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■人は霊性を持たねばならない
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埼玉県ふじみ野市で起きた医師殺人事件は、人とは何者かがまったく理解できないケースであろう。92歳の母が亡くなったため、訪問介護の医師や医療関係者6人を呼びつけ、人質として散弾銃で医師を撃ち殺したものである。
心臓マッサージをして欲しいとのことだったが、すでに亡くなっていると話すと銃で心臓を撃ち、即死させたものである。詳しくは皆さんよくご存知のことと思うが、最近この種の事件が多発している。大阪のクリニックで26人もの医師や看護師、患者をガソリンを撒いて焼き殺したケースもしかり。
それは単に自分の意に添わないだけの犯行であり、事件を起こせばどうなるかは誰でも分かるであろう。自殺願望だったというが、なぜ親を救う医師を殺さねばならなかったのか、全く理解できない。
この世が何の心配もなく過ごせる世になるためには、人とは一体何者で、どこから来てどこへ行くのかを知らねばならない。
それは人を動かす本体を知ることである。その本体とは「魂」である。魂は人のみでなく、この世に存在する総ての物体に宿るとする。
具体的にはまず鉱物に宿り、次に草木、そして魚や動物である。それは魂は常に進歩向上を求めており、その方法としてあらゆる物質や生物に宿り、進化を目指すのであると。
その最高度に進化したのが神仏であり、創造主であろう。3000人の前世療法から、医師が導き出したあなたの人生を変える、「魂のゴールデンルール」を本にして出された医師で、ヒプノセラピストである久保征章氏は、
「人間の魂は、因果応報があるから、進歩向上できる」と喝破される。この世に生まれた我々の目的は魂を進化向上させるためであるが、今回の事件も残念であるがその必要性から生まれたものであろう。
人は前世で積んだカルマからその代償を払うために輪廻する。そのことわざに「積善の家に余慶あり、積不善の家に余殃あり」との格言がある。
人がこの世になぜ生まれるか、そのシステムを知ることが霊性の一巻であることを学ばねばならない。
2022/01/30(日)
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■加齢を憂える
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確定申告を書きながら思う。それは毎年恒例の業務だが、加齢が進むごとに手間がかかり前に進まない。3日間かかってやっと仕上がった。
添付資料を整理し、台紙に貼り付ける。精査する人の事を思い、めくりやすいように貼り付けた。
差し引かれた税金のうち、60%以上は返還してもらえると思うが、国も税金が減れば痛手になろう。しかし、こんなはしたない金では関係ない。
私が一番心配するのは今後の申告作業である。来年は申告方式が変わると案内があった。今まで慣れてきた書式がどのように変わるかが心配である。
そろそろこんな複雑な作業は委託したいが、まだ若い息子に頼んでみよう。もうすぐ私は82歳となる。今のところ健康だが、いつどんな病気や怪我をするか分からない。
男性の平均寿命は81歳だから、あと少しの余生となろうが、息子の代になれば大きな変化が待っている。それはこの家を維持管理する大役である。
老後は人の世話にならなければ生きてゆけないので、何がしかの蓄えが必要となろう。老後資金が2千万円も必要だとか。そんな蓄えはない。
考えれば気がめいるが、しかたがないことであろう。何の憂えもなくあの世へ行ける人は少ないであろうが、これも運命である。
せめて90歳くらいまで生きたいが、それは天のみが知る。
2022/01/29(土)
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■山林の地役権
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地役権とは送電線のような構造物に支障をきたさないように、高さの制限を加える権利である。家なら高さを制限されるし、山林は杉の植林を制限される。
私の家は上が送電線のルートで、地役権により高さを自由にするための権利を剥奪された。しかし、送電線の高さははるかに高く、どんな住宅でも支障なく建てられる。
だが解体するときはクレーン車のアームが伸びず、解体に苦労するであろう。山林は植林することが出来なくなる。今回は田舎の山林3筆が該当し、地役権を設定するため関西電力の方が訪問された。
高さを制限するため補償をもらうことができるが、その金額は微々たるものである。多くの書類を作成し、権利書に制限をかけられるが、今の自分には関係ない。
田舎の山林は深い谷沿いや高い山の中腹にあり、先祖が杉を植えて大きく育っている。だからその都度、送電線に支障が出るようになれば、電力側が切断してきた。
この地役権が設定されれば、そこに杉を植えることはできない。しかし、この問題は全く問題は無い。それは深い山野は杉を植えても切り出すことはできないからである。
昔は、林道を作るかケーブルを張り、滑車で道まで降ろす作業で植林してきたが、今はその職人もいなく林道も荒れ放題で、材木としての価値もなくなった。
