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2022/06 << >> 2022/04

魂の抹消
 人は魂を進化発展させるために輪廻して、あらゆる経験をするのだと説いた。しかし、その体験や経験が多くの人を苦しめるような行為となれば話は別である。

 ある霊能者は言う。それはアメリカのルーズベルト大統領の魂は、どこの世界を見渡しても見当たらないのだと。

 ルーズベルト大統領は日本が満州へ進出し、大きな事変を起こしたことにより、日本に油の禁輸を行い制裁を強化したため、日本の軍部はアメリカとの開戦を決意する。

 山本五十六大将は勝ち目のないことを知りながら、真珠湾の攻撃に踏み切って世界大戦が始まった。結果は知れたこと。圧倒的に巨大な軍備を持つアメリカに勝てるわけがなかった。

 結局、国土はB29の空襲で全国の都市が大きな被害を受け、死者も多数に上った。唯一の地上戦は沖縄で、その悲惨な情景は今も語り継がれている。

 私は5歳のとき、富山市の空襲を見た。それは北の空が真っ赤に焼けていた記憶であり、市内の97%が壊滅し死者も数千人にのぼった。この太平洋戦争での死者は320万人にも及ぶという。

 ルーズベルト大統領は日本を開戦に導き壊滅的な被害を負わせ、兵士だけでなく民間人にも多数の犠牲者を出させた。その大罪が魂の抹消という最悪の罰を負うことになったものであろう。

 ひるがえって今のウクライナ戦争を思うとき、ロシアのプーチン大統領の死後の行く末である。ウクライナはプーチン大統領の発想で戦争に発展した。

 その被害は連日テレビで報道されるように、町は廃墟となり、戦争には関係ない民間人の多くが死亡や負傷している。人類が武器を取って戦うとき、必ず是非には関係なく無謀な殺戮が起きる。今のところ規模からすれば、過去の大戦の比ではないが、その心が多くの人々を苦しめるのである。

 私は思う。ロシアのプーチン大統領もルーズベルト大統領と同じように、死後の魂は抹消されてもおかしくないと。

 人はこの世に生まれて魂を清め高めるために生きると説いた。その使命をないがしろにし、残虐な行為で民衆を苦しめる時、ぞの罪はこの世から排除されるという運命を受けることであろう。

 この世には偉大な業績を残し、来世に希望の光を積んで亡くなった人も多い。私が信奉する釈迦も同じ。釈迦は人が進化を遂げる道筋を説かれ、わが師はそれを詳しく説明される。それは人は霊性を持つということである。

 「人はどこから来て、どこへ行くのか!」これが私の今生での大きなテーマとなっている。

2022/05/31(火)


家庭菜園
 ウクライナ戦争が終息せず、いつまで続くか予想もできない。ウクライナは小麦の輸出大国で、中東やアフリカの大きな生命線となっている。

 そのウクライナの輸出港がロシアに占拠され、2000万トンもの小麦が倉庫に眠っているという。このまま輸出が止まれば、多くの餓死者がでることになる。

 この日本も6月から物価が高騰し、約200品目もの食料品などが値上げされると報じていた。事実、スーパーではタマネギがバカ高で、大きな玉1個が158円もするので買えない。

 野菜は主食を補助する必修のものだが、毎日の必需品のため家計を圧迫することは間違いない。私は十数年前から近くの河川敷で畑を借りて野菜を栽培してきた。

 その品目は十種類ほどになるが、今は水菜にホーレン草などの野菜を堪能している。そして今年は裏庭の花壇で楽しんでいたチューリップやゆりを撤去して、キヌサヤエンドウとトマトを植えた。

 そのエンドウが実り、近所の人にもあげて喜ばれている。河川敷ではもうすぐジャガイモが収穫できる。今年は作付けがよく、大玉が期待できそうだ。

 10m四方の畑一枚を耕すのに大きな労力を必要とする。80代になった私は鍬で耕すのが辛く、限界も近い。それでもこの物価高だ。野菜や芋類を少しでも自家製にすれば、家計費も軽減されよう。

 山奥の小さな集落に生まれ、水飲み百姓の息子として育ってきた私は、豊かな生活をするため都会にでて就職することを決めた。まだ子供のころの決意だったが、その目標は見事に実現して今がある。

 人生の執着点を向かえ自分の願望がみごとに実現した現在、静かに余生を送ろうと思う。それはわが師に師事し、生きる意味を教えていただいたことも影響している。

 人はこの世で何を学び何を残すか! その最大の焦点が死後の行く末であろう。人は決して無になるわけではない。それは魂が永遠に輪廻して、神仏の領域を目指すためである。

2022/05/30(月)


