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世の指導者に問う
 ロシアとウクライナの紛争が熾烈な結果を招いている。その結末はいかがになろうか、まだ誰にも分からない。今言えることは双方に人的被害や物的被害を助長させるだけであろう。

 この紛争を起こした指導者に言いたい。それは紛争を起こして何が徳なのかということである。大統領となればどんなことも自分で決められる。

 多数の人的被害を出してそれがどんな結末になろうが、決して自分や国家のためになるものではない。人類の歴史は争い、戦争の歴史である。

 私は指導者に言いたい。それは人は「霊性」を持てということである。その霊魂は間脳の視床下部にあり、長い輪廻の上で人の本質を左右する霊的存在である。

 わが師は稀に見る霊能者であった。それは深い瞑想により、人が持つ因縁(カルマ)を霊視されたのであった。私も弟子となり、その悪しき因縁を切り解脱した自分を目指すが、事はそんなに簡単ではない。

 私は自分が根本的に持って生まれた因縁(カルマ)を霊視していただいたが、その悪しき因縁は7つあった。その一つに「肉体障害の因縁強くして、横変死の恐れあり」というものがあった。

 それはこの82歳までに3回死にかかっているのである。一つは電力会社へ入社し、山の水力発電所勤務となり1号機の定期点検を行う。その時私は間違って生きている2号機の遮断器に素手で触ろうとした。

 電圧は11000V、触れば即死である。まだ入社して日が浅いときで、ふと気づいて手を引いた。そして年月も過ぎて50歳代となり、母を車に乗せて故郷に向かう雪道で、下りのカーブでスリップし、下から上がってきた車と正面衝突する瞬間にサイドミラーをこすりながら難を逃れた。

 正面衝突していれば今は命が無かったかも知れない。そして3回目は60代で写真撮影に夢中になり、特に立山の秋を撮ろうと、称名滝の上から八郎坂をカメラを三脚につけて担いで岩場を降りる。

 岩に足を乗せた身が滑って私は横倒しとなり、500m下の称名滝の滝ツボへ落ちそうにななる。しかし瞬間に岩場に生えた草をつかんで身体を支えた。落ちていれば滝つぼに直行で、1ケ月前にこの付近で一人の登山者が滑って死んでいた。

 このように人が持つ運命は霊性があれば前もって知ることができる。自分を左右するカルマは前世で積んだ不徳である。

 指導者はどんなに良い才能があろうが、一つでも大きな負のカルマがあれば、多数の民衆を苦しめる元となる。

 ロシアのプーチン大統領がどんなカルマを持つか知らないが、側近に信頼できる霊能者の一人でもいれば、事は起きなかったであろう。あの徳川家康は身元に天海大僧正の助言を得て政治を行った。そのため徳川幕府200年の平和を達成できたのである。

 核兵器をちらつかせるまでにエスカレートしたプーチン大統領。その結末が地球人類の生死を左右することになりはしないか。それは誰にも分からない。

2022/02/28(月)


阿鼻野街道
 人が死ねばどんな世界へ行くか、知りたいと思わないであろうか。世に臨死体験や幽体離脱してあの世を見てきた人も多い。昔から語り継がれてきた説にこんなのがある。

 死んで魂となった幽体はまず阿鼻野街道という道を歩む。その行く先は賽(さい)の河原である。その阿鼻野街道には、ところどころに飲み屋やいろんな店があり、そこに立ち寄るとたちまち牛や豚のような家畜や獣にされてしまうという。

 運よく賽の河原まで到達できても、眼下には三途の川が流れていて、そこを跳び越さねばならない。三途の川は手前から地獄界、餓鬼界、畜生界に別れ、行方を阻んでいる。

 しかし、この川を越さねば目的地に行けないのである。殆んどの人はここで停まり、思案に暮れる。あきらめて引き返す魂や、自分なら越せると飛んでみたが、すぐに川に流されてしまう。

 その行く末は生前に犯した愚行の結果であり、高僧といえども飛んでも戻され超えることが出来ない場合があるという。時々、大空を悠々と飛ぶ魂を見かけるが、この魂は親族など縁の人が解脱供養をしたおかげで、向かう岸の幽界へ行けるのである。

