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風景写真よもやま話

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家庭菜園
 83歳となり、畑仕事は限界を迎えた。市内を流れる富山県一の神通川の河川敷で、10m四方の畑を借りて野菜を栽培し20年近くが過ぎた。
 
 体力の限界を感じたのは昨年だった。すぐに疲れて仕事が進まない。ここで初めて限界を知る。夏から普段の半分程度の働きしか出来ず、畑は荒れ放題。ついに今年は断念したものである。

 しかし、家にまどろんでいても毎日が暇で、苦痛でしかたがない。そこで家の裏の花壇をやめて野菜を作ることにした。たった10坪程度の広さだが、それでも居間から眺めて楽しむことが出来る。

 3月にはエンドウの種を撒き、4月の下旬はトマトとナスの苗を植えた。そして今日、サツマイモの苗どころを6箇所作る。今やエンドウの花が咲き、トマトも根ずいて成長が楽しみだ。

 そして5月の下旬にはサツマイモの苗が店に出てくる。目的はベニハルカの品種だが、早い者勝なので予約ができず頻繁に店に通おう。

 ベニハルカは焼き芋の品種で、甘くて美味しい。このようにして花壇が野菜畑に変わったが、たった数坪の畑でも体力がないため労働が厳しい。

 昨日から9連休だが、遠くに出かけることなく家で過ごそう。365日が連休の私は、このあまりある時間を如何に過ごせば満足した生活ができるであろうか。

2023/04/30(日)


人類の愚かさ
 今日は富山県東部の黒部川上流に設置されている銅像「平和の塔」の前で土地浄霊を行うため、黒部市の市役所へ許可をいただきに朋友と行く。

 私の教団では数ヶ月に一度の頻度で、仏陀の成仏法を駆使して地方の土地を清め、不浄な出来事が起きないように明るい町にしようと無償の働きを行っている。

 車で片道1時間の長丁場で、二人でいろんなことを話し合う。A君は私より長い修行の持ち主で、いろんな体験をしている。その中で彼が言うことが特に気にかかった。

 彼は長く懇意にしていた友人をこの仏道修行によって悪い因縁を切り、より良い人生を送るように勧めて今があるが、途中でやめてしまったという。その原因は自分の持って生まれた因縁(カルマ)が出て、何の修行か理解できなくなったためだという。

 人の生まれる原因は輪廻転生を基本とする。前世の誤りを正し今生で学んだあらゆる事象より、反省材料として来世へ向かうのだが、その生まれ変わりが理解できないのである。

 人の本体は魂であり、その魂を神仏のような高みに導くのが輪廻して学ぶ理由である。それを死ねば無になると信じ現状を変えよとしない。生と死の理由をはっきりと知った生こそ、仏道修行が間違いなく可能となるのである。

 魂の存在は霊的世界であり、この目で見える現状世界は魂を進化向上させるために、この世に生を受けて学ぶのが人が生まれ生きる目的である。

 話は現在の世界情勢にまで及んだ。あのロシアのプーチン大統領の心や如何に。それは大統領が霊性の中に生きることの意味を、微塵も知らないやからであるからである。

 昔はウクライナ国は自国の領土だったというだけで、戦争を仕掛け、何十万もの人を殺し町を破壊した。これほど強い悪業はないであろう。その運命は死後の霊界でどんな罰を受けるか、どんな運命を背負って再度この世に生まれるか、それとも魂の末梢で決まるのである。

 釈迦はこの輪廻転生を詳しく説かれた。それはアーガマ(阿含経)に詳しく書かれている。

2023/04/25(火)


幻想の始まりか!
 家内が軽い認知症となり、毎週水曜日はデイサービスへ通っている。デイサービスは皆さんが親切で、何の心配もなく預けることができる。

 今日は少し恥ずかしい話しになるが、最近私は幻想を見るようになった。過去の出来事を今起きたように感じ、心配の種を自ら作くるのである。

 今朝は8時半に施設の車が迎えに来るので、私はその前に近くの内科病院へ行くことにした。最近、便秘で便が細くガスばかり出て便秘薬ばかり飲んでいる。

 そこで医師に腸内を掃除する薬を頂こうと出かけたものだが、帰りは9時半になった。当然家内は出かけて姿は見えない。

 家に入ると、げた箱の上に家内の眼鏡があり、忘れて行ったなと直感する。昼頃になり思い出し、その件で眼鏡を探すがどこにも見当たらない。

 おかしいなぁ! 朝はげた箱の上にあったのに、今はない。心配になり施設へ電話してみた。家内は眼鏡をそこに持っているかと訊くと、ありますよとの返事だった。

 やっと安心して考える。家内は毎日のように眼鏡を置き忘れ、探し回っている。これが認知症の日課だが、その姿が脳に反応し、いつもある場所に置き忘れたかと脳が判断したのであろう。

