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風景写真よもやま話

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2018/07 << >> 2018/05

宇津江四十八滝
 岐阜県飛騨市の県立自然公園に、大小いくつもの滝が連なる名所がある。題して宇津江四十八滝という。宮川の支流、宇津江川にある滝だが、その源流部にまで遊歩道が完備されて散策を楽しむことができる。

 そしてこの滝口の手前に広がるのがクリンソウの花園のだ。6月初旬、私は友人の口コミで出かけて写真を撮ってきた。もう十数年前のことである。

 そして10年前、今度は共にわが師に学ぶ親しいA子さんとA子さんの次男を連れて、私はこの滝を見に行こうと誘う。それはすでに過ぎ去った10年前のことだった。

 次男坊は高校生でブラスバンド部に所属し、写真を趣味としていた。私は中学生時代に独学でトランペットを練習し、高校ではブラスバンド部がなかったため、就職してから会社の有志を集め、軽音楽のクラブを創設した。そのときに愛用したトランペットを次男のB君にあげたのであった。

 今、私のHPでトップを飾るのが、この宇津江川の滝を見るA子さんと写真を撮るB君の写真である。月日はアッ!と言う間に過ぎ、8年前にA子さんは54歳であの世に旅立った。

 死因はがんであった。膀胱がんから、いろんなところに転移し、最後は日赤病院でついの別れとなった。必死に生きようとする彼女の姿が今も忘れられない。

 この毎日トップを飾る写真は、A子さんへの追悼の意味をこめて私は毎日更新する。彼女は四国から主人の転勤で来たのだったが、その後家族は富山を離れて、今は安否が分からない。

 人生わずか54年の彼女は天に召された。勝気な性格で、よく叱られ指導を受けた私だったが、在りし日を懐かしく思い出すのである。

 人の寿命は判らない。今は人生100歳が叫ばれて久しいが、私は何歳まで生きられるであろうか。あとの人生を悔いのないよう、私は全力を尽くす。

2018/06/29(金)


巨大地震はいつ来るか!
 梅雨前線が北上し、今、外は大雨が降っている。夕方ころから小康状態となるそうだが、一番怖いのが地震であろう。先日は日本全土の断層が動く地震の確率が発表された。

 それは今後30年以内に起きる震度6弱以上の地震を予想したもので、太平洋側の地帯が以前より確率が高くなり、特に千葉県では85%、横浜で82%となったという。

 これは今起きても不思議ではない確率である。2011年には東日本大震災のM9の地震で巨大津波が発生し、東北地方の沿岸部が壊滅した。

 その悪夢がいつ起きるか、それはそう遠い未来ではあるまい。地震は前触れがなく突如起きるので防御の方法がない。今は緊急地震速報で知ることができるが、それは十数秒前であるから防御は限られる。

 この富山県でも活断層の呉羽山断層と砺波平野断層があり、その確率は5.2%と5.0%となっている。ただし、活断層だけが動くわけではない。

 日本全土にはまだ未知の断層があり、それがいつ動くか、それは天のみが知る。今世界が地震や噴火の活動期に入った。その一番の恐れが富士山の噴火である。

 富士山の噴火は関東地方に甚大な被害を及ぼし、全土が麻痺して人々の生活は根本から変わるであろう。

 この地球がこれほどまでに荒れ狂うのには理由がある。それはこの地球の上に住む人類の意識の問題である。この地球も一つの生命体であり、その生命を預かる地球根源神の思いに我々の運命はゆだねられる。

 この世に偶然はあり得ない。そのすべての根源は宇宙神霊の御心により運用される。その御心とは心を浄化し、神仏の境涯にまで意識を高めよとの問いであろう。

 この地球は太古の昔から文明を発展させ、また滅亡させてきた。ゴンドワナ文明、レムリア文明、ムーやアトランティス文明がそれである。

 そして今、また一つの文明が危機に瀕している。もう後はないであろう。今回の文明を持って人は魂を清め高めて次元を上げるか、それとも欲望のままに従来の生き方に固執して一からやり直すかの二者択一されるとする。

 それが地球規模の災害である。

2018/06/28(木)


緊急情報
 今、テレビを見ていると富山市で重大な殺人事件が発生した。それは私の家から約2km離れた奥田交番で、隣接の立山町出身の21歳の男が刃物で警察官を襲い、拳銃を強奪してその警官を射殺した。

 またその後、すぐそばの小学校の改築現場の警備員も射殺された。犯人は駆けつけた警察官に撃たれ逮捕されたが、重体だという。

 男は凶器を持ち交番を襲ったが、その理由はわからない。私はいつもこの交番の前を通る。そんな身近な交番が襲われるとは予想だにできなかったが、今の世はいつ・どこで・どんな事件が起きるか予測不可能な時代となった。

 最近、特に注目されるのが刹那的犯罪の多発であろう。それには大きな理由がある。そのわけは私が信望する地球・先史文明研究家の浅川嘉富氏の著書「2012年アセンション最後の真実」(学研)に詳しい。

 それは何度も書くが、今、銀河の中心から強烈な生命エネルギー粒子が照射されており、このエネルギーは人々に覚醒を促す糧となるものであるが、そのエネルギーを受けるとまだ心の準備ができていない者には意識の覚醒どころか、精神的な苦悩をもたらし、自暴自棄になり凶悪な犯罪に走るケースがあるという。

 最近の若者を見ていると、その兆候がよく判る。まだ20代の若者が少女を殺し線路に捨てる者や、わずか5歳のわが子を監禁し、餓死させるなど常識では考えられない事件の多発である。

 この世は完全に予測不可能な時代に突入した。次に何が起きるか、そしてどんな社会に変化するのか。私は固唾を飲んで見守っているのである。

2018/06/27(水)


掃除機
 今朝、家内が掃除をしている時、突然掃除機が動かなくなったと騒ぐ。私はすぐに点検してみるが、故障の箇所は特定できなかった。カタログより、過大な負荷がかかったときに自動的に電源が切れるとある。