 しかし、幽界といえどもまだそこは過ごす地ではない。一応身は安定して過ごしやすいが、目的は高い山脈を越えた霊界を目指すのである。

 、家族の供養により長い年月の据えに越えることができた魂は、ようやく輪廻ができる境涯に達し、自分の過去に成した罪の消滅に向かい、次なる生の概要を決めるのである。

 それはまだ足りない分野の学びであり、少しでも魂の進化に役立つ国や人種、そして家族構成や自分の運命を選択して赤子として宿るのである。

 それはあらゆる境涯の経験を積み、魂が進化成長するまで途切れることはない。その目的はこの世を創造された創造神の身元にまで達することを目的とする。

 魂は不滅である。魂はその進化向上に向かって「因果応報」や「因縁果報」と呼ばれるカルマの法則により成り立つ。だから世に偶然はあ得ない。すべては必然であり、自分が決めてこの世に生をうけたと思わねばならない。

 以上、人の輪廻について書いたが、人は前世を忘れてこの世に生を受ける。それは前世を知れば不都合な点が多々生ずるからである。(霊的に進化した人は別だが、その領域にまで達した人は、釈迦やわが師のように極少数である)

 最後にロシアがウクライナに侵攻し、我が物にしようとしているが、この行為をたくらむ人の魂はあまりにも卑劣であり、地獄界で長い年月を苦しむか、魂の末梢を食らうしかない。

 人はこの世で何を学ぶか。それは私がいつも書くように三毒として「むさぼり・怒り・因縁因果の理法無視」から脱却するためであろう。

2022/02/26(土)


霊性を持て
 ついにロシアがウクライナに侵攻し、戦争が始まった。私はほぼこのようになると予想していたが、武力抗争は現実のものとなった。

 人類は何と愚かな者であろうか。戦争の根幹は人が持つ三毒と言い、それはむさぼり、怒り、因縁因果の理法に疎いことだとわが師は話された。すべてはお金であり、物である。

 霊性とは如何に? 霊性とは「物質的な欲望や本能を制御し、時には否定さえして、より崇高なるものに憧れる精神領域」だとわが師の著書「間脳思考」に書かれている。

 人の本体は魂(アストラル体」であり、身体はその魂を入れる入れ物にすぎない。そして人として如何に魂を進化向上させるのが使命で、そのために人間として生まれて苦楽を味わうのである。

 だが戦争は人の命を奪う。折角この世に生まれて魂を清め高めるのに、三毒のためにその使命を捨てる愚考である。

 人は輪廻転生を繰り返し、この世で多くを学ぶ。それはわが師が最も強調された理論であった。事実先日も書いたが、進化した宇宙人に拉致され、彼らの星に連れてゆかれて多くを学んだオーストラリア人、ミシェル・デマルケ氏は、81回の転生を総て再現して観せられたという。

 戦争を仕掛けた人の魂は哀れである。その一人が第二次世界大戦で、日本に石油の禁輸を断行して戦争の元を作ったルーズベルト大統領の魂は、その大罪のためにいくら探しても、その魂は見当たらないと霊能者は言う。恐らく、その魂はもう価値がないとして末梢されたものであろう。

 この戦争がどんな結末で終えるか。そして益々過激になり、最後に核が使用されるとき、地球人類の最後が待っている。願わくば、この争いが現状から元に戻り、終息することを願うのみである。

 人は自分の出自を知る霊性を持たねば、魂は進化しないでろう。

2022/02/25(金)


老いる
 今日は快晴、家計費が足りなくなったので500mほど離れた銀行へ行き、1ケ月分のお金をおろしてくることにする。ところが先日の雪がまだ残り、健康を兼ねて歩いて行くことにした。

 防寒具が重く息が荒くなり、疲労が溜まる感覚を味わう。自分はまだ若いと思っているが、体力は想像以上に低下しているようだ。

 あと2週間足らずで私は82歳となり男性の平均寿命を超えるが、この疲労感を思うと自分がいかなる年齢かを感ずる。何と早い人生だったであろうか。私はまだまだ先が長いと思っているが、あとの人生は数えるほどしかないのである。

 まだ頭もしっかりしていてボケは感じないが、人の名や地名がすぐに思い出せないことがあり、加齢のせいであることは間違いない。

 私は毎日、新聞の死亡欄を見て故郷の人たちの安否を確認するが、付き合いは無くても高齢で死亡する人が絶えない。その生活はいかがであろうか。

 恐らくこんな過疎地は急激に人口が減り、生活の大きな不便を感ていることであろう。私がいた頃の村は11箇所の集落に分かれていて、2千人ほどが暮らしていたが、今は800人程度にまで減少している。