 過去の失敗した例を忘れないため、今の現実と勘違いしてしまう。これは幻想の出現であろう。げた箱のうえには眼鏡はなかった。

 軽い認知症の家内を私はそれだけ心配している証だと思うが、過去の姿が今の現実として脳裏に焼きつくのであろう。

 83歳となり、毎日必ず新聞の死亡欄を見るのが日課だが、このまま年月が過ぎれば私も認知症になるかも知れない。それは現実として人の名前や住所など、忘れて思い出せない現実があるのである。

 まだこの日記を書ける力は残っているが、それも次第に減退しつつある。私の人生はいつまで持つであろうか。

2023/04/19(水)


蝶の命
 居間の南側は窓とテラスで囲い、洗濯ものなどを干す場となっている。その2坪ほどの空間は総ガラス張りで、庭の水仙やチューリップを見ながら楽しんでいる。

 そのテラスの部屋に1匹の蝶が迷い込み、外へ出ようと羽ばたいている。大きな羽の美しい蝶だが、戸が閉まっているためガラスの部屋でもがいても出られない。

 その音がするので私は仏心がでて、飛び回る蝶を捕まえて外へ逃がしてやった。蝶はいつこの部屋に入ったものかわからないが、今日は窓を閉めていたから昨日だったのであろう。

 蝶は外窓を開けても逃げる場所を知らない。それは密閉された上のガラス張りの壁を飛び回るだけで、下に外気を通す戸があることが理解できない。

 私は哀れに思い、蝶を捕まえようとするが素手なのでうまく行かない。そこでキャタツを持ってきて、外へ逃げようとする蝶を難なく捕まえることができた。

 羽をつまみテラスの外へ出すと、一直線に飛んで行った。これで私もすっきりする。この蝶は何日、密閉されたテラスにいたか知らないが、自由の身になれて一命を取り留めたわけである。

 私はなぜこんな蝶の命にこだわるか。それはあの美しい蝶にも魂があり、人に害を与えず楽しませてくれるからである。それが私の住まいに迷いこみ、自らの命をなくすればかわいそうでたまらない。

 この蝶も霊界では何度も輪廻してこの蝶になった。これからも輪廻を繰り返し、より美しくなるか、進化してほかの生物になるのであろう。

 人が長い輪廻のすえに、魂を進化させる使命を受けるのと同じで、大自然の摂理がここにあると私は考える。

 極端な例をあげたが、この蝶は私の家で絶命しないで、より広い風景を飛び回り多くを学んでほしい。それはかなわぬ夢であろうか。

2023/04/16(日)


体調異変
 長らく日記を書けなかった。体調が悪く、書く気にならなかったのと話題がないからであった。ネットを始めて約20年。写真が趣味の私は、県内や他県の名所を回り、美しい写真をネットで紹介してきた。

 このよもやま話はその付録として、私の人生観を書いたものだが、83歳ともなれば人生の総経験を続者へ参考として提供する目的もあった。

 今私は便秘で悩んでいる。高齢者ともなれば便秘者が増えて、新聞や雑誌、または折込チラシで薬を宣伝しているが、私は医院からいただいた便秘薬で強制的に出している。

 ところがその後は体調が悪くなり、気分が沈んで動くことが辛くなる。そこで家にあった胃腸を活性化させるエビオスを、毎食後に飲んで胃腸の働きを助けているのである。

 便秘薬は寝る前に飲むと、朝になれば便意を催して出てしまうが、一度に総てが出ることはない。何度もトイレに通い空になるのを待つ。

 便秘が始まったのは1年前からで、その都度医院から薬をもらってきた。その種類は4種もあって、効果が確実な2種類を使うが、食後にすぐ飲んで食物のカスを柔らかくする薬も重要な薬である。

 便は細くなり、鉛筆程度の太さしかない。ネットで調べると便に血が混じると腸内のガンを疑う必要があるが、今のところ血は出ない。

 便秘ほど嫌な状態はない。お腹が張って気分が悪くなり、また胃腸の不調を疑うなど、不安が生じてしまう。

 この便秘に不安神経症を持つ私は、毎日が薬で守られている。早く薬の必要のない身体になりたいものだ。

2023/04/12(水)


核兵器の使用被害予測
 長崎大学核兵器廃絶研究センターは、次の5つのケースでその核戦争被害状況を予測した。そのケースとは、

T、北朝鮮が使用ののち、アメリカが使用
2.アメリカが先制使用、北朝鮮が反撃
3、テロリストが使用
4、ロシアが使用したのち、アメリカが使用
5.中国が使用し、アメリカが反撃で使用