 だが、そんな兆候はなかった。しかたなく新しい製品を買うことにした。一昨年に開店した家電量販店「ケーズ電気」へ家内と行く。

 売り場には数十台の見本が並び、5千円代から8万円代と性能や機能などいろいろあった。係員の説明に判断を仰ぐ。

 掃除機の寿命は長くて10年程度だそうで、私は平成21年に買ったが故障もなく、ほぼ標準的な寿命だった。故障は5年程度で起きる場合があると説明される。

 東芝製の掃除機は重くて使い勝手が悪かったが、それでも長い間活躍してくれた。今は進歩していろんな機能があり、コードのいらない電池式やゴミを透明な容器に溜めるタイプに、畳やフローリング専門のタイプなどに別れる。

 私は説明を聞きながら、家内と相談する。家内はできるだけ軽いタイプがよく、ジュータンも掃除できる強力な吸引力のある品を求めた。

 結局2万円代の掃除機となり、ごみが透明な容器に溜まり、ゴミ袋を取り替える必要のないタイプにした。

 家電製品は多々あるが、必ず寿命というものがある。2年前に電気温水器が18年の寿命を全うし、空気の熱を利用するエコキュートに換えた。そして居間のエアコンを200Vにして、冬季は20%の電気代が割り引きされる。それには80万円近い投資が必要となった。

 昨年夏は2階のエアコンを高価な最新式に取替え、電子レンジも取り替えた。寿命は電気製品だけでない。トイレの便座や台所の給水栓も故障する。

 このように耐用寿命が集中し、思わぬ経費がかさむ。これも快適な生活をする必要な経費である。今は集中して機器の交換時期が来たと理解しよう。

2018/06/26(火)


ブロック塀
 大阪北部地震で小学校のブロック塀が倒壊し、女子児童が巻き込まれ圧死した。この塀は建築基準法違反だと早くから忠告されていたにもかかわらず、処置を怠ってきた結果であった。

 私も37年前に家を新築し、まもなく玄関の道路に沿って大谷石のブロックを積み上げ、高さ1.5mの塀を造った。それはより家を格好よく見せるためのものであり、長い間楽しんできた。

 ところがこの地震で急に塀の設置が問題になり、私も気になり調べてみる。大家石のブロックだから中に鉄筋が入っておらず、ただ石を組み上げただけの造りである。

 これでは倒壊の危険があると思い、思い切って撤去しようと思う。思わぬ災害から我が家に飛び火したが、団地の道路は毎日多くの人が通る。

 昨日は懇意のリフォーム業者に来てもらい、見積もりをしていただくことにした。思わぬ出費に頭が痛いが、この日本は、いつ・どこで・どんな地震が起きるか見当もつかない。

 これから梅雨の豪雨災害が心配される。災害はどんな町にも起きるが、それに備えた対策も必須であろう。

 老後資金も少なくなり、見積もりがいくらになるか心配だが、安全安心のためには、意を決して対処しなければならないであろう。

2018/06/24(日)


空き家予備軍
 産経新聞が推定した「空き家予備軍」がある。それは全国で、65歳以上の高齢者だけが住む戸建て住宅やマンションの持ち家が705万戸もあるからだという。

 そのうち、東京や大阪、名古屋圏だけで50%を占めると予想される。今や空き家は加速度をつけて増え続け、2013年で820万戸、10年後には1300万戸に、20年後には2250万戸にも達すると予想される。

 それは子供たちが独立し、親とは同居しないためであり、また老いれば便利なマンションに住居を代えたり、田舎では働き口がないために便利な都会を目指すからであろう。

 それが老いて死ねば空き家となる運命である。反対に新築される家も毎年100万戸にも達するというから驚きである。

 私も田舎の空き家を5年前に解体処分した。26年間も空き家になっており、都会からの移住を希望する人もなく決断したものである。

 今から37年前に富山市の住宅街に持ち家を建てたが、その家も息子の代で終わりであろう。わが町内を見渡しても悲惨なものである。

 15軒の班のうち2軒が空き家で、一人暮らしの家が4軒、夫婦二人が7軒、子供のいる家は1軒に過ぎない。夫婦二人の家はいずれも高齢化し、一人から空き家になるであろう。

 先日も富山県の人口動態が発表され、生まれた子供が6千人あまりなのに、亡くなられた人が1万2千人を越えたとある。すなわち半分が人口減となって地域の衰退が加速する。

 この先、より人口減は加速して日本の活力を削ぐことであろう。

2018/06/23(土)


カーシェアリング
 今、車を自己所有せず、共同で使う社会が加速しているという。それは若者の車社会が衰退し、都会では経費が高くて自己所有できないからである。

 車はまず車庫が必要で、無い場合は駐車場を借りなければならない。その経費はわが町では月5千円程度だが、都会では万のお金が必要となろう。

 そして毎年の税金に2年ごとの車検代、そして自動車保険が必須となる。便利な都会では交通機関が発達し特に車を必要としないが、田舎では生活に欠かせない。

 私は80近い年齢となり、この春免許を更新したが、これで最後としようと思う。そしてトヨタのカローラルミオンを手放し、中古のスズキワゴンRの軽四とした。

 その経費はバカにならない。息子と共用としたため駐車場を借りる必要がなくなり、税金や保険料、ガソリン代も減った。その額は年間10万円程度であろうか。

 カーシェアリングはメーカー各社が競って進出し、今からブームとなろう。15分間200円で貸し出すというからそう高くはない。共有する場合はスマホなどで予約し、支障なく利用できる。

 今やほとんどの車がハイブリッド化し、低燃費を競う。またEVで走る車の開発も加速し、この世は劇的に変化するであろう。

 田舎では、あらゆる生活必需品の調達を、20km離れた町に求めなければならない。それには車が必須であるが、老いては生活も成り立たない。

 車のない生活は暇だけが残る。その暇をいかに過ごすか、それは家内のように毎日近所の人と散歩することであろう。

 だが私には、そのような人がいない。 

2018/06/22(金)


梅酒
 6月に入り梅の実が実ってきた。私は毎年この梅の実をホワイトリカーに漬けて梅酒を作る。アルコールが35%の強い酒に漬けると、梅の成分が染み出て薬用酒となる。

 1kg700円と高いが、この梅酒に蜂蜜を混ぜて飲みやすくする。近くの公園に梅の木が十数本あり、たわわに実を付けていた。しかし、勝手に取るわけにはゆかず、高価だが買うことにしたものである。

 薬効成分は知らないが、梅の実は梅干として古くから薬の代名詞のように利用されてきた。それは科学的に合成された薬と違い、天然の木の実から抽出される薬となるものである。