 その暮らしは想像にあまりある。老いても介護施設がなく、病院やスーパーなどの店もない。食料品は農協の車が周に2回程度来るようだが、買いだめしているのであろう。子供たちは働く場がなく都会に出て、親の世話ができない。

 私が子供のころは冬の食事は悲惨であった。生鮮食料の調達が困難で、毎日野菜の塩漬けを食べて、魚や肉は殆んど食べれなかった。

 老後の生活に必須なのは介護と病院、そして生鮮食料品の調達であろう。今年は大雪で2m以上の雪が降ったらしい。東海北陸道の高速道路ができたが、高齢になり車の運転もできない。

 その点で私は都会生活の便利さを満喫しているのである。大きな食品スーパーは近くにあるし、整形外科や内科、眼科に歯科などの病院はすぐ近くにある。また町内には電車の停留所もあり、市の中心まで20分足らずで行ける。

 老後を快適に過ごすには、これらの施設が身近にあることだ。その点で私は実に良い場所を選んだものである。

2022/02/24(木)


今年の運勢
 今年は密教占星術で五黄土星が中宮で、その象意は転変地異、破壊、全滅、病気、火災、不景気に絶望など、不吉な出来事が多発する年だとわが師は話された。

 それはわが師の著書「密教占星術U」に詳しいが、良きにつけ悪しきにつけ、何かが胎動し、さらに大きく広がってゆく年だと言われる。

 今年はその恐れが十分にあり、世界では各地で内紛・政変が特に顕著となり、局地戦も行われるだろうと言われる。それは今から60年前の「キューバ危機」が示しているという。

 あのキューバ危機で人類は核戦争の危機に直面した。そしてその影響は株価が急落し世界経済に大きな影を落とした。それはアメリカとソ連とのイザコザであった。

 あれからまた同じような危機が起きようとしている。それはウクライナ情勢である。ロシアとアメリカ・EUの関係が険悪となり、懸命な調整が行われているが、予断を許さない。この原因は人類が霊性を失い、カルマに動かされて激しくぶつかり合う争いである。

 わが師はたぐい稀な霊性を持たれた人であった。人の心の奥まで見透かされ、持って生まれた因縁(カルマ)を指摘されて、仏陀の成仏法で解脱をされた人であった。

 私も因縁透視していただき、7つの悪い運命の星を視られて、以後懸命に解脱の行に励んできたのである。

 これから天災や人災が世界各地で起きるであろう。そのとき如何に対処するか、それは神仏のご加護を祈るしかあるまい。

 人類のカルマは釈迦の成仏法により解消できる。その霊的なお力をいただくべき私は一心に祈る。願わくば大難が小難に、小難が無難になるよう、神仏のお力をいただきたいものである。

2022/02/21(月)


廃品回収
 時々電話がかかってくる。用件は廃品の回収だ。家に着ない背広や着物などが無いかと、そして高価で買いますとの電話である。

 私は80代、家内も80代近くになり、若いときに来た古着は多く残っている。背広は十数着、家内も親から買ってもらった着物が多くタンスに眠っている。

 まだ着る機会があると断っているが、その古着が良く売れるとテレビで放映していた。私は猫背で痩せて、背広は体形に合わなくなったと思うし、手放したほうがよさそうだ。

 そして古本である。毎年春に学校のPTAが回収しているが、何度も供出してきた。だがまだ多くの本が残っている。その目玉は写真集だ。特に注目されるのは世界的な写真家である白川義員氏の写真集で、1冊4万円もした世界の山岳や滝の写真集は、全紙で一冊の本となり6冊がセットで購入した。その絶景は今も顕在だが、もう数年も眺めていない。

 私は若い時から写真撮影が趣味で、高価な一眼レフを買い近隣の風景を撮影してきた。そして傑作が撮れると全紙に伸ばし、居間に飾ったり、クラブの写真展に出品してきた。その数50枚。今も季節ごとに張替えて楽しんでいるのである。

