2021/09 << >> 2021/07
■ネット詐欺
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今、パソコンを開いたら、メールに次のような記事が載っていた。「精力剤のご注文ありがとうございます。・・・・・」
どこの誰からか分からなかったが、精力剤なんて私には関係ない。もう81歳となり、体力もなく精力もなくなった。
すぐに削除したが、ヤツはどうして私のアドレスを知ったのであろうか。これからまたどんなメールが届くか分からないが、迷惑至極で、うんざりだ。
こちらが要望していないのに商品を送りつける。よくある詐欺の手口で、この場合開封せず2週間放置すれば解決するという。
この世は貨幣経済で成り立ち、お金を稼がなけれ生きてゆけない。だから不正に得ようとする詐欺が横行し、善良な人を傷つける地獄に似た世界である。
先日私は「国境なき医師団」や「国連WFP協会」に寄付してきた。それはわずか1万円ずつの寄付だが、世界の難民や貧困国が食うや食わずの生活をしている現実に耐えられないからである。
これで今年は3回目だが、少しは年金に余裕があるので、貧しい人のお役に立てばと用立てしているのである。
この世は物質主義の貨幣経済として、魂の成長と進化を目指す。それは金銭が人の心をあらわにし、その獲得に血眼になるが、不正をして得た金銭は大きな負のカルマとして、今生や来世に大きな禍根を残すことであろう。
この広大な宇宙には無数の人類が生息し、その進化レベルもさまざまである。精神的に進化し神仏の域に達した宇宙人もいれば、地球のようなまだ赤子のような卑劣な野蛮人の星もある。
魂の進化を目指す学校「わが地球」。この星を優秀な成績で卒業すれば、天国のような星に生まれ変わることもできるであろう。
2021/08/31(火)
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■世界新記録
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パラリンピツクの100m平泳ぎで、山口選手が世界新記録で金メダルを獲得した。身体にハンデイを負って泳ぎを競うことは、選手にとっては大きな励みとなろう。
今やオリンピックは中盤に入り、全種目に注目が集まっている。身体に欠陥を負い不自由な生活を余儀なくされるが、その苦労は私には分からない。
私が小学校5年生で吃音(どもり)になって苦しんだことは以前に書いた。それは長くは続かなかったので、今ではその記憶はほとんど消えた。
だが身体の一部が欠損したり、機能しなくなった場合、死ぬまで苦しみは続くことであろう。だがスポーツや芸術、文学など多くの分野で活躍している人も多く、その喜びも大なるものがあろう。
この苦しみは何を教えてくれるのであろうか。それは魂の進化を促すためである。人の本体は魂であり、人間として生まれる目的はあらゆる喜怒哀楽を経験し、その結果から自分を見直し、より進歩した自分を獲得するためである。
私もどもりになり苦しんだ結果、自分の生きるべき未来を決めた。それは心を正し、人格を磨くことであった。その方法として実践倫理を学び、人として守らねばならないあらゆる心の作法を会得した。
だが、私はまだ満足できなかった。それはなぜ自分がこんな苦しみを背負わねばならなかったのかの質問である。そしてわが師の著書にご縁があり、人の本質を知ることになる、
人は長い輪廻の据えにあらゆる経験をして魂を磨く。苦とはカルマであり、カルマを「因縁」と称し「因果応報」が基本である。それは自分が前世で摘んだ不徳から来るものであり、例えば肉体障害の因縁となり、それが強くなると不慮の死を招くこともある。
不徳は自分の行為からだけでなく、先祖から引き継いだものや他家から飛び火したものもある。それが自分の因縁となり人生を構成するのである。
だから自分に関係する先祖や他家の魂を導師に霊視していただき、解脱成仏させる先祖供養が必須となる。この理論は釈迦の悟りであり、釈迦の教えを説いたアーガマ(阿含経)に詳しく書かれている。
魂の最終目標は聖者となることである。総てのカルマを切り、もはやこの苦しみと悲しみの世に輪廻して学ぶ必要のなくなった状態の魂に到達することである。
人はこの世であらゆる喜怒哀楽を経験し、カルマの消滅を狙う。それがこの世で生きる目的となろう。
2021/08/29(日)
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■草ぼうぼうの畑
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最近、スーパーマッケットで見る野菜が高い。ジャガイモやたまねぎが1個68円だと買う気もしない。なぜなら私は河川敷の畑で野菜を栽培しているからだ。
畑は10m×10mの広さで、正確に区画されている。土は肥え石ころはまったく見当たらない最良の畑である。私はこの畑を1枚、年間2千円の借地料で借り、野菜を栽培してきた。
畑は組合を作り、河川管理の国土交通省との関係や、会員とのコミニュケーションをとってきた。地面は広大で、約3ヘクタールの広さがある。
その畑を借りて約10年、今年は自分の身体に異変を感じて作る意欲が減退した。それは老化のためで、約1kmの道を自転車で通い、雑草を取り畝を耕すのが苦痛になってきたものである。