 以前は本で知ったビワの実がよいとのことで、庭に木を植え大きくなった実を焼酎で浸し果実酒として愛用していたが、木が大きくなりすぎやめてしまった。

 科学が進み、医療に欠かせない薬は工場で合成される。しかしこの薬は効果があっても、基本的には毒物である。だから私は天然の木の実や薬草を好むのである。

 薬で思いだしたが、子供のころはよく腹痛で苦しんだ記憶がある。そのときは「熊の胃」と呼ぶ熊の胆のうを乾したものを削って飲んだ。効果はてき面で、希少な動物の薬効成分を利用したものであった。

 医者や診療所もない山奥に住んでいたため、家庭薬配置は当たり前で、その箱はどこの家にも常備され、月に一度ほど補充と支払いに来ていただいた。

 富山は昔から家庭薬配置業が盛んで、行李を背負い全国を行脚して薬を販売したものである。その商売は「越中富山の”はんごんたん”、鼻くそ丸めた”まんきんたん”」とも揶揄されて愛用された。

 私の家には今でも家庭薬の箱を預かっている。近くに2軒のドラック店があるが、急な場合はすぐに薬を探して処方できるので便利この上ない。

 この梅酒は、あと1ケ月ほどして実を取り出し蜂蜜を入れて特製の「梅酒」としよう。天然の薬に勝るものはない。

2018/06/21(木)


民泊
 一般の民家を宿泊できるように改造して営業できるようになった。届出すれば誰でも泊められ、事業化できる。

 ことに古民家が人気で、外国人観光客を始め、多くの人々が利用することであろう。これから民泊営業を考える人も多いと思うが、それは少子高齢化が進み、空き家が増えることも関係している。富山でも田舎の集落で、空き家を借りて営業する人もでてきた。
 
 私は5年前に、越中五箇山の田舎の家を解体処分した。それは父が自家製の木材で建てた築60年、90坪の大きな家だったが、26年間も空き家になっており、放置していたものである。

 解体する前に知人の市議会議員にお願いして欲しい人を探して頂いたが、家や土地を無償であげるとしても希望者はいなかった。それは住むには勤め口もなく、生活に必要な品を調達する店がなく、また病院や介護を預かる施設も無いからであった。

 解体には莫大な費用がかかった。弟と折半し資金を調達したが、更地となっても買い手はいない。地目の宅地を山林に変更しようと法務局に届けたが却下された。

 更地にすれば土地の固定資産税が6倍になるからであり、過疎化で限界集落になりつつあるわが故郷は魅力が無いためである。せめて合掌造りの家ならお金になったかも知れないが、基礎の土台だけが残る荒地となった。

 法律の改定により、この民箔は今後益々人気が高まるであろう。今まで残していたなら、民泊用に改造して営業したいと思う人もいたかもしれない。

 世界遺産の菅沼集落と相倉集落の中間地点であるから、すこし不便であるが、ブナ林に囲まれ、前を小川が流れる我が家はついにこの世から消えた。

 この世は急速に変わりつつある。それは今まで考えられなかったような環境の変化と社会の変革であろう。そして人々の意識もまた、善悪に分かれて先鋭化しつつある。

 その証拠が親子の殺戮、兄弟姉妹の殺傷などであろう。

2018/06/20(水)


大阪地震
 昨日の日記に地震について書いた。近頃、関東で地震が多発し、不気味な予兆がしたからである。そして昨日の朝、テレビを見ていると緊急地震情報が出た。

 固唾を呑んで待っていると関西地方であった。大阪の北のほうが震源地で、地下10kmほどでM5.9、震度6弱と出た。マグニュチードは後で6.1に変更されたが、ここ富山では震度1で身体には感じなかった。

 発生は朝の通学・通勤時だったから子供の通学で一人、見守りの老人が塀の下敷きになり死亡された。現在死者は3名、負傷者は350名を数えるが、損傷した建物も多く、水道やガスなどインフラ設備も大きな損傷を被った。

 平成7年の阪神・淡路大震災が思いだされる。朝まだ早い時間だったから寝ていたが、家がぐらぐらと動いた。震度7、M7.3の大地震は6,437人の犠牲者と、10万4千9百棟の家屋が倒壊した大震災として記憶に残る。

 今回の地震は阪神・淡路大震災の1/50くらいだというが、それでも被害は甚大である。この地域は活断層が多く、いつ地震が起きても不思議ではない。

 今や地震はどこででも起きる。この富山でも呉羽山断層が南北に走り、私の住む地域を通る10kmが危ない。それは30年以内に起きるM7.2、震度6弱以上の地震の確率が5.2%と推定されている。

 また西部の砺波平野断層帯ではM7.0、震度6弱以上の地震が6%と推定され、私が生きている間に遭遇するか、どうか、それは天のみが知る。

 この地球は完全に地震の活動時期に入った。それはいつ、どこで、どんな地震が起きるか、人類の試練が始まる。

2018/06/19(火)


守護霊を持て
 この世は苦しみと悲しみの世だと私は常に問いかける。事実楽しいこともあるが、毎日の出来事を見ると、悲惨な事件や事故が多発し、生きてゆくのも大変だと感ずる。

 人は霊格を持つ。すなわち人体は生身の身体と、それを生かす霊が宿り、この世であらゆる学びをして神仏の境涯にまで霊的な進化を遂げることを目的とする。

 だが人はそんなことは考えない。ただ欲望のままに行動し、悲惨な人生を起こす人の何と多いことであろうか。その霊格を高め、この苦しみと悲しみの世から脱却する「法」がある。

 その一つが釈迦が説かれた因縁解脱の法である。すなわち、人を人間たらしめている心の垢を取り除くもので、仏道修行もその大切な修行である。

 仏道修行を深めると、自分を守護していただける「守護霊」をいただける。それは仏界や神界の神霊であり、または先祖を供養して自分を守護していただける徳を備えた先祖の助けをいただく方法などがある。

 地球・先史文明研究家の浅川嘉富氏は自著「龍蛇族直系の日本人よ!」(ヒカルランド)で、人類の先祖ははるかな昔、シリウスやプレアデスなどから来た龍蛇族系宇宙人の末裔だと話される。