電気料金
 世の中、値上げの最中で、電気料金も20%弱値上げされた。私は電力会社を卒業して20年あまり。こんなに激しい値上げは初めてだ。

 私は毎月20日の締めで、使用した電気料を推定しているが、今日は電力会社から5月分の料金がメールで送られてきた。それによると5月分は366kwHの使用量で料金は10、250円とある。kwHあたりにすると28円となり、今までの23円から20%上がったことになる。

 私は電力会社に就職し、最初は山の水力発電所勤務で、水車の運転を管理していた。おりしも日本が高度成長に入り、電力も水力だけでは賄いきれず油の火力発電所の建設が決まった。私は機械課卒だったので、ボイラやタービンを主力とする部門の建設を志願する。

 当時は重油が主で、しかも高い硫黄分を含んだ燃料だった。富山市の海辺に近い田畑を埋めて広大な敷地が造成された。私は希望通り建設所の機械課に配属され、メーカーのボイラやタービンの据付を管理する任務を賜った。

 約2年半の年月をかけて完成にこぎつけたが、硫黄分2%の燃料は腐食が激しく、公害を撒き散らす厄介な設備となった。だが出力156、000kwの発電所は地域の電力に大きく貢献した。

 その後は技術が進み、窒素ガスを除去する脱硝装置や硫黄分を除去する脱流装置が設置され、出力も25万kwから50万kwに大きな火力発電所となり威力を発揮する。

 そして私は福井県敦賀市で出力50万kwの石炭火力発電所の新規開発地点へ赴き、ボイラやタービンを据付ける機械課の課長を拝命し、完成を待たず次なる新規地点の石川県七尾市へ転勤となる。
 
 七尾市でも敦賀市と同じ出力の石炭火力発電所の建設だったが、今度は安全を統括する工務課長を拝命する。

 ここで私は現役を退いた。そして関連会社へ出向し、63歳まで火力発電所の保守工事を担当する現場監督となった。ざっと話すとこんな人生だったが、現役時代の思い出は尽きない。

 電気料金がどのように上下しようが私に異論はない。それはエネルギーに乏しい日本の宿命だからだ。値上げの根源はロシアとウクライナの戦争であろう。

 願わくば、このウクライナ戦争が早く終息し、平和な日々が到来することを願うのみである。

2022/05/27(金)


水芭蕉の原
 富山県南砺市城端町の背後にそびえる山に、水芭蕉が群生した原がある。私の故郷にも近く、標高800mまで林道が作られ、誰でも車で行くことができる。

 私は故郷の越中五箇山へ行くとき国道305号線を通るので、そこから分岐してこの林道を何度も訪れた。水芭蕉は今が盛りで、先日から私のHPのトップを飾る写真を紹介している。

 この林道の途中に夫婦滝と呼ぶ二条の滝が並んでいて、高さが約100m、夫婦のように感じられてすがすがしい気持ちになれる。

 そしてもう少し登ると眼下に広大な牧場が広がり、その背景が砺波平野である。牧場は約500mの高さの山林を開拓して作られたもので、その規模に圧倒される。

 そしてその終点が800mの駐車場で、そこから少し登って山を越すと50mほど下が水芭蕉の原だ。今は水芭蕉の白い花(葉っぱ)が一面に咲き、大きな池もある。

 水芭蕉は少し平になった広大な広さに群生し、一面に咲き競う。ここは隠れた最高の観光地で知る人は少ないため、私が写真で紹介しよう。

 写真は12年前に写したもので、今は林道がどんな様子か分からないので、車で行けるかどうかは知らない。とにかく、これほどの水芭蕉の群生地は少ないので、大いに期待していただこう。

 水芭蕉を育てる水源は、ここから下り砺波平野を潤すのである。

2022/05/25(水)


いちご
 今は畑のいちごが最盛期で、連日真っ赤で大きいいちごを収穫している。昨日は嫁いだ娘が孫を連れてきて、直接畑で収穫したいという。

 私は十数年前から富山市を縦貫する神通川の河川敷を借りて野菜を栽培している。作物は野菜だけでなく、いちごにピーナッツやさつまいもなど、好物のイモ類も多く作る。

 河川敷は肥沃な土で石ころが全くなく、10m四方に区画され、年会費1500円で誰でも耕せる。約5ヘクタールほどの広さがあり、組合を作り管理するのだが、高齢者が多く耕作を断念する人もいる。

