ホーム

風景写真よもやま話

あなたは累計
人目の訪問者です。
本日は番目のアクセス
昨日は人のご来場です

2021/10 << >> 2021/08

廃絶家供養
 この世には子孫が絶えて輪廻すらできず、地獄界や餓鬼界で苦しんでいる先祖が沢山いる。私の先祖には知る限り居ないが、それが数代さかのぼれば必ずいるはずである。

 それらの霊魂は現世での救済ができなく、あの世の中有界で苦しんでいるのである。生きていた時代に、貧(むさぼり)や瞋(怒り)に癡(愚痴すなわち因縁因果の理法に無知)の強い煩悩を持つと、そのカルマのために地獄界や餓鬼界で長く耐え忍ばねばならない。

 人は輪廻しながら魂を清め高めるのが目的だが、輪廻すらできず地獄や餓鬼、畜生界で苦しむのである。その霊魂を救うのが廃絶家供養である。

 子孫が絶えて誰の供養も受けられない先祖ほど、悲惨な霊はあるまい。今日はこの廃絶家の人たちの霊魂を救うため、仏陀の成仏法による供養を申し込みに道場へ行く。

 この世は目には見えないが、死者の霊魂はあの世で輪廻を待っている。苦しむ霊魂がいれば、今生を生きる私たちにまでその影響は及ぶ。

 先祖供養の本質は霊魂の救済である。先祖が今、どんな境涯にいるか、それを霊視して悲惨な霊魂がいれば、成仏させるのが仏教の本質である。

 少し難しい話になって恐縮だが、先祖供養の目的は霊魂の救済であり、わが身の魂の浄化を図るものである。

2021/09/30(木)


岸田総裁誕生
 自民党の次期総裁は決選投票で岸田氏に決まった。富山県の党員では河野氏が一位だったが、決戦では議員票が多かったものである。

 この激動の時代、政治の舵取りは難しい。私はあまり政治に関心があるわけではないが、温暖化による災害の多発や少子高齢化による国運の衰退、北朝鮮や中国との対応なで多難な運営が待っている。

 コロナ禍など予期しない社会問題も起きて、国が、世界がどんな方向へ向かうのか、前途多難な国難が待っていて、それに財政の問題もある。

 コロナ禍で国民一人あたり10万円の給付金や、交通・旅行・飲食・宿泊などが不況の極となり、多くの税金が供給されてきた。

 今日の株価が3万円を下回り、波乱の一日となったとあるが、アメリカでも膨大な税の出金で議会がゆれ、デフォルトにまで発展しかねない状況だとか。

 コロナ禍はようやく下火になり、緊急事態や万延防止対策は解除されたが、引き続き注意が必要であり、第6波が来ようとも限らない。

 これからの社会は政治や経済だけではない。私が一番恐れるのは自然災害である。この地震国であるわが国がどんな災害に見舞われるか。

 あの東日本大震災のような巨大災害が来ようとも限らない。毎日、日本のどこかで小さな地震が起きている。その一つが富士山の噴火である。

 日本の象徴である富士山は決して安泰ではないのだ。それはいつ起きても不思議ではないという。そのためわが師の教団では神仏両界の大柴燈護摩を修して、大難が小難になるよう祈る催しが行われる予定である。

 また神国日本の霊性を高めるために、出雲でも同じく大規模なお護摩を焚いて神々を復活させ、日本人の霊性を呼び覚まし、人類を救済へ導く祭典を行うことが決定されている。

 岸田総裁が今後どんな手腕を発揮されるか、それを楽しみに待つとしよう。

2021/09/29(水)


因果応報(A子さんのその後)
 ここでA子さんのその後を本から記してみよう。A子さんはこれまでの人生で環境のこともあって、他者に関心が持てず、他者の幸せを祈ったり、願ったりしたことはなかった。

 そして日常生活において、他者への愛情や愛にもとづく言葉、行動が足りないということを、催眠状態で守護霊に指摘されたのであった。

 そこでA子さんは、自分以外の人に対しての思いやりや、その人の幸せを願う思いを持つことの大切さを理解し、少しずつ他者への親切や言葉と行動と物事の受け止め方が、愛と真心にもとづくものへと変容していったという。

 そんな毎日を過ごすこと10年、A子さんの意識が変わり、言動が変わっていくに連れて職場の様子が変化し、ひどい嫌がらせをする人は転属になり、親切な人が代わりに配属され職場の雰囲気が変わったという。

 その後、A子さんは42歳で素敵な男性と出会って結婚し、現在は平和でな穏やかな毎日を過ごしているという。

 これが積善による人生の流れを大きく好転させた結果である。以前のA子さんは猜疑心我強く、「あの人はああすべきではない」とか、「この人はこんなことをしているので許せない」とか、「私ばかりが損をしている」と言った風に、いつも不平不満を抱いていた。

