2022/05 << >> 2022/03
■野菜が高い
|
今日も家内に代わり食品スーパーの大阪屋へ行く。今日は長く魚料理が続いたので肉料理にしよう。大阪屋では肉料理を調理した品を売っているので便利至極である。
いろんな部所を回り、ジャガイモやタマネギなど野菜を買いたいと思うが、最近値段が高くなり思うように買えない。ジャガイモが1個88円、タマネギも1個128円もする。
今日は朝早く近所のFさんからタケノコをいただいた。孟宗竹の大きなものを4本、家では食べきれないので、親しい人にもおすそ分けをした。
Fさんは他県から来た人で実家は空き家になり、この孟宗竹は裏の山林で採れたという。毎年いただくので、そのお返しは私の作ったジャガイモやタマネギとしよう。
だが、畑ではまだ早く、収穫は6月まで待たねばならない。さて、今世界がウクライナとロシアの戦乱で異常な状態にあり、日本も円が131円台にまで安くなった。
インフレが到来しそうで、すでに野菜の値段が高い。今日いただいたタケノコは今がシュンで、スーパーの値段を見ると頂いたタケノコと同等のものが1000円を越えていた。少し大きいものは1500円の値がついている。
これでは簡単に買えない。その点で私は大きな得をするかもしれない。庭には花壇をやめて家庭菜園にし、エンドウやトマトの苗木を植えた。 河川敷の畑ではトウモロコシにイチゴ、ジャガイモにピーナッツ、サツマイモにタマネギや豆類に野菜を多く植えた。これらが食べごろになれば総て自家製の野菜で満たすことができる。
これからあらゆるものが値上がりするであろう。このコロナ騒動や戦乱の世の中で、平和な日本に住めることは感謝にたえない。一体これからどんな世が待っていることであろうか。
2022/04/29(金)
|
|
■横変死の因縁
|
横変死の因縁とは如何に。それはこの世で安楽に死ねない因縁(カルマ)である。人の死はさまざまだが、その中で事故や災害、自殺や他殺など、不慮の死を招くことをいう。
人は前世で成したいろんな事象から多くのカルマを持ってこの世に生まれる。それは前世で作った業を、今生で解消してより高い境涯の魂に生まれ変わることを目的とする。
北海道知床半島の沖合いで沈没した知床観光船事故で、乗客乗員26名が行方不明となり、11人が発見されたが死亡が確認された。当日は港を出たときは平穏な海だったが、半島の先端に近づくに連れて3mの大波により沈没したものである。
今は必死で残りの方々を探しているが、5日を過ぎても見つかっていない。犠牲者やご家族の方には深く哀悼に意を捧げるが、二度とこのような災難を起してはならない。
事故や災害、自殺や他殺で亡くなる人には横変死の因縁があると言った。その因縁は私も持っている。そのため私はこれまで3度死にかかっているのである。
簡単に説明すると、18歳で電力会社へ就職し、山の水力発電所勤務となる。そして1年が過ぎて1号機の定期検査の日が来た。そのときである。私は発電機の遮断器を点検するため、遮断器の下に潜るが、遮断器に触る寸前で、2号機のものだと感じ手を引いた。
触っていれば11千Vの電圧で感電し、即死していたであろう。それは私の単独作業であり、新米でありながら責任者に通知していなかったからである。
次が冬の最中で、2mも積もった国道156号線を庄川沿いに走り、急な曲がりの坂道を下るとき、下から対向車が上がってきた。突然カーブで私の車はスリップし、相手の車と正面衝突することになるはずであった。
だが、サイドミラーが接触するほど近づいて運よく交差できた。車はそのまま雪の壁に突っ込み止る。後ろには母を乗せていたから大変な驚きだったであろう。雪の壁だから車の損傷もなく、すぐにバックし抜け出すことができた。