そして最終的に今年でやめようと決断する。本当は体力管理のために止めたくなかったが、老化には叶わない。この夏は特に暑く、管理も涼しい朝の5時に出かけ、野菜に水をやり管理してきた。
毎日通った畑も2,3日に一度になり、草で覆われ哀れな姿を見せてくれる。今はサトイモにサツマイモ、ナスにトマトしか栽培していないが、最後の収穫をするだけである。
耕作者はほとんど老人で、次々とリタイヤしてゆく。それは病気をしたり意欲を失ったためで、ついに私もその仲間入りをしようと思う。
しばらく放置した畑は雑草の林となっている。背の高い草や葦など深い根っこを掘り出さないとすぐに繁殖し、除去に大きな負担が生じる。
百姓育ちの私には実益を兼ねた最適な仕事だったが、ついにその日が来た。鼠やモグラとの格闘、カラスや狐など野生動物に取られ、また人間にも盗まれた。
思い出多き畑との格闘、その記録はついに今年で終わりとなろう。長い間、私を楽しませてくれた畑と作物、ここで深くお礼を申し上げたい。
老後の楽しみはまた一つ無くなった。それに替わる楽しみはまだ見つかっていない。
2021/08/27(金)
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■今日は36.2℃
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今日は暑かった。富山市の最高気温は36.2℃で、うだるような一日で、日中も夜もエアコンを使い冷房をして過ごす。この夏は世界中で暑く、気温が40℃を超えた都市もある。
こんなに暑いとつい昔の少年時代を思い出してしまった。故郷の越中五箇山は深い渓谷を作った庄川が流れ、ダムが溜めた水を調整して流す。
深い谷間のような地形が川水で冷気を作り、気温は暑くても30℃以下であった。夏の暑い日は友達と川遊びに夢中になったものである。
それは富山県第二の大河、庄川で、崖道を50mほど下ると河原にでる。河原と言っても100uていどの広さで、そこのよどみがプールのようになり、泳ぐのに適した水溜りであった。
本流も泳げたが、まだ小さかった私は早い瀬を泳ぐことはできなかった。ここではウグイをよく釣ったものである。
この危険な水遊びは私の代でなくなり、学校では25mのプールができた。そのため危険な川遊びは終りプールが主役となるが、それは私が卒業した後だった。
その小学校や中学校はすでに解体処分され、集落の田んぼを埋めて、立派な小中合同の学校ができた。
コロナも暑さもなかったわが故郷、今は少子高齢化で子どもの姿は数えるほどしかいない。そして老人の死亡が目立ち、空き家も増えた。
暑い夏はブナ林に囲まれ、前を小川が流れる環境抜群の我が家だったが、時代の変遷を経てついに30年前に空き家となり、解体処分して10年近くが過ぎた。
お盆はコロ騒動で先祖のお墓参りも中止した。おまけに私は高齢となり、車の運転も長距離はやめにした。この81年の人生はあと少しで、思い出は心の奥に閉まったままである。
懐かしい故郷も高速道路がついて各段に便利になった。時代の変遷は驚くほど早く進む。
2021/08/26(木)
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■パラリンピック始まる
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障害者が競うパラリンピックが始まった。これより8時から開会式が幕をあげ、12日間の競技が始まる。世界から161の国や地域、難民などの4500人もの選手が競う。日本は過去最多の254人の選手が、全競技に参加すると言う。
障害を持つ人はさまざまだ。その障害を乗り越え、技を競うことは選手のみならず、万民を励ます優れた大会となろう。
実は私も少年時代は障害者だった。別に身体を欠損したわけではないが、言葉が自由に話せないという「吃音」すなわち”どもり”で苦しんだのである。
それは小学校5年生の時で、クラスに”どもる”子がいて、その真似をしていたら自分も同じように”どもる”ようになった。そして益々重症化し、自由に言葉が出てこなくなった。自分の意図したことが自由に話せないことは論外の苦痛であった。
私はあらゆる方法で矯正する術を学んだ。もうその方法は忘れたが、自由に話せない苦痛は高校生の時代まで続いたのである。少年時代の遊び盛りに、会話が不自由になるとは致命的な障害であり、苦しい日々を過ごした記憶が蘇る。
パラリンピックが始まると思うと、あの子どもだった時代を思い出す。手足のない障害ではないが、致命的な会話に障害を持つとは、同級生や遊び仲間との関係に大きな支障をきたす無念さであった。 吃音は技を競う競技と違い、自分だけが苦しむ孤独を有するが、必死の矯正により高校生となり次第に正常に戻ってきた。
私はこの苦しみから何を学んだか、それは人智では解決できない苦を癒していただける神仏とのご縁であった。人はそれぞれの運命を持ってこの世に生を受ける。
それは何を意味するか。天は大いなる苦を授け、その苦を受け入れることにより魂の進化を促す。この世が快楽と喜びだけの世界であれば、人の本体である魂の成長と進化は望めない。
私は障害者の苦しみはよく理解できる。しかしそれは大いなる魂の進化を促すまたとないチャンスと捉え、競技ではメダルを狙い喜びとしていただきたい。
実は私は今、ある件で心が不安定となっている。その詳細は書かないが、それも必ず円満に解決できよう。