 このケースでその人的被害を予想したものだが、どんな町や都市が標的にされたか定かではない。ただその死亡被害の全貌は1発で22万人、威力の大きい核では260万人にもなるという。

 それは何を標的にしたかで決まり、例えば東京やニューヨークなど人口が多い都市では予想もできない死者を出すであろう。

 核ミサイルや爆弾は放射能を残すから、その被害は長い年月でみなければならない。人が住めない土地を残しても、勝者には何の価値があるのであろうか。

 それは広島や長崎の苦悩が証明している。未だに放射能に苦しむ被害者! 人類は何とバカなのであろうか。この広大な宇宙にはいくつも核戦争で壊滅した星があるという。

 それは極度に進化した星の宇宙人からの情報であり、その惨禍を免れるために地球人を拉致し、彼らの星につれて行き壊滅した星を見せるのである。

 ジュセリーノは夢に見た地球壊滅の日、2043年まであと20年しかない。地球人類は愚かな戦争で自滅する日を待つことにならないよう、仏陀が残した「破滅のカルマ」を切らねば生き残れないであろう。

2023/04/08(土)


混迷する世界
 北太平洋条約機構(NATO)は4日、ロシアと1300kmの国境を接するフィンランドの新規加盟を正式決定した。これで31か国体制を始動させたことになる。
 
 当然ロシアは黙っていない。ロシアの大統領報道官は「ロシアの国益と安全保障を害するもので、状況の悪化と見ていると発言した。

 そしてまた台湾の蔡英文総統がアメリカを訪問し、台湾を自国の一部と主張する中国が強烈な反発を強めている。今や世界は日を追って悪化し、自国が有利になるよう行動に映し出した。

 この二つの国と民主主義国が争う時代がすぐそこまで来て、今後の成り行きが注目される。日本は台湾問題で中国との関係を如何に進めるかが大きな問題となろう。

 ブラジルの夢予言者ジュセリーノは、未来の出来事を夢に見て世界へ発信したが、その中に2043年には世界の人口が80%死滅すると予言した。

 あと20年で地球は終末へ向かうかも知れない。ジュセリーノの予言はよく的中した。それは天からの宣告で、今後の出来事がいかなる道をたどるかが予想できるのである。

 地球最後の日! 考えたくもないが、核を開発した地球人はいつでも核を使用し、住処を廃墟とすることができる。それは禁断の兵器、核戦争である。

 果たしてこの地球に平和な日が到来するかどうか! それは人間が霊的世界を理解し、その世界に向けて歩むことが鍵となろう。

2023/04/05(水)


家内と散歩
 桜が満開となり、家内と二人で桜詣でをする。歩いて10分程度の運河には両岸に桜が咲き、遊歩道も完備されて天気も良い。しかし、寒くて強い北風が吹き歩いても身にしみる。

 運河の桜は満開で、強い風で花びらが飛んでいる。だが満開の桜は見ごたえがあり、所々で休み十分満足できた。折角来たので運河の中ほどで観光船を見ようと家内が言う。

 しかし、運河には観光船はいなかった。運河の中ほどにパナマ式の閘門があり、水位の高低差2mを調節しながら運行されている。

 日曜日だから大勢の人が見に来ていると思ったが、わずかで、船が上流から来て閘門を出たところであった。この船はここでまた元来た道を帰るコースの船だった。

 この運河は大正の末期から昭和の始めに掘削された水路で、富山港から約6kmの長さを掘削して、発電所や工場の燃料、製品を運ぶために作られた。

 時代は変わり今は不要となったが、幅50m、深さ3mの観光資源としては格好の遺産となっている。

 その観光船を見てから家内が薬局で買い物をしたいという。私も手足のテーピングをほしいので同行することにした。そして歩くこと約500mで店に着き、それから帰路に向かう。

 家を出てから約2時間が過ぎていた。その時間はほとんど歩きとおしで疲れ果て、やっと家へ帰ってきた。約4kmと少し無理な工程を組んだが、それは高齢の性で、自分が80代に入ったことを自覚する。

 最近特に思うのは動作や歩行が緩慢になり、若いときのように事が運べなくなった。それは最近感じたことで、自分が加齢で背が曲がり、歩行が遅くなったことを知る。

 家内はまだ79歳だから、元気で私は付いてゆけなくなった。加齢を肉体の変化で知った私は、これが初めてで強烈な印象を受けた。

 だが健康のためには、少しでも身体を動かすことは必須だと思い、出来るだけ家に引きこもりしないよう決意をしようと思う。

2023/04/02(日)

My Diary Version 1.21
Written by 中村邦夫 CGI提供じゃわ