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老化を自認した日
 毎日、暇な日が続き、今日も家内と散歩する。今日は1.5kmほど離れた書店へ行き、欲しい本があると家内が言う。そこで二人で歩いてく行くことにした。

 家内の欲しい本は一万年堂出版の新刊書で、先日私のところに無償で送られてきた非売品の「心の花びら」であった。誰がなぜ私に送ったか知らないが、この本を読んだ家内が関連した本、「歎異抄をひらく」を読みたいと言う。

 この本は高森顕徹著の宗教書で、確か親鸞聖人の法話を記録したものであろう。それは家内の知人が所属する世界メシア教が依経とする本であろうが、私は関心がない。

 本屋に着いて最近の時事問題を書いた本を探す。その一冊に日本の財政危機から発するハイパーインフレを記した本があった。作者は誰か忘れたが、このコロナ禍で先進国では最大の債務を誇る?日本の行く末を記した本であった。

 国の借金が1216兆円、地方自治体の借金も含めば莫大な負債になろう。そしてこのコロナ禍はいつまで続くことであろうか。ハイパーインフレを検索すると、驚くほどの記事が出てきた。

 日ごろあまり歩かない私は、たった1.5kmの道のりでやっと家に帰ってきた。低体温症の家内は汗だらけになり下着を替えているが、私は37℃の高体温症で汗のアの字もでない。

 一万年堂から届いた非売品の単行本は、歎異抄を読めとの目的であった。思えば最近新聞に大きく広告が載っている。恐らく家内の知人が自分の教団に入れたくて、この本を読めと出版社へ手配してくれたものであろう。

 家内は私の信仰する教団とは無縁で、宗教心はない。常々知人の教団に入会を勧められてきたが、私と違う教団のため断ってきた経緯がある。

 この世には多くの教団があり、それぞれの教義により異なる宗派に分かれて今がある。どんな宗教を信じるかはその人の自由である。

 今日はまとまりない話になったが、老いて体力の減退が著しい自分を再認識した一日となった。

2021/05/31(月)


人生一路
 今、美空ひばりの人生一路を聞いている。歴代歌手でこれほどの名声を発した人はいない。そのひばりも50代の短い人生を終えた。

 この地球社会は人生の学校であり、あらゆる分野で多くの学びを得て次の生を受け、足りない分野の学びを得るのである。それは魂の進化発展であり、もはや輪廻の必要のないレベルまで延々と続く。

 昨日のNHKでは世界の大富豪2100人の資産は世界の46億人分の貧困層に等しいと報じていた。それはマネー社会だから当然のことで、これも学びの一つである。

 また昨日のNHK「おはよう日本」で紹介された最近の課題である8050問題を、小説家の林真理子氏にお願いし小説化した話題を放映していた。それは「小説8050」となり大反響で、紀伊国屋書店で早くも売り上げ第一位となっているという。

 貧困にしろ引きこもり家庭(全国で約50万人)にしろ、すべては貨幣社会が引き起こす問題である。この貨幣社会を人々の心の進化に利用したのが渋沢栄一であった。

 それは「われ良しの世」から、万民を「助け合いの世」に変革する一大プロジェクトであった。しかし今、資本主義の世は大きな変革を余儀なくされている。

 その緊急の課題が「地球温暖化」であろう。この問題はすべては人類のむさぼりから発したものである。私もその一人として温暖化ガスを多く発生させる石炭火力発電所を2箇所で建設してきた。

 それは時代の要請であり、避けて通れない道であったが、人類はもっと早くその結末に気づくべきであった。これからどんな社会が到来しようが、それは自分が撒いた種である。

 人生一路、人はこの苦しみと悲しみの星「地球」で、あらゆる艱難辛苦を味わいながら魂の進化を目指す。

 私の人生も最終段階に達した。この齢になって過去を振り返るとき、多くの学びを得たと神仏に感謝の念がひらめくのである。

2021/05/30(日)