 畑は肥沃でうまい野菜が容易にできるため、多い人は耕運機を使い4枚も耕す人もいる。ただ難点がある。それはモグラや野鼠が多く、まともに食わせてくれないことだ。

 特に芋類がターゲットで、サツマイモはその典型である。その鼠類を駆除してくれる一つの方法がある。それは梅雨時の洪水である。

 梅雨時は豪雨で神通川が氾濫し、河川敷まで水が及ぶことがあり、そのときは鼠やモグラも一網打尽となる。約10年に一度の頻度だが、私は一度だけ経験した。

 害獣の鼠が死ねばうれしいが、同じように作物も水に覆われ、収穫が台無しになるのである。

 いちごは人気商品だ。スーパーなどでは1個50円を越える値段で売っているが、私は畝全体に作付けしているので、大きな籠に一杯収穫できる。

 娘は大きな籠に一杯つめて持っていった。まだ完熟していないものもあったので、少し甘みが少ないものもあった。いちごはこれから収穫時期を迎える。

 今はホーレンソウやエンドウ豆が旬で、自家製のおいしい野菜を満喫しているのである。

2022/05/23(月)


4630万円の使い道
 ある男が、自治体から口座に振り込まれた高額のお金を総てカジノで使い、一文無しになった事件は大きな関心を集めた。常識では考えられない強欲で、よくもこんな事件を起こしたものである。

 自治体は国から支給される貧困者に、一人当たり10万円を支給する463人分を、誤って24歳の男の口座に振り込んだものである。振り込まれた当日からカジノに使い、11日間で使いきったという。

 当人は反省し、自分で返すと弁護士に話したというが、ろくな稼ぎも無い貧乏な男が返せるわけがない。私はこの男の心情が理解できない。

 なぜなら、私は常にわが師から謹言を受けているからである。それは前にも書いたが、人が輪廻の輪を解き聖者へ進む場合に絶対に守らねばならない掟である。

 その一つがむさぼりや執着の心、すなわち名誉や権力に地位、金銭などに深い執着を起こす心であり、強欲の心である。その心は何が何でも自分のものにしようとたくらみ、またはごまかして得る邪悪な心を指す。

 この男はこんな大金を見てすぐに感じたことであろう。それは振り込んだ人の完全な間違いであることを! その大金をすぐに我が物として博打に使う。

 情けなくて見てはおれない。この世は助け合いが基本である。私は世界を見渡したとき、貧困に苦しむ外国の民を思い、わずかな金額であるが年に数回ほど寄付しているのである。

 その送付先は、「国境なき医師団」と「国連WFP協会」である。寄付を始めて10年あまり。それはテレビで見た貧困の現状であった。

 そして今、ウクライナ戦争であらゆるものが値上がりし、貧困に苦しむ国や人々が大幅に増えつつある。その苦しみを打開するにはお互いが助けあうしかあるまい。

 そんな中、われ良しの心しか出せない人の未来を想像すると悲しくなってしまう。何度も書くように、人の本体は魂であり、人はその魂を進化向上させるためにこの世に生を受けた。

 その創造主の意に反しわれ良しに走るとき、来世は大きな試練が待っていることであろう。いやこの男は前世で大きな不徳を働いたが、その反省もなく今生でもまた大きな不徳を更に積んだことになる。

 「人はどこから来て、どこへ行くのか」、この永遠のテーマは(霊性)を持たなくして語れない。魂は永遠に輪廻して、わが身を進化に導くとを感じてほしものである。

2022/05/21(土)


体調不良
 最近体調がすぐれない。持病の不安神経症が長く続き、薬を飲んでもすぐに快方にならない場合がある。今から約40年前に患ったこの病気は、死ぬまで直らないであろう。

 火力発電所の新規地点の建設で、毎日2000人の労働者が働く職場では、毎月のように災害が多発した。私は安全管理の部署で統括管理していたので、その不安の影響が大きく作用したものである。

 高さ70mのボイラの建設や重さ200トンのタービン発電機などの据付で、絶対ミスを犯せない緊張した職場だった。元請会社が35社、下請けを含めた数多くの機械や建設会社の作業員が働き、2年半の完成時には延べ150万人もの労働者で達成できたものである。

 幸い死者は出なかったが、負傷者は多かった。特に労働基準法を無視した若い労働者を使い、高さ6mの吊り足場から転落して重傷を負った例は、労働基準監督署から送検するとまで脅された。