私の住んでいた近くに関西電力の小原発電所があり、その送電線がこの問題を作りだした。戦時中に完成した送電線は高さが低く、多くの山林がこの地役権を必要とする。
田舎には山林が30数筆あるが、その半分には杉が植えてある。もう50年を越えて伐採時期を迎えているが、切り出す手立てはない。
無用の山林となった杉林は、固定資産税だけが重くのしかかるのである。
2022/01/27(木)
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■確定申告
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毎年、この時期に前年度の確定申告をすることになる。今日は税務署から申請用紙が送られてきて、必要な書類を集める。
サラリーマンだった私は厚生年金と企業年金の二つをいただいている。そのうち、企業年金には7%の税が課せられる。その税を取り戻すためにも詳細に申請しなければならない。
前年度の資料を持ち出し、それを参考に今年度の必要な証明書類を揃えるが、いつまでこんな細かな作業をしなければいけないのか。
前年度の控えがあるから作成には心配しないが、もしも認知症にでもなれば息子に頼るしかあるまい。いただく年金で家族3人が暮らせるが、わずかな金額しかもらえないない人には税金どころではない。
今、国では平成4年度の国家予算を国会で審議されるが、このコロナ禍で毎年ウナギのぼりに予算が増える。予算の総額は107兆円代だというが、その収入である税金は65兆円台である。
その差額はほとんどが国債の発行だ。30数兆円もの国債を発行し、積み上げた国の借金は1000兆円をはるかに超える。
この借金はどうなるのであろうか。私が心配するのは膨大な借金を返済するには超インフレしかないと考えるが、「魂の黄金法則」の著者・久保政征章氏は、日本は通貨発行権のある主権通貨国であり、政府は自由にお金を生み出せるとし、消費税も増税も必要ないとされる。
夢のような話だが、3000人の前世療法から医師が導き出した、あなたの人生を変える「魂のゴールデンルール」を説かれる有名なお方である。
政府がどんどんお金を使うことにより、お金が国民の手に渡り、デフレが解消され、国民の平均年収が増えて豊かになるのだそうだ。
私には理解できないが、前世療法から多くの患者を癒される医師である師は、人生の幸せの種の蒔き方が分かれば、不運は幸運に変わり、幸せな人は更に幸せになると説かれる。
このコロナ禍はすぐには終息しないであろう。その間、国の財政や人々の生き方はどう変化するであろうか。
2022/01/25(火)
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■人生
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今日は私より2歳下のSさんと会った。Sさんは2年前から認知症になり、古いことはほとんど思い出すことは出来ないが、生活には賢い奥さんが世話をしてくれるという。
若い時からその傾向があり、将来を見越して奥さんは車の二種免許をとり、大型ワゴン車を自家用車として乗り回している。Sさんはすでに免許返納して今は奥さんの指示にしたがうのみだという。
しかし夫婦仲は良好で、用事は総て二人で賄うという。この認知症が進めば、奥さんの負担が増えて自由に行動できなくなるであろう。
今や認知症患者は全国で約500万人、10年後には700万人に達するとの試算もある。私もその予備軍で、人の名がすぐに出てこない。こんなことは数年前にはなかったことで、これが認知症の始まりかと思案するのである。
今日はSさんと供に、ネットで大阪の柏原聖地霊園で、神仏両界の御霊屋上棟式が行われた映像を見て参拝する。この柏原霊園は昔、スサノウの尊など、日本の神々が神集いされた地で、ここに3万基ものお墓が建立できる聖地となっている。
今回、この地で神仏両界の御霊屋が建立されることになり、アゴンネットワークで全国に放映されたものであり、私も道場へ赴き参拝してきた。
3月には82歳となる私の人生は、そう長いものではない。いつそのときが来ても私の魂は安心して暮らせる御霊屋を持っている。
人の本体は霊魂であり、魂は永遠である。その魂を清め高めるために、私はこの地を選んでお墓を建立した。
輪廻転生して次はどんな星で、何を学ぶか。それは分からない。だが安心して次の輪廻を待つ拠り所をもったことに感謝の念しか浮かばない。
仏陀の成仏法はその輪廻の輪を切り、二度とこの苦しみと悲しみの星サラス(地球)に輪廻しない法を説かれた。その間のよりどころがこの地なのである。
よく散骨や樹木葬などをする人がいるが、魂が休息できる聖地は必須のものであろう。その地をここに持てた私は何と幸せ者なのであろうか。
2022/01/23(日)
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■暇な時間
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今日はお使い程度の用事で、暇な時間を過ごす。午前9時半、開門にあわせて家を出て、スーパーへ行く。家から約300m弱なので、健康維持のために車は使わず歩いて行くことにする。