コロナワクチン
 新型コロナのワクチン接種の書類が来て予約したのが12日だった。インターネットでの予約だが、すぐに空きがなく接種は6月8日の午前9時と決まった。

 町内のTさんはインターネットではないので、何度電話しても繋がらないという。その後、予約がとれたかどうか知らないが、とにかく接種者が集中し、予約をとるのに苦労した。

 家内が予約した日を確認したらというので、接種を受ける病院へ行き確認してみる。返事はあっけないものだった。当院では予約をあらかじめ見ることはできないという。

 最初は病院で予約できると出かけたものだが、当院では予約を受け付けていないと言われ、今度は予約したことさえ当院で確認できないのだそうだ。

 接種日に病院へ行き、確実に予約してあるかどうかで接種はできる。今、コロナ禍は拡大の一途で、ワクチンを早く打たねば終息には至らないだろう。

 小さな病院では接種できる人は限られている。私の接種日は6月8日だが、確実に予約できているかどうかは予約センターへ聞いてほしいとの返事だった。

 今は65歳以上の高齢者が対象だが、もうすぐ年齢が若くても打てるようになる。その時の予約電話は、まずすぐには繋がらないであろう。

 予約した接種日が正しく登録されているか否か、それは当日にならねば分からない。

2021/05/28(金)


人生の選択
 人はいろんな人生を選択してこの世に生を受ける。それはわが師より学んだ人生学だが、古くは釈迦が説かれた道理が元である。ここにまた同じような答えを本にして世に出された人がいる。

 その人とはドクター・ドルフンこと松久正氏で、スピリチュアルな分野で医療を行い、その診療所は予約が2年待ちの名医である。

 氏は人の健康と寿命、仕事と生活、成功と失敗など、どのような人生を送るかは、すべて高次元DNA遺伝子に組み込まれているといわれる。

 人はどうやって今生を選んで生まれてきたのか? 人間にソウル・インする前の魂のエネルギーは、精子と卵子が組み合わさってDNA遺伝子が融合し、脳の松果体が形成されると、

 その松果体を光の玉として感じることで、目には見えない高次元のDNA配列が読み取れて、その固体が体験する人生と身体のシナリオを察知するのだという。

 例えば人を許すことを学ぶために、お金のことで人に騙されるという環境を選んだり、自分は不安・恐怖を克服したい、修正したいから、がんという身体を選ぶ場合もあるという。それはがんという病気が不安や恐怖が最も強いからだという。

 このように人は今生で、何を学ぶかをあらかじめ決めてこの世に生を受ける。私の場合はささいな不安や恐怖を修正したいとの願望より、「不安神経症」という病気を与えられた。

 それは私が50代のころで、火力発電所の新規建設現場で、毎日労働者が2000人の現場の安全管理を統括する課長としてであった。完成までには100万人以上の労働者が働く現場で、200mの煙突や70mのボイラの建設、そして200トンを超える重量のタービンや発電機を据えつける仕事であった。

 墜落や打撲に、はさまれなどの軽微な災害は毎月起きた。あるときなど18歳未満の少年を高所足場の組み立てに使い8mの高さから墜落させ、労働基準監督署から送検しますと脅されたこともある。

 その不安感は仕事をリタイヤした今も消えない。松久氏はDNAを書き換えるというのは、結果として自分の生き方とか生きる内容が変わるということであり、人生や身体に問題を持っていても、これは自分が選択したことで、何に気づき、何を学ぶかという感覚を持っているエネルギーが高次元DNAを書き換えるのだと話される。

 話は長くなった。人生と身体の問題から、必要な気づきや学びを得て、DNAが書き換わるときの魂は三つの選択をすることができるという。

 それはその問題をなくして生きる。それから問題と共存しながら生きる。そして今生を終わらせ、次の未来生に備えることであると。

 私は今生で多くの苦難を経験している。それは来世へ向けてのまたとない学びの連続であった。この苦難からの学びも最終章に至ったと考えよう。

 詳しくは「高次元シリウスが伝えたい 水晶(珪素)化する地球人の秘密」(ヒカルランド刊)をご覧いただこう。

2021/05/27(木)


