最近の新築では庭木を植えない。それは大きな車庫を作るからで、庭園に興味のある人が少なくなったためであろうか。
家の周りを庭木で覆う我が家は、趣味みのある人だけが興味を示すであろう。そのため家族に迷惑をかけないよう、庭木を整理しようと思う。
長く愛してきた庭木だ。私の不徳を許して欲しい。
2018/11/07(水)
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■ピロリ菌
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家内が今、ピロリ菌退治の薬を飲んで苦しんでいる。家内は不眠症や不安神経症などの薬も併用し、めまいなど体調が悪く、床に入る日が続く。
ピロリ菌は私も以前に退治し、今は胃の不調はない。ピロリ菌がいると常に胃が不快で、癌になる確率が高まるという。私の場合は薬の副作用で大変な苦しみを味わった。
効果を助長するため、乳酸菌のドリンクLG21を飲みなさいと言われて対処してきたおかげか、今は退治できて胃は快調だ。
家内の苦しみはよく分かる。だがもう少しの辛抱であろう。ピロリ菌がなくなれば、胃が快調となり食事が進む。
ピロリ菌は小さい時に感染して胃に住みつくという。それは食事の時に与えるスプーンなどの器具から感染するのだが、60%の人が持つとされる。
胃は食べ物を分解し栄養素を取り出す重要な臓器だ。十分に噛んで消化しやすい状態にしなければ負担が増し、胃酸が多く分泌され、痛みを感ずる胃炎などを起こす。
家内は癌にならないかと心配する。このピロリ菌を退治すればその効果は絶大だ。もう少しの辛抱だ。退治できれば本来あるべき胃の働きが戻ってくる。
体調の優れない家内の姿を見るのは辛いが、もう少しの辛抱だ。必ず直ると信じよう。
2018/11/06(火)
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■次々故障
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家の器具や持ち物が次々故障し困っている。今度はケータイが充電できなくなった。10年前に買ったものだが、充電しようとケーブルをつなぐがすぐに切れてしまう。
しかたなく近くのau店へ行く。もう大分古い機種なので新品に換えようと思い、値段を聞く。新品は約3万円するというので躊躇していると、店で充電してくれた。
ところが家で充電するのと違い、電源が切れない。電池を調べてもらうと約半分ほど充電されているという。買えばいろんな得点があり盛んに勧めるが、日ごろほとんど利用しないので新品には替えないことにした。
どうも家の充電器がおかしいようだ。細いコードの外皮が破れて中の線が見える充電器に原因があるようだった。そこで充電器の新品を買う。
そして家へ帰り充電してみる。すると何の異常もなく十分に充電できた。原因は充電器だった。これで一安心。
私はケータイの電話番号は親しい数人にしか知らせていない。総ては家との連絡で、特に車を運転するときの非常時を想定して持っているだけである。
その車もあと2,3年で免許返上する考えである。年金生活で余分なお金は使いたくないので、ケータイ一つでも買うかやめるかの判断をしなければならない。
家電製品も耐用年月が来て次々と故障し、修理しなければならなくなった。その一つがプリンターである。
エプソンのプリンターは過去2回修理に出しているが、今度はノズルの洗浄ができなくなった。パソコンの表示では、インクがおかしいという。
おかしいインクの一つが表示されたので調べてみると、息子がくれた正規の品でないことに気づく。今まで異常なく印刷できたのに、今回は純正部品でないとダメだと表示が出てやむなく純正インクを買いに行く。
すると万事スムースに印刷できた。機械は正確である。それは安物の他社のインクと純正な自社の製品を判断できるのである。
カラーインクの種別は7種あり、全部取り替えると8千円もする。だが自分が写した写真が鮮明に印刷されるのが楽しみなのである。
時代は進歩し、自分の家が写真店となったことに驚いている次第である。
2018/11/05(月)
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■町内文化祭
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毎年恒例の町内文化祭が昨日終了した。文化の日には、みんなが趣味とする作品を持ち寄り鑑賞する。その種目は手芸、写真、工芸、書道、生け花などで、玄人のょうにうまい作品が多い。
私は毎年、風景写真を出品してきた。写真歴は約20年、当時はフイルムしかなかったが、今ではデジカメしかない。この20年で写した写真は数千枚になるだろう。
その中から気に入った風景を半切や全紙に伸ばし、その数は50枚に達する。よくもこんなに写したものと感心するが、今回はその中から岐阜県の平湯温泉の近くにある滝を出品した。
会社の慰安会があり、部下8名を連れて一泊旅行したときに撮ったものである。ちょうど滝の上部に霧がかかり、山水画のようなシーンになった。
カメラを石の上に載せ、スローシャッターで写した写真は満足のできる作品になった。滝は私の近くを流れる神通川の上流にある支流、平湯川にあり、温泉から徒歩10分。落差67m、幅8mの滝で、水量が多く霞んで幻想的な風景となる。