 最後はDVDだ。これは世界の主だった絶景を5+1サラウンドのDVDプレーヤーで見るものだが、このセットも十万円で購入したが、今は殆んど見ない。

 今日は息子が自分のDVDプレーヤーが故障したため廃品としたいという。運よく街頭でマイクから声が聞こえる。それはテレビや冷蔵庫など電化製品の廃品を集める業者の車だった。

 すぐに呼び寄せ、この故障したセットを廃品として渡す。電化製品は町内のゴミ収集として出せないので、簡単に処分できた。

 高齢となり自分の身の回りの品を整理するときが来た。その品を探して処理してくれる業者がいて、効率が良く処分できるのである。

2022/02/20(日)


ワクチン注射
 今日は近くの内科へ行き、3度目のワクチンを打ってきた。いずれもファイザー社の製品で、これで一安心。しかし家内と同じ日に予約できず、家内は来週の月曜日となる。

 看護師の話では月曜日からモデルナのワクチンになるが、良いですかと聞かれる。今日の報道によれば、免疫力にはファイザーより高いとのこと。副反応はまだ分からないが、優劣があまりないと思い、打ってもらうことにした。

 新型コロナは第6波目に入り、猛烈に増殖しつつある。一日に10万人を超える日もあったが、少し落ち着いたようだ。わが富山県も500人を超える日もあって、いつ終息するか心配である。

 このウイルスの発症地はどこであろうか。それは中国の武漢だとのこともあるが、中国は強く反発している。それがどこであろうが、すでに世界で4億人が感染し、死者も500万人に達しよう。

 日本も感染者が400万人に達し、最近は死亡者が200人を超える日も多くなった。人類の歴史は疫病との闘いである。かってのスペイン風邪では十数億人の患者と数千万人の死者をだした。

 目には見えないウイルスとの戦いは、まだ長い月日が続くであろう。3回目のワクチン投与が終わり、ほっとしている次第である。

2022/02/18(金)


サイバーテロ
 今、社会を威かす「サイバーテロ」が現実のものとなっているという。ネットでコンピューターウイルスを送り込み、システムを停止させて金銭を要求する。

 特に深刻なのが病院で、全国の病院がセキュリティー予算が不足して、国に支援を求めたという。犯人はコンピューターウイルス「ランサムウェア」を送り込み、システムを停止させる集団だ。

 目的は身代金で、世界各地の病院が被害にあっているという。このテロ集団は商売となり、金になると思えば躊躇なく攻撃してしまう。

 命を預かる病院は標的の格好の餌食である。私はこの記事を読売新聞で読んで、地球人類はここまで堕落したかと虚無感に陥った。

 この地球という惑星がこれほどまでに堕落して、金銭や物に執着する様は尋常ではない。恐らくその心は神仏が許さないまでの堕落に落ちたことの証であろう。

 私は前の日記で、オーストラリアのミシェル・デマルケ氏の特異な体験を書いた。カテゴリー9の最高度に進化したティアウーバ星人に拉致され、彼らの星に連れてゆかれて多くの学びをされたからである。

 ティアウーバ星人はデマルケ氏を肉体のまま拉致し、地球に帰り体験した総てを本にして地球人類に読んでもらうために、拉致されたものであった。

 彼らは言う。この地球人類はまだ幼稚園並みのカテゴリー1で、金欲や物欲、権力や名誉に明け暮れる病的な生き物であると!

 高度に進化した彼らは、すでに神仏の域に達し、このまま進めば地球人類が滅亡する恐れがあるとして、デマルケ氏が選ばれて人類を諭す役を仰せつかったものである。

 この世は金銭で成り立つ。そして貧富の差が激しく、世界では難民となり食うや食わずの人々も数億人に及ぶという。私はこの現実を知り、少しでもお役に立ちたいと思った。

 それは「国境なき医師団」や「国連WFP協会」で、世界の貧困者を援助する団体である。もう数年前からこの2団体に寄付し、少しでもお役に立ちたいと努力してきた。

 老後の年金生活は厳しいが、金額は少ないものの精一杯の善意をあげて、生き抜いていただきたいと思う。 

2022/02/17(木)


ウクライナ情勢
 ヨーロッパの国、ウクライナがロシアとアメリカ・EUとの間で一触即発の状態にある。もしこれが戦争になれば、ウクライナは戦場として甚大な犠牲や被害を受けることになろう。