今朝は冷え込みー2℃近くに下がった。下着を4枚重ねて、その上にセーターを着る。老化すると寒さに弱い。お使いも厚いアノラックを着て、大きなリュックを背負う。
昨日はブリダイコンのおかずで、今日も残りで十分の量がある。明日は用事でお使いができないので、2日分の食料を買う。家内が体調が悪く、お使いは私一人の役になった。
外は雪ではなく寒風が吹いている。コタツに閉じこもり、先日話題にしたブラジルのジュセリーノが夢に見た未来予測の本を読む。
著書の「未来からの警告」は、この地球人類がこれからどんな運命を担うかが、克明に書かれている。それは人類生存の危機である。
自然災害の多発や、国家間の紛争などあらゆる災難が押し寄せる。特に注目されるのが大規模な地震の多発である。今日の深夜に起きた大分県沖の地震は震度5強だったが、これから世界各地で規模の大きい火山の噴火や地震が起きるとする。
そして疫病の災害だ。私は今の新型コロナの疫病を探したが、書面には鳥インフルエンザやエイズなどの疫病しか書いてなかった。
そして地球温暖化は大きなテーマとして記載してあり、その後は急激な寒冷化が襲い、地球上で住める場所はほんの一部になるという。
いずれにせよ、この地球の運命はそう長いものではない。夢による予言は創造神から授かったものであろう。数多くの予言は多少のずれがあるが、ほとんどが的中している。
これからの未来は人類の生き様が決める。むさぼりやおごり、怒りや愚痴など因縁因果の理法を無視した我々には、過酷な運命が待っている。
それは宇宙の法則に従わない人類の末路を示すものになろう。
2022/01/22(土)
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■マイカー共済
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マイカー共済の更新時期が来て確認書を点検する。補償は変わらないが、その共済金額が大幅に増えたことに驚く。それは私が高齢者になったからであろう。
重大な事故は高齢者に多い。そのため保険料もウナギのぼりだ。ついに5万円代を突破し、毎年5千円ほど増える。
私は昨年免許を更新し、あと2年は運転できる。だがこれで終わりとしよう。その齢は84歳であり、もう限界が近づいている。
運転は自分でも感じられ、注意力が鈍く動作が迅速に行かない。車はスズキのワゴンRで、ハイブリッドや衝突防止の警報に、アクセル踏み間違いの急発進防止などの安全対策を装備している。
20代初期に免許を取得し、以来60年近く運転してきた。その間6台の車を乗りつぶし、約70万kmほど走った。車を損傷する事故を何度か起こしたが、人身事故は起こさなかった。
デイゼル車を買い、加速が悪いのでガソリン車と取り替えたこともある。大した事故も起こさずこの齢になった。
あとしばらくは運転するが、遠出はしない。それは近くのスーパーへお使い程度である。
愛車は自分の分身である。長らくお付き合いをしてくれた車に感謝しか浮かばない。ありがとう。わが友よ!
2022/01/20(木)
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■コロナ禍
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今日の新型コロナの感染者は昨日の3万2197人を上回り4万1485人となり、急速に感染しつつある。オミクロン株が蔓延し、その感染力の強さから急速に患者が増えたものであろう。
この爆発的な感染は今日も続き、各地で最多となりつつある。わが富山県は41人と少ないが、いつどのように増えるか予断をゆるさない。
蔓延防止措置がとられた13県都は厳しい措置がとられて、飲食店は大きなダメージを受けるであろう。私の家内の姉の息子が市内で飲食店を営んでいる。
前回の万延時は休業を余儀なくされ、親に店の賃貸料や生活費の援助をしてもらったという。一体、このウィルスはどうして蔓延したのであろうか。 その発生源は中国とされるが、中国は強く反発している。しかし、今更この発生源を詮索してもしかたがない。あとは蔓延防止の願いをこめて終息を祈願するしかない。
このコロナ禍も、人類に与えられた滅亡のシグナルの一つであろう。私は今、2008年に発刊された「未来からの警告」ジュセリーノ・ノーブレカ・ダ・ルース著「山川栄一訳」(徳間書店)を読んでいる。
ジュセリーノはブラジルの英語教師で、夢でいろんな出来事を見て、その詳細を文書にしたため関係者に送った。それは未来予知であり、その内容は場所や規模、起きる年月や時間までもが記され、多くの予言が的中した。 その予言は俗に「終末予言」とされ、予言集として私の手元にある。最終予言は次のように書かれている。
1.2042年 世界の最高気温が74℃に近づいた後、中央アメリカが氷河期に入り。地上での生活に適さない地域が出てくる。
2.2043年 世界人口の8割が消える。
3.新しい電源システムが完成し、ワイヤレス電力が実用化される。
4.2050年 地軸が変動し、赤道が変わる。(ニューヨークの近くに北極、マダガスカルの沖合いに南極か)
以上であるが、この地球の運命や如何に!