2021/08/24(火)
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■医療費
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80代になり医療費の負担が苦痛だったが、昨年から企業年金が減額され、3割から1割負担になった。今日は近くの医院へ行き、現役時代に患った不安神経症の薬をもらってきた。 それは50万kwの石炭火力発電所の建設で、安全管理を任されたときに発病したもので、以来病気は治らず今も薬のお世話になっている。
毎日2000人の労働者が働く現場は高所作業も多く、毎月のようにけが人が出た。幸い死亡者は出なかったが、35の元請業者を統率する苦労は大変なものであった。
一番心配したのは、ある建設業者が労働基準法を無視して18歳以下の労働者を足場組立の高所作業に使ったときであった。高さ8mの天井付近から墜落し、大怪我を負った。
少年の高所作業は高さ2m以下で、法を無視した行為は送検に値する。労働基準局は私に送検しますよ!と脅された。私は必死に祈った。
墜落した少年は幸い重症で済み、死亡しなかったのが幸いしたのか、結局送検はされなかった。私は所長と本社からの圧力で心を病み、この病気を発病したものである。
その後退職して現在があるが、仕事を引退してもこの病気は治らない。不安感が出ればすぐに薬を飲むが、症状は速やかに治まる。
私は80歳にして企業年金の減額を受けた。約20%の減額になったが、その分医療費の負担額も1割になった。今までの3割から1/3に減った額は大きい。
80代になれば誰でも病気を持っているであろう。私はこの病気だけだが、最近覚えが悪くなり、人の名や地名などが出にくくなった。
これも老化のためだと思うが、ピンピンコロリを理想とする私はいつ終末が来ても驚かない。それはわが人生に悔いを残さなかったからであろうか。
2021/08/23(月)
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■認知症予備群
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私よりはるかに頭の良かった家内が、覚えが悪くなり困っている。今日はいつもの整形外科へ行くというので、お使いは自分一人で行くことにした。
食品スーパ−は自転車で5分程度の近くにあり、家内と行くときは車を使うが、自転車で行くことにする。あらかじめ家内には、今日の夕飯がカツドンにすると話していた。
だが家内はカツドンの作り方が分からないという。豚肉を衣につけて揚げたものを買ってきて卵で閉じるのであるが、今まで何度も作ってきたのにである。
しばらく料理していないので、すっかり忘れたらしい。しかたなく手ほどきを教えたが、卵で閉じたものをかき混ぜたので、カツと卵が分離しご飯に載せてもカツドンの姿をしない。
しかし、味だけは合格点で、息子も不満を口にせず夕飯は終わった。私は家内の記憶力が心配になる。80歳まで2年あるが、最近は覚えが悪く、良く知った人の名や地名などが出てこない。
私も以前より記憶力は落ちたが、少し時間を経れば思い出せる。今は女性の平均寿命が87歳、まだ10年近くあるので認知症の恐れが心配になる。認知症になる確率はストレスが多いと言う。それは息子との関係だが、お互いが理解しあわず、会話がないためである。
私はあまり気にしていないが、家内にとっては、自分の自由にならないストレスが覚えや記憶を退化させるのであろう。
今や認知症患者は500万人に近いという。それが10年後には700万人代になり、介護費用も莫大なものになろう。
わが父母も認知症になり、父は68歳で脳卒中で早く逝ったが、母は20年も施設のお世話になり、97歳で逝った。祖母だけは健康で91歳で風邪で寝込み、1週間程度で冥土へ旅立った。
私はまだ認知症の気配はないが、それはわが師に師事し日夜仏陀の成仏法を実践し、瞑想を欠かさないからであろうか。
2021/08/21(土)
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■アフガニスタンの現状
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アメリカは同時多発テロで3000人が犠牲になった報復に、アフガニスタンに進駐し、20年にわたって治安の統治をしてきた。首謀者のオサマビンラデンを逮捕し処刑、その間アルカイダの台頭を許さず、静かな時代を過ごした。
ところがここに来てアメリカのバイデン大統領が米軍を撤退させると宣言したら、にわかにイスラム主義勢力タリバンが全土を掌握し、多くの国民が海外に逃れようと大混乱が起きている。
タリバンは2001年、米同時テロを起こしたアル・カーイダの指導者をかくまい、政権崩壊を招いたものだが、報道官は「外国組織が他国に危害を与えるために国土を使うことを許さない」とし、テロの温床となる懸念はないと訴えた。
しかし、旧政権が禁じた女性の就労を認めたが、イスラム的価値観に反してはならないとした。私にはイスラム原理主義者の宗教に対する戒律は分からない。
女性を蔑視し就労を禁ずるなどの行為は、どの宗教でも認めていない。イスラム教の知識は私にとって理解不能である。昔ならいざ知らず、宗教者が銃を構えて民衆の前面に立つ!