 人は猿から進化したなどの仮説は、全く的を得ていないのである。わが師もこの世には次元の高い龍神がいて、自分たちを守護する役目を司ると話されるが、いかんせん徳を積まねばその恩恵を受けることができない。

 今の世は毎日のように悲惨な事件が起き、人心が乱れて一体どんな世になるのかが心配される。それに災害が多発し、特に日本は毎日のように地震が起きている。

 それは何かの予兆であろうか。近い将来、南海トラフの巨大地震も取りざたされ、この世は大きな変革を余儀なくされるであろう。

 そんな世を如何に過ごすか。それは人類の出自を知り、人の生きる目的を知ることであろう。それが判ればおのずと自分の生き方も変わる。

 今、この世にどんな未来が待っているか。その兆候を私は固唾を飲んで見守っている。

2018/06/18(月)


10年落ちの軽四
 昨年の12月、長く愛用してきたトヨタカローラルミオンから、10年落ちのスズキワゴンRに換えて半年。少し乗ってみるといろんなところで不具合が見つかる。

 夏用タイヤは溝はまだ深く走れるが、微細なヒビが一面にできて不安を募る。修理店の社長は高速道路さえ走らなければ大丈夫だというが、新品タイヤに取り替えることにした。

 そして今度は前にも記したが、4駆車のため、急カーブを曲がる時、後ろの方でギギギ・・・という音がして急ブレーキがかかったような感触を覚える。

 修理店の社長は走行に心配ないというが、気持ち悪くてしようがない。そしてスズキの営業所に行き点検してもらうが、駆動のシャフトについているカーブを円滑に駆動するジョイントが磨耗しているので取り替えたほうがよいと言う。

 見積もりでは8万6千円だった。その話を聞き、取り替えることにして修理店の社長に見積もりをしてもらう。再生品で工賃を含めて5万5千円だというので、この修理店にお願いすることにして昨日修理が終わった。

 カローラからスズキの中古軽四に換えて、その落差に驚く。燃費が少し良いだけで、加速や乗り心地が悪い。これが軽四の実力だと思い、我慢することにした。

 走行距離は5万kmほどだったが、私は毎月400km足らずしか走らない。あと3年の運転だからこれで我慢しよう。

 免許返上すれば何かと不便なことが起きよう。だが注意力と判断力の減退は自分でも感ずるので、悲惨な事故を起こす前に身軽になろうと思う。

 その分、変速機付きの自転車を買い、近くを走ろう。私の運転暦の終了は次第に近づいている。

2018/06/16(土)


4月の寒さ
 昨日の最高気温が20℃だった。朝が12℃だから4月の気候で、寒くてしよがない。午前中、畑でジャガイモを掘る。天気は快晴だったが、薄着で出かけたので帰ってきたら気分が悪い。

 悪寒がして頭がくらくらするので、たまらず横になった。元気が出ず、ついに布団を敷いて寝てしまう。午後の3時ころまで布団の中でたむろんでいたが、寝てしまったようだ。

 目が覚め、ようやく少し回復したので起き上がる。この突然の体調不良は気温の変化が急なことであろう。先日は30℃の夏日だったのに、今はこの気温だ。

 老化すると気温の変化についてゆけず、すぐに体調に変化をきたす。この寒暖の差は世界が共通しているという。そして温暖化が叫ばれて久しいが、一説には寒冷化しているとも言われる。

 それは赤道から北極に至る海底を超微速で流れる「熱塩海流」にあるという。赤道の海面下数千mには毎分1から2cm程度の海流が北上して暖かい海水を北に流している。

 それが北極の氷が解けて海水面が露出すると、太陽の熱で暖かくなり、この海流が停まるのである。すなわち地球の寒冷化である。

 この宇宙にある銀河や惑星、太陽系を構成する星々は、規則正しく秩序を持って運行されている。それが人為的な作用で狂うのである。

 その一番の影響は核爆弾の使用だという。その爆発威力は地球のみならず、宇宙の運行にまで影響を及ぼすのであるから、彼ら宇宙人たちはその使用を危惧するのである。

 地球環境はすべて人為的に操作される。良くも悪くも我々一人ひとりが積み上げたカルマにより、その運命は決まる。その根幹はむさぼりや怒り、そして因縁因果の理法にうといことが原因である。

 これからの地球環境がどんな事態を招くか。それは我々人心の如何にかかっている。

2018/06/15(金)


人手不足
 約2ケ月ぶりに床屋へ行く。以前は隣町の個人営業の床屋で済ませていたが、料金が4500円と高いので、格安の店に変更する。

 この店は散髪とひげ剃りで1400円。シニア価格だから格安であり、5回通うと400円にまけてもらえる。安いだけあって仕事の速いこと、早いこと!

 約20分で完了。だからお客が絶え間なく訪れ、繁盛しているのだが、今回は事情が違うようだった。それは60歳を越えたと思われるばあさんが、仲間につぶやいている。

 「今月でやめるのよ。もう齢だし、限界ね!」

 今回はいつもと違う店員が一人いた。人数は確保されているようだが、このばあさんが辞めれば空きができる。繁盛しているのに職人がいない。

 特に職人の世界は加速度的に減っているようだ。それに職員の高齢化も目立ち、繁盛するがゆえに大きな問題となろう。

 店の看板には、理髪学校の学資を出すから、うちで働いてくださいとの宣伝も出ていた。

 少子高齢化で日本の活力がそがれる事態は、看過できない段階に来た。特に建設業など高度な技能を持つ職人が足りないという。

 私の年代は高度成長へまっしぐらの時だったから、集団就職で多くの人が都会へ出て働いた。日本の復興は彼らの活力で成し遂げられたのであった。

 この人手不足をいかにカバーできるかが、日本の命運を左右する事態となりつつある。

2018/06/14(木)


政治ショーだった米朝会談
 世界が注目した北朝鮮の金正恩委員長と、アメリカ大統領トランプ氏の会談が終わった。お互いが親密な関係を演出し共同声明を出したが、その内容はまったく具体性を欠き、体制保証と非核化の確認だけに終わった。

 これから核放棄の手法について具体的な交渉に入ると思われるが、先に6ケ月以内にすべてのミサイルや核を国外に出して処理するとのトランプ大統領の考えは、実現するか否か今から厳しい交渉が始まる。