2022/01/19(水)
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■便秘
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私は老化して便秘になることが多い。その原因は分からないが、食事と関係があるのであろうか。3日間、薬を飲んでも出なくて心配していたが、今朝は見事に長さ15cm、丸々と太ったものが何の抵抗もなく出てしまった。
自分でも驚くほどの排便で、身体がすっきりとして心地よい。昨夜は便を出そうとしてふと気がついたことがあった。それはハワイの秘法「ホ・オポノポノ」だ。
以前にも書いたが、この方法は400年前からハワイに伝わる秘法で、その原理を次のように説く。それは自分の潜在意識の中の「記憶」が、自分の生き方を歪めているとする。
世界が創造されて以来、蓄積したさまざまな記憶が、自分の行動、生き方に反映され、数々の障害、苦悩を生み出していて、その記憶を消してしまえば、悩みや苦しみはなくなるというものである。 それはありがとう。ごめんなさい。許してください。愛しています。との言葉で潜在意識を消去し、自分の中に存在する神聖なる知能からインスピレーションをいただくのだという。詳しくは本書「みんなが幸せになるホ・オポノポノ」イハレアカラ・ヒューレン著(櫻庭雅文訳)徳間書店に書かれている。
そのインスピレーションはわが師から習った八段錦法の一つで、お腹を右手の指で突き、すぐに離して場所を変えながら何箇所も突いて胃腸を活性化する方法である。
今紹介した本は20年前に買ったもので、今は本屋には無い。入手できる方法があれば、是非買って読んでみてほしい。必ず心に響くものがあろう。
2022/01/17(月)
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■トンガの火山噴火
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オーストラリアの東にあるトンガ国の海底火山が噴火し、その津波が日本列島にも達した。幸い高さは1m弱で大きな被害は無かったが、それでも小さな漁船が転覆した様をテレビで見る。
最近の地球は地震や火山の噴火が激しく、いつ大きな災害になるかわからない。2011年の東日本大震災のように、国土が甚大な被害を受け、万に達する人命が絶たれた記憶が新しい。
次に予想されるのが富士山の噴火だ。富士山の噴火は1707年の宝永大噴火で、すでに300年を過ぎている。日本列島は各地で地震が多発し、いつどこでどんな地震が発生しても不思議ではない。
特に富士山の噴火は甚大な被害をもたらすだろう。それは噴煙が東に向かい、関東平野は火山灰で埋め尽くされよう。首都東京など近辺の都市は完全に機能麻痺に陥ることになる。
そこでわが教団ではその噴火を止め、噴火が起きても被害が最小限になるよう、昨年の9月12日に、神仏のご加護をいただく富士山災害鎮護の「大柴燈護摩供」を、地元に近い山梨県南都留郡にて奉修された。
富士山は日本の宝である。その美しい姿は万民を和ませて止まない。その富士山を守るため、総力をあげて神仏のお力をいただこうとするものである。
この地球は完全に自然災害や人災のルートに入った。それは世界を巻き込み、突然発生する。願わくば神仏のご加護を頂き、大難を小難に、小難を無難にしていただく祈願をしよう。
私は日夜、国土安穏・世界平和の祈願をしているのである。
2022/01/16(日)
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■立山連峰
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山は美しい。その山に憧れ、私は富山県の山を探索してきた。その成果は写真のコ−ナで紹介しているが、近くの町に住みながら高山を眺められる幸運をかみ締めているのである。
富山平野は南北を立山連峰に囲まれ、3000m級の山岳が手に取る様に眺められる。その代表は立山である。3015mの山へはバスで2450mの室堂へ行き、500mほど登れば誰でも山頂に到達できる。
その立山連邦の裏が黒部川の渓谷で、室堂からトンネルで黒四ダムへ降りて、長いトンネルを通り長野県の大町へ降りるルートは人気の観光地となっている。
私は若いころ仲間と立山へ登り、従走して剱岳のふもとの山小屋に泊まり、そこから下って黒部渓谷鉄道の終点、欅平へ降りて阿蘇原の山小屋で一泊して帰ってきた。
目的は山岳を楽しみ写真を撮ることで、立山へは四季を通じて何度も通いその絶景を撮影してきた。どんな写真か、それは写真のコーナーで山岳を見ていただこう。
この立山連峰の雄姿は冬に訪れる。そして連峰を眺める最適地は富山市の西にある呉羽山の展望台で、そこから雄大な連峰の冬景色を一望できる。