次が50代になり風景写真に興味を持つようになる。特に山が好きで、よく立山に登った。あるとき落差350mの称名滝を滝つぼから撮ろうと、初めて弥陀ヶ原から八郎坂を下ることにする。
事故はそのとき起きた。弥陀ヶ原から500m下へ、すぐに岩場を降りるのだが、私は三脚にカメラを装てんし担いで岩場を降りた。今思えば非常識そのもので、いつでも写真を撮るためであった。
岩場は鎖もなく、つかむものは無かった。私はすぐにバランスを崩し足を滑らせる。足場の下は称名滝の滝つぼで、落ちれば命はない。
私はとっさに近くの草をつかむ。身体は半分崖にはみ出ていたが、かろうじて身体を支えることができた。後で思うと、この岩場の手前で1ケ月前に一人の登山者が足を滑らし、称名の滝つぼに転落して死亡していた。
このように私は82年間に3度の死を招く事故を体験しているのである。だが不思議なことに3件ともかすり傷一つ負っていなかった。
それはなぜか。私は40代でわが師にご縁を頂き、仏陀の成仏法を学んで修行してきた。釈迦の成仏法はあらゆる因縁(カルマ)を絶つ。
私はわが師にご縁をいただいて、自分が持つ因縁を視ていただいた。それはわが師がたぐい稀な霊能者であったからである。その結果は七つの悪い因縁を指摘していただいた。
その因縁は、私が過去世で成した悪業からきたものである。過去背は自分で認識できないが、まだまだ自分の至らなさを痛感した次第である。
仏道修行とは、このような悪い因縁(カルマ)から脱し、二度とこの世(学校)に輪廻しない聖なる魂を目指すことにある。
私はまだ道半ばだが、この奇跡的な横変死を避けれたことに感謝しかないのである。
2022/04/27(水)
|
|
■原爆は三度落ちる
|
今日の読売新聞に、緊急出版として「日本がウクライナになる日」河東義博著(cccメディアハウス)が載っていた。著者は元ロシア特命全権大使で、外交評論家であり作家である。
氏は長くロシアを見てきた関係から、今回のウクライナ戦争でロシアと言う国の本質を解説されたものであろう。
いつ解決できるともないこの戦争は最悪の場合、核が使われるかもしれない。核戦争の悲惨さはこの日本が一番よく知っている。そこで私はわが師の著書を思いだした。それは1982年に発刊された著書、「輪廻する葦」桐山靖雄著(平河出版)である。
わが師はたぐい稀な霊能者であった。それは仏陀の成仏法を体得され、霊的に詳細な人の内面を視られた人であった。人は前世で積んだ悪業を精算し、来世に向かい魂の進化を目指すためにこの世に生を受ける。
それは先日書いた喜怒哀楽の苦しみや悲しみのカルマだが、そのカルマの解消は容易なことではできない。逆にまた新たなカルマを作り来世に持ち越すのである。
カルマの解消には釈迦が説かれた成仏法でしか解けない。このままカルマを積み上げれば、最後は破滅が待っているのみである。この「破滅のカルマ」が核戦争であろう。
日本は2度までも原爆の洗礼を受けた。わが師は霊視により日本に3度の原爆が落ちると予言されている。その真実は分からないが、私は河東氏の新書の広告を見ながら、日本がウクライナになるという著者の考えに、三度の原爆を思い浮かべたものである。
日本は周囲に3カ国の敵対する相手を持っている。それはロシアであり中国であり、北朝鮮である。いずれも核を所有し、もし戦争にでもなればこの核を使わざるを得ない場合になればのことであるが、今はまだその恐れは考えられない。
この核がウクライナで使用されれば、国際世論は黙っていないであろう。それは核が核を呼び、世界的な核戦争となり、この地球の破滅を迎えることになろう。
わが師の言いたかったことは、「人類が持つ破滅のカルマ」の解消であった。強烈な独裁者が誕生すれば、その恐れは十分にあろう。今の北朝鮮のように!