私も敬虔な仏教徒として、イスラム教を信望するタリバンの信仰が、如何に多くの人々を不幸に導いているかが懸念されるのである。
彼らは言うであろう。イスラム教だけが世の人々を幸せにすると。宗教が国を滅ぼすこの考えは理解不能であり、人民の自由意志を根本から削除するものであろう。
コロナ禍で世界が混乱する世に、テロ組織であるタリバンが政権をとる行為は、恐らく辛らつな天の采配を受けることになるであろう。
2021/08/19(木)
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■門かぶりの松
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我が家の庭を飾る”門かぶりの松”が大きくなり、幹が塀を壊すようになったので切ることにした。家を新築し、その記念に植えた松だが40年の歳月により、幹の太さが40cmほどに成長して手に負えなくなったからである。
こんなことは予想もできなかった。自分の趣味として門を覆うように剪定してきたが、松も年月の経過により大きな木となった。そこで松の切断処理を故郷の森林組合に頼んでみた。
しかし遠方であり、経費もかかるので色よい返事は無かった。近くに別の森林組合があるから、そこに頼んでみればとのことだったが、無理を承知で来週半ばに見積もりをしていただく予定だったのである。
私は近くに植木業をする業者がいないか、電話帳で調べてみた。するとわが町を含む方角を管轄するセンターの電話が見つかり、その紹介である業者が見つかった。
それでその業者から電話があり、来週半ばに処理してくれるように話がついた。大よその見積もりをしてくれ、私が想像した金額よりはるかに安い額を提示される。
詳細は現場を見ての値段だが、処理時間も2時間程度だという。40年の長い間愛してきた松を処分するのは耐え難い。だが私が死ねばだれも手入れ無く放置するであろう。
その例としてすぐ近くの空き家が大変な状態にある。庭木が生い茂り、枝は広く道路にはみ出して、玄関は葦の葉で覆われ、すざましい荒れた姿を見せてくれる。
この状態は放置できない。恐らく行政の助けで何らかの処分をしなければならないだろう。今、この日本は急速に衰退し、少子高齢化が止まらない。その余波として空き家の増加であろう。
切断処分した松は生き物であり、話せないが意識や意志を持つ。だから篤く供養して、長い間の癒しに感謝の念を送ろう。
2021/08/18(水)
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■地球と人類の大変革が始まった
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今日のコロナ禍ではいくつかの県が過去最高の感染者を出し、益々危機的な状態になりつつある。それにこの豪雨被害だ。すでに4400以上の家屋が土石流で壊滅したり損傷を受けた。
富山県のコロナ禍では過去最高の78人が感染し、「まん延防止等重点措置」がとられることになった。私はこのため毎日家で過ごすことが多くなり、今日もお使いだけで一日が過ぎた。
家ではすることもなく、退屈に尽きる。そのため主として集めたスピリチュアルな本を読んで過ごす。それはこの地球がどんな運命を辿るかである。
地球の未来はこの本、「2012年アセンション最後の真実」 浅川嘉富著(学研)に詳しい。それは12年前に買ったものだが、2012年をもって地球のカレンダーが無い古代のマヤ文明を指したものである。
2012年は過ぎて9年も経ちまだ世界は続いているが、この世は温暖化で強烈な気温と風水害が多発し、また世界各地で大きな地震が起きたり、今のようにコロナウイルスが世界中に蔓延する世となった。
このような人類を破滅に導くような災害や病気は、すでに予言されたものである。浅川氏はその原因が人類の堕落であり、精神的な面をおろそかにし、金銭や物に憧れる物欲主意が人類の堕落を加速させていると断言される。
そしてこの地球はすでに魂の進化を目指し、5次元へ移行するアセンションを迎える道に入ったと言われる。著書には死後の世界や魂の霊的進化にカルマと人生の過ごし方など、地球と我々の未来が多く記載されている。
人は霊的な生き物であり、この世で生きる目的は魂の進化による次元の上昇を目指すことである。人類が速やかに目的を果たせるには宇宙同胞たちの協力が不可欠である。
なぜなら彼らはすでに高度に進化し、まだ赤子に等しい地球人のためにUFOに乗り、地球人類の進化を手助けするために飛来している。ただ宇宙の法則として、大勢の前面に立つことは出来ないだけである。
万物は総て魂を持つ。人間のように進化した生物は、その魂の仕組みを知り、いかなる生き方をすればその目的に叶うかを学ぶために生を受けた。
その仕組みは浅川嘉富氏の著書を読めば誰でも理解できよう。地球も生き物であり、その進化は加速度をつけて進む。そのためには我々自身も進化しなければならない。
この災害や疫病も天が与えた試練と理解しよう。
2021/08/17(火)
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■悲惨な交通事故
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昨夜の8時過ぎ、富山市の市道で69歳の高齢者が交通事故を起こし、歩いていた母子3人が大怪我を負った。上の女の子は意識不明の重体で、母親は腰の骨を折り重傷を負った。
夜間の運転は視界が狭く、よほど気をつけて運転しなければ人を見落とすことがある。私は約70万kmを走り人身事故を起こしたことはないが、自損事故や追突されたことは数回ある。
20代半ばで免許をとり、最初は本田の軽四だった。そして現在はスズキの軽四だが、若いときは7人乗りの三菱の2400cc、シャリオ・グランデスだった。