 これが因果応報の結論である。私もわが師に師事し、このカルマの法を実践して「因縁解脱」を得ることに懸命である。

 この世は因縁丸出しの世界だ。その結果が人種間の争いや内戦に大戦などを引き起こし、我々が住む地球の環境を変え、天災や人災を起こして甚大な被害を与えるのである。

 人は精神性を高め、霊的な分野を理解し取り入れなければ、破滅のカルマを生じて地獄と化すであろう。

 現状を見れば分かるように、多くの予言者が警鐘を鳴らす破滅の日は近いかもしれない。

2021/09/27(月)


因果応報
 人は因果応報と輪廻で魂の進化を図る。ここに最近買った1冊の本がある。その名は「魂の黄金法則」(久保征章著)たま出版で、”副題としてあなたの人生を好転させる積善の秘密”とある。

 因果応報は自然の法則で、カルマの法則とも言う。人は長い輪廻の上で多くを学び魂を進化させるのであるが、負のカルマを作るとその反対に善を積むか、自分が苦しむことで解決するかしか解消の方法はない。

 その例として、この本から一部を抜粋してみよう。それは積不善の因果応報としてA子さんのケースを取り上げたものであり、作者の施設で前世療法を受けた結果によるものである。

 A子さんは33歳で、働く部署では36名が勤務していた。A子さんはその中でいじめの標的にされており、周りには味方がいなく、自分以外が総て敵であるかのように見えたという。

 仕事内容はA子さんに合っており、仕事を辞めたくなかったので、何とかこの状況を打開しようと相談にきたものであった。そして前世療法を受けた結果がこんなものであった。

 A子さんはその職場に就職する以前から人間関係に恵まれず、助ける友人もいなく、恋愛経験も無かった。親による虐待はなかったものの、父親を早くに亡くし、母と2人暮らしの関係も良いとはいえなかった。

 催眠状態に入ったA子さんから出た言葉は、古い時代のキリスト教司祭の男性としての前世で、この男が異教徒の人々を弾圧している姿であった。

 この時代はキリスト教が国教であり、それ以外の宗教は異端とされていたのであった。司祭は捉えた異端者を次々と無残な方法で拷問し、死に至らしめたのであった。

 その後、死を迎えた司祭、すなわちA子さんの魂は何度も生まれ変わりするが、生まれ変わった人生で自分の行いを何度も償うことになったという。

 あるときは殺意ある人に殺され、あるときは戦争に撒きこまれて死に、あるときは事故で大怪我をして半身不随のまま苦しみ、やがて死んでいったという。

 この事例から他者の命を奪えば、その因果応報として自分が殺されることになり、その代償を受けねばならない。カルマとは前世を含む過去に自分が行った行為から生まれる因果応報のエネルギーであり、人生の幸運や不運を作り出す根源を言う。

 A子さんは過去世で何度も殺されてきたので、償いが終わりに近づいていて、マイナスのカルマを清算する最後の仕上げとして、今生での人間関係の苦悩が用意されていたのであった。

 人は本体が魂であり、その魂がどんな行為をしたかで来世が決まる。前世療法は過去世での自分を洗い出し、その清算をするための療法であるが、注目するのが司祭であった時代に殺した35人のすべてが、今の職場の同僚や上司であった魂だったという。

 ”積善の家に余慶あり、積不善の家に余殃あり” 

 これは事実である。そのことを肝に銘じ、新たな積善を心がけて生活しよう。

2021/09/26(日)


さつまいも
 今はさつま芋の収穫シーズンで、私も畑へ行き畝を掘る。サツマイモも品種が多く、特に焼き芋用のベニハルカが人気だ。甘くやわらかく、冬には欠かせないオヤツである。

 私はこの芋を10mの畝に2箇所植えた。掘ってみると大小さまざまな芋が取れた。しかし芋は正常な型をしていない。それは鼠のえさとなり、かじって大きな穴が開いている。

 それはまだ植えてまもなくから茎を食われ枯れてしまい、残ったのは半分程度になったものである。

 今日は違う品種の芋を掘る。これも特徴が有り、最初に実った芋は、小さなかぼちゃほどの大きさになっていた。そして地を這う細い枝から出た根にも小さな芋が出来ている。

 収穫した家内は、この芋の皮をむき、小さく刻んで牛肉と混ぜて煮込んでくれた。それが驚くほど美味で、油気が少なく甘いオヤツとなった。

 河川敷の畑は今年で終わりとする。約10余も耕してきた畑は誰が引き継ぐか知らないが、恐らく借り手はいないであろう。すでに1/5ほどの畑が借り手が無く、雑草が生えて放置されている。

 楽しかった農作業も年齢には叶わない。いろんな野菜を作り、少しは食事の足しになったが、多くの人にもあげてきた。

 野菜作りのノウハウを本で学び、自己流に耕した農作業もこれで終わり。次なる趣味はない。有り余る暇な時間を如何に過ごそうか、それが問題となる。

 ボケないよう頭の訓練だけは欠かさないで、数多く集めたスピルチュアルな本を読んで過ごそうと思う。 

2021/09/25(土)