話はまとまり難くなったが、要するにこの無益な戦争がなくなるためには、人はどこから来てどこへ行くのかの霊性を持たねば理解できないであろう。
釈迦は人が霊的進化をするための霊性を説かれた。それは今生でアーガマ(阿含経)となり、日本の一部の人に受け継がれている。
願わくば、ロシアが無益な戦争を終息する決断をしなければ終わらない。人が基本的に持つ煩悩、それは三毒として「むさぼり・怒り・愚痴(因縁因果の理法無視)による。
私は常にこの三毒を出さないよう、神仏に誓い祈って生活しているのである。
2022/04/25(月)
|
|
■喜怒哀楽
|
世には喜怒哀楽と言う言葉がある。今、NHKニュースを見ていたら、ブラジルのリオのカーニバルが催され、裸に近い美女が豪華な衣装で踊っていた。
コロナ禍を物ともせず大観衆が集まり、踊りに酔いしげる。これは極楽であろう。しかし、続いてのニュースはウクライナの戦争であった。
マリウポリが攻められ、多くの兵士や民間人が製鉄所の地下に隠れているが、爆弾やミサイルで攻撃され、血なまこになって路上に横たわる民間人の映像は見るに耐えない。
人類の歴史は戦争の歴史でもある。昔は刀や槍で戦う小規模な戦いだったが、技術の進歩で兵器が進歩し、ついに核爆弾を開発して人類の存続があやうくなる。 そしてこの戦争の終着点が見えてこない。NHkのサイトに載っていたが、ある専門家はこのように言う。それはこの戦争がどんな結末を経て終息するかである。
その案は三つに分かれるという。一つはロシアが東部や南部を完全掌握して、ある交戦ラインで休戦になる場合と、ロシアとEUの戦争に発展するケースに、そしてプーチン政権の崩壊である。それは戦争に反対しクーデターを起こすか内乱によるものだが、その結末は今のところ分からない。
ロシアは国際条約を無視して多くの民間人を殺傷してきたが、戦争が終わらない限り悲惨な死は続くであろう。
人の本体は魂である。人はこの魂を進化向上させるために、何度も輪廻してこの世で多くを体験する。その魂を最高度に高めるのは霊性である。
現世で積んだ悪徳は来世において解消しなければならない。自分が背負った罪を消すには同じような苦を味わうことになろう。その最悪の罰が魂の抹消である。
第二次世界大戦で日本を戦争に導いたアメリカのルーズベルト大統領の魂は、すでに抹消されてどこにもいないと霊能者は言う。
プーチン大統領の魂や如何に!
2022/04/23(土)
|
|
■タケノコ料理
|
町内のFさんからタケノコをいただいた。Fさんの実家はタケノコの産地で、毎年おいしいタケノコをいただく。
もらったのは3本で、家内に料理方法を聞くが忘れたという。認知症に近い家内は物忘れが激しく、毎日の料理も私が指示して食べる場合が多くなった。
しかたがなく近くのスーパーで、タケノコを下見しているおばあさんを見たので尋ねてみる。
「このタケノコはどんな料理をして食べるのですか?」
「これはね。鳥肉と出汁コンブで煮て食べるんだよ!」
親切に教えていただいて、言われた肉とコンブを買う。家に着いて晩ご飯の準備をする。タケノコは皮を剝いで切るが、どの程度に切れば良いかわからない。
あまり厚く切るとやわらかくするのが大変だと思い、厚さ1cm程度に細かく切った。だが家内がこれではどれだけ煮てもやわらかくならないと言う。
タケノコは本来木であり、太い根元は小さくても硬い。コンブ出汁が解けて粘りが強く、硬いタケノコを何度も歯で噛んで食べる。
毎日の食材は私が買うが、どの日も同じ食材が多くなった。家内は完全な認知症ではないが、このまま月日が過ぎれば悪化することは間違いない。
家内は私に食事を作る練習をしてほしいという。それは私が食材を買うためで、自分が以前のような料理を作れないことを自覚しているからである。
老いればまず食事の準備が大変だ。自分で出来なければ宅配の業者にお願いする方法もあるが、まだそこまでには至っていない。
わが町内の班では、数人の家庭が高齢化で宅配に頼っている。私の家もその時期が近いこどであろう。
2022/04/22(金)
|
|
■国土を清める
|
今、ウクライナ戦争がエスカレートし、いつ終息するか見当もつかない。ロシアはウクライナの東側、国境から近い部分で熾烈な攻撃を行っている。
なぜこんな争いが発生したかを考えると、一つ思い当たることが浮かんだ。それはこのウクライナが第二次世界大戦でナチスドイツとロシアの間で熾烈な戦争の舞台になり、多くの犠牲者を出したことである。
人や建造物を砲火で殲滅し、我が物にしようとする行為はどんな理由があれ、やってはならないことである。この地球は特定の人に与えられるものではないからだ。