これを13年間、19万3千kmを走り廃車とする。現在まで7台を乗りこなし、そろそろ運転をやめようと思う。今年の3月に免許更新したからあと3年乗れるが、最近は長距離運転が苦痛で、食料調達のお使い程度にとどめている。
交通事故は悲惨である。軽くて怪我、重いときは重傷で後遺症がでれば、一生不自由な生活を余儀なくされる。死亡すれば一巻の終わりである。
交通事故の保険は必須である。恐らく皆さんは保険をかけていると思うが、保険がないと被災者や運転者にとって生涯忘れない禍根を残すことになる。
自転車もしかり。軽い気持ちで自転車を漕いでいるが、私も十分気をつけている。交通事故で障害を負った人も多い。24日から始まるパラリンピックでも、その被害者が多いことであろう。
現代では車の運転は必須だが、私は事故を起こさないよう毎日神仏にお願いし、お守りをいただいて自分を戒めている。
文明の利器も長短が激しい。願わくば人智を超えた神仏のお力をいただきたいものである。
2021/08/16(月)
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■戦後76年
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今日は太平洋戦争が終わって76年目を迎えた。アメリカのルーズベルト大統領の陰謀によって、日本が戦争を起こさねばならない運命となったことは何度も書いてきた。
国力に勝るアメリカに勝てるとは誰でも思っていなかったであろうが、そこは権力者の意識が勝り惨めな敗戦となった。戦争が終わったとき私は5歳、富山大空襲で真夜中の東の空が真っ赤に焼けていたことは今でも鮮明に思い出せる。
父は徴兵され、富山市の五福に駐屯していた。私は祖父に連れられ田舎から一日かかりで三つの峠を越えて町に出て、汽車に乗り慰問したことも覚えている。
そして4男の叔父だった。叔父は満州開拓団で中国にわたり、戦争が始まると徴兵されて高射砲部隊に配属されたという。戦争が終わり無事帰国した叔父は、村人全員に迎えられた。
その叔父から戦争中の悲惨な話をくまなく聞くことができた。高射砲部隊ではB29を撃墜すべく奮闘したが、高空を飛ぶB29には届かず、逆に空襲の嵐だったという。
父は高齢のため本土守護の部隊だったので、敗戦となりすぐに復員したが、叔父は数年経って無事帰国した。大東亜戦争での死者は310万人、今日は終戦記念日であり、国や各地で慰霊の行事が催された。
人間とは愚かなものである。それはむさぼりや怒り、因縁因果の理法が分からないことから発するものであり、今も世界各地で紛争が絶えない。
人は霊魂が主体であり、その霊魂を清め高めないね限り、争いは終息しない。今は核兵器があり、簡単に戦争を始められないと思うが、愚かな人間のこと、その未来は分からない。
戦争の無い平和な世界を夢見て、今日も神仏に祈ろう。
2021/08/15(日)
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■異常な天気
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今日からお盆だが、毎年恒例のお墓参りはやめにした。日本列島は長い豪雨に入り、特に九州や中国、東海が、川の氾濫や土砂崩れで大きな被害が出ている。
ここ富山県も西部の山沿いでは、土砂崩れがあったが、今のところ大きな被害は出ていない。私も高齢となり、毎年車で高速道路を走り、先祖の御霊に祈りを捧げるのだが、この豪雨とコロナ禍で今年は止めにしたものである。
NHKでは連日長い時間をかけてこの豪雨の状況を放映しているが、すでに九州では雨量が1000mmに近い量に達し大きな被害になったものであるが、この豪雨はまだまだ続く。
最近は線状降水帯という聞き慣れない言葉が頻発しこの豪雨になるものだが、地球温暖化の傾向ほど顕著な姿を見せる災害はない。それは気温の上昇であり、海水温の上昇による異常な降雨である。
私のふるさと越中五箇山では川の氾濫は無い。それは富山県2位の庄川の両岸を挟んで点在する集落で、深い渓谷となり、川から100m以上の高さで、山のわずかな斜面を利用して集落が点在しているからである。
集落は山のわずかな傾斜地や少し平らな土地にあり、特に私の家は裏山を削って宅地にしたものであった。裏山はブナの原生林で、前を小川(用水)が流れ、ムササビが巣を作り、夜な夜なふくろうが鳴く原始的な姿を思わせる家だった。
私が中学3年になった暮れ、父が先祖代々続いた230年の合掌造りの家を解体し、自家製の木材で総二階建ての家を新築したが、65年の歳月の後、私の代になって解体処分した。
父は水飲み百姓で、春から秋は養蚕や炭焼きをし、冬は東京へ出稼ぎに行った。家では祖父がメス牛を飼い、子牛を産ませて家計の足しにした。
少年時代はその牛の草刈が私の仕事だった。また夏は養蚕の桑の葉を摘み、300mも登った山の中腹で炭焼きの原木を切る手伝いをし、わずかな田んぼの稲刈りもした。
酒が好きだった父は、わずかな収入も酒代に消え、母が農協の事務員をしていたその簿給で、私を町の工業高校へ進学させてくれたのである。
その家は解体処分して約10年が過ぎた。今は宅地に草が生え、隣の民家に草刈をお願いしている。
異常な天気から話は変わったが、この異常気象は今後度を越して過激になろう。それは地球の温暖化が止まらないからである。すでに産業革命以来1.5度も上昇したという。
世界各国が温暖化防止のために、CO2の皆無を目標にかかげているが、気候変動だけでなく地球の地殻変動も必ず起きる。それは殆んど毎日のように起きる軽微な地震の数々である。
この地球の運命や如何に! それはまもなく劇的な変化をもって明らかになるであろう。
2021/08/14(土)
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■お盆の由来