 今まで何度も約束を反故にしてきた北朝鮮だ。金正恩が体制の保証をたてに素直に核を手放し世界と手を結ぶかどうか、その未来は誰にもわからない。

 それに非核化の検証を如何にして行うか。その具体性も闇の中で、真実は確認のしようも無い。私は2月に行った占いでは「否」とでたが、これから長い非核化の交渉が続くことであろう。

 最近特に世の中が騒々しくなってきた。それは人々の意識の変革が極端になり、考えられないような犯罪が多発することだ。毎日のように残虐な殺人事件が起きて世の中を騒がせる。

 これはすでに予言されたことである。その騒乱の目的は、この地球と人類の意識の覚醒を促すためである。その意識を浄化し、新たな次元を目差すには、古いものを捨てねばならない。

 その取捨選択の時代が今始まったと理解すれば、少しは未来が見えてこよう。これからの世は、未だかって経験したことのない悲しみと苦しみの世がやってこよう。

 これも進化の過程で起きる試練である。フランス系オーストラリア人のミシェル・デマルケ氏は、地球から15万光年離れた第三銀河のティアウーバ星人に拉致され、彼らの星に連れてゆかれて核による地球人類の愚かさを諭された。

 この地球人類は宇宙から見ればまだカテゴリー1の幼稚な星であり、彼らのようにカテゴリー9の最高度に進化した星とは比べようもない。

 意識の変革は人災だけでなく、天変地異の天災を伴って地球人類に降りかかる。その時期は案外近いのではないだろうか。

2018/06/13(水)


病は最大の敵
 老化するといろんな病を発病する。昨夜は親しいA子さんから電話があり、近況を聞かせてくれた。それによると白内障で手術を受けたが、経過が思わしくなく目がかすんでみえるという。

 手術中に医師が何かを落とした感覚があり、医師は謝ったが回復はできなかった。そこで医者を換えて再度検査をしてもらうことにしたと言う。

 A子さんは70代前般だが、あらゆる病気をしてきた。その頂点が脳梗塞で3回も発病し、処置や手術したという。しかし奇跡的に回復し、今はその後遺症もない。

 あのバブル期は大阪で水商売を行い、億単位の利益を上げて富山に来るも、今は身内のトラブルや病気で蓄えも少なくなったと嘆く。

 近くに病院がなく、いつもタクシーを利用する。往復5千円ほどの交通費がかかり、医療費もそのつど万単位で支払うという。

 この日本は今、少子高齢化が進み、医療費が右肩上がりだ。その保険料もバカにならず、私も後期高齢者医療の保険料や家族の保険料を含めて、年収の10%近い額を払っている。

 試算によれば、年金や介護に医療費の福利厚生費が将来200兆円に達すると発表された。この莫大な公費は誰が支払うか。それは自分の年金や国民の税金であり、おのずから限界が訪れよう。

 私は健康に最大の注意を払う。それは食事の質である。家内が気を使い、野菜を主に魚を毎日食べ、たまに肉を少々。朝は納豆を食べ、畑で栽培した野菜が毎日のように食卓を飾る。

 おかげで健康だから医療費も少なくて済む。毎日、このよもやま話を書き、寝る前に一日を反省し瞑想を行う。これは認知症を防ぐ手法だから、今のところ頭は健全だ。

 この暇な老後を如何に過ごすか。一番の大敵は大病だが、認知症も隠れた脅威と思い、脳トレに励んでいるのである。

2018/06/12(火)


人形山
 私の田舎に日本300名山の「人形山」(1726m)がある。この山は春になると残雪が2人が手をつないだ人形のように残り、私も合掌造りの家のひさしから眺めて育った。

 山の由来は哀れな話である。登山口の田向に病気の老婆と2人の娘が住んでいた。姉妹は山頂の白山権現に母の回復を祈願しようと登ったが、吹雪に倒れ遭難する。

 春になってその2人の姿が残雪となって残り、手をつないだ人形のように見えるためこの名がついた。その権現様はふもとの上梨集落の白山神社で今も信仰の対象となっている。

 さて、昨日は高校の同学年だったA君から久しぶりに電話があり、この人形山に登ってきたという。登山が好きなA君は何度も登っているが、その帰りの道路でハプニングがありパニックになったという知らせだった。

 この人形山の登山口は庄川の支流「湯谷」にあるが、谷沿いに車で少し登るのである。この道は私も中学生のときから岩魚釣りで何度も行き来し、また谷の名の通りお湯が湧き出て皮膚病に効くため、よく汲みに行ったものである。

 今や登山ブームで多くの人が押し寄せるそうだが、私に登ったことがあるかと聞くが眺めても登ったことはない。その登山口までの谷沿いの道が悪路で、軽四の腹をこすり、やっと走る道だったという。

 登山からの帰り道で、軽四の異常に気づく。車がうまく走れなくなり降りて点検すると、何と右の前輪がタイヤが抜け落ちフレームだけになっていたという。

 走れないので後に数十台の車を待機させて、予備のタイヤに交換してやっと帰ってきたという話だった。タイヤは10mほどの距離に落ちていたというが、こんな事故は初めてでパニックになったそうだ。

 私も昨年の暮れにカローラからスズキの軽四(四駆)に交換したが、10年落ちの5万km走った中古車だから少し乗って思わぬ異変に気づく。それは急ハンドルを切ると、後ろの方でギギギ・・・と異音がして急ブレーキがかかったような感覚になる。

 販売店の社長は別に気にする故障ではないので、そのまま使用しても良いというが、気持ちわるくて仕様が無い。しかし部品を取り替えるにはお金がかかるので、このまま乗ろうと思う。

 今年の3月に免許更新したから、あと3年で返納としようかな。それまでの辛抱だから様子を見ながら月に400kmほど走ろう。

 私の長い車人生もあと3年で終わろうとしている。

2018/06/10(日)


4000人の美女と交わる
 和歌山県田辺市で77歳の資産家が、覚醒剤中毒で死亡が確認された。その死因が不自然で、自殺か他殺または事故などで警察が捜査している。

 紀州のドン・ファンとも呼ばれ、4000人の美女に30億円を貢いだと豪語されたという。20代の妻と60代の家政婦が住み、妻が2階の部屋でソファーに座りほぼ裸で呼吸が止まっていることを確認したものである。