 退職して20年、まだまだ元気だが、この持病は完治しない。明日は近くの病院へ薬をもらいに行こう。80代に入れば持病を持たない人は少ないであろう。

 今は近くの河川敷の畑で野菜を栽培しているが、今年でやめるつもりが後輩の薦めでもう一年頑張ってみることにした。神通川の河川敷は広く、多くの人が作付けしている。

 私は十数年前から、10m四方の区画を借りてよく食べる野菜を栽培してきた。ところが周囲の老人が高齢でやめたため、私の畑が取り残されてしまった。

 今は周囲が草に覆われ雑草の種が飛んできて、耕してもすぐに草が芽吹く。毎日草取りの作業が続き、体力の限界に近づきつつある。

 体調不良の原因は持病のためだと思うが、できるだけ頑張ってみたい。畑仕事をやめれば、家で寝転び暇をつぶすだけで健康上得なことはない。

 高齢の皆さんは、どんな毎日を過ごされているのであろうか?

2022/05/20(金)


地球の未来を憂える
 ウクライナ戦争ではロシアが予想外の苦戦で、この先の結末が思いやられる。そしてスウェーデンとフィンランドがNATOに正式加盟すると宣言し、ロシアが厳しい評価を下した。

 そして昨日はロシア主導の軍事同盟が、モスクワで対面の首脳会議を開いた。ウクライナ侵攻開始後初めてで、プーチン大統領は各首脳に侵攻作戦の支持を訴えた。

 このように今、世界は主義主張の異なる大国が争う、かって無き局面に突入した。この争いがどのような経過をたどり終息するかは予想できない。

 この地球はコロナ騒動から2国間の戦争に移り、北欧の2ヶ国が、ヨーロッパの同盟国の仲間に入る異常な事態になってきた。

 このような騒動の発端となる国はいくつもある。この日本もロシアや韓国との領土問題や北朝鮮との拉致問題など未解決の問題を抱え、それがどのような結末を迎えるかは予想もできない。

 問題はこのウクライナ騒動の結末であろう。北欧の2ヶ国がNATOに加盟すれば、ヨーロッパ全体がロシアとの争いに発展する可能性もある。

 そこで気になるのが核戦争である。お互いが納得する和解の終息が無ければ、核を使った最終戦争に発展する愚かな選択をすることもあろう。

 その悪夢を私はわが師の著書から読み取った。わが師の著書「輪廻する葦」(平河出版)の最後に、日本に原爆は三度落ちると書いてあった。

 日本は2発の原爆を食らい、人類の狂気の見せしめにされた。しかし、これで終わるのではないと言われる。原爆はこの国にもう一度落ちると!

 今や、この国の上空を破滅のカルマが一面に覆い、それは日に日に厚く、濃なりつつあるとき! それが頂点に達したときに落ちるのだと!

 今の日本では考えられない事態だが、そうならないとも断言できない。それは日本に敵意を持つ核を持った国があるからである。恐らく日本に原爆が投下されるときは、それ以前に他国でその洗礼を受ける国があるかも知れないし、前面的な核戦争に発展する恐れもある。

 私は思う。前にも書いたが、この地球人類の未来を案じ、多くの宇宙の同胞達がUFOで飛来し、地球人を拉致して核戦争で壊滅した星を見せられていることから、そう感じるのである。

 私の思いが笑い話しであればそれで結構。だが人類の魂はまだまだ幼稚なままである。オーストリアのミシェル・デマルケ氏は、地球から15万光年離れたティアウーバ星人に拉致され、彼らの星に行くとき核戦争で廃墟となった星を見せられた。彼らは地球人類はカテゴリー1の未熟なレベルにあるという。

 2500年前の釈迦は、人々に魂の進化を説かれた。それが霊性であり、アーガマ(阿含経)の経典に詳しく書かれている。

2022/05/17(火)


掃除機が故障か?
 家内が体調が悪く、家の掃除は私が行う。毎日とまではゆかないが、3日ごとに1階と2階の部屋を総て掃除機を使いきれいにする。

 今日は掃除をする日で、座敷の部屋から順次台所へ向かう。居間の部屋を掃除していたときだった。突然掃除機が停止した。私はびっくりして掃除機の各部を点検する。

 しかし、異常な点は見つからなかった。唯一の発見は掃除機の先端を外したときだった。お菓子の袋のような薄いプラスチックのゴミがパイプに引っかかってパイプをふさいでいた。