屋根瓦の補修
 先日、通りかかりの営業マンがベルを鳴らし、私が玄関に出る。相手はリフォーム会社の社員で、今通りかかったら、あなたの屋根瓦が少しずれているのがわかったという。

 詳しい点検をしたいので、後日伺うとのことだった。私の家は屋根瓦は3つに別れており、2階建ての中央に左右に平屋がついている。

 築40年となり、左側は6年前に新品と交換したし、大屋根は棟瓦のみを取り替えた。そして右側の小屋根はまだ手をつけていなかった。

 その右側の棟瓦がおかしいというので、今日は会社の3人が来て私も含めて屋根に登り点検をする。確かに瓦はずれていた。すぐに直す緊急性はないが、瓦留めがゆるく、ゆすると大きく動く。

 そして修理代は、今年の冬の大雪で痛んだと思うので、火災保険で補償してくれるから保険証書を確認してほしという。知っていたので補償されるというと、保険会社へ申し込むように言われた。

 さて、ここで問題である。全く知らない会社の社員から名詞をいただき、すぐに補修すると言われても私にはひいきのリフォーム屋がいる。

 そこで電話をかけ事情を話し、今回はこの会社に任せることにした。しかし、今日点検したので見積もりはまだだ。私はこの損傷具合で大よその修理費が分かるので、見積もりを見て最終判断をしよう。

 長くお世話になっているリフォーム屋には事情を話したが、見積もり額によりひいきの工務店に換えるかもしれない。

 築40年もすると次々と損傷箇所が見つかる。昨日も書いたように、老後の年金収入しかないので貯蓄も多めに蓄えておかねばならない。

 台風シーズンとなり、今16号が北上中だ。猛烈に発達し、日本を直撃するかもしれない。願わくば災害に巻き込まれないようと神仏に祈るばかりである。

2021/09/24(金)


増え続ける空き家
 読売新聞に「増え続ける空き家」として特集記事が載っていた。私も25年間空き家だった田舎の家を解体処分したのが、今から10年前。

 35年前、一人暮らしの母が病気になり富山の家に引き取ったもので、以来誰も住まない空き家となっていたものである。養蚕をして生糸をつむぎ、牛を飼い子牛を売って稼ぎ、炭焼きが本業だった田舎の家。

 水飲み百姓とはこのことで、冬は出稼ぎで貧しい生活を思い出す。私は富山市で働いていたから知らなかったが、母が農協の事務員をしていたため私を町の高校へ出すことができた。

 築90坪の大家は解体処分費が300万円、宅地は山林にしようと申請したが、基礎コンクリートを残したため許可されなかった。以来、永久に宅地の固定資産税を払わねばならない。

 さて、空き家の話だが、新聞の記事では全国の空き家の数は849万戸(2018年)で、30年間で2倍以上に増えたという。それは全住宅の7〜8戸に1戸は誰も住んでいないことになるという。

 空き家は住む人の有無に関係なく、固定資産税や都市計画税を納めねばならない。土地と家屋の評価額によって変わるが、一般には数万円から十数万円になるという。

 私が死んだら誰が相続するか。息子にはそんな経済力を持たない。80代となり、遺産を誰が引き継ぐかが問題となった。

 今、私の町内で一軒の空き家が荒れ放題で、庭木が道路の中ほどにはみ出し、周囲は背の高い草が生い茂っている。住人は亡くなったかどうか知らないが、これぞ未来の問題点を表している。

 少子高齢化は空き家を倍増させる。この日本の未来がどんな姿を見せるか。その時はもう私は居ない。

2021/09/23(木)


膝が痛い
 毎日、裏の花壇を畑にする作業と、河川敷の畑を始末するのに忙しい。今日も花ショウブの株を掘り、袋に詰めて捨てる作業をする。

 シランやショウブを始末するのは痛恨の極みだが、河川敷の畑をやめ、花壇だったところを畑にするためにはやむ終えない。恐らく草花は命をとられ恨んでいることだろう。

 そのためお花の供養をしているが、その恨みかどうか分からないが左の膝の関節が痛くなってきた。いつもの倍以上の頻度で河川敷の畑に通い、自転車を漕ぐためであろうか。

 家内が末梢神経障害で近くのT整形外科へ通っているが、この痛みが激しくなれば、私も通わねばならなくなるであろう。そこで家内が使っている薬を塗ってみる。

 「肩や腰、ひざなどの痛みにEX」とあり薬の商品名がはっきりしないが、塗り薬だから簡単に処方できる。いつも行く薬局で買ったものだが、すっきりと痛みがとれた。

 家内が通うT整形外科は、毎日患者であふれている。遠くから通う患者も多く、患部の痛みがすぐに快方にゆかないためであろう。

 家内が言う。「その後いかがですか?」医者はこの一言で診察は終わる。電気アンマをかけるだけだから仕方が無いが、痛みはすぐに取れるものではない。

 殆んどが老人で、私もついに仲間入りしそうだ。急な労働に体がついて行けない。それは今まで健康体だったからであろう。

 高齢者の健康寿命は72歳だという。そして平均寿命は81歳。72歳を過ぎれば何らかの病気で人の世話になる運命である。

 その点で私は恵まれた身体で、感謝しなければならないであろう。

2021/09/22(水)