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早いもので今年もお盆が来た。お盆には田舎へ帰郷し、先祖を祭るお墓参りをするのだが、このコロナ騒動でやめることにした。替わりに万燈供養で先祖の御霊を癒そう。
お盆とはどんな由来で先祖供養の日となったのであろうか。ここにわが師から教えていただいた由来書がある。かいつまんで書いてみよう。
お盆とは正しくは「盂蘭盆」(うらぼん)と言い、梵語の「ウランバーナ」から来たものであり、それが音訳されて「お盆」となったものである。
昔、お釈迦様の十大弟子の一人で神通力に優れた「目連尊者」(マハーモッカラーナ)のエピソードにちなんだもので、あるとき目連尊者は、成仏法の修行で得た神通力で、亡き母の姿を探した。
すると、あの自分に優しく慈悲深かった母親は、生前のむさぼりの罪によって、三悪道の餓鬼界で苦しんでいた。それは自分を一人前の僧侶にするための欲心からでたものであった。
餓鬼となった母の有様はあまりにも醜く、あさましく、飢えと乾きにさいなまれ、お供えの食物を口に入れようとすると、目の前で火になって燃えてしまう。
どうしても食物を口に入れることができず、飢えを満たすことができない母を見て悲嘆した目連尊者は、お釈迦様に亡き母の窮状を訴えた。
お釈迦様は、嘆き悲しむ目連尊者に母を救う手段をお教えになり、それが旧暦の7月15日に、国中の高徳の僧侶に供養し、母親の成仏を祈願していただくということだった。
その功徳により、目連尊者の母親は、たちまちのうちに成仏できたという。以来、旧暦の7月15日にはお寺に供養して、お坊さんに拝んでいただければ、7代までの先祖、そして6親、すなわち自分を中心に多くの親戚縁者が、この功徳によって成仏できると伝えられている。
仏教はお釈迦様の悟りである「成仏法」、すなわち経典「アーガマ」を基本とする。釈迦が散華されて2500年、その間、仏教は時の支配者や教祖の考えから、多くの宗派に分かれて今がある。
私はわが師にご縁を頂き、アーガマすなわち「阿含経」を依経とする成仏法を学び今日に至る。もう80代に突入し、いつ死んでも悔いはない。
そして何度も輪廻転生しながら、また学びを深めることになるだろう。
2021/08/12(木)
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■地球温暖化
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国連の「気候変動に関する政府間パネル」(通称IPCC)の第一作業部会が、各国が最善の温暖化対策を講じても世界の平均気温の上昇幅が、今後20年で1.5℃上昇すると公表した。
地球の温暖化は産業革命以来爆発的に上昇し、便利な生活を求めて科学と技術が発展し歯止めが利かない状態にある。その結果は最近の気象状況で誰でも判別できるであろう。日本では気温が40℃、アメリカではなんと46℃を越える気温になったという。
このまま対策を講じないと2021年〜40年に1.5℃に達し、81年〜2100年に上昇幅は4.4℃に達するという。そして世界全体で2050年ころに、カーボンニュートラル(温暖化ガスゼロ)を達成するシナリオでは、上昇した気温が今世紀中頃から降下に転ずると予測した。
温暖化の影響が南極や北極の氷を溶かし、海面上昇と高潮を招き、海水の高温化で大規模な台風が世界を襲う。それはすでに実在の様を呈し、日本を外れたが昨年の台風10号のような強烈な台風が日本を襲う。
今、各国が目標を立てて温暖化の抑制に取り組むが、事はそんなに簡単ではない。その最たるものがエネルギーの転換であろう。だが太陽熱や風力のような自然エネルギーはむらがあり、自由に欲しいだけ取り出すことはできない。
これからの社会は、自由気ままな生活を厳しく制限されよう。そして自然環境が大きく変わり、人々の生活を脅かすことになろう。
以前にも書いたが、この宇宙は1億年に一回起きる大波動位相転換期と、1万3千年ごとに起きる大地殻変動期を同時に迎えると、宇宙学を専攻される大谷篤氏は述べられる。これは地球の地殻変動の予測だが、温暖化と友に地軸の移動も視野に入れなければならない。
ブラジルの夢予言者ジュセリーノが視たように、2043年に世界人口の80%が死亡するという。
私はもうこの世にいないと思うが、輪廻してどこかの星から地球を眺めているかも知れない。
2021/08/10(火)
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■アイデア浮かぶ
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高齢となり体力も減退して、河川敷の畑を耕すのが苦痛になってきた。そして約1kmほどの距離を自転車で行くのも、不安定な乗り物でふらつくことがある。
そこで耕作は今年で終わりにしようと考えてきたが、まだ自分の作った野菜が食べたい。今日、ソファーに寝転びまどろんでいると、フイにある案が浮かんできた。
それは河川敷での野菜つくりを家の庭に移動させたらとの案だった。私は広い裏庭を持っている。花が好きだった私はその庭に多くの花を植えて楽しんできた。約200本の百合に、花ショウブとシランなどであり、家の周りにも多種の花が植えてある。
体力の減退を考慮し、河川敷の畑をやめれば、毎日が暇となる。そこでこの花壇を畑に替える案である。これだけの広さが有れば私の好きなエンドウやトマトを植えることができる。
家の裏庭だから、これほど便利なことはない。今は水をやるだけで、道の途中にある田んぼの用水から汲んで運んでいるが、その苦労もなくなる。
今日も台風9号の余波で外は暑く、風が強いので家に引きこもりだった。裏庭に野菜を作れば、その退屈も解消しよう。
大切に鑑賞してきた花々の球根は欲しい人にあげよう。花は家の周りにも植えてあるのだから、鑑賞には支障ない。
老後の時間をいかように過ごすか、それは総ての老人の課題である。