 50億円の資産を持つこの人は、不動産や金融、酒類販売などの会社を経営していたが、今年が天命殺という凶運気の年で、あえなく亡くなった。

 その覚醒剤の入手や飲んだ経緯が不明で、謎は深まるばかりだという。自分の女遊びを赤裸々に暴露した本を出版し、有名女優との交際も取りざたされていた。

 天命殺という凶運気は怖い。それは自分の生命力が減退し、運が悪くなるのであるが、この時期に思わぬ病気や事故、災害などに見舞われる確率が高くなる。

 人は9年周期で生命力の変化を辿る。それはバイオリズムのようであり、強運期・平運期・順運期・衰運期・凶運期と循環するのである。

 その厄年をいかに避けるか。それは人智を超えた世界の力であり、神仏のご加護が必要となろう。そしてこの時期は心して自分を高める善行が求められる。

 この資産家は女に貢だけでなく、広く社会へ貢献され、貧しい人や困っている人に対して善行を積まれていれば、悲惨な死を免れたかもしれない。

 会社を経営し富を蓄えられれば、それは社会からの恩恵である。その中から少しでも社会へ還元できれば善徳を積むことになり、人生は変わるであろう。

 愛犬をこよなくかわいがり、2週間前に急死したが、壮大な犬の葬儀をされたそうである。その死体は庭に埋められて、今掘り起こし関連を検証されている。

 人はこの世で何を学ぶか。それは生かされている感謝と哀れみの心を持つことであろう。私も少ない年金の中から東日本大震災の犠牲者等へ5年間に渡り寄付をしてきた。

 今の風潮は”われ良し”の世に変わりつつあるが、私は仏道修行でその精神を学んだ。それはお金だけではない。人の出自を知り、輪廻転生により魂の進化を目差す真の悟りを得ることであろう。

 人はどこから来てどこへ行くのか。その根本が理解できれば、人はこの世で学ぶ意義を知ることになる。

2018/06/09(土)


97歳万歳!
 私の家から一軒置いた隣に97歳のおばあさんが住んでいる。息子と2人暮らしで、驚くほど元気だ。毎日、歩いて100mほど離れた食料店へ買い物に出かけ、料理も自分で作る。

 かっては学校の給食を作っていたというから、料理はお手の物なのであろう。そして花が好きで、庭にいろんな花を植えている。その花を3日おきに私の家へ持ってくる。

 仏壇に添えてほしいとのことで、ありがたく頂戴するのであるが、話好きで玄関を入ると腰を降ろし家内と話が弾む。本当は家内に負担をかけているのだが、そこは丁寧に相手をしているのである。

 なぜなら耳が遠く、補聴器の具合が悪いと何度も大声で話さねばならないからだ。このおばあさんは話し好きで、自分の家庭問題などプライバシーをあからさまに話す。

 田舎から満州に移住し、夫は小学校の先生をしていたが、流行病で亡くなったそうである。娘夫婦の問題や自分がボケてきたなど、玄関を入ると話が尽きない。

 いただいたお花は仏壇に添え、またあまれば玄関の花瓶に挿して楽しむが、その元気さには驚かざるを得ない。

 このおばあさんはまだボケもなく、耳が少し遠いだけで健康そのもの。100歳をはるかに超える長寿を全うされるかもしれない。

 人の命は誰にもわからない。私も78歳になったが、今のところ元気だ。だが脳障害の因縁が強いため、現役時代に発病した不安神経症で苦しんでいる。

 人生100歳時代、男の平均寿命は81歳だから、せめて私もあと10年は生きたいものだ。老後が安心して暮らせる世が、長く続いて欲しいと願うのは私だけではあるまい。

2018/06/08(金)


狂った両親
 東京都目黒区で起きた5歳の女児死亡事件は、万民をあぜんとさせる。結婚した夫妻は妻の連れ子を虐待し、部屋に閉じ込めて食事も満足に与えず衰弱死させたものである。

 悲惨なのは、女児が覚えたての平かな文字でつずった謝罪文であろう。

 ”もうパパとママにいわれなくても しっかりとじぶんから きょうよりかもっともっと あしたはできるようにするから もうおねがい ゆるして ゆるしてください・・・・・”

 この文をどんな気持ちで読んだであろうか。私は純真な子がこれほど素直に文に書けることに驚くとともに、扶養義務のある両親の心情がまったく理解できない。

 自分の子は普通に育てていたのに、連れ子に対してこれほどまでに冷酷になれるものであろうか。両親は逮捕されて当然だが、こんな親がいたことに驚きを禁じえない。

 今、世の中が確実に変革しようとしている。それは”われ良し”の考えで、自分に不都合な件は極力排除しよとする考えである。

 この考えはあらゆる階層にまで達し、その頂点はトランプ大統領であろう。自分や自国の利益しか考えない思いはいつかは破綻しよう。

 銀河の中心から降り注ぐ生命エネルギーの粒子はことに強まり、人々の意識を変革して高い次元へ導く糧となるものだが、その準備ができていない者は感情があらわとなって、自分本位に走るのである。

 すなわち、自分の心の「素」があらわになり、欲望のままに行動する身勝手な振る舞いが常態化するのである。

 この地球は今、大きな変革の時を迎えた。それは人々の意識を高め、高次の世界へ導く創造主の御心を理解するか、または否として欲望のままに過ごし、”われ良し”を選ぶかの二手に別れるであろう。

 事は人類だけではない。それはこの我々の住処である地球も同じで、われ良しの心が高まれば、それを否として自然災害が多発し、強制的に変革を強いることであろう。

 なぜならこの地球も生命体であるからだ。それは創造主からいただいた大切な住処なのに、自分勝手に汚し痛めてきた”つけ”が自然災害として降りかかる。

 人類は早く自分の出自を知り、この世の仕組みを知って軌道を修正すべきである。そのためには「霊性を得る」ことが必須となろう。

2018/06/07(木)


タウリン配合
 今日は曇りで寒波の影響か寒くてしようがない。気温は昨日と8℃ほど下がり、体調の管理が大変だ。家内も同じように体調が悪く、疲労感が強いという。

 そこで私は栄養ドリンクを飲むよう勧める。滋養強壮で疲労感を和らげるタウリンを3000mg配合した第二医薬品のドリンクを薬局で買ってきた。

 日ごろのお使いは自転車で行くのに、体調が悪いから車を出せという。わずか200mほどの距離にある食品スーパーだから、自転車が適当なのだが、今日はその愚痴が出なくなった。