高齢者人口
 総務省が発表した高齢者人口が前年より22万人増えて、3640万人(総人口の29.1%)となったと発表した。そのうち80歳以上が1206万人で、私もそのうちの1人である。

 日本の総人口は1億2522万人で、昨年より51万人減少した。高齢者人口が多いのは日本が最高で、2位がイタリアの23.6%だという。

 私は毎日、新聞の死亡欄を見るのが日課だが、平均年齢が81歳の男性年齢を大きく越えて、90歳以上の人も多い。この平和な日本に住む我々は、まだまだ死亡年齢が上がるであろう。

 自分に思わぬ兆候が現れたことを知る。それは80歳と比べて今年は81歳となったが、その体力差が顕著なことだ。まるで木が折れるように体力の老化を感ずる。

 そのため、河川敷の畑を止めることにしたが、その余った余暇を如何に過ごすか、それが問題である。最近は暇な時間を読書で過ごすことが多くなった。

 それはスピリチュアルな本で、若い時から集めた本は200冊に及ぶ。その内容は未来予測であり、この世がいかなる運命を辿るかに興味があるからである。

 今、地球で一番の関心は地球温暖化の問題であろう。これだけ汚染されれば、その回復は至難の技である。世界が注目するこの問題は人類のカルマである。

 この温暖化対策に成功するか否かが人類の未来を決める。

2021/09/20(月)


不思議な縁
 先日の雨で、裏のベランダで雨のしずくの音がする。気になって2階へ上がり音のする箇所を探す。だがこの場所ではなかった。

 すぐに間違ったことを察し、1階へ降りようとするが、ベランダの手すりにBSアンテナが取りつけてあるのを見る。別に見たいと思って見たわけではないが、すぐに取り付けボルトが錆びて赤くなっているのを発見する。

 BSアンテナを設置して何十年になるか分からないが、長い年月のうちに外気で錆びたものであった。このままでは腐食して脱落する危険性があるので、塗装することにした。

 ここで問題は雨粒の音がした箇所である。私はベランダで2階の屋根から落ちる音だと思い、接続した平屋の屋根を調べることにしたものだが、ここではなかった。

 そして次にその場所の下で庭を探す。すると見つかった。それは花壇を仕切るために使った波板を重ねて置いた場所だった。その波板に2階のベランダから雨のしずくが落ちて、その音がしたのであった。

 庭を畑にしようと何気なく置いた波板に雨粒が当たり、音を立てる。その雨粒がどこから落ちるのかを確認するのに、2階のベランダに上がり無意識にBSアンテナを見る。

 これも偶然が重なったものであろう。今日はそのアンテナの取り付け金具のボルトを塗装して、最悪の場合腐食して脱落しないようにしたものである。

 このように屋外の雨の当たる場所にはエアコンの架台がいくつもある。今回の腐食箇所を確認し、エアコンの架台も調べてみた。やはりボルトが腐食している架台もあった。

 これも何かの偶然であろう。末代まで安全な状態を維持するために、塗装の補修をしておこう。

2021/09/19(日)


花壇の花供養
 私は今、裏庭の花壇に咲くシランや花ショウブの苗を掘り起こし、捨てて小さな畑にしようとしている。河川敷で10年余も野菜を作ってきたが、この齢で体力がなくなりやめることにした。

 ここで問題になるのがお花の供養である。花なんかの植物に何の関係があるのかと聞かれると思うが、この世にある総てのものに意思と意識があると、宇宙学を専攻される大谷篤氏は語られる。

 この考えは恐らく受け入れられない話であろうが、私は素直に信じるのである。この宇宙を創造された創造神は万物を創造し、その進化を望まれた。

 我々地球人は何のために人間として生まれてきたか? それは宇宙の法則であり、「魂を進化」させるためであると述べられる。それは創造神が宇宙を作られるときに、進化を目的とされたからであると。

 人は当然宇宙の法則に従って、生命進化の法則通りに生きてゆかねばならない。それは霊性を高め、魂を進化させることである。

 そして氏は、霊性を高めるためには「洗心」を心がけなければならないとし、「常の心」と「ご法度の心」に分けて述べられる。

 「常の心」:強く、正しく、明るく、我を折り、よろしからぬ欲を捨て、みんなが仲良く相和して感謝の生活をする。

 「ご法度の心」:憎しみ、ねたみ、ねそみ、うらやみ、呪い、怒り、不平不満、疑い、迷い、心配心、咎めの心、いらいら、せかせかなどの心である。

 どれも承知の心だと思うが、これが完璧にできないのが地球人である。さて、話は横道にそれたが、私は長く愛情をかけてきた草花に大変申し訳なく、命を絶つことに懺悔の心が出てくるのである。