なかくにさん大変ですよ!
 NHKの番組に「所さん大変ですよ!」がある。私は毎回見ているが、今度は自分が大変な目に遭った。それは畑で起きた。

 今日は畑の雑草を除去しようと出かける。河川敷の現場に着いて一通り畝を確認する。ところが大変な事態になっていた。それはピーナッツを植えた畝である。

 5月の初めに植えたピーナッツが芽を出し、二葉や三葉が出たので畝を覆った網を外した。それは粒ではなく葉になったからであるが、殆んどの苗が引き抜かれて枯れていた。

 犯人はカラスである。カラスはピーナッツが好きで、植えた粒は必ず網で覆わないとすぐに食べられてしまう。粒は二つに割れて腐って落ちるが、まだ残っていたようだ。

 これでは全滅で、今年はピーナッツが食べられない。私は怒りの心は起きなかった。防御していなかった自分が悪いので、カラスの被害を予想しながら、網を早く外しすぎたからだった。

 畑ではカラスの被害が一番多い。それはトーモロコシやトマトなどの甘い実が好物で、必ず網で防御しなければ口に入らないのである。

 日ごろカラスは何を食べているか知らないが、好物のピーナッツをたらふく食べて大満足だったことであろう。

 これが人間なら捨てて置けない。今年はイチゴ泥棒の被害がないが、昨年は最初の収穫時に総てを盗まれた。そしてスイカも盗みの対象となる。

 スイカは極甘の品種を植えた。狸やむじなにカラスの大好物だが、防御するので大丈夫だ。しかし人間には叶わない。ちょうど熟れ時を確かめ盗まれた人もいる。

 カラスが繁殖し、糞害に悩む富山市の中心部もあったが、今は減少しあまり姿を見なくなったという。ただ畑ではよく鳴き声を耳にする。

 ピーナッツを殆んど食われても怒りの心は出てこない。カラスも生き物であり、生きてゆかねばならない。それはただ防御すればよいだけの話だからである。

2021/05/26(水)


青汁
 今日の午後、家の固定電話が鳴り、静岡県からだと案内があり家内が出る。相手は青汁販売の女性で、過去に私に青汁を買っていただいた記録があるのでお勧めしたいという。

 何年前のいつのことか、全く記憶がない。こんな通信販売は毎日のようにかかってくる。それは家内が化粧品やサプリメントなどを通信販売でよく買うからで、鹿児島など遠くからでも注文を聞いてくる。

 相手の手口は、高い料金を最初だけ格安にして、次は高くする手法である。家内はその安さにほれて過去、何度も買ってきた。

 私は家内の電話を横で聞いているので、相手の作戦に乗る手法は即座に断ることにしている。今回の青汁販売は全く記憶がない。そこで正直に買った覚えは無いと答える。

 「オレはもう81歳だし、認知症になって過去のことは思い出せないんだ。いらないよ!」

 相手も黙ってはいない。「私だって忘れることは何度もありますよ。そんなの認知症じゃないですよ。」

 「とにかく、オレは認知症なんだ。青汁なんて買った覚えのないものを買うわけにはゆかないな!」

 しばらく押し問答が続いた。相手は必死に抵抗するが、私はしびれがきれて強制的に電話を切った。相手はどうして私の電話番号を知っているのか? 昨日も書いたが、どこかから情報を得たのかも知れない。