今、その美しい立山連峰の写真をHPトップに載せているが、今月のテーマ写真に全国的な俳誌「雲の峰」の会員である”原 茂美”さんの名句を添えた。
”蒼天に 雪ひとつ無き 今朝の冬”
この句の如く、澄み切った山岳の景色は、人の心を清め新たな勇気を与えてくれる。そのすがすがしい山岳の姿をHPトップで連載しよう。
2022/01/14(金)
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■ぶりダイコン
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冬のおかずはブリダイコンに限る。大きなブリの残り(骨付きの残)をダイコンと煮たおかずだ。富山湾の冬は、大敷き網に10kgをはるかに超えるぶりが数百匹もかかる。
今年は海水温が高く回遊が遅れていたが、先日は大漁だったという。そのブリを料理した後の残を安く買うことで、ダイコンと煮付けておかずにするのである。
ブリとダイコンは相性がよい。油の乗った肉に骨の味がしみ込み、北陸地方では安いご馳走となる。
先日から寒波が来て外は雪だ。日中でも〇℃近くの気温で、コタツに入り本を読むがすぐに飽きる。料理し、あとの煮つけは家内に任すが、今夜もおいしいブリダイコンが食べられそうだ。
冬の風物詩「ブリダイコン」。大きな鍋だから数日は食べられる。これでおかずの心配はなく、おいしい食事ができそうだ。
2022/01/13(木)
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■豪雪
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今、外は激しい雪が降っている。昨夜から断続的に雪が降り、富山市は10cm程度だが、山間部では70cmに達したという。雪は3日間続き、明日の夜から強烈な寒波で大雪となる予想だという。
先年の1月、富山市は35年ぶりの大雪で1mをはるかに越える雪が降った。屋根に積もった雪を眺め、私はたまらずひさしの雪を落とすために屋根に登った。
81歳の高齢で屋根に登り雪を降ろす。それは雪国育ちなればの作業である。この雪の中を息子が車で通勤している。職場は家から15kmほど離れた山沿いで、道が狭く通勤が心配である。
今、近くのスーパーへ買い物に行き、晩のおかずを買ってきた。家内が体調が悪く、この雪だ。日々のおかずは私が用意しなければならない。
この雪を見て、自分の老後を思う。それはいつまで健康でこんな食事の用意ができるかである。家内も79歳で、末梢神経障害をわずらい、寝て過ごすことが多い。
報道では75歳以上の高齢者で介護が必要な人が5人に1人の割合だという。また健康で過ごせる寿命の平均は男で72歳、女では76歳とある。
もし介護が必要となれば施設のお世話にならねばならないが、その費用が高い。それは月約20万円に達するとのことで、この金額を自分一人で出せる人はそう多くはないであろう。
私は毎日、ヤフーニュースを見ているが、話題は老後の金銭的な事例が多い。それは若い時から備えておく案件であり、決め細かい計画が必須であるとか。
私の基礎体温は37℃、血圧は最高が115、最低が65であり、脈拍数は毎分60である。この数値は健康であると思われる。だからまだ健康には自信があるが、それは神のみが知る。
外は雪で、毎日家でコタツに入り、本を読んだり寝たりして過ごす機会が多くなった。運動不足にならないよう、毎日の買い物を楽しんでいるのである。
2022/01/12(水)
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■魂の黄金法則A
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私はこの著書から引用することにより、多くの人々に大きな示唆を与えられると思い、作者に無断で本から引用したいと思う。それは魂の進化向上に必須の事柄が多く含まれているからである。
では本から引用してA子さんの例を見てみよう。著者の施設では催眠療法と称して、リクライニングシートに座り目を閉じると、著者の誘導で催眠状態になり、古い時代の生活が言葉になって語られるという。
これが出来る人は稀で、魂の離脱体験や臨死体験をした人の例が多い。著者は相当の霊的能力があり、患者の前世を聞くことができるのであろう。
A子さんは33歳、悩みは職場でのいじめだった。職場は待遇がよく、福利厚生も手厚い優良企業だったが、内部の人間関係に大きな問題を抱えていた。
所属する職場は35名が勤務していて、その中でいじめの標的にされていたのである。相手はハラスメント行為ギリギリの言葉で嫌がらせを行い、だれも味方になる人はいなかった。仕事内容は適しており、辞める気がなくこの状態を打開したいと施設を訪問されたのであった。