 そのため私は仏陀の成仏法により、これらの草花にお礼と供養の誠を捧げたいと思い、護摩木で供養をした。

 人間を初め動物や魚類に樹木や草花など、生命のあるものは総て意思と意識を持つ。言葉では発言できないが、勝手に生命を絶てばこの上ない無念であろう。

 この理念に立ち、私は万物の気持ちを理解し、供養の心を捧げたいと思う。

2021/09/18(土)


コロナ禍での営業
 今日は裏庭の花壇を畑にするために、咲き終わった花の株や雑草を取り、河川敷の捨て場へ向かう。自転車だから多くは積めないが、すぐ近くの富岩街道の横に立つ飲食店の前で、見知らぬ40代ほどの男性に声をかけられる。

 男性は私の姿を見て問いかけてきた。自転車を止め話を聞いて見る。その人は道路に面した飲食店の空き家を指して、どこへ連絡した良いかねと聞く。

 私は直感で、この人はこの家を借りて飲食店を経営したいんだと思い、聞いてみた。それが当たってその通りだという。私は答えた。「この店は半年前に閉店し、そのときは連絡先が書いてあったんだがな。今はないけど。」

 この男性は地の利を生かして、ここで飲食店を開きたいと思い、私に尋ねたものである。私は知らないし、不動産屋に聞いてみたらと答えた。

 この2年にわたるコロナ禍だ。商売が成り立たないため閉店したのに、勝算はあるのであろうか。相手も納得し別れたが、地の利が良く、以前は大いに繁盛し、私も2,3度ラーメンを食べに行ったことがある。

 家内の姉の息子が富山市内で飲食店を経営しているが、時短営業で酒も出せず毎月年金生活の姉に無心しているとか。

 このコロナ禍はまだまだ続く。それはいつのことか分からないが、それまで絶えられるかが人生を左右することになろう。

2021/09/17(金)


UFOはいるかって?
 私は今、朝の読売新聞を見てついに笑ってしまった。それはUFOについての特集記事である。最近UFOが話題となり、アメリカでは米情報局がUFOに関する報告書を公表し、今後も調査を続ける方針を明らかにしたという。

 そしてアメリカはなぜ今、UFOの正体を突き止めようとするのかと言うことである。UFOが居るかいないかは承知の事実で、アメリカ本人が一番よく知っている案件である。

 アメリカは未確認航空現象を、2004年以降に米軍などから144件あったとして、その真偽を検証したものだが、1件は気球だったと特定したが、残る143件は「データーが不十分で結論が出せない」とした。

 何たる愚問だ! それはUFOの実在は当のアメリカが一番よく知っている案件であるからだ。ここに宇宙学を専攻される大谷篤氏著書「そうだったのか 宇宙人と銀河世界とこの世の超仕組み」(ヒカルランド刊)がある。

 大谷氏はこの宇宙の構造から人類の進化までくまなく研究され、そのあらましを本にして世に出された。私は小さい時から宇宙に興味があり、まだ少年時代から田舎の合掌造りの家のひさしに登り、満天の夜空を眺め、空想に浸ってきた。

 大谷氏の言によれば、この宇宙は中央にパラダイスという宇宙を統括管理する部署があり、その周りには7つの銀河団があるという。

 銀河団には70万の銀河があり、地球が所属する天の川銀河は第7銀河団に所属し、611,121番目にできた銀河で、その銀河には2000億個もの星があるという。

 これだけ聞けばこの宇宙の広大さが分かるであろう。そしてこの宇宙には、地球のようなまだ発達途中の幼稚な星が1150億個、高度に進化した星が750億個もあるという。

 地球は少し進化したと思うが、その人心はまだ赤子に等しい。貨幣経済の物質主義に明け暮れ、争いや事故に災害が絶えない。そして大谷氏はこのように語られる。

 それは1957年、アメカのバージニア州の林に小型UFOが着陸し、異星人の乗組員が逮捕されてペンタゴンに送られて国防長官と会見後、第34代アイゼンハワー大統領と会見した。

 異星人は金星から来たバリアント・ソーと名乗り、以後ペンタゴンの一室で住むようになる。金星人はペンタゴンに2年8月滞在し、1960年3月に金星に帰還したという。

 その後、アメリカの歴代大統領であったニクソンやケネディ、レーガン大統領が会見したが、その事実は闇に伏された。それは国民に公表すればパニックになることを恐れたためであろうか。

 このようにこの無限に近い宇宙には、最高度に進化した宇宙人の住む星は無数にあり、まだ赤子に等しい進化の過程にある星もそれを上回る。

 宇宙人は物質的には勿論、精神的や霊的に進化し、地球のような争いは無い。地球人にかけている大きな問題は人心を進化させ、霊的な面を発展させねば、いつかは争いで自滅しよう。