 これではゴミは吸えない。しかし、ゴミを外して起動のスイッチを押すが動かなかった。何で? ゴミを吸えない異物を除去したのにいくらスイッチを押しても起動しない。

 モーターの音が少し変だと感じていたが、まさか故障したのではかいかと心配になる。何をしても動かないので、明日は電気店で買おうと思う。

 この掃除機は5年前に買ったもので、まだ新しい新式のものだった。数万円を覚悟していたが、しばらく放置したがあきらめきれず再度スイッチを押してみた。

 するとすぐにモーターが回り、異常なく起動することができた。一体なにが原因でこんなことになったのか? 私は冷静になり掃除機の機能を考えてみる。

 掃除機のモーターは厚い容器の中に埋蔵され、目には見えないが、空気を吸えないままの負荷に相当の時間を経たため、安全のためにスイッチが自動的に切れたのであろう。

 道理でゴミがうまく吸えないことに不信感を抱いていたが、まさかプラスチックのゴミがパイプの入り口をふさいでいたとは知らなかった。

 掃除機には、パイプが詰まってモーターに負荷がかかると停止する安全装置がついていた。これで一安心。この掃除機はよくゴミを吸うので重宝しているが、故障でなく安全装置が働いて停止したことに安堵する。

 メーカーの安全設計に敬意を表しよう。 

2022/05/16(月)


イチゴ泥棒
 今日は嫌な日となった。それは畑のイチゴが無断で盗られたからである。畑では10mの畝にイチゴがびっしりと植えられ、今は多くの実が熟すのを待っている。

 そこで午後の今、そのイチゴを収穫しようと畑へ向かったのであるが、着いてすぐに点検すると赤いイチゴの姿が見えない。

 「しまった、またやられたか!」と心で叫ぶ! 初成りのイチゴはそう多くはないが、それでも収穫を楽しみに畑へ向かったのに、まだ完全に熟さないものも盗られていた。

 昨年も初成りのイチゴを総て盗られてしまったが、今回も同じである。畑は河川敷で広く、人も住んでいないから盗ろうと思えば簡単に盗めるのである。

 朝早く、まだ人出がない時間を選べば簡単至極であろう。楽しみにしていたイチゴ刈りも最初からやられ、次もまた同じ被害を受けるかもしれない。
 
 この世は人心の荒廃がひどく、盗みなども罪悪感を感じないのであろう。それはウクライナ戦争も同じ。私は別に怒りを覚えたわけではない。

 なぜなら人間には過去世があるからである。過去のあるとき、私は今回の盗人のような盗みを働き、その被害者が今の盗人だったかも知れないからだ。

 それはただ、人の物を盗んで平気な人を哀れむだけである。この世は「因果応報」の真理で成り立つ。私がいつもこの日記で書くように、この世は魂を清め高める学校である。

 人の物を盗んで自分がどんなお返しを受けるか。この件は刑罰を食わない。それは私には前項のように、過去世で盗人だったかも知れないから、警察に届ける意思がないからである。

 私においしいイチゴをくださいと言えば、喜んで分けてあげたであろう。何も無断で盗む必要はないのであるが、それが人間の性であろうか。 

2022/05/13(金)


下水管清掃
 長く住んでいるといろんなトラブルが生ずる。今回は下水管の詰まりだった。下水管は台所と風呂場にトイレがある。台所の排水が悪くなったので外の下水管の蓋を取ってみる。

 すると配管の開口部が水で満杯になっていた。これでは流れないはずである。下水管の本管は道路の地下を深く潜って設置してある。

 その本管へ繋ぐのが家の排水管で、開口部は3箇所。見ると管の内側にねばねばした体積物が付着している。これが厚い層を成し、水が流れなくなったのであろう。

 自分では手に負えないので、5年前に縁のあった水道設備の業者へ電話する。運よくすぐに対応できるというので、30分ほど待つと来てくれた。

 管内の掃除は細いホースを利用し、強い水圧で洗浄する。その排水を見ると、体積物の塊が流れだして本管へと流れてゆく。やはり洗浄専門の装置が無ければ完全な洗浄はできない。

 専門の業者なればこそ。約2時間をかけて洗浄は終わった。その経費は数万円もかかったが、仕方がない費用である。

 一戸建ての家を持つと長い年月の末で大きな費用がかかる。私は築40年近い我が家を数度の内装を行い、外壁のペンキ塗り、瓦の葺き替えなどを実施してきた。

 その費用はバカにならないが、アパートなどで住むより安いかもしれない。私の故郷、越中五箇山の合掌造りの家は230年の歴史を持つ家だった。

 これが普通で、長いものは数百年も過ぎた家もある。世界遺産となった白川郷や菅沼集落に相倉集落の合掌集落も同じ。

 今の家はあと何十年住めるであろうか。リフォームを繰り返し、長持ちさせても限界は来る。そのときは勿論私はいない。

2022/05/12(木)