催眠療法でA子さんは、古い時代のキリスト教司祭の男性として生まれ、この男が異教徒の人々を弾圧している場面がでてきたという。
司祭が生きた時代はキリスト教は国教であり、それ以外は異端とされ、異端者を次々と残酷な方法で拷問し、この前世で彼が殺した人は35名の異教徒だったという。
その後、死を迎えたA子さんの魂は何度も生まれ変わりを繰り返すが、自分の行いを何度も償う運命となる。あるときは悪意のある人によって殺され、あるときは戦争に巻き込まれて戦死し、またあるときは事故で大怪我をして苦しみ、やがて亡くなった人生だったという。
この世は魂の因果応報として前世のカルマを背負うことになる。前世を含む過去に自分が犯した行為から生まれる因果応報のエネルギーをカルマと呼ぶが、カルマは人生の幸運や不運を作り出す根源的な力である。
A子さんは生まれ変わりながら罪をつぐない続けた結果、償いが終わりに近づいていたが、最後の償いとして今生に人間関係の苦悩が用意されていたのであった。
ちなみに、司祭であった時代に殺した35人の人々が総て職場の同僚あるいは上司に生まれ変わっていたことに気づいたという。
人がどんな運命を背負ってこの世に生まれ、どんな苦を味わうか。それは因果応報の理論により必然である。どんな艱難辛苦を味わおうと、この世に偶然はありえない。
ほんの一つの事例だが、詳しくは紹介した久保氏のご著書を精読していただこう。
2022/01/10(月)
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■魂の黄金法則@
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私は仏道修行にご縁をいただいて40年の歳月が過ぎた。仏道も多くの宗派があるが、釈迦が説いた法はアーガマ(阿含経)にのみ説かれていることをわが師が認められ、その教えにより修行してきた。
その根幹を成すものは魂である。人はこの世に生を受けて何を学ぶか。それは魂を清め高めて、より進化した魂の昇華を目指すものである。
そして無数の転生をして学びを深め、ついには輪廻の必要の無い魂の境涯を目指す。釈迦はそのシステムを「七科三十七道品」(7つのシステムと37のカリキュラム)に分けて残され、仏陀となられてその生涯を閉じられた。
その目的は、輪廻の輪が切れて二度とこの世に輪廻しない究極の境涯に達することを目指す修行である。そして修行の進展によりシュダオンの聖者となり7回の輪廻で仏界へ到達し、シダゴンの聖者となれば3回の輪廻で仏陀となり、アナゴンの聖者となればカルマの輪が切れて、輪廻を超越した仏界へ到達できるとする。
人はこの世でいろんな悪行や善行を行い、その結果でいろんなカルマをつくり、無数の輪廻を繰り返しながら魂の昇華を目指すのである。
だがこのシステムを知らない人が如何に多いことか。人は死ねば無になると信じる人も居よう。だが人の本体は魂で不滅であり、肉体は一時の魂の入れ物に過ぎない。
ここに一冊の本がある。その名は「魂の黄金法則」久保征章著(たま出版)だ。著者は医師で多くの患者と接し、人間の生き方や人生観こそ病気や悩みの根本原因があると悟られた。
そして3000人もの前世療法から医師が導き出した、あなたの人生を変える「魂の黄金法則」を世にだされらものである。
著書は2020年11月に発刊され、私はすぐに見つけて読ませていただいた。人は何を目的にこの世に生を受けるか、その詳しい真理がいろんな人の例を参考にして解かれている。
自分の前世が分かれば、今の苦しみや悲しみとの関連が明確に理解できる。この世は「苦しみと悲しみの星サラス」だと宇宙の同胞たちが言う。その苦しみと悲しみこそが、魂を進化向上させる鍵になるものである。
著書は平易な文章で分かりやすく、多くの事例を取り入れられ理解しやすい。、人生に悩み疑問を持つ人は是非手にとって読んでいただきたい。私は長い仏道修行で著者の経験された総てを悟ったのである。
”積善の家に余慶あり 積不善の家に余殃あり”これが普遍の真理を代表する格言である。明日はこの著書から、ある女性A子さんの転生の記録を紹介しよう。
2022/01/09(日)
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■立山雪の大谷
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今、NHKで富山県が誇る雪の大谷を放映していた。立山雪の大谷は、2450mの室堂までのルートを作るために、厳冬の3月から作業が始まる。
それは10mに達する雪の壁を除雪し、4月の半ばにはバスを通すためである。地鉄立山駅からケーブル電車で1000mの美女平へ登る。それから高原バスで室堂へ直行するのである。