 郵便物での勧誘ならまだしも本当はすぐに拒否したかったが、こんな勧誘の商売が何度もかかってくるのに腹が立って、からかっていやみを言おうと思ったからである。

 考えてみれば相手もこれが仕事である。客からまともに相手にされない商売に耐えなければならない。恐らくこんな商売はアルバイトがやっているのであろう。

 相手をからかう趣味はないが、私は毎日3品を混ぜた特製の青汁に、ホノカ社の水溶性珪素(ウモプラス)を入れたドリンクを飲んでいるので、もうこんな勧誘の電話はごめん申し上げたい。

2021/05/25(火)


今日は変な日
 夜中の2時頃だった。急に頭痛がして目がさめる。頭痛はかなり強烈で、もしや脳梗塞などを発病したのではないかと不安になる。起き上がりしばらく耐えていると、次第に和らいできた。

 どうもあごの関節付近が痛く違和感があり、あごを動かし手でマッサーズする。その効果かも知れないが痛みは止んだ。こんなことは初めてで、私は脳障害の因縁を持つため、思わぬ頭の病気になる確率も高い。

 父や祖父、母も認知症で生涯を終え、祖母だけは老衰で天寿を全うした。これから認知症になる恐れもあり、最近記憶力が減退し、人の名や地名などがすぐに出てこない。

 そして午後2時ころだった。急に私の携帯のベルが鳴り、メールが入る。開けて見ると佐川急便からだった。文面は奇妙なもので、「宅配便を配ろうとしましたが、あて先が不明で持ち帰ります。」とのことだった。

 私の住所が不明な宅配便なんて一体送り主は誰だろうか? そして携帯の電話番号だけが分かるとは不に落ちない。私は家族との通信だけで携帯を利用しているので、電話の番号を教えている人は一部の親戚縁者だけである。

 品物を注文したこともなく、ましてや宅配便でもらう品はない。一体、どうなっているのか? メールはそのまま保存し、宅配便をよく利用する息子に聞いてみよう。

 以上、2件の出来事があり、今日は奇妙な日となった。老化すると日々、何が起きるかわからない。願わくば、嬉しく楽しい日々を待つのみである。



 追記:息子が仕事から帰り、すぐにこのメールを見せる。これは住所と氏名を盗む詐欺のメールだという。そのためすぐに削除した。

 メールを送りつけた犯人はどんな意図があったのか知らないが、この世は詐欺だらけのわれ良しの世であることは間違いない。

 悲しいかな、どんな手段を用いてもお金が欲しいとの欲望に、来世は悲惨な人生が待っている。人は長い輪廻の上で魂を進化発展させるために生きると知れば、如何に生きれば良いかがわかるであろう。

 この世はカルマの刈り取りの世であり、悪業から善業にシフトするために生きる。私は早くこの学校を卒業したいがために、わが師にご縁を頂いたのである。

2021/05/24(月)


UFO
 今日の毎日新聞に、アメリカのバイデン大統領が21日の記者会見でUFOについて質問を受け、オバマ氏に聞いておくよと逃げた。実は正体を知らない空中の物体の記録や映像があるのは確かだと述べていたからである。

 今時こんな質問が出るとは驚きだが、ペンタゴンでは古くから宇宙人と接触し、いろんな情報を得ていた事実がある。その詳細は「そうだったのか 宇宙人と銀河世界とこの世の超仕組み」大谷篤著(ヒカルランド)に詳しく書かれている。

 1957年、ワシントンDCの近郊にあるバージニア州のアレキサンドリアから22kmの地点の林に小型UFOが着陸し、異星人の乗組員がアメリカ軍に逮捕された。

 すぐにペンタゴンに送られた彼らは、国防長官と会見後、当時の大統領であったアイゼンハワーと副大統領のニクソンと会談した。

 それは金星から来たヴァリアント・ソーと名乗った金星人で、敵意はなくアメリカに協力したいと伝えた。大統領は金星人にビップ待遇を与え、ペンタゴンの一室に住み着かせたという。