 事の理由はよく分からないが、この戦争で核を使えば地球の運命はもろくも崩れることになろう。私はこの危機を憂えてある本を読んでいる。

 それは「超巨大宇宙文明の真相」ミシェル・デマルケ著(ケイ・ミズモリ訳)徳間書店だ。初版は1997年に発刊され、異次元の話として多くの人に読まれてきた。

 作者はフランス系オーストラリア人で、最高度のカテゴリー9に進化したティアウーバ星人に拉致され、彼らの星に連れてゆかれて地球人の歴史や宇宙の秘密を、くまなく見せられた記録である。

 今から数十万年前の今とは違う地球に彼らは移住し、その歴史を語るのだが、不思議なことにその話は世界最古の古典である「竹内文書」に非常に多くのことが似ているという。

 デマルケ氏はいち市井の人だが、選ばれて彼らの代弁役を負わされ、この地球存在の危機を諭された。彼らの星に行く途中で、核戦争で廃墟となった星を見せられ、その星の歴史を語られる。

 その根本原因は精神性の欠如である。金銭や名誉、物欲に走る地球人を戒め、心に霊性を持たない限り人類の存続は許されない。

 この欲心を戒めるために、創造主はキリストや釈迦を地球に使わされた。地球人が進化し神仏に近づくためには、霊性の獲得が不可欠である。

 この最高度に進化した宇宙の先輩たちから学ぶことは多い。私は何度この本を読んだことであろうか。今は老境に入り、次なる輪廻を目指して、霊性の獲得に励んでいるのである。

 この本は今は本屋に無いであろう。宇宙の進化した同胞たちは宇宙の法則に従い、まだ赤子のような地球人に智慧を与える役割を担っているのである。

 その真心を真摯に受け止めて、自分の心を清め高めたいと思う。

2022/02/15(火)


あごんの星まつりA
 今日の日曜日は、先日書いた「あごんの星まつり」だった。朝の9時に会員専用のサイトを開き、家で参拝する。今はコロナ禍で参拝者は少ないが、その前は一日で50万人近い人々が参拝に訪れ、会場は大混雑した。

 私も現地で参拝したかったが、80代の高齢で体力もなくインターネットでの参拝にしたものである。開始してからいろんなセレモニーがあり、護摩壇に点火されたのは1時間半後だった。

 最初は黒い黒煙が上がり、空全体を覆う。すぐに巨大な炎が見えて大きな火柱となった。祭壇は右が供養の護摩木で、左が祈願の護摩木をお焚きあげするのだが、その巨大な2基の炎が素晴らしい。

 密教のお寺では護摩木を焚いて先祖を供養したり、祈願をするが、その量はわずかであり3千万本ともなれば、このように一度でお炊き上げするしかない。

 釈迦によって生み出された仏教は、発祥地のインドから三つのルートに分かれて、それぞれの形を違えて伝わった。一つは中国大陸、朝鮮半島を経て日本に伝来した北伝仏教であり、大乗仏教として知られている。

 そして第二は南伝仏教と呼ばれ、スリランカを経てタイ、ミャンマー(ビルマ)、ラオス、カンボジアなどの東南アジア諸国に伝わった。そして三つ目はチベット仏教であり密教を主とする。わが師はこの流れを東伝仏教と位置つけられた。

 南伝仏教は「上座部仏教」とも呼ばれ、仏陀の正統的教説を意味し、アーガマ(阿含経)を奉じているという。わが師はこの三つのルートを経て世界へ伝わった仏教を統合され、これを完全仏教とされた。

 その霊力は抜群であり、思念した仏の姿がこの炎に現れることもある。私は何度も参拝し多くの写真を撮ってきた。その中に慈母観音像が現れたこともある。

 その姿は毎日載せているHP表紙の、星まつり写真集でお見せしたいと思う。

2022/02/13(日)


あごんの星まつり
 13日の日曜日には、日本最大の宗教行事である「あごんの星まつり」が、京都府山科区北花山大峰で行われる。この星まつりは宗教教団の阿含宗が行う祭典で、日本や外国から寄せられた護摩木約3000万本を、2基の護摩壇でお焚きあげするものである。