プーチン大統領の心
 ロシアの戦勝記念日の9日、赤の広場の軍事パレードで、プーチン大統領はこのように演説した。それはウクライナ侵攻は唯一正しい決定だったとした。

 2月24日の侵攻開始前の状況について、欧米がウクライナへ軍事支援を強化し、危険が日々拡大したと指摘し、核兵器を取得する可能性を理由とした。

 欧米は妄想に近いプーチンの考えに、積極的にウクライナへ軍事援助をして、戦況は一進一退を繰り返している。この2ケ月を越える戦況で、双方の死者は万を数えるまでにふくらみ、いつ終わるとも知れない悲惨な現状にある。

 私はプーチン大統領の心を次のように推測する。それは人が持って生まれた三毒と呼ぶ因縁(カルマ)である。三毒の心とはわが師より教わった人が持って生まれるカルマで、ほぼ総ての人が持つ心の因縁である。

 簡単に説明すると、

1.貧心(とんしん) むさぼりや執着の心。名利と物質に対して深い執着を持ち、これを激しく獲得しようとする心。

2.瞋心(じんしん) 怒り、腹立ち、憎み怒る心。自分の心にかなわない対象を憎悪する心。

3.癡心(ちしん) 無知のこと。愚昧。もろもろの道理に迷う心。我々の存在の根底にある根本的な無知。総ての煩悩の生ずる根源とされる。因縁因果の理法を理解していない心。

 以上が人が先天的に持つ煩悩とされる。この一つでもあれば、その人生を大きく左右する根源となろう。ことに一国の大統領ともなれば、国や世界を混乱に貶める凶器となる。

 私はわが師に師事し、まずはこの煩悩を出さないようにとの訓練を受けた。その文言をここで紹介しよう。私が毎日唱和し、心に誓う文言である。

 「われ無始の昔より今日に至るまで、諸有のかなに輪廻して「身口意」の三業広く諸々の悪業をつくる。総てむさぼり、おごり、怒り、愚痴の因縁による。今日誠心を持って深く懺悔したてまつる・・・・。」

 まだ続くがこれまでとしよう。この「身口意」の三業を如何にして克服し魂の進化を計るか、それは自分の意思とやる気だけにかかっている。

2022/05/10(火)


野菜栽培
 家庭菜園は野菜の種まきが終わり、苗を植える作業が盛りとなった。私も河川敷の畑を借りて、いろんな野菜を栽培している。今は便利な世で、殆んどの野菜の種が売られており、苗も豊富にそろっている。

 私は昨年の秋に植えたタマネギやいちごが育ち、もうすぐ収穫の時期を迎える。イチゴが好きで10mの畝に大きな実を付けている。もうすぐ収穫できるが、盗難に遭うのが気がかりだ。

 苗を植える最後はサツマイモだ。多くの品種があり、特に焼き芋に最適な品種、ベニハルカの苗がほしい。昨年は苦労して少し手に入れたが、今年は運よく20本まとめて購入することができた。

 昨年の秋、私は高齢化して農作業をやめようと決意する。だが同じ町内の耕作者が励ましてくれたので、考えなおし今年も耕作することにしたものである。

 野菜はご飯をおいしくしてくれる。その野菜が自分が育てたものだとすれば、これに勝るものはない。あとはメロンの苗を植えれば終わり。これで作付けは総て終わることになる。そして収穫の最初はジャガイモであろう。

 新じゃがが収穫できれば、先日タケノコをもらったFさんにまず差し上げよう。サツマイモは秋の収穫だが、焼き芋専用の芋はだれでもほしがる。

 高齢となり、いつまで耕作できるか分からないが、早くいちごが食べたいものである。

2022/05/09(月)


今月のテーマ
 私が毎月更新する写真「今月のテーマ」は(新緑の風景)とした。新緑の風景写真だが、その写真に全国的な俳誌「雲の峰」から選んで会員の俳句を添えるのである。

 4枚の写真だが、その俳句を紹介しよう。

 ・雑木山  いのち余さず 芽吹きけり 壷井 貞
 ・先生へ  感謝のことば 卒園す   井手 公子
 ・芽吹く山 風に光に   動きけり  倉瀬 瑛子
 ・いよよ春 大地に命   あふれ出す 藤原 靖子