 金星人は2年半滞在し1960年3月に金星へ帰還した。その宇宙船はビクター・ワンと呼ばれ、直径90m、高さ9mの円盤型であったという。

 その後に会見した大統領は35代ケネディ、40代レーガン大統領などであるが、ケネディ大統領はこの真実を公表しようとして、闇の勢力に暗殺された。

 アメリカの大統領が4人も宇宙人と会談したのは、先進国ではいずれも核兵器を所有しており、いつ核が使用されるか不安な情勢を慮ってのことであった。

 著者の大谷篤氏はこの本で宇宙の構造や異星人、地球人類の起源など詳しく述べておられる。我々はまだUFOがいるのか否かの議論をしているが、あまりにも幼稚な思いに驚愕される。この宇宙には地球のような幼稚な星が1150億個、進化した優良星が750億個もあるという。
 
 宇宙的に見れば地球人類はカテゴリー1の幼稚園程度の星である。それに比べ進化した星ではカテゴリー9の立派な社会人の星である。

 核を手にした地球人類は、精神的で霊的な進化を遂げなければ、その運命は知れている。その警告を彼らが教えてくれるのである。

2021/05/22(土)


認知症
 家内が一冊の文庫本を読んでいる。そして私にも読めという。その名は「自分が高齢になるということ」和田秀樹著(KK新講社)だ。

 少し前に買った本で、今頃になって真剣に読んでいるとは、自分が物忘れや判断が曖昧なことに気づいたことであろうか。家内の誘いに私も手にとって読んでみる。

 高齢になり認知症の気配が現れるのは必然で、だれでも80歳を越えれば物忘れが出てくる。私も同じ。それは昨年の80歳を契機に、次第に人の名や地名などが出にくくなった。

 極端なのが自分の町内で、近所の人の名さえすぐに出てこない。昔の古いことはまだ忘れないが、新しいことはまず記憶に残らないことが多い。

 80歳半ばになれば殆んどの人がアルツハイマー型認知症の傾向を示すという。著者は長く高齢者専門の精神科医を勤められ、認知症の人の心理や対処の方法を述べておられる。

 老いても急なボケにならない方法は、人とよく交わることと趣味を生かし常に楽しい生活を送ることだという。至極当然なことで、私もよく理解できる。

 私は中年から始めた写真撮影とインターネット、そして70代で始めた家庭菜園であるが、これが今どれほど役に立っているかが分かる。インターネットのホームページは娘が作ってくれたが、この”よもやま話”は私が写真撮影の記録として始めたものである。

 また畑ではいろんな野菜を作るが、これがすごく頭を使う。最初は失敗の連続で、まともな作物を作れなかったが、横のおじいさんと仲良くなり、いろんなコツを教えていただいた。

 そして精神的で霊的な話が好きな私は、わが師にご縁を頂いて、仏陀の成仏法を学ぶ。それは人がこの世に生を受けた理から始まり、死後の行く末から輪廻に至る魂の進化である。

 人は魂が本体であり、その魂を清め高めるために限りない輪廻を繰り返し、肉体を持って学ぶ。その学びが最終段階に達すればもはや肉体を必要としない霊的進化が得られよう。

 私の人生はあと少しであろうが、私は死に対し全く恐れを感じない。釈迦は死に対し大きな喜びを持って亡くなられたという。釈迦なればこその境涯だが、幾多の本を出されたわが師の教えを守れば、釈迦のような境涯になれるかもしれない。

 認知症の話から死にまでに及んだが、それは考え方で、今生で多くの学びができたことに喜びと感謝しかないのである。

2021/05/21(金)


いちご
 いちごが実り、毎日収穫している。だが味はいまひとつだ。この品種は知らないが、昨年自分のいちごがあまり甘くないので、隣のSさんから苗を頂いたものであった。