2021/08/09(月)
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■東京オリンピック終わる
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東京オリンピツクが今日で終わり17日間の全種目を終え、今日夜に閉会式が行われる。オリンピックは平和の祭典で、世界中から参加をを得て日本で開催された。
伝染病のコロナが世界を席巻したため1年遅れて開催されたが、大きな盛り上がりを経て無事閉会される。日本は従来にない活躍を見せ、昨日で金27個、銀12個、同7個のメダルを獲得した。
大会は平和だけではなかった。審判の判定に不服して帰国を命じられたり、選手を誹謗中傷する記事も多数SNSで発信されたという。
選手は自分を初め縁のある人々、また大きくは国家の名誉として賞賛される。それは観衆に大きな希望を抱かせるが、今回は総て無観客で開催された。
私も毎日テレビで観戦したが、勝っても負けてもその成果は本人にとって重要な財産になったことであろう。このようにスポーツも、人生を生きるための大きな試練を経て成長する機会となるはずである。
今回は私の知らない競技が多く拝見され、その種類は多岐にわたる。特に注目したのが新体操の演技だった。マット上で長いテープや輪、棒を操り、演技を競う。
その熟練度は観る者を圧等させてくれた。史上最多の339種目に、205カ国・地域と難民選手団から11,000人の選手が参加。これで1年延期となった大会は閉幕する。
選手や役員、そして大会運営のボランティアの皆さん、ありがとう。この祭典が以後の世界を平和にリードする証となるよう祈って成功を称えよう。
2021/08/08(日)
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■原爆投下
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6日は広島、9日には長崎に原爆が投下され、町は壊滅した。原爆を開発したアメリカが早期に戦争を終息させようと開発を加速させた結果で、広島と長崎で約40万人以上が死傷し、多くの人が被爆し言語に絶えない苦痛を受けることになった。
原爆は原子を崩壊させる際に起きる膨大なエネルギーを利用し、その爆発力と放射能により人や物を破壊する弾薬であり、宇宙の法則では原子を破壊する行為は厳しく禁止されている。
それは創造主が創造された物質を、誰の許可も無く使用し戦争の兵器にするもので、その責任の重さは日本に戦争を仕掛けたアメリカのルーズベルト大統領の魂は、すでに末梢されてこの世にいないと霊覚者が述べる。
この愚かな兵器を二度と使わないために、宇宙の同胞達は多数の地球人を誘拐し、彼らの星につれて行く途中で、核戦争で廃墟となった星を見せるのである。
その体験記は本にされ、私の手元には日本では岩手県の地方公務員であった上平剛史氏の「プレアデス星訪問記」(たま出版)に記され、またオーストラリアのいち市民ミシェル・デマルケ氏の「超巨大宇宙文明の真相」(徳間書店)にも詳しく記されている。
愚かなるかな人類。核開発は戦後も加速し、今では9カ国が保有し、有事の際には使用されるおそれは十分にあろう。
それは原子力発電所も同じ。平和利用だと開発を加速させた日本も、東日本大震災で多くの教訓を学んだ。
核開発は人類にとって最も愚かな殺戮行為であり、平和な星を壊滅させる力を持つことは、この宇宙では常識となろう。
2021/08/07(土)
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■人生の苦しみ
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今朝は4時に目が覚め、5時に畑に行きサトイモに水をやる。日の出と同時なので涼しく早朝でも快調だった。
帰りのことである。自転車で家の近くに来ると、同じ町内に住むA君と会った。A君は私と同じ会社で働き、社長秘書などの要職をこなしてきた会社の後輩である。
彼から声がかかり自転車を止めて長い話しになった。かれは渾身から絞るように私に話しかける。それは現役時代の苦悩についてである。
社長秘書という重責をこなすための苦労話で、思い切り吐き出し気が済んだようだった。私も現役時代の思い出は苦しかったものが多い。
それが退職して20年に近くなるとストレスはないが、現役時代の後遺症であった「不安神経症」が出て、毎日薬を飲む日々である。その一つが玄関を覆う松の樹である。
家を新築し植えた門かぶりの松は、今では幹が40cmにも達し大木となった。剪定の仕方も知らず自分で手入れしてきたが、これ以上大きくなれば塀を壊すかもしれない。
そこで日夜気になり、今後の方針を考える毎日だが、A君はすぐに切り倒せば!と言う。私もその案を考えたが、40年の愛着が決断の邪魔をする。
大事に育て、愛情をこめて管理してきた門かぶりの大松。しかしいくら考えても最後は切る案しかない。そこが私の不安を助長するのである。
私は何かにつけて心配になる。これが生まれ持つ性格の一つである。彼はコロナワクチンを打ったが、熱が出て大変だったという。私は基礎体温が37℃だから何の変化も無かったと話すが、変異株が猛威を奮い、感染者が爆発的に増えだした。
すでに世界では2億人が感染し、死者も425万人になったという。このコロナ禍も私を苦しめる縁を与えてくれる。
2021/08/06(金)
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■廃屋
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時は進み、だれもが一戸建ての家を持つ時代になった。しかし、少子高齢化で、空き家が増えてきたことはわが町内でも同じである。