 いずれも春のいぶきを詠まれたものだが、私はこの俳句に撮り溜めた多くの写真から、新緑の森の風景を載せた。

 私は風景写真を趣味とし、多くの作品を溜めたので、これをネットで配信しようと娘に頼みホームページを作ってもらう。それは今から20数年前であった。

 当初から短歌が好きだったので、その写真を説明できる短歌を添えたのが始まりだった。ところがそれが大阪茨木市にお住まいの朝妻力氏の目にとまり、以後、氏が主催される俳誌「雲の峰」の会員が詠まれた俳句を添えることになったのが始まりである。

 今月のテーマ写真は毎月更新し、季節に応じた風景を載せている。そして作品を採用させていただいた会員の方から、御礼の便りをいただくことも多い。

 このように、自分の好きな写真と俳句や短歌を同時に載せる試みに、私は大きな喜びを感ずる。それは雲の峰の方々の作品を紹介し、また自分の作品も鑑賞していただけるからである。

 私はすでに80代の老境に入り、体力が減退し写真撮影はしなくなった。だが撮り溜めた多くの写真を元に、まだまだ継続してみようと思っているのである。

 ”道しるべ歩き通して80年 はるかな明かり近くなりけり”

 これが私の人生です。 作品はこのよもやま話のタイトルをクリックし、私のHPに飛んで写真のコーナーをご覧ください。

2022/05/08(日)


飢餓人口
 今日の読売新聞に、世界食料計画(WFP)が昨年の食料危機に関する報告書を発表したと報じた。それによると、今世界で1億9300万人が環境の変化による深刻な食糧不足に陥っているという。

 前年度から4千万人の増加で、ウクライナ侵攻で小麦やひまわり油、肥料などの供給減に伴う価格高騰が更なる食料不足を引き起こしているとある。

 食料の不足は53もの国や地域で確認され、コンゴ・エチオピア・イエメンなどが深刻で、地域紛争やコロナ禍や異常気象などの要因が関係しているとする。

 食料は生きる糧で、それが無ければ餓死するしかない。この地球は急速に不測の事態を迎えつつある。争いがなければお互いが助け合い協力して共存しようとすることもできるが、我良しの世ではそれも叶わない。

 人は基本的にむさぼりや怒り、愚痴の因縁を持って生まれる。愚痴とは因縁因果の理法をわきまえないからであり、それを総括して「三毒」と言い、絶対に切らねばならないカルマとする。

 人は何のためにこの世に生をうけたか? それは自分の魂を清め高めて聖なる神仏の領域まで達し、二度とこの世に輪廻しない高い境涯を目指すためである。

 そのためにはこの世で多くの試練を受けて自分を反省し、魂を磨くことが必須となる。すなわちこの世は、人が成長するための学校なのである。

 3日に書いたミシェル・デマルケ氏は、ティアウーバ星人より自分が81回の転生を経て、この地球で学ぶために生まれてきたといわれ、過去世の様を総て映像で見せられたという。

 飢餓で苦しむ人も、前世で大きなカルマを積んできたからであろう。それはその代償を今生で精算するためであろうか。

 その点から私は思う。ロシアのプーチン大統領が仕掛けたこのウクライナ騒動に対するカルマを如何にして帳消しするか。それは魂の抹消という罰であろうか。

 霊眼があれば、容易に自分の行く末が分かろう。だから人が成長するには魂の浄化、すなわち霊性を得る以外に手は無い。

 進化した宇宙の同胞たちは最高度に達した霊性を持つ。わが師も同じで、個人が持つ因縁(カルマ)を見通された人であった。私もわが師に師事し、その霊性を獲得しとようと懸命に修行しているのである。

2022/05/06(金)


核先制攻撃
 北朝鮮のキム・ジョンウン総書記が、核の先制攻撃を示唆したことが今日の読売新聞で知った。今までの考えを破棄し、先制攻撃を示唆したことは、ウクライナ騒動が根底にあるという。

 北朝鮮の若い指導者は何をするか分からない。事の目先も考えず、軽々と核の先制使用を言い出すことは、本気になれば躊躇なく実行するであろう。

 そのとき何が起きるか、それは核戦争である。核を持たない日本は簡単にその洗礼を受けるであろう。わが師は日本に三度目の核が落ちると話された。「詳細は(輪廻する葦)平河出版による。」だから抑止力として核の保有について今から議論が始まることになろう。