 花をすぐり、数を少なくして実を大きくする。その赤い実は見た目はうまそうだが、糖分が少なく砂糖をつけて食べている。

 スーパーで見たいちごの値段が高い。実が6個で500円もする。それと比較すれば私のいちごは1個10円にも満たないあろう。

 甘い品種は「あま王」というが、この品種はなかなか入手できない。それは簡単に外国へ持ち出せるからだ。さつまいもの「べにはるか」という品種も手に入りにくい。

 これは焼き芋専用で、黄色い果肉でやわらかく水分が多い。今年は運よくこの品種が手に入った。それを植えて約1ケ月、ようやく根が出て若葉を付け出した。

 苦労して開発した品種が簡単に外国へ入れば、農家はいたたまれないであろう。政府もこの現状に鑑み、外国への流れを止める政策に転じたという。

 いよいよ梅雨の季節となり、すでに九州では豪雨が起きている。雨は大切だが、豪雨が困る。近年豪雨による水害が多発し、全国的に大きな被害を被っている。

 河川敷の畑も同じ。豪雨で川が氾濫すれば河川敷の畑はひとたまりもない。昨年も畑の高さすれすれまでに増水した。願わくば私にうまいいちごとサツマイモを与えてくれたまえ。

2021/05/20(木)


水芭蕉の原
 ここは富山県の南西部にある南砺市の山の中腹で、標高800mの高地である。南砺市は町村合併で、私の故郷越中五箇山もこの名称に置き換わった。

 元は城端町で故郷への玄関口であり、高校生の時から休みになると歩いて三つの峠を越えて我が家へ帰った。峠は700mで、冬の豪雪を隊列を組んで登る苦労は今も忘れない。

 その城端町から林道を登り、800mの所に縄ケ池という小さな池があり、そこへ流れる沼が水芭蕉の名所である。ここは眼下に砺波平野が広がり、その展望は絶景となる。林道の途中には2条の滝があり、その名は「夫婦滝」と命名されている。また眼下には広大な牧場も広がる。

 今はその水芭蕉が咲き誇る最盛期で、写真撮影を始めてすぐにこの水芭蕉を撮りに出かけたものである。写真の記録は永遠であり、その素晴らしい風景をお見せしたい。

 この水芭蕉が咲き誇る縄ケ池については、次のような竜神伝説がある。それは平安朝の時代、ある武勇の誉れが高い武将がいた。あるとき、近江の国の橋に60mの大蛇が横たわり、往来を妨げていた。

 そこへ通りかかった武将は少しも恐れず、大蛇を踏んで渡った。その夜に美しい女が現れ、自分は琵琶湖に住む竜神の化身だという。そしてこの大蛇が仲間を次々と食べてしまうので、退治してほしいと懇願した。

 武将は快く引き受け、すぐに大きな弓でムカデを射殺した。お礼に武将は城端の里を水不足から救うために、女から竜の子をもらうことにした。

 里に戻った武将が山中に掘った小さな穴に竜の子を入れ、縄を張り巡らして祈ったところ、一夜にして水が噴出し池ができた、その池が縄ケ池となったという竜神伝説である。

 明日からその道中を含めて、その絶景をお送りしよう。 

2021/05/19(水)


高額寄付
 神奈川県横須賀市で高齢の男性が市役所を訪れ、リュックを預けて中に手紙が入っていると告げて立ち去った。開けて見ると現金6千万円が入っていたという。

 名も告げず高額寄付をした男性は、小学一年生のときから貯金をして溜めたお金で、まれに見る匿名の寄付となった。こんな人は珍しいが、一体どうしてこんな高額のお金を溜めることができたのであろうか。

 世には大富豪なる人が億単位の寄付をする場合もあるが、いち市井人が長い間に溜めたこれほどの金額を、名も告げずに寄付することは珍しい。

 私も定年となり小遣いに余裕ができたときに、わずかばかりのお金を寄付している。それは年に数万円程度であるが、世界を見渡して貧困や戦乱にあふれた難民に心を痛めるからである。