それは創造主から預かった住処であり、お互いが協力して楽しい生活を行う地である。しかし、国土となり一度住み着いた地は誰にも渡さない、いや渡せない財産となる。
このような血を血で洗う争いが起きると、その地は人の怨念で不浄な地となり、決して安心して暮らすことができなくなると私は考える。
だからそんな地は、憎しみや苦しみのない清らかな聖地としなければ、必ず災いを被ることになろう。それは霊眼があればよく分かることで、わが師はたぐい稀な聖人の一人であった。
だからわが師は、自分の住処や土地を清め、悪霊のない聖地とするため、屋敷や宅地の浄化を行う浄霊法を伝授された。
我々信徒はそのため郷土を清めようと、各地で仏陀の成仏法により、不浄を祓い清める法要を行ってきたのである。
今日は仲間と国土交通省の出先機関に赴き、黒部川の河川敷を借りて黒部川周辺の土地や建物、そして災害や多くのダム建設で犠牲になった人々を癒す、土地浄霊の許可をとってきた。
黒部川では戦前から本流を止める大ダムを築き、出力の大きな発電所を下流から順次建設されてきた。その頂点が黒四ダムである。高さ186mの巨大ダムの建設には200人近い作業員の犠牲があってできたものである。
土地や犠牲者の無念を晴らし清めることにより、風水害や事故などの災害を軽減できると考える。日本は災害大国であり、その被害を最小限に抑えることは、全国に広がる仲間が常に目指す目標である。
この霊的な清め無くして、安心して暮らせる平和な日本にはできないと断言しよう。
2022/04/20(水)
|
|
■人類の末路
|
毎日、ウクライナ戦争の話題で、この地球の行く末が不安でならない。直接関係のない私だが、果たしてこの戦争がどんな結末を迎えるのか、それが世界や日本にどんな影響を与えるのかが気になるのである。
人類は科学や技術を発展させてきたが、その心を操る倫理道徳や目には見えない霊性をなくし、自ら破滅の道を歩んでいるようにしか見えない。
私は若い時からこの宇宙に興味を抱き、いろんな本を集めてきた。それは宇宙人やUFOなどの存在であり、この宇宙がどんな構造をしているかである。
そしてめぐり合ったのが、一冊の本であった。その名は「そうだったのか 宇宙人と銀河世界とこの世の超仕組み」大谷篤著(ヒカルランド)だ。
大谷氏は関英男工学博士に師事し、この宇宙の広大な構造を発表された。そして宇宙の仕組みを17項目でまとめ、現在の知識が間違いだらけの学問となっていることを指摘されている。
正確な宇宙は地球の天文学で言う490万倍の広さで、宇宙には意思があり、宇宙中の人類は宇宙の意識に司られているとする。宇宙には宇宙エネルギーが存在しており、すべてのエネルギーの源となっているという。
それは宇宙中の総ての天体、人類、動物、植物、鉱物などは波動によってコミュニケーションを図ることができるという。そして宇宙には法則があり、その法則に従って生活するよう定められているのだと。
参考にこの宇宙の広さを述べれば、宇宙の中心には「パラダイス」と呼ばれる中央宇宙があり、その周りを超宇宙と言われる7つの銀河団が取り囲んでいる。
その超宇宙にはそれぞれ70万の銀河があり、この地球が所属する天の川銀河は第7番目の超宇宙の銀河団で、70万ある銀河の中の61万1121番目にできた銀河だという。
気の遠くなるような話だが、この宇宙は無限に広く、想像もできない規模である。そしてこの広大な宇宙には、高度に進化した宇宙人が住む星が750億あり、地球のようにまだ赤子のような星が1150億もあるという。
高度に進化した星人は地球の未来を案じ、過去から多くの人たちがUFOで飛来し、選ばれた人たちに貴重な示唆を与えている。特に金星から来たヴァリアント・ソーと名乗る宇宙人は、
アメリカの34代アイゼンハワー大統領やニクソン副大統領(第37代大統領)と会見し、ペンタゴンの一室に住まわせたという。特筆なのが第35代大統領のケネディで、この事実を世界に公表しようとして暗殺された。
話は長くなった。私が言いたいのは地球人類は1150億もある不良星界の一つで、この先がどんな運命を辿るかが心配なのである。
今のウクライナ危機を脱し、750億の優良星界の仲間に入れるか、それとも核戦争で星が壊滅するかである。
過去の古い時代からこの地球の運命を予感し、多くの宇宙人が救いに来てくれた。だが宇宙の法則としてかれらは民衆の前に立ち、真実を語ることはできない。
昨夜のNHKではスペシャルとして、ミャンマーの軍事政権が簡単に民衆を殺す様を放映していた。ここでもウクライナと同様の内紛が起きている。この日本も自由陣営として中国や北朝鮮との関係が心配される。
この不安定な地球の運命や如何に!