 護摩壇は祈願と供養に別れ、1基の大きさは直径7m、高さ5mにもなり、それを一日がかりで仏陀の真正仏舎利を本尊として法修される「大柴燈護摩供」である。

 星まつりとは運勢の節目である旧暦の年のはじめに、個人が生まれながらに持つ運命の星と、毎年巡ってくる運期の星を供養して、その年の幸運を祈る密教の秘法である。

 本尊は仏陀釈尊のご聖骨である「真正仏舎利尊」を仏界の本尊とし、スサノオウノ大神を神界の主神として、更に開祖であるわが師の真身舎利とブータン仏教伝来の大曼荼羅(トンドル)を祀り、

 完全仏教のお力と古代神法をあわせた「神仏両界の秘法」で大護摩をお焚きあげし、運気転換・除災招福を祈ると同時に、家庭安穏・社会の繁栄と世界平和を祈る大法会である。

 密教はその運命の星を把握し、生涯の動向・浮沈を見極める優れた運命察知法を作りあげた。それが密教占星術であり、これに基ずいて、悪い運命の流れを好転させ、良い運命の流れを更に伸ばすためのいくつかの方法を編み出した。

 これが「転禍招福、運気・運期転換の秘法」と呼ばれるもので、特に霊験あらたかな法がこの「あごんの星まつり」と呼ばれている。

 私は今、わが師の小冊子から引用させていただいたが、毎年参拝の観光バスを出していたが、今は新型コロナ騒動でバスは中止となり、家でパソコンのサイトから参拝することにした。

 まだ知らない人のために、13日から過去の参拝時に写した写真をHPトップでご覧いただこう。そしてなにか願望があれば神仏にお願いされていかがであろうか。

2022/02/11(金)


拡大自殺
 世に「拡大自殺」という言葉があると言う。今日の読売新聞では3人の識者が論評を述べておられた。拡大自殺とは自殺願望のある人が、他人を道ずれにして無理心中を図る犯罪である。

 この世はコロナ禍で景気が低迷し、一度転落すると二度と立ちあがれない世だとの感覚に囚われ、生き辛さにさいなまれているという。

 あのクリニックでの放火で26人が亡くなった事件や、母の死で介護医師を散弾銃で撃ち殺した事件に、東大受験生を門前で襲った事件がその心境を表現している。

 「生き辛さ」を緩和する人間関係がなく、居場所がなくなり自暴自棄になって事件を起こす。ここでの問題は、孤独になることだ。誰かの支援や行政、民間の支援団体に助けを求めれば何とか生きてゆけるのであろうが。

 私は思う。人はこの世に何を目的で生まれてくるのかとの問いである。私が常に書き込むことに「魂」というあらゆる素の元がある。

 それは人の心を動かす一種のエネルギ−であり波動である。魂は鉱物や植物にあらゆる生き物に宿るとする。魂は常に進化向上を望んでおり、そのため進化と供に徐々に高度化して最後は人に宿り、多種多様な経験を積みながら創造主の身元を目指すのである。

 こう考えると人の身体は仮のもので本体は魂であり、その魂を進化向上へ向けて我々は日々の生活を営むとすることが理解できないであろうか。

 その人まで進化した魂を暴力や殺人に使う愚かさは、進化に逆行した愚行であることがお分かりであろう。

 そのため、創造主は「輪廻転生」という概念を与えられた。人は無数に輪廻し、魂の進化向上を目指すのである。このような重大な事件を起こせば、人として落第であり、牛や豚などに輪廻して再度やり直すことになろう。

 釈迦はこの道理を詳細に弟子達に語られた。そのあらましは、釈迦没後に弟子たちが書き述べたアーガマ(阿含経)に詳しく書かれている。

 だが2500年の長い年月で、多くの為政者や指導者に改ざんされ、多種多用な宗派に分裂し今がある。それはキリスト教やイスラム教もしかりである。

 わが師はこの現状から、釈迦が説かれた真の教えを阿含経の中に見出され、真の教えを世に出された。そしてスリランカのジャワルデネ大統領から釈迦のご遺骨、すなわち真性仏舎利を拝受され、釈迦本人を本尊とされた。

 人はこの世で何を学ぶか。それはいただいた魂を如何に進化向上させるかの学びである。私はわが師に師事して約40年、やっと釈迦が説かれた真意が理解できるレベルに達した。

 人は艱難辛苦・喜怒哀楽を通じて魂の進化向上を図るために生きる。

2022/02/10(木)