 寄付している箇所は「国境なき医師団」や「国連WFP協会」であるが、まともな食事も摂れない子どもたちを哀れんでの寄付である。

 このコロナ禍でも失業や雇い止めで食べてゆけない人も多く出ている。政府の補助もあり日本はまだ恵まれているが、貧富の差は今後益々拡大するであろう。

 この世は貨幣経済で成り立つ。進化した宇宙の同胞たちは、すでに次元上昇してこのシステムを脱しているが、せめて助け合いによる援助を増やしたいものである。

 私は毎日、わが師から教えられた「懺悔門」を唱えている。それは三毒と言って、人が基本的に持つ不徳を出さないことを天に誓う言葉である。

 「むさぼり」と「怒り」、「愚痴」を戒め、人々に善を施す行為を日常の勤めにすることであり、これが因果応報の理であろう。

2021/05/18(火)


燃費
 昨年の7月に買ったスズキのワゴンRが快調だ。乗り心地はあまり良くないが、燃費は公証値に近い。公証燃費は25.2km/ℓだが、先日の給油時に計ったら24.2km/ℓだった。

 この冬は大雪で道路が渋滞して大変だったが、それでも20km/ℓの燃費を確保した。燃費を良くするのは減速時の動力を電気に替えて溜め、スタート時にエンジンを加助する動力とするからと、交差点などで待つあいだは、エンジンを停止するアイドリングストップ機能であろう。

 今やハイブリッドの車は当たり前になった。各社が燃費競争で二酸化炭素を削減する方式を採用しだしたが、究極の車はEV車でバッテリーの電池で走る車であろう。

 炭素社会は地球温暖化の最たるもので、世界的な削減競争が展開されるようになった。ここで思い出すのが、石炭火力発電所である。

 私は地元の電力会社で45年にわたり、火力による発電所の建設に携わってきた。それは石炭を粉末にしてバーナで燃焼し、その火力で高温高圧のボイラで蒸気をつくり、タービンを回して発電する方式であった。

 昭和38年、日本が高度成長に入り、水力発電所だけでは賄いきれない電力の需要に対し、大容量の火力発電所の建設が始まった。そして私は、水力発電所の運転員から志願して火力発電所の建設に従事する。

 初めての発電所は出力15.6万kwで重油を燃料としていたが、安価な石炭を使い大容量の発電所の建設が盛んとなる。私は2箇所の新地点で、出力50万kwから70万kwの発電所を建設して定年となる。

 今やその発電所がお荷物となった。石炭は硫黄分を含み、粉にするため燃やした後には粉塵が出るため集塵器が必要となる。そして窒素や硫黄を除去するために脱硝装置や硫黄酸化物の除去装置も必須となる。

 今や燃焼時の二酸化炭素が温暖化の凶器として、排出しないか始末する政策を世界が求める世となった。車はその代表的なものであり、エネルギーの転換が迫っている。

 その究極の燃料は水素であろう。この世がクリーンで温暖化と縁のない社会を築けるか否かが、人類存亡の鍵となろう。 

2021/05/17(月)


どうなるのかこの地球
 今年に入り世界が混乱の極みにある。それはコロナ禍であり、内戦や国家間のいがみ合いである。毎日イスラエルでの内戦が報道されているが、罪もない市民が多く犠牲になるさまは見ておれない。

 人々の意識がコロナ禍で変化し、われ良しの世になったためであろうか。このコロナ禍では感染予防のために国民に多大な負担をかけているが、ワクチン接種が遅れ緊急事態や蔓延防止の県が増えて終息の兆しはない。

 またオリンピックの開催は100日後に迫ったが、開催の可否も問題になろう。政府はまた別も問題もある。それは国家予算であろう。国の借金が1216兆円になったという。

 先進国でも特に財政が厳しく、今年度の予算も過去最高の100兆円を越えた。まだインフレにはならないだろうが、海外資産や国民の預貯金があるうちは良いが、いつハイパーインフレになるか分からない。