雪の大谷は終点の室堂のすぐ下で、積もった雪やなだれにより約20mの積雪となる。その雪をブルトーザーで開けてバスを通すのである。
通年で100万人もの観光客を呼ぶ立山。それは立山を貫通して黒部川へ出て、長野県の大町へ通ずる観光ルートでもある。
私は何度も開通したすぐの大谷へ行き、写真を撮ってきた。その作業の詳細が放映されて、改めて大自然の美を思い出した次第である。
今年も開通は4月15日ころになろう。もう高齢化して行く気にならないが、室堂で一泊して写した立山の風景や大谷を、その時期が来ればお見せしよう。
立山トンネルをくぐりぬけて黒四ダムへ出て、その雄大な風景も撮影してきた。私は家から3時間もかからず立山の室堂へ行ける。
私は良き場所に住んでいることに感謝し、まだ行かれたことのない人はぜひ、その風景を楽しんでいただきたい。
2022/01/07(金)
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■第6波が来た
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新型コロナの第6波が来たようだ。昨日の感染者は4000人を超え、東京都や大阪、沖縄などの都市では顕著な数字となった。今日のNHKニュースでも、新たな県にも波及し増加の加速度が高まってきた。
特に多いのは欧米で、1日にアメリカが108万人、フランスが27万人、イギリスが21万人、イタリアが17万人と深刻な事態となっている。
その原因は新たなオミクロン株の蔓延である。この菌は感染力が強く、重症化率は弱い特徴を持つ。
1900年の初頭に発生したスペイン風邪は世界を凌駕し、十数億人の患者を出し、数千万人が死亡した。私はまだ生まれていなかったが、人類はこのように昔から疫病に悩まされてきた。
これは何を教えてくれるのであろうか。人類はあらゆる生き物の頂点に立っている。それは高度に発達した頭脳と行動力を持つからである。
だが、目に見えない細菌には叶わない。早く免疫力をつけるしかないが、それまでには多くの犠牲者が出るであろう。
目には見えない細菌に犯される人類。それは人がこの世であまりにもわがままで、自己本位の生き物であるかを知らしめてくれる。
総て生き物と共存する人類。それは細菌もその一つである。医療の発達と注意喚起で終息できると思うが、今一、心から感染の意味を考えることも必要であろう。
2022/01/06(木)
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■雪の中の電車
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今、私はHPトップの写真に「雪の中の電車」と題し、町内を走る6kmの市内電車の写真を載せている。この電車のルーツは旧国鉄にある。
それは富山港から富山市の駅前までのルートで、富山港で扱う物資や人を運ぶために作られた。それが時代の変遷により、国鉄の解体に至り市へ変換されて第三セクターで運営されてきた。
電車は全国初のライトレールと題して新設され、車高が低く、乗り降りが便利な電車に代わる。電車は15分おきに発車し、その利便性から採算は良好であったという。
この電車に代わると、私の団地に駅ができて、富山駅までは20分足らずで行けるようになった。そして今がある。それは立山駅や黒部駅まで走っていた富山地方鉄道と合併し、市内電車が1社に統一されたのである。
その便利さは抜群で、電車に乗れば富山駅を縦断し、市内を循環するルートや富山大学まで座ったままで着くことができる。料金は大人が210円で、高齢者は市からの援助で100円で乗れる。
私は昨年、車の免許更新の試験を受けて令和6年まで乗れるようになった。だが高齢で車の運転には不安を感ずるので、今回の免許で終わりにしようと思っている。
今は車に乗る機会を極力減らしている。それは運転が自分でも自覚できるほど、不安感が出るためである。そのためこの安い電車を利用する機会が増えた。
私の住居は富山駅から4kmほど離れているが、交通や病院、買い物に便利な土地であり、住むためには何の不便もない。40年前に取得した我が家を選んだことに大満足で日々を過ごしているのである。
2022/01/05(水)
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■朗報
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正月も明けて朗報が舞い込んできた。それは高校の同級生であったT君の病状である。昨年の3月から入院していたそうで、病名は脊柱間狭窄症だという。