雪道の事故
 家内が病院からの帰り道に、道路を融雪するホースにつまずいて転び、膝が痛いという。土曜日から降った雪は約40cm、今は少し溶けて15cm程度になったが、他家の前の雪を溶かすために儲けたホースにつまずいたものであった。

 そこでいつもの整形外科へ行き、診察をしてもらう。レントゲン撮影では膝の皿骨にヒビが入っているようだというが、腰の骨も気になるのでMRI検査をしてもらった。

 結果は大した損傷はなく治療の必要はないが、問題は膝の関節である。立ち上がるのが苦痛で、膝が痛いという。そこで医者はギブスをはめて一週間様子を見ようと話された。

 7日後に再度レントゲン検査をして膝の様子を見ようとのことである。家内は末梢神経が細くなり、手足や身体の各部が痛くなる難病を抱えている。

 そのなかで、今回の怪我をしたもので、痛そうに歩く家内が痛々しい。私には何もしてやれることはない。助けてやれることは神仏に祈ることだけである。

 怪我が軽微で骨が異常ないように、また元気で歩けるように神仏に祈るしかない。80歳に近くなり、身体の老化も激しい。日ごろの注意点がおろそかになって今回の事故に遭ったものであろう。

 私にできることは、神仏のお力だけである。どうか、関節に異常なく、すぐに正常に戻りますように。これが緊急のお願いである。

2022/02/08(火)


冬季オリンピック
 北京で行われている冬季オリンピックが華僑を迎えている。日本の選手が活躍するのは今からだが、結果が楽しみである。

 今年の冬は寒い日が多い。今日の朝は室温が4℃で、寒くてよく眠れなかった。毛布を2枚重ね、フトンをかけて寝てもまだ寒い。

 今回は40cmの雪が降り、昨年は1m23cmの富山市で35年ぶりの大雪となった。私は雪国育ちだから平気だが、加齢には叶わない。

 この寒い雪景色を見ながら子供のころを思い出す。田舎は合掌集落で有名な越中五箇山で、毎年2mから3mの雪が積もった。外は深い雪景色。合掌造りの家は滑り落ちた雪で明かりがとれず、日中でも夜中のような部屋で、炭火のコタツに入り夜を過ごす。

 屋根の雪降しは手間がかからなかったが、滑り落ちた雪をすかすのが仕事だった。積雪は3mを越え、老親は昼間からか語り部が来て仏法の話しに夢中だった。

 そんな中で育った私は、まるで見てきたように話す"語り部”の地獄極楽の話しに夢中になり、そばで聞いていた。母が熱心な信徒だったので、その影響もあり宗教心を持つことになる。

 また冬はよくスキーで滑り、遊んだ。中学では全校生徒のスキー大会があり、村民が集うスキー大会も開かれた。当時はスキーで滑る回転競技や滑降競技しかなく、クロスカントリーのリレーもあった。

 その影響で高校へ進学してクラブ活動を選んだが、最初はスキー部がなく柔道部へ入ったが、性に合わないため陸上部でマラソンをしていた。

 そして電力会社へ就職してからはスキーを楽しむ。毎年会社のスキー大会があり選手として活躍するが、順位はいつも中位だった。

 今は老境となり、テレビでスキー競技を見ながら往時を思い出しているのである。日本の選手の活躍を期待しよう。

2022/02/07(月)


遺産相続
 私の田舎には先祖から受け継いだ山林が多数ある。その山林の所有名義を父が亡くなる前に、長男である私が受け継いだ。その数30数筆。

 昔は山林に杉を植え、家を建て替える木材にしたが、今は当時の面影はなく邪魔な木材として放置されている。それは管理する山に林道がなく、あっても整備されず、道まで運ぶ手段がないためである。

 そのため、送電線の下に植えた杉が大きくなり電線に近づいたため、電力会社は地役権を設定したいと、昨年の暮れから事務手続きを始めていることはこの日記で書いた。

 ところが法務局から案内が来て、山林の1筆がまだ父の所有になっているので、名義の変更をしてほしいとのことだった。そこで先日は司法書士に来ていただき、処置の方法を聞いてみる。

 実はこの父名義の山林はたったの3坪の面積で、隣の集落の向かいで庄川を越えた1000mの山の中腹にある。先祖はどんな縁でこの地を得たか知らないが、私にはまったく価値のない山林だった。