2022/04/18(月)
|
|
■山林と税金
|
私のふるさと、富山県南砺市から、私が所有する山林や宅地の固定資産税の納入通知が来た。毎年のことですぐに納めたが、先祖から受け継いだ山林は約2.5ヘクタールほどである。
その面積は深い山の斜面に位置し、先祖や父が植えた杉が大きく育っている。だがこの杉林は、車の入る林道がなく急斜面で切り出すことができない。
その面積はたったの3坪ほどから、200坪以上に別れ、その数は30筆をはるかに越える。その場所は私がまだ20代の時から、杉の下草刈で知っているが、境界は目印が無いため大よその範囲しか分からない。
合掌造りで知られる田舎の山林は、家を建てる時は総て自家製の木材を利用した。その苦労は父が合掌造りの家を解体し、普通の大きな2階建て家屋にするときに知った。
所有する山林は松の林もあり、大きな松の丸太を組んで屋根を葺いた。山林は広い山奥に別れ、谷沿いにあるため、数キロも離れた山に点在する。
その山林が今、私のお荷物となった。田舎は父が建てた築90坪近い家屋を解体し、更地とした。それは空き家になって20数年、もう住むことはないためであった。
山林や宅地の固定資産税は永遠に納めなければならない。たった1万円に満たない額だが、私が死ねば子供たちの負担となる。
山林は売れることはなく、宅地も過疎化で空き家が増え、買う人はいない。全く無駄になった地をどうするか。それは田舎に住む多くの人の問題となろう。
今日の報道で日本の総人口は1億2550万人、11年連続して減少し、東京でさえ減少したという。この少子高齢化は避けて通れない日本の問題となった。
2022/04/15(金)
|
|
■畑仕事
|
明日から雨になるというので、畑でピーナッツの畝を作る。あらかじめ耕してあったので、肥料を撒いて畝にする。
撒きどきは5月の初旬で、種はすでに買ってある。ピ−ナッツは香ばしくておいしい。皿に盛り、約2分間レンジで加熱すると食べころになる。
そして次はサツマイモの畝を作ろう。サツマイモは煮ても焼いてもおいしい。特にベニハルカの品種は焼き芋専用で、なかなか手に入らない。
5月の初旬には苗が出るので、早めに買いに行こう。予約すればよいのだが、店では予約はしていない。このサツマイモで思い出した。
それは戦時中の食糧難の時代だった。田舎では田んぼの開発が遅れ、十分な米は収穫できなかったので、このサツマイモの茎や芋が主食のようだった。
まだ5歳前後の私は、今でも記憶に残ることがある。それは富山市の大空襲だった。夜中に北の空が真っ赤に焼け、村人が騒いでいる。
市内の97%が灰になり、2000名を越える死者を出した第二次世界大戦。食い盛りの私はダイコン飯やジョウバと言う木の葉をご飯に混ぜて飢えをしのいだが、この時のサツマイモの味は忘れない。
今、ウクライナではロシアとの戦争で、町は灰燼に帰している。戦争ほど哀れな殺し合いはない。何の罪もない市民が多数犠牲となり、住む家も無くなり途方にくれる。
日本が開戦前の昭和15年に生まれた私は、幼少のころを除いて復興が始まり、高度成長で裕福になった時代を経て、電力会社を退職して今がある。
この世は益々不穏な時代を迎えた。自分で野菜を作れる楽しみもあるが、国家間の争いが噴出すれば事はただでは済まない。
あとしばらくの人生だが、この世で多くを学んだ私は幸せ者であった。それはわが師に師事し、人はどこから来てどこへ行くのかを知ったからである。
ウクライナ戦争が早く終息し、最小の犠牲で済むよう神仏に祈ろう。
2022/04/13(水)
|
|
■M君からの電話
|
久しぶりに三重県に住むM君から電話があった。M君は私と同級生で、年に一度か二度ほど電話をかけてきて近況を話す。
田舎の小学校では男性が7人、女性が10人の計17人だった。そして中学へ進学すると、横浜から田舎の親戚に来た女性1人を含めて18人ととなる。
中学を卒業すると男性は3人、女性は5人が町の高校へ進学し、田舎に残った人は男が1人、女が4人だった。
それは田舎では働く仕事がなく食べては行けないためで、多くの県では集団就職で東京や関西を選んだものであった。
女性は結婚して田舎にとどまった人が多いが、男性は郵便局に職を得たI君だけだった。男の就職先は関西が多く、同級会を催したのは高校時代だけで、以後現在に至るまでみんなが集まったことはない。
今日の電話は、M君のところへ大阪から3人が遊びに来たとの話しで、私をびっくりさせる。3人は大阪に住んでいるが、1台の車に相乗りして来たそうだ。
話は大いに弾んで、82歳の高齢でも、まだみんなが元気で生活しているという。私はM君に聞いてみた。それは毎日、どんな生活をしているのかである。