この病気は難病で、治っても寝たきりになるという。彼は思い切って全身麻酔で手術することにしたという。誓約書を書かされ、手術が失敗しても医師の責任でないことを承諾するものである。
その結果は大成功で、この豪雪で雪が積もった道を開ける作業も、難なくこなせる体力となったという。新年の挨拶を受けたが、私から先にT君の安否を聞かねばならないのに、彼は朗報を聞かせてくれた。
彼との関係は高校を卒業して途絶えていたが、私が御仏に帰依して修行に励んでいると聞いて、道場へ何度も訪問に来てくれた。そして道場が彼の住むT市に移ると、自分も入行して仏陀の成仏法を学びたいという。
私は大いに感激し、彼と供に修行に励む関係になった。それから程なくして彼が難病で苦しんでいると聞く。時々護摩木で彼の全快を祈願していたが、ここ当分は電話もかけず安否を確認していなかったものである。
私は思う。こんな難病になれば、恐らく全快は望めないであろう。それが彼の御仏に対する真心が通じ、このたび奇跡が起きたものであろう。
この世は四苦八苦の世界である。どんな人でも悩みを持たない人はいない。それはなぜか? それは人の本体が魂であり、その魂をを清め高めるために、天はこの世で苦難を与えると私は理解している。
この世がうれしさや楽しみだけの世であれば、魂の進化向上は望めない。釈迦もしかり。釈迦もこの世の苦しみから解脱するため、法を説かれた。
正月早々、こんな朗報を聞き、私も勇気が出てきた。あと2ケ月で私は82歳となる。いつまで生きるか分からないが、今年もこの与えられた人生を全うしたいと思う。
2022/01/04(火)
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■今月のテーマ写真
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私のHPを飾る写真は富山県が誇る名所、高岡市の雨晴海岸で、立山連峰から登る日の出を写した写真である。ここは写真のメッカで、今時は寒波で海水が冷えてケアラシが立つのを写すのである。
HPトップの写真をご覧いただくように、多くのマニアが早朝より日の出を写すために集まる。私も何度か挑戦し、その様子を写したのがこの写真であった。
そして「写真のコーナー」では「迎春」と題し、富山湾のケアラシの写真を載せた。富山県氷見市は寒ぶりの名所で、10kgをはるかに超えるぶりが定置網にかかる。
その行き帰りの船を写したのがその写真で、朝の寒気で暖かい海水が蒸発しケアラシとなり、立山連峰から登る朝日に反射し絶景となる。
この写真には日ごろお世話になっている全国的な俳誌である「雲の峰」の皆さんから選んだ俳句を載せた。その中には富山湾を詠んだ句が2通あり、ここに紹介しよう。
”富山湾を 隈無く照らす 冬ゆやけ” 磯野洋子(奈良支部)
”きときとの 氷見の寒鰤 いらんかね 寺岡青甫(宝塚支部)
今時の富山を象徴する名句を頂戴し、私の写真を引き立てていただいたことに感謝し、今年も会員の中から選んで、毎月更新する写真に添えさせていただこう。
高齢化し、写真撮影はあまり行わないが、若い時から写した写真が1000枚を越えるので、その中から季節に合った作品を紹介しようと思う。
2022/01/02(日)
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■謹賀新年
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新年、おめでとうございます。新しい年を迎えて外は深い雪が降っています。気温はー2℃、約40cmの積雪で、寒さに弱い私はコタツに入り、一日が過ぎるでしょう。
さて、今年の運勢をわが師の密教占星術で占ってみましょう。今年は五黄土星の年で、「帝王の星」「支配の星」と呼ばれ、勢いが強い年となります。
また強烈な星でもあるので、壊乱、腐敗、死滅の星ともされます。歴史的に視ても、過去の大地震や噴火、戦争、火災、事故、狂悪な事件などが多発するでしよう。
自然災害や天変地異の起こりやすい年であり、全ての人にとって凶年の年とされます。心配なのは首都直下地震や富士山の噴火、南海トラフ巨大地震などが懸念されますが、十分な注意と備えが必要となるでしょう。
私個人の星は六白金星で、今年は衰運に入ります。運気が下降し、大きな変動が懸念されます。前年からの変化を知り、賢明冷静に行動すれば、後半安定して順境に向かうそうです。
しかし、変化の多い年であり、吉凶あい半ばする年となるとあります。わが師が遷化されてはや6年、占星術の大家で多くの未来を予見していただきました。
そのご恩に感謝し、今年も因縁(カルマ)切りに徹し、この日記で披露したいと思います。どうか今年もよろしくお願いします。
2022/01/01(土)
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