 私も体調が悪い。それは口内炎で、舌や唇に入れ歯でこすった上顎に傷ができて痛くてしようがない。これらの痛みは人が持つ運命と関係がないだろうか。

 人には持って生まれた「因縁」というカルマがある。それは長い輪廻の末に自らが犯した罪とも言えるもので、因と縁により運命を形作る必然的なものである。

 その因縁は二十数種類あり、わが師はそれを霊視されて弟子たちに示された。私もお願いして自分の因縁を視てもらう。それによると7つの悪いカルマがあり、自分を形作る因となることを知る。

 その一つが「肉体障害の因縁強くして横変死の恐れあり」であった。それは自分の身体を傷つけ、運が悪ければ死なねばならない因縁である。

 仏道修行はこの因縁(カルマ)を切る修行であり、すべての因縁を切り、もはやこの世に輪廻しないまで魂を進化さることを目的とする。

 この地球はその格好の学校であり、長い輪廻の末に善行を積み仏界という次元を目差すのであるが、言葉で言えるようなたやすいことではない。

 私はこの因縁が発動して死に掛けたことがある。それは今から20年前ほどの昔であるが、称名滝を撮るために弥陀ヶ原から八郎坂を下る道であった。

 初めての登山道で、滝までの高低差500mを下る坂を降りようと三脚にカメラをつけて担いで岩場を下る。それはいつでも写真が撮れるよう準備をしながらの降下であった。

 その岩場で足が滑って転び、瞬間的に深い谷に滑落しそうになる。すぐに草をつかんで身体は停まったが、足はすでに谷に落ちていた。落ちれば500mを滑落し命は無かったであろう。

 現に2ケ月前に、この岩場の下で滑落して死亡した登山者がいたのである。カメラを付けた三脚を、担ぎながら岩場を降りる登山なんてあり得ない。

 私はつくずくわが師と神仏に感謝した。墜落死がすんでのところで助かり、今も元気で過ごせる幸せを思うと、この因縁が薄れていることを実感した次第である。

 しかし、肉体障害の因縁だけは防ぐことができなかった。それは右手に清酒の一升ビンを持ち、左手にかばんを持って玄関へ向かうとき、側溝のふたにつまずき、そのまま倒れて一升ビンが粉々に割れ、その破片で右手の薬指の腱を切ったことである。

 薬指は動かなかった。すぐに病院に駆けつけたが、翌日専門病院で手術を行うも、10日めに重いプリンターを持ち上げた時、プツンと腱が切れて再度手術するも元には戻らず、第二関節が動かず身体障害者となった。

 幸い薬指だったため生活には支障ないが、今度は左右の親指と人差し指の関節が腱鞘炎となり、痛くてしようがない。

 人はこのようにいろんな因縁で生涯を終える。そしてどんな学びをしたかで来世への転生を決めるのである。

 栄養ドリンクから私の因縁話になったが、人は前世のカルマを償いながらまた今生でいろんなカルマを作る。その人の成り立ちを学び、カルマからの脱却を説いたのが釈迦であった。

2018/06/06(水)


戦中体験
 かっての太平洋戦争の悲惨な生活が今、よみがえる。それは河川敷の畑で収穫したたまねぎを、町内の知人にあげたことから始まる。

 この人は庭一面がバラで覆われ、鉢植えのバラに埋め尽くされている。私は毎日、この家の前を通りながらこのバラを鑑賞するのである。

 その奥さんと知り合い、収穫した野菜をあげる関係になった。私は美しいバラの花を見る幸せを話し、そのお礼だと野菜をあげるのである。

 今はたまねぎが収穫の真っ最中で、10mの畝2条に植えた大粒のたまねぎを娘や多くの人にあげる。そしてソラマメも収穫時期で、これも隣のばあさんにあげた。

 もうすぐジャガイモが収穫できる時期を迎えるであろう。そのジャガイモを待っている友人もいる。一番の人気はスイカだ。そのスイカも花芽をつけて、7月下旬には収穫できるであろう。

 さて、私はこの恵まれた野菜を収穫しながら、在りし日の苦しかった日々を思い出す。それは戦中の昭和18年から戦後の25年当たりだった。

 合掌造りで世界遺産となった田舎で少年時代を過ごした私の記憶は食料の確保しかない。食べ盛りで父が徴兵されたため、老いた祖父母と母が畑を耕し、兄弟3人を育ててきた。

 主食の米はわずかしかとれず、粟や稗、きびにトウモロコシが主食の中、最後はサツマイモのつるまで食べて日々を過ごした。冬は「クキ」と呼ぶ塩づけの白菜をおつゆとして毎日食べ、春は「ジョウ葉」という木の葉までわずかのご飯に混ぜて食べたものである。

 終戦時は5歳だった。8月2日未明、東の空が真っ赤に焼けている。あれは富山市が空襲を受けていると村人が騒いでいた記憶が鮮明に残る。

 日本が朝鮮戦争で息を吹き返し、高度成長期に入る。食料事情も改善し、やっと毎日白米が食べられるときがきた。炭焼きと出稼ぎで生計を立てていた我が家も、ついに人並みの生活ができるようになる。

 あるとき蔵で探し物をしていたら、1000円の戦時国債の証券が出てきた。興味本位に銀行で聞いてみると、当たり前だがもう価値はないという。水のみ百姓なのに、戦中に1000円もお金があったとは驚きだっが、親の苦労が良く理解できた債権だった。

 今は父母も亡くなり、私も80近い老境となった。畑でいろんな野菜を作り、その多くを人にあげて苦しかった食糧難の時代を懐かしむのである。

 戦後の発展も貧富の差が大きくなり、富めるからこそ次第に人心が乱れてきたように思う。この平和な時代がいつまで続くか。それは飽食に明け暮れた人々の意識にかかっている。

2018/06/05(火)