M君は少し腰が痛いだけで元気であり、毎日午前と午後は2,3kmを歩くと言う。それが健康の秘訣なのだそうだ。
私は河川敷の畑を借りて野菜を栽培していると話したが、お互い健康には身体を動かすことが一番良いようだ。
人生100年時代。男の平均寿命は81歳だが、今年はその年が過ぎた。ウクライナ戦争で不穏な世の中となったが、平和な日本がどんな災いに巻き込まれるか分からない。
「破滅のカルマ」で書いたように、この世が平和であるためには、まず霊性の獲得しかあるまい。
2022/04/11(月)
|
|
■破滅のカルマ
|
今、ウクライナ戦争で、ロシアの罪無き市民を無作為に殺す蛮行で、人類破滅の恐れが私の脳裏に浮かんできた。それはわが師が常に法話で口に出された言葉であったからである。
霊性のない人間には、国家や自分のためなら人を平気で殺せる。そこには罪の意識がないからである。勿論、戦争と言う異常時で思考力が麻痺するからであろうが、少しでも霊性を持てば罪として深く感ずることであろう。
霊性とは如何に? それはわが師の著書「間脳思考」(平河出版)に次のように書かれている。
霊性とは「物質的な欲望や本能を制御し、時には否定さえして、より崇高なるものに憧れる精神領域」だと説明される。
霊性の場は間脳の視床下部にあり、神と一体となり、仏と同化しようとするすう勢であると。それを2000年前のイエスや釈迦が説いた。
人類は進化とともに、この霊性を失ってしまった。それは新皮質脳を発展させ、精神的には哲学や倫理道徳を、物質的には科学や技術の発展であり、言葉を変えれば、
「より良く生きる」が科学と技術を生み出し、「より高く生きる」が哲学や倫理を生み出したが、今は哲学や倫理は全く行きずまって、人類が抱える問題に大声で警告するけど何の答えも出すことはできないと!
そして新皮質脳は全力をあげて霊性の場を押しつぶしにかかり、人間の総ての欲望(大脳辺縁系)がこれに加わった。これが人間の「業」というものだと述べられる。
話は難しくなった。このまま進めば益々霊的な思考から離れ、いずれは核が使用されて、人類破滅のときがやってこよう。
この世の仕組みは、目には見えない霊的世界で成り立っている。私はわが師の口癖であった「破滅のカルマ」の発言が、強く脳裏を揺さぶるのである。
それは幾多の選ばれた人々が、進化した宇宙の同胞たちに拉致され、核戦争で廃墟となった星を見せられているからである。
2022/04/09(土)
|
|
■今月のテーマ写真
|
早いもので4月となり、私はHPを更新する。それは月の初めに更新する風景写真のテーマである「今月のテーマ」だが、今月は「春の花園」とし、富山県を代表する花の群生写真を載せた。
富山県を代表する花はチューリップであろう。その産地は礪波市と入善町であり、数ヘクタールもの広さを埋め尽くし、いろんな種類の色で咲き競い球根は全国へ出荷される。
その写真に、大阪茨木市にお住まいの朝妻力氏が主催される全国的な俳誌「雲の峰」の会員から選んだ名句を載せるのである。
会員の皆さんが詠まれる俳句は、3月以前の出来事を詠まれるが、私の写真は4月以後の風景を載せる。だから2,3ケ月の差ができて写真を説明できる句は限定される。
しかし、それは考えようで、俳句が風景を説明できなくても十分活用できる。その例を今回載せた名句で説明しよう。
”背後から 妻大声で 鬼は外” 園原昌義
私はこの句を、富山県入善町で写したチューリップ畑に添えた。そして説明文に次のように記した。
”これはジョークでしょう。愛すればこその大声と信じます。お二人にこのチューリップを上げましょう。”
今月のテーマ写真は4枚あるが、このよもやま話のタイトルをクリックし、私のHPに飛んで、写真のコーナをご覧いただこう。
今月はチューリップに黄水仙、梨畑、片栗の4枚の風景写真を載せた。朝妻力氏からは、俳誌やメールで会員へ通知されているとか。
私のつたない写真を紹介していただいて、感謝に堪えない。深く感謝申し上げたい。
2022/04/07(木)
|
|
■土地を清める
|
ロシアとウクライナの戦争が悲惨を極め、ロシア兵により多くの民間人が虐殺された。争いでこれほど悲惨な事件はない。すでにウクライナ人民は425万人もが戦火を逃れて外国に避難した。
私はなぜ今、このウクライナ戦争が勃発したかを考える。その大きなヒントがある評論家の記事に載っていた。それはこのウクライナが第二次世界大戦の戦場になったことである。
その戦場とは、ヒットラーが率いるナチスドイツとソ連の戦争であった。そのウクライナでは、民間人を含めて約3000万人が戦死したという。
この3000万人の怨念がこの地を不浄にして、再度戦火を交えることになったと私は考える。何たる悲惨! そして人間の愚かさであろうか!