 いや、その前に自然災害や転変地異で淘汰され、絶滅の危機を向かえるかも知れない。なぜなら、今地球自身が進化の道に進むアセンションという時を迎えているからだ。

2021/09/16(木)


不思議な女性
 昨日は畑でサツマイモを収穫する。すると若い女性が近づき、サツマイモの枝葉をほしいという。芋を掘ればツルは無用で、枯れてから捨てるつもりだった。

 だが、そのツルをほしいという。その理由を聞くと、枯れた根っこをアートにするのだという。それはサツマイモだけではない。隣接して作っているオクラやトマトの根っこも収穫したら欲しいといわれる。

 こんな野菜の根っこでどんなアート作品が作れるか、それは私には分からない。私は喜んで承諾したが、畑仕事をするような服装ではなかったので、作品の根っこを探しに来たものであろう。

 どんな作品が出来るか私とは関係ないが、捨てる枝葉が一人の作家により蘇ることはうれしい限りである。サツマイモにとっても、こんな幸せは無いであろう。

2021/09/13(月)


老後の過ごし方
 人生100年時代と言われるように、新聞の死亡欄を見ても100歳を越える人が必ず見つかる。私も81歳となり、老後の過ごし方が問題となってきた。

 63歳で現役を引退し、以後わが師の教団で因縁解脱と魂の進化を目指し、また河川敷で畑を借りて余暇を過ごしてきた。そして長い夜は読書で、私はスピリチュアルな本が好きで、霊的世界を探索するため、わが師の著書を含めて200冊を超える本を集めてきた。

 さて、昼間の時間は3月から11月にかけて畑を耕し、野菜を収穫して趣味と実益を兼ねてきたが、この齢だ。体力が減退し、畑までの距離も長く、ついに今年で止めようと決心した。

 しかし、その分の時間をどう過ごすかが問題となる。そこで裏の庭に植えたショウブやシランに百合の花々をやめて、畑にしようと思う。

 約5坪ほどの面積だから、エンドウとトマトくらいしか作れない。そこで今日からその準備に入った。百合の球根を掘り、花ショウブやシランの株を掘り起こす作業である。

 これだけの畑では取るに足りない。その余った時間を如何に過ごすか。いろいろ考えてみたが、名案は浮かばない。散歩もあるが、以前は家内と二人で歩いていたが、家内のほうが体調が悪く私も一人で歩くのは好きではない。

 多くの老人は有り余る余暇を、どのようにして過ごしているのであろうか。近くのFさんは69歳で現役だ。2社のコンサルタント業務などで多忙だという。恐らく定年なぞ無いのであろう。

 家に引きこもりになれば、認知症が待っている。読書も目が悪くなり、読む意欲も減退した。どんな過ごし方が一番良いか、それを今から考えようと思う。

2021/09/12(日)


台風シーズン来る
 台風14号がフイリッピン沖を通過中で、南シナ海に向かい日本に近づきつつある。台風の進路は、南海の太平洋に居座る高気圧のヘリを回り日本列島に近づくので、高気圧が南東に下がれば日本を直撃することになる。

 過去、幾たびも日本を直撃し、甚大な被害を出してきた。14号は中心気圧が920hPaで、最大風速55m、最大瞬間75mの猛烈な台風に発達した。

 今、アメリカでは強烈な台風で、家屋の倒壊や洪水で甚大な被害を被っている。地球温暖化は海水温度を上げ、蒸発する水分も半端ではない。

 この14号の台風情報を見て、まだ小さかった田舎の家を思い出してしまった。我が家は裏がブナ林で、前を小さな小川(用水)が流れる環境抜群の地にあった。

 夜な夜なふくろうが鳴き、ムササビが飛び交い、野鳥が群れる我が家は林に囲まれているといっても、強烈な台風が来れば家をゆすることもしばしばであった。

 230年続いた合掌造りの家は、養蚕を行うために巨大で、間口6間、奥行き12間もあり、総2階の部屋が蚕の飼育場であった。蚕が桑の葉を食べる音が終日聞こえ、その桑の葉を採取するのが私を含めて家族の仕事であった。

 そして台風である。合掌造りの家は釘を1本も使わず、合掌に組んだ丸太をネソと呼ぶマンサクの木でねじり、その上に茅を敷いて厚さ1mにもなる屋根にした。

 その家は強風で大きく揺れた。瞬間風速でグラッ!と来れば、家が倒壊するのではないかと生きた心地もしなかった。

 実際37戸の集落で、開けた地に建っていた家が1軒倒壊し、ぺしゃんこになったのである。幸い家族に死傷者は出なかったが、広い屋根が強風を受ければその力には耐えられない。

 地球温暖化による災害は加速度をつけて強烈となる。脱炭素化が進んでも、もやは手遅れかもしれない。これは人類が残した破滅のカルマであり、大自然の威力に勝るものはない。

 願わくば、日本列島に被害がでませんように。神仏に祈るしかあるまい。

2021/09/10(金)