脳トレ
 早いもので、はや6月となった。月日は矢のように進み、最近の寒暖の差が大きいため体調が悪く、老化を強く意識する。

 月の初めはHPの「今月のテーマ」を更新するときだ。私は茨木市の朝妻力氏とご縁があり、10年近く前から更新する写真に俳句を添えてきた。
 
 朝妻氏は全国的な俳誌である「雲の峰」を主宰され、数百人の会員が投稿されている。その中から写真を説明できる句を選ぶのだが、今月はこんな句があった。

 ”脳トレを 老いの励みに 春灯” 福永フサ子

 この句に私は10年前に写した、近くの岩瀬浜に自生するナデシコのお花畑を添える。松林に囲まれた砂浜に一面にナデシコが咲き、見事な花園となっている。

 作者は俳句を詠み、俳誌に投稿することで脳トレができるのであろう。頭は老いて益々鍛錬しなければならない。それが暇な毎日をテレビと友達になれば、すぐに認知症の気配がしてくるだろう。

 私は写真の説明に、美しいお花畑を写真に撮り、いつも眺めて楽しむ趣味が自分を癒してくれると書いた。

 80歳近くなると頭の回転も鈍くなり、物覚えも減退する。だが、この写真だけはいつどこで撮影したか鮮明に覚えている。

 私は美しいものに憧れる。それは風景だけでなく人の心も同じである。人を愛し人に愛され、私はこの世を去る。今日の新聞での人生案内では、80歳を越えた老人が死ぬのが怖くて仕方が無いと投稿されていた。

 死は決して怖いものではない。それは次なる転生を行うためのサイクルを全うするもので、また新しい人生が始まる種となるものである。
 
 私は今生でとことん美と付き合ってきた。その写真の記録を眺めながら、私は次なる人生もまた多くの人と感動を共にする美を味わいたい。

 今月のテーマは「初夏の花園」とした。さてどんな花園の写真が載っているか、このタイトルをクリックし、私の風景写真に飛んで、「写真のコーナー」をご覧いただこう。

2018/06/04(月)


不安定化する世界
 米朝首脳会談が予定通り、シンガポールでこの12日に開催されることになった。一週間前にはトランプ大統領が中止もありうると発言し混迷を極めていたが、これで一息ついたようだ。

 だが会談が行われても非核化の道は長いと断言しよう。トランプ大統領はそのつど主張を変化させ、お互いが駆け引きをしていたが、予定通り会談は行われそうだ。

 問題は完全な非核化がどのようにして検証できるかであり、北朝鮮の思惑はアメリカが6ケ月以内という期限では承服できないであろう。

 私が2月に占った限り、二人の主張が一致するとは思えない。トランプ大統領は会談が1回だけでなく、何回も念頭にあると発言したが、交渉は長く続くことも考えられる。

 日本が主張する拉致問題も解決へ導くことは至難の技であろう。またトランプ大統領は北への援助は韓国や日本が主となるべきであるとも発言した。

 今、カナダやEU、メキシコなどとの関税問題が浮上し、カナダがWTOへの提訴し、EUも準備中である。そして今、中国が南シナ海を軍事要塞化していることに反発したアメリカと険悪な状態を招いている。

 トランプ大統領は”われ良し”の大統領である。アメリカや自分の保身だけを念頭に、世界を混乱に貶める言動は今後益々加速するであろう。

 この大統領を選んだのはアメリカの国民である。それは人々の意識が今、大きく変革している証拠を示すものであろう。

 何度も書くように今、銀河の中心から強烈な生命エネルギー粒子が照射され、人々の肉体を構成している細胞そのものの振動数を増加させ、3次元から高い次元へ移行させる宇宙的な変革を促すことになると地球・先史文明研究家の浅川嘉富氏は述べられる。

 それは人間のDNAに組み込まれた遺伝子コードの起動により引き起こされるという。肉体の振動数が変化することは人類にとって高い意識への変化として反映されるが、まだその準備ができていない者には照射を受ければ受けるほど、その心があらわになって欲望のままに行動するよういなるという。

 その証拠に、今考えられないような利己的な理由で残虐な事件で殺人を起こす人が増えてきた。下校中の女児を殺し線路に放置したり、苦しむ様を見たかったとして女児を殺す事件などは典型的なものであろう。

 大国の大統領が”われ良し”に走るとき何が起きるか、それは世界を混乱に貶め、人としての「博愛の精神」などを度外視した欲望の塊となる危険性である。

 その結果は戦争である。かの有名な「日月神示」には「天地が混ぜこぜになる」ほどの混乱が起きて、世の中が新たな次元へ大変革を起こすとある。

 神界から自動書記で賜った予言がいつ発動するか、それは「子年」の前後併せて10年とある。2020年が子年であるから、もうすでに予言の範囲に入っているが、その「子年」がいつの「子年」かは分からない。

 幾多の予言にあるように、大変革はそう遠い年ではあるまい。人類は未曾有の変革、すなわちアセンション(次元上昇)に入ったと断言しよう。

2018/06/02(土)


ボケ防止
 家内が新聞広告で見たサプリメントを注文する。その品が郵送されてきて中身を見る。訊くと記憶力減退を軽減する栄養素だという。

 家内は最近、トンチンカンな話をして、私も心配している。どうも人の名が思い出せず、記憶力がすごく悪くなった気がするという。

 最近、盛んにサプリメントの広告が新聞に出るようになった。その広告は最初が半額や3割程度の値段で、飲んでみて効果を試して欲しいとある。

 正規の値段は高く、続けて買えるような安さではない。家内はいろんなサプリメントを買うが、ほとんどが最初の安いときだけで、続けて買うものはほとんどない。

 人の名や地名が出ないことは私もよくある。しばらく考えると思い出せるが、これも齢のせいとしよう。認知症患者は現在450万人だとか。

 それが10年も経てば700万人近くに達するとの試算もある。家内が認知症になれば一番困るのが私だ。第一、食事の支度ができない。台所に立ったこともなく、すべてが家内任せだった。

 まだらボケでは施設のお世話にもなれず、私が介護することになろうが、私もその確率は高い。私は認知症にならない自信はあるが、我が家の血統はボケが多く父も母も認知症だった。

 認知症防止の秘訣は瞑想が最適だと思う。何を瞑想するか、それは次なる転生を迎える理想の自分を瞑想するのである。

 私はわが師の著書「輪廻転生瞑想法T・U・V」(平河出版)で、自分が思い通りの理想的な来世を迎えるための修行法を学ぶ。

 この瞑想を行う限り、ボケている暇はないのである。

2018/06/01(金)

My Diary Version 1.21
Written by 中村邦夫 CGI提供じゃわ