その点で言えば、この地球はいたるところで争いがあり、多くの犠牲者を出している。土地の不浄は戦争だけではない。それは災害の地であり、事故の地である。
霊眼があれば、その土地の不浄はすぐに分かるという。私には分からないが、この日本も第二次世界大戦で全土が空襲に遭い、多くの人が犠牲になった。
そして災害の多発である。火山の噴火や地震、津波に洪水など、残念無念で亡くなった人々の何と多いことであろうか。その人々を供養し、無念を晴らしてあげるのが土地の浄化である。
わが師は仏陀の成仏法で犠牲者やその地を清め、二度と悲惨な運命に遭わないよう、過去数十年前から供養してこられた。それは信徒が全国各地で法要を行い、清めの法力により聖地とするものである。
私の地区でも小規模ながら、古来より災害や事故で多くの人が犠牲になった地を供養してきた。それは今でも続いている。
このようにして無念を残して亡くなった人々を供養することにより、この地は不浄を無にすることができると信じている。
先般、富山県黒部川の宇奈月ダム周辺で、洪水や電源開発で亡くなった人々の供養をして、川や土地を清めようと県の事務所にお願いしたが承諾を得られなかった。
このウクライナ全土は不浄の地である。その不浄を清める以外に安穏として住む土地にはなり得ない。仏陀の成仏法が、その清めの最善の法であることを知ってほしい一念である。
2022/04/06(水)
|
|
■緊急地震警報
|
今(4日午前10時)能登半島でわずかな時間を置いて2回、軽微な地震が起きた。1回目は10時28分でM4.1、能登珠洲市震度3で、2回目は10時34分でM4.3 珠洲市震度4だった。
いずれも震源地は能登半島先端の石川県珠洲市で、ここ毎日のように軽微な地震が発生している。富山県の我が家では震度1で、揺れは感じなかった。
私はたまらず、コンビニへ走り、週刊ポストを買う。それは新聞で見た週刊ポストの宣伝で、3.16の福島県沖の大地震を7時間前に予測的中させた、東大名誉教授の村井俊治氏の記事が載っていたからである。
氏は北陸で4月12日までに巨大地震が発生すると予言された。それは地震科学探査機構が配信するアプリ・メルマガ「週刊MEGA地震予測」では、通常の予測とは別に、より切迫度が高い時だけ、場所や時間などを明示した「ピンポイント予測」を発表しているからである。
そしてこの半年間、新潟県南部、富山県、石川県、岐阜県北部まどで異常変動が起き、隆起や沈降が続いているからだと言う。石川県能登半島の先端が隆起し、輪島や穴水市周辺に歪が溜まっているからだそうだ。
この能登半島の地震は異常だ。ほぼ毎日のように軽微な地震が発生している。能登半島から富山市は近い。もし巨大地震が能登半島で発生すれば、この富山県もただではすまない。
地震大国日本。どうか起きても被害の無いように、神仏に祈るしかあるまい。
2022/04/05(火)
|
|
■末梢神経障害
|
1年前に家内が右手の指が痛く、うまく動かないというので整形外科医院で診察していただいた。結果は末梢神経障害という病気で、脳から全身に広がる神経が細くなり、それが原因で痛くなり自由に使えなくなるのだと言われる。
その神経障害は拡大し、今は頭痛や耳鳴り、手足や首筋に胸や背中が痛んで満身創痍の状態にある。医師は手術しかないと言い、大病院で受けられるよう紹介状を書いていただいた。
しかし、大病院の医師は診察後書状を書かれ、もとの病院へ渡すように言われる。結果はこの病院でも手術ができず、以後電気アンマでごまかしてきた。
この難病になった原因は分からないが、痛がる家内の姿を見て私も気が気でない。痛みはその日により身体の各所に移動し、すぐには直らない。