魂の進化
 今日は朝から雨や風が強く、家内が体調が悪くて私が一人で買い物に行く。約300mほど離れた大阪屋スーパーだが、車を息子が使っているので、リュックを背負い傘を差して歩いて行くことにした。

 仏壇のお花や供物等を買い、久しぶりにおかずにかぼちゃとひき肉を混ぜた煮物を家内に作ってもらうことにする。

 そんな予定で買い物を済ませ家に帰ると、ふと昔のことを思い出してしまった。それは尼崎列車転覆事故である。その事故のあらましを書いてみよう。

 平成17年4月25日、朝の9時18分にJR福知山線の電車が尼崎駅を出てカーブを曲がりきれずに脱線転覆し、死者107名、負傷者562名を出した大事故である。

 この時わが師の会員Aさんが奇異な体験をして、一命を取り留めた。Aさんはいつもこの時間に通勤していて、駅の改札口に急いでいた。

 すると突然老婆が現れ、こんなことを言う。

 「あんた”めいとう”さんやろ! わたしゃ”クシダのキュウマツ”だす。あの時は助けてもらいありがとう。これでお返ししたよ!」

 訳の分からない老婆の話しに、一時呆然としていたが、気を取り直して改札口へ急ぐ。だが直前に電車が出発し乗れなかった。しばらくしてその電車が大事故を起こしたことを知る。

 老婆は何を言いたかったか。それは江戸時代末期に、めいとうさんが食うや食わずのキュウマツさんに食事の世話をし、助けてあげたお礼だったと知った。

 先祖が助けたキュウマツさんへの食事の恩は、このように現代にまでさかのぼり、列車事故で亡くなるはずのメイトウさんを救った美談となったのである。

 メイトウさんは、毎日の通勤でこの電車の一両目に乗っていたというから、死亡か重症の大事故に遭っていたはずである。この例から分かるように、見返りを求めず自らの意思で社会に奉仕した美徳は必ずお返しがある。それはすぐの場合もあり、何世代後のこともある。

 家内が時々おかずを多く作り、近所の人にあげてきた。それは以前からのことで、近所の老婆と二人暮らしの高齢者や、息子と障害者の二人家族など、不自由な生活をしている家庭を思ってのことであった。

 今日は私が買い物に出かけ、何気なくかぼちゃを買ったので、この出来事を思い出し書いたものである。

 人はこの世に生まれて何を糧に生きるか。それは魂の進化を目指すためである。しかし今、地球人類はネガティブな意識に占領され、争いが絶えない。

 先日はオリンピックにパラリンピックも無事終わったが、この争いの現象は今後益々エスカレートしよう。その結果がどうなるか、それは自らが悟るしかあるまい。

2021/09/08(水)


俳句を詠もう
 全国的な俳誌「雲の峰」の会員深川隆正様からメールをいただいた。私のHPは毎月、「今月のテーマ」として季節の写真を4枚載せ、その写真に「雲の峰」の会員が詠まれた俳句を添えているのである。

 今日、HPをひらくとメールで深川様からお便りがあった。それは彼岸花の写真に深川様の名句をのせたもので、そのお礼であった。

 深川様は84歳だそうで、そんな高齢で俳句を詠まれるとは驚きである。そして私が日記に徳積みとして「無財の七施」について書くと、自分もその一つでも実践したいと申される。

 実は深川様の句は8句あり、そのうちのもう一句も拝借したいと思っていた。その句とは、

  ”人の名を 付けて競ひぬ 薔薇の花 ”
 
 バラの花は色・形・香りで多くの人々をひきつけてきた。私の町内で隣家の庭が薔薇の鉢で埋まっている。私はその奥さんと仲良くなり、畑への行き来で採れた野菜をあげてきた。

 薔薇協会の会長職もなさり、広い庭が花園となっている。薔薇の名は世界的に有名な人の名が付けられていると言われ、品種を改良し、世に出すタイミングを待っているのだと、俳誌を主宰される朝妻力様は述べられる。

 深川様は84歳、私は81歳。それにしてもご高齢でよくも俳句をたしなまれるものだ。心に残った深川様の名句をもう一度載せよう。

  ”夢なくば 人老い易し 仏桑花 "


2021/09/07(火)


土地を清める
 今日は朝早くから、富山県第4位の大河「常願寺川」の氾濫で亡くなった多くの犠牲者を供養してきた。常願寺川は立山カルデラや有峰を源流にもち、江戸時代から幾多の土石流で下流の田畑や集落を壊滅させてきた。
  
 特に安政の大地震でカルデラのとんび山が崩壊し、大きなダムを作っていたのが崩れて、下流の村落が土石流で崩壊した歴史がある。それらの住民を救うために私の住んでいる町からも救助にあたったが、鉄砲水で30数人が流され死亡した。これはほんの一部の話である。

 その痛ましい犠牲者を供養するため、私の家の近くに石碑が立っているが、たびたびの氾濫で川底が高くなり、再度氾濫すれば富山市の中心部も深い水深で、多くの被災者が出ると予想されている。