 そこで私名義にする方法を聞いてみる。すると司法書士は権利を得られる子孫は兄弟であり、兄弟が死んでおればその子供たちだという。

 家系図を見て調べてみると6人の名が浮かんできた。そして名義変更には本人を証明する印や戸籍に住所など多くの書類が必要になるとか。

 私はあほらしくなってきた。こんな箱庭みたいな価値のない山の地面を自分名義にして何が徳なのか。名義変更には多大な費用がかかる。まったく価値のない山林を持つ自分があほらしくなってきた。

 折角来ていただいた司法書士には、名義変更しないで放置しておくとしてお帰りいただいた。

 今、こんな遺産相続が問題となっている。都会のような高価な土地と違い、ただでも売れない土地を所得しても何の価値もない。固定資産税も数円程度の土地だから放置しておこう。

 あの東日本大震災での復興で、所有権が分からない土地が多く、活用に大きな障害になったというし、そんな土地は日本全国に九州ほどの面積があるという。

 私が死ねば、権利者の数が増えてなお困難な所有権移転が生じよう。私は行政の市に寄付しようと思うが、それもままならない。これは今の日本の大きな問題点となろう。

2022/02/05(土)


迷子になった! 助けてくれ!
 携帯の着信表示が点灯している。開けてみると家内からだった。近くの病院へ行く途中で迷子になり、電話してきたものである。私はすぐに電話して、今どこにいるかを訊く。

 家から近い生協の前近くだというので、自転車で応援に行くことにする。ところが生協の前に着いても姿が見えない。困ったな!と思い、また電話する。

 すると今度は大阪屋スーパーの前に近いという。ここからは家までの道は分かるので、応援は入らないというが、私はその方向へ向かった。

 するとスーパーの近くを歩いている家内を発見する。思わぬハプニングに混乱するが、歩いてくる家内を見て安堵する。家内は病院の場所を通り越し、遠くを徘徊していたのだった。

 何たる愚行か! こんな近くで迷子になるなんて、家内の認知度も相当進んだと観念する。病院は2,3ヶ月行かなかったので、道を忘れたものであった。

 家まで誘導し、一件落着した。家内はもうすぐ79歳となる。高齢化すれば誰でも記憶が曖昧になり忘れてしまうが、少し早いようだ。

 薬がもうすぐ切れるというので出かけたものだが、今度は私が車で送迎しよう。今日はこんな事件があり、私の心は尋常ではない。

 この記憶力は加齢とともに加速することであろう。次はどんな問題を起こすか、まだケータイを操作できるだけ良しとしよう。

2022/02/03(木)


三食の献立
 毎日食べる食事の献立が平凡だ。その原因は家内が少し認知症の気配があり、自作の献立が上手に出来ないことにある。

 三度の食事を決めるのは私の役目で、スーパーで料理した出きあいの品を多く食べる。このまま進めば家内の認知度はまだまだ進むであろう。

 そのときは私の出番である。しかし、私には料理の経験がない。テレビを見れば男性が主役で、おいしそうな料理を作る番組が多いが、シェフの多くは男性である。

 恐らく近い将来は私の出番となろう。私に何が作れるか。それはおつゆ程度のもので、おいしい献立は不可能である。

 今日の晩飯のおかずはジャガイモとタマネギ、そしてにんじんを刻んで煮て牛肉で丸めるもので、私が好きな食材である。鍋一杯に煮込んで、ご飯にかけて食べる。

 朝はご飯に納豆をかけておつゆをすすり、これで終わり。昼はスーパーで買ってきた揚げ物をおかずにして食べる。晩飯は焼き魚か肉料理で、時々カツドンにすることもある。

 魚は刺身がおいしい。富山県は魚の宝庫で、いろんな魚が獲れるが、ブリが不魚で高く口に入らない。その代わりノルウェーイ産のサケの刺身がおいしい。

 毎日、同じような献立で、時々シチューやライスカレーにするが、家内と協力しなければ成り立たなくなりつつある。

 今はスーパーで種々のおかずを用意してくれるが、これも近くに店があるからだ。町内では数は少ないが老化で店に行けない人のために、手作りの献立を配達してくれる店もあり、食材が用意できなければ業者に頼むしかない。

 三度の食事を如何に満足できる食事にするか。その限界値が近づいている。

2022/02/01(火)

My Diary Version 1.21
Written by 中村邦夫 CGI提供じゃわ