私の家から近い町内で、数年前から一人住まいの家主が病気で亡くなり、家は廃屋となった。その間、屋敷は荒れ放題で、庭木が一面に生い茂り道路まで伸びて、玄関には草が生い茂り、足場も見つからない。
また私が家を建ててまもなく廃屋となった小さな家は、傷みが激しく、周りは竹林となり、今にもつぶれそうだ。廃屋となれば第一に家の傷みより、草木が生い茂り幽霊屋敷のようになるため、隣近所にも大きな不快感を与える。
私は思う。我が家も未来はそんな状態になる恐れがある。息子は独身だし、私や家内が死ねば息子が果たして管理してくれるであろうか。
今や空き家は全国で数百万戸に達するであろう。また死亡などで地籍を管理できない人もいて、その面積は九州ほどの広さがあると言う。
私も田舎に宅地や山林を持つ。10年前に先祖代々の家を解体し、更地になった。山奥で何の産業も無い地は、移住したいと思う人はいない。
たまに空き家を買い都会から移住する人もいるが、ほんのわずかである。先祖代々から受け継いだ山林は約2.5ヘクタール。三つの山に分散し、半分は杉を植えてあるが、切り出すことができずお金にはならない。
私が死ねば誰かが固定資産税を払わねばならない。それは永久に続くが、いつかは支払いできない時代が来よう。
今はコロナ禍で世界が混迷しているが、代々の資産を受け継ぐことすら容易でない時代が来る。それはそう遠い先のことではあるまい。
2021/08/04(水)
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■照耀行脚(しょうようあんぎゃ)
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照耀行脚とは、自然災害や事故、戦乱などで多くの人たちが犠牲になった地区に赴いて、供養を行う宗教行事をいう。私達の仲間は毎月のように、富山県東部で非業の死を遂げた人達の供養を行ってきた。
今日は富山県の護国神社の敷地を借りて、フイリッピンで亡くなった多くの戦没者を仏陀の成仏法で供養してきた。平日の許可のため、仲間は10人に満たなかったが、それでも書式に従って篤く供養をすることができた。
大東亜戦争で亡くなった人のうちでも、フイリッピンでの死者は多い。約40万人に達すると思われるが、それらの人々は今もあの世で苦しんでいる。
その霊は護国神社でも供養されているが、成仏できない苦しみである。人は霊格をあげるため、何度もこの世に輪廻していろんな体験をしながら学びを深める。その途中で命を落とすことは痛恨の極みであろう。
それらの浮かばれない霊魂を仏陀の成仏法で癒し、苦しむ霊体に向かって次なる輪廻の道へ誘うのである。人は本体が霊魂であり、その霊魂を清め高めるために輪廻してこの世で学ぶことは何度も書いてきた。
しかし、まだそのシステムが分からない霊体にとっては、突然の死は苦痛そのものである。その怨念が塊となって土地を汚し、家系を歪める。だからその霊魂を納めた場所や縁のある地区で、御霊に向かって供養を捧げるのである。
もうすぐお盆である。お盆は先祖を供養し、御霊の安らかなるを祈る供養法であるが、今はコロナ騒動で故郷にお参りできない人もいよう。
私は毎日、朝起きれば仏壇の前に座り、自分の非を詫び先祖の供養を欠かさない。先祖は直径だけでも3代で14人、5代で60人となり、20代さかのぼれば100万人を越え、30代で10億を越えるように加速度的に増える。
その中には非業の死を遂げた先祖もいよう。先祖が清まることにより現世の自分に福が来る。それは照耀行脚も同じである。
次は9月に立山登山の始点である常願寺川の地鉄立山駅の近くで、大昔からの遭難死された多くの物故者を供養する予定である。
2021/08/03(火)
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■医療費
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家内が末梢神経障害で身体の各部が日替わりのように痛み、苦しんでいる。また視力が落ちて、今まで見えていた字が読めなくなった。だから眼鏡をいくつも使用し、用途ごとに替えて使っている。今日は白内障の恐れもあり、そのため今、眼科医院へ出かけた。
私も80代に入り、最近は目から自然に涙が出て疲労感が強くなった。私の持病は不安神経症だが、安い薬で済ますことができる。体調は日々に変化し、先月もお腹が痛くなり癌を心配して胃カメラで検査する予約をしていたが、その後回復しキャンセルした。
お腹が痛くなるのは便秘と関係するので、胃酸を抑制する薬を処方される。これが効いたのであろう。今のところ夜明けとともに畑仕事をこなしているが、体力も減退し来年はやめようかと思うようになった。
ところで医療費の個人負担だが、私は以前から3割だった。多少年金収入が多いためで、家族が総て3割だったしこれは大きな負担となっていた。
しかし、この8月から負担率が改定され、私も家内も1割負担となった。それは、昨年から私の年金収入が減ったためである。
少子高齢化は加速度をつけて進む。それと連動し、老人の医療費もウナギのぼりだ。すでに40兆円を越えていると思うが、このまま進めばだれが負担をしてくれるのであろうか。
足りない部分が保険料の増額であるが、年金収入しかない老人では後期高齢者負担の金額は微量なものである。しかしその負担額は現役世代に背負わせることも困難で、政府の苦悩が見えてとれる。
人生100年時代。毎年平均寿命が高くなり、男は81歳、女は87歳だ。毎日、新聞の死亡欄を見るのが日課だが、人生を十分全うした私は、いつ死期が来ても驚かない。
今年81歳の私は、この人生で多くを学んだ。まだまだ足りないと思うが、次はどんな国のどんな人に輪廻し、どんな生涯を終えるであろうか。
それは天の采配にお任せしよう。
2021/08/02(月)
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