 犠牲者を悼む法要は国土交通省の許可を得て、下流の中腹部にある河川敷を借りて行われた。私は法要の様子を写真に収める役目だったが、晴天に恵まれよい写真が撮れた。

 わが教団は今、全国各地で照耀行脚(しょうようあんぎゃ)と称し、戦地や空襲での死亡、大事故や大災害、疫病等で亡くなった多くの人々や土地を供養し、その地を清めて再度悲惨な犠牲者を出さないよう、清めの活動を毎月行っている。

 これらの法要はまだまだ続くが、それは今地球温暖化による大災害が起きないよう、仏陀の成仏法により犠牲者を供養することで、天の助けをいただくのである。

 1986年、スリランカのジャヤワルネデ大統領からいただいた仏陀の聖骨(真正仏舎利)を持つわが教団は、わが師によりその法力を十分に発揮してきた。私もその霊力をこめた仏舎利御法塔を頂き、毎日作法にのっとりわが身を清めているのである。

 2500年前、釈迦が残された成仏法こそ、悪しきカルマを切る唯一の法である。わが師は95歳で遷化されたが、カルマを解脱できる法はこの「成仏法」しかあるまい。

 今、人類は人種的に憎しみの権化となり、内戦や民族紛争が絶えない。ミサイルや核兵器の開発も止まず、いつこれが大戦になるか予断を許さない。

 今はコロナ禍に、地球温暖化による気変動の多発であろう。地球人はあまりにも物質主義にあふれすぎた。その解決法は精神性や霊性をもつ以外にないことは明らかである。

2021/09/05(日)


老いる
 私は81歳、家内は78歳と老いて、記憶力の減退が激しい。今日の晩飯のおかずはサケの刺身だったが、家内が冷蔵庫に入れて置いたのを忘れて食べなかった。

 私は家内が並べたおかずに少し違和感があったが、食事が終わり居間でまどろむと家内が言う。「おかずの刺身を出すの忘れたわ!」、何と、お昼に買ってきた刺身を出すのを忘れ、わずかなおかずで済ませた。こんなことは初めてである。

 ところで今日は私のHPで、「今月のテーマ」の更新する。題名は「秋の花」で、その写真に全国的な俳誌「雲の峰」の会員から選んだ俳句を添えた。

  ”夢なくば  人老い易し 仏桑花” 深川隆正

 ”今日の日を 神に賜り  冷奴 ” 青木豊江

 いずれも高齢者の作で、現実をよく表した句である。深川さんはどんなに齢をとっても、自分を高める夢を持とうとの思いを表現された。

 また青木さんは毎日健康に生きる自分に、神仏に感謝を捧げる気持ちは私も同感である。

  ”老いてなほ 美を求めいる 秋の花”

 私は写真を撮り始めて30年、もう遠くに出かける日は無くなった。代りに近くの河川敷などで蝶を撮るのも楽しみの一つである。

 明日は私のHPで、「今月のテーマ」をご覧いただこう。

2021/09/03(金)


三振かホームランか
 米大リーグの大谷翔平選手が大人気で、アメリカ中を興奮させている。現在42本塁打で盗塁が22個、投手としても8勝をあげて人気は抜群だ。
 
 それにイケメンとなれば、マスコミも放ってはいない。今日の朝はNHK−BSでニューヨークヤンキースとの試合を放映していたが、用事があって4回までしか観なかった。

 その間、2回の打席は総て三振! 相手は160kmの剛速球を投げる投手だからであろうか。ホームランは球界トップだが、三振も多い。

 投手でも活躍し、イケメンとなれば世間は黙ってはいない。恵まれた身体でまれに見る飛距離を出すホームランは、観衆の度肝を脱ぐ。

 恵まれた才能は彼の前世にあろう。どんな家系か知らないが、恐らく先祖の中で広く社会へ奉仕した人がいたのであろう。

 「積善の家に余慶あり 積不善の家に余殃あり」との格言がある。先祖が大きな徳を積めば子孫の中に偉大な才能を持った人が現れる。

 だが不善を摘めば、思わぬ災いが襲う。これが因果の法則である。カルマの法は「因果応報」とも「因縁果報」とも呼ぶ因果律である。

 徳を積む方法はいくらでもある。それは「無財の七施」と言って、どんな人でも布施の心があれば体で7種類の布施ができると説く。その七施とは、

1.眼施 (やさしい目)
2.和顔施(にこやかな笑顔)
3.和語施(親切で和やかな言葉使い)
4.身施 (敬いに満ちた礼儀正しい行動)
5.心施 (うるわしい思いやり)
6.床座施(譲り合い)
7.房舎施(気持ちの良い待遇)

 以上であるが、私もこれが実践できるよう、日々気をつけて行動しているのである。 

2021/09/02(木)

My Diary Version 1.21
Written by 中村邦夫 CGI提供じゃわ