 当分はアメリカの核の傘に頼るが、第二次世界大戦で2発の原爆を食らった日本の悲惨さは、日本人でしか分からない。

 人類が開発した最終兵器である核が使用されれば、その結末は誰でも理解できるであろう。それは地球と言う星の壊滅である。

 ここに一冊の本がある。その名は「超巨大宇宙文明の真相」ミシェル・デマルケ著(ケイ・ミスモリ訳)徳間書店で、作者はフランス系オーストラリア人である。

 ミシェル氏は地球から15万光年離れた第三銀河のティアウーバ星人に拉致され、彼らの星に連れて行かれて、この地球との成り立ちと未来を諭された。

 彼らはカテゴリー9の最高度に進化した星の住人であり、まだ赤子に等しい地球人の未来を案じ、ミシェル・デマルケ氏を誘拐して広く地球人に伝えてほしいとの思いであったという。

 この本はティアウーバ星人がミシェル氏に彼らの世界を体験させ、その体験を本にして地球人に知らせる役目をおおせつかったものである。

 ミシェル氏はUFOで彼らの星に行く途中で、核戦争で廃墟となったある星を見せられる。それは放射能で突然変異したゴキブリやアリとそこに住む人との格闘であった。

 人の姿は放射能で体形が崩れ、顔の目鼻や口がゆがんで見え、すべてが裸体であったという。そして巨大化したゴキブリやアリとの格闘には無力で、やむなくUFOからの攻撃で駆除された。

 住む家は小さな小屋のようで、子供は見当たらなかったという。食料は海の魚だけのようで、狩をするような道具もなく、農業らしき畑も無かった。

 核戦争は強烈な放射能を撒き散らす。それが星全体に充満すれば環境が変わり、人が住めなくなるであろう。仮に生き残ることができても環境破壊で、まともな社会を形成できなくなる。

 これは一例で、宇宙人に拉致されて現実に破壊された星を見せられた例はいつもある。岩手県の地方公務員であった上平剛史氏も「プレアデス星訪問記」(たま出版)で、同じような星を見せられている。

 宇宙の進化した同胞たちは多くの地球人を拉致し、核戦争で壊滅した星を見せて、愚かな核戦争のないようを諭しているのである。

 このウクライナ騒動は簡単には終息しないであろう。願わくばこの戦争が核戦争に発展し、また発展しなくても愚かな戦争だけは絶対に起こしてはならないことを祈るだけである。

2022/05/03(火)


認知症になりたくない
 家内が軽い認知症ぎみで、以前から多くの関係する本を集めていた。その数は10冊を越える。それは認知症だけでなく、死ぬまでの準備をするためである。

 あまりに多いので聞いてみると、買ったけど読んでいない本は多数あるという。物覚えが悪く、今はすぐに記憶から消えるので、昔買った本を読み始めたのだそうだ。私はこんなに多くの本を集めていたとは知らなかった。その代表的な本を羅列してみると。

 ・いつまでも老いない脳をつくる10の生活習慣(ワックkk)
 ・生涯健康脳(ソレイユ出版)
 ・笑って長生き(大月書店)
 ・不安のしずめ方(PHP研究所)
 ・自分が高齢になるということ(新講社)
 ・平穏死の進め(講談社)

 まだまだあるが家内も79歳の高齢となり、今は抹消神経障害で苦しんでいる。高齢となり、まず心配になるのが認知症だ。私も記憶力が減退し、人の名や地名などがすぐに出てきないことがある。

 その理由を解明するには、脳の働きを明確に知る必要がある。その本は東京大学教授の石浦章一氏の本で、「いつまでも老いない脳をつくる10の生活習慣」(ワックkk)に詳しい。

 脳がどのような経過で劣化するか、詳しく説明されている。そして老いても脳が活性化する方法を詳細に解説されている。

 私はすでに82歳となったが、まだ参考になる点は多くある。齢をとっても記憶力を高めることはできるとし、脳を活性化するには身体を使うことと、好きなことをすることで脳を動かすことだという。

 父も母も認知症で苦しんだ。母は認知症で20年も施設のお世話になり97歳で死んだが、私はあと10年は長生きしてピンピンコロリと逝きたい。

 その願いを叶えるため私はわが師に師事し、仏道修行や瞑想で頭をクリーンにし、心おきなく人生を全うできるよう活動しているのである。

2022/05/01(日)

My Diary Version 1.21
Written by 中村邦夫 CGI提供じゃわ