 今、この地球は人々の意識が高まり、新たな次元へ向かって進む時期に来ているという。それは科学や技術が進化し、次なる世に向かうのだが、その世は精神的にも進化した世でなければならない。

 ここに一冊の本がある。その名は「あなたはどの星から来たのか」ファルス著 (ヒカルランド刊)では「そう遠くない将来のうちに次元転換が起こり、あなたの内面に眠っている宇宙魂が目覚める」という。

 著者のファルスは6.2次元の存在で、地球人類の起源を明らかにしてくれる。世にはアセンション(次元上昇)と言う言葉があふれているが、このまま進めば人類の滅亡か、それとも精神性が高まり高い次元へ向かうかのどちらかである。

 いつまでも「むさぼりや怒り、因縁因果の法則」を無視した生活をする限り、人類の進化は望めないと知るべきである。 

2021/05/16(日)


困った山林
 田舎の財産で山林がある。越中五箇山は合掌造りの集落が世界遺産となり一躍有名になったが、それは合掌集落のあるとろこだけ。私の生家地は何もない。

 私の生家も合掌造りであったが生活に不便で、時代の流れとして昭和29年に父が近代式に建て替えたものであった。以後、約90坪の家は2階を総て養蚕に使い、玄関の脇で牛を飼い、炭焼きと出稼ぎで生計を立ててきたのである。

 そして山林である。庄川の急流を堰き止め、関西電力が小原発電所を建設したのが昭和17年の戦時中だった。その電力は総て送電線で関西に送られた。

 今この送電線が私と密接な関係となった。それはいくつもの山や谷に、先祖が持っていた山林の上を通るため、木が伸びれば送電線と接触するため切らねばならない。

 昔の送電線は高さが低く、10mあまりの高さのところもある。その下が私の山林で、先祖が杉を植林していた。約5年ほど過ぎると杉や雑木が伸びて切らねばならない。

 そんな関係からわずかな補償料で、数年おきに切ってきたが、今度は山林の境界を正確に測量することになった。山林の境界はいい加減なもので、町のような標識はなく、今回はその測量をしたいと関西電力から申し出があった。

 急斜面で長らく放置してきた山林は、私が若い頃父から教えてもらったが、その境界なんて全く分からない。ところが今はGPSで詳しく調べるので、はっきりと識別できるという。

 私の山林はこの小原発電所へ繋がる送電線の下にあり、そこを測量したいとのことだった。心良く承諾して判を押したが、地役権の設定に必要なのであろう。

 わがふるさとにある山林は約30筆で2.5ヘクタールあまり。、大小さまざまで、その半分には杉を植えた。今は大きくなり伐採できるが、林道もなく急傾斜地ではその価値はないに等しい。

 解体処分した生家あとの宅地とこの山林は、未来永劫に固定資産税が徴収される。先祖から引き継いだ財産も無価値であり、捨てることもできない。

 富山の我が家も昨年の暮れ、送電線の下に家を建てたので高さを制限される地役権の設定を行った。それは送電線の下数mを放棄するもので、わずかな補償料をいただいた。

 山奥の山林は無価値であり、誰が継ごうが税だけがモノを言う厄介者となった。

2021/05/15(土)


悪夢
 最近、よく夢を見る。それは生々しい夢で、過去の思いや経験がランダムに夢となって現れる。今朝も生々しい夢で目が覚めた。

 それは富山市の中心街にある大和デパートが火事で燃えている。しかし、建物は木造で3階建てのような高い建物だった。田舎に住んでいた我が家のようで、何とも悲惨な現場だった。

 この夢はイスラエルで起きたパレスチナとの内戦で、空爆の映像でビルが燃えて崩れるシーンを、コロナ禍で苦しむ大和デパートに見立てたからであろうか。また最近火事が多く、焼けて家の骨組みだけが残る現場をテレビで見る。

 その