平湯温泉は上高地への玄関口で、何度も訪れたことがある。写真は瞬間芸術とか切り取り芸術とされる。傑作は瞬間の出来事を写したり、写す範囲をどうするかで傑作が決まる。
私は自分のホームページでこれらの写真を掲示し、その写真一枚一枚に俳句や短歌を添えている。それは写真を写して感じたことや風景を説明するためであるが、この滝にはこんな短歌を添えた。
”薄墨の山水見事巨匠展 われも真似たし霧の風景”
この句は以前に県民会館で開催された山水画の展示展で、巨匠たちの掛け軸を見たときの感想をこの写真に置き換えたものである。
この写真は、この掲示板のタイトルをクリックし、私の風景写真に飛んで、そこから写真のコーナーをクリックし、「滝2」にある「平湯大滝」をご覧いただこう。
2018/11/04(日)
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■退職者会
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昨日は長年お世話になった会社の退職者会に参加してきた。大企業であった電力会社は、各地に退職者会の支部があり、私の地区は富山湾の中心部に位置する。
現在の会員は151名で、参加した人は16名に過ぎなかった。それぞれが高齢化し、また都合で参加できなかった人も多い。会員の集いは年2回で、本部の総会のほか、今回の支部活動である。
市内の保養施設である呉羽ハイツで会食するので、その前に市の中心部にある森秋水美術館を見学した。私は全く知らなかったが、この美術館は数年前に開館し、立派な施設で戦国時代の刀剣を展示している。
それに甲冑も数組あり、室町時代から江戸時代末期までの有名な刀剣を多く展示していた。ある企業が経営しているのだが、館内には専門家の学芸員がいて、詳しく刀剣の説明をしていただいた。
そしてバスは市内を縦断する呉羽山の頂上に位置する保養地に到着する。風呂に入り、12時から宴会が始まった。まだ若い退職者はいなく、最高齢者は米寿の人だった。
顔を知っている人は少なく、隣に座った人も知らない人だった。在職中はいろんな部署があり、顔を合わせることはなかったためである。
物故者への黙祷を終えてまずビールでの乾杯が行われる。あとはご馳走を食べながら歓談するが、隣の人とは間があい、主に畑の話になった。
私が驚いたのは米寿の齢でも畑仕事をするという。この人はよほど健康なのであろう。普通90歳近くの人はほとんど見かけないが、畑を耕す意欲が健康を維持していると思う。
楽しく歓談し、また送迎バスで帰路につく。退職すれば暇な時間が多い。このように昔の仲間と同席でき、互いに健康を祝うことは何よりの癒しになる。
退職して18年、こうして昔の仲間と懇談できる私は幸せ者といわねばなるまい。
2018/11/03(土)
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■旧友と遊ぶ
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はや11月となり、月日の早いこの頃を実感する。高齢となると特に早く感じ、暑かった夏が思い出され今度は寒さが身にしみる。
11月は勤めた会社の卒業生が再度集まり、親交を深める月だ。私は電力会社で60歳まで勤め、あと3年を関連会社で嘱託として過ごした。
数々の思い出を残し、今は老境の身となったが、毎年この時期に行われる退職者で組織する会には毎年出席している。その親交会が今日行われる。
場所は県内の温泉地で、まず先にいろんな会社を訪問したり、景勝地や美術館などを見ながら会食の場所に向かう。今回は市内の美術館だそうで、初めて訪問するが楽しみである。
私は老人性乾皮症で悩んでいる。それは冬になると皮膚が乾燥し身体がかゆくなるのである。かゆみ止めの薬である「ムヒソフト」は欠かせない薬となっているが、昨年訪問した近くの会社がこの薬を製造している会社だった。
富山県は昔から売薬で有名で、私は今でも売薬の薬箱を家に置いて、急な身体の異変に対処している。この「ムヒソフト」はないが、その製造過程をつぶさに見学し、身近なところで製造される薬を知った次第である。
今回は美術館だそうで、どんな作品があるか楽しみだが、富山県では古くからあった美術館が耐震性がないので移転し、私の近くに新しく立替えられ多くのフアンで混雑している。
芸術の秋は各地で作品が展示される。わが町内でも毎年文化祭が公民館で行われ、私は毎年写真を出品してきた。20数年の写真撮影で、全紙や半切に伸ばした写真は50枚近くある。
その中から1枚づづ出品するのだが、今年は岐阜県の平湯温泉にある平湯大滝を写した写真を出品した。この作品はかっての現役時代に部下を引き連れ、温泉旅行したときに写したもので、滝の上部に霧が立ち込め幻想的な風景となった。
会社の交友会でも毎年総会にあわせて文化祭が行われ、写真を出すのが常で、多くの退職者がいろんな作品を見せてくれる。
私は俳句や短歌が好きで、写した写真に短歌や俳句を添えているが、今回の写真にはこんな句を詠んだ。
”薄墨の山水見事巨匠展 われも真似たし霧の風景” この解説は私のHPで写真のコーナーをクリックし、「滝2」の平湯大滝を見ていただこう。
2018/11/02(金)
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