人は誰でも病気になるが、どんな病気になるかはその人の運命である。私も小学生のころから吃音で悩まされ、中年の働き盛りで不安神経症をわずらい現在に至る。
それは火力発電所の建設現場で、毎日働く2000人の工事関係者の安全を統括する仕事に就いていたときだった。安全は仕事を円滑に行う要である。
職場は高さ200mの煙突建設から、70mのボイラ塔まで重機を駆使した危険な作業が続く。軽微な事故は毎月のように起きた。あるとき、水を純水にする建屋の建設で、1階天井の吊り足場から若者が墜落して大怪我をした。
高さ8mの足場解体工事で若者は18歳に達していなかった。すぐに労働基準監督署から出廷の命が下る。それは高所作業に未成年の若者を使った法律違反の件であった。未成年者は高さ2m以上の作業は禁止されているのである。
私は神仏に祈る。大分時間が過ぎて、起訴しないと通知された。それは怪我が重症で済んだからであろうか。死んでいれば犯罪者として刑罰を食っていたであろう。
工事現場は高所作業が多く、このような事故は毎月のように起きたが、死亡事故は起きなかった。その管理を担当する私は不安感に満ち、たまらず医師の厄介になる。
発電所はほぼ完成し、私は役目を果たして本社へ転勤となる。だが、その不安感は今でも時々発病する。だから薬は手放せないのである。
この3月で満82歳となったが、この病気をのぞいて今も元気だ。そして家内の病気を癒しつつ、家事も手伝うことになる。人生は病気との闘いだが、このままピンピンコロリと逝きたいものである。
2022/04/04(月)
|
|
■愚かなるかな人類
|
今日は快晴、少し寒いが畑でサトイモの畝を作る。河川敷の畑は広大で、多くの人が国交省から借りて野菜を栽培している。
私もその一人。畑に着くとA子さんがいて耕していた。久しぶりなので話しに夢中になる。A子さんは私の1歳下で、一人暮らしだ。
すぐに私に事情を話す。それは娘が自分の家に来てほしいとの誘いだった。高齢になり、一人暮らしを心配してのことで、家を空き家にして娘の家へ行こうかなと考えているという。
畑を耕す平和でのんびりした姿を思うと、つくずくこの平和な日本に感謝の念が沸く。ロシアとウクライナの戦争は、1ケ月が過ぎても収まらず、終戦交渉もまだ初歩の段階だ。
テレビに映る町の風景は悲惨そのもので、破壊され尽くしたビル街を見ると心が痛む。海外に逃れた人々は400万人を越え、もう限界が近づいているという。
ロシアのプーチン大統領は、なぜこんな悲惨な戦争を起こす必要があったのであろうか。それは「むさぼりと怒り、因縁因果の理法に疎い」という毒にまみれた姿である。
わが師はこのように言われた。人は過去世で積んだ因縁(カルマ)をもって生まれる。その基本的なものが三毒と言って、むさぼりや怒り、愚痴だと言われた。
プーチンの頭を想像すると、大統領という最高位の役職から「金銭、物欲、権力に名誉の権化」としか見当たらない。私が何度もこの日記に書くように、権力と名誉の強欲はただでは済まない。
それは人類の歴史である。この基本的なカルマを持つ限り、争いは絶えないであろう。このカルマを解消するのが仏陀の成仏法である。
釈迦やイエス・キリストは、2000年前に人が幸せになる原理を説かれた。だが長い年月の上でその教えは改ざんされ、多数の宗派に分かれて今がある。
私はわが師に師事し、釈迦の悟られた真理を阿含経(アーガマ)により教えられた。そして成仏とは総てのカルマを切り、完全無垢な心でこの地球世界から仏界へ至り、輪廻を完了させることだという。
簡単なことではないが師事して40年、私は魂の進化向上に向かい自らを戒め、三毒の心を出さないよう日々自分を戒めているのである。
願わくば、プーチン大統領が自分の過ちに気づき、速やかに争いを終えるよう願うばかりである。
2022/04/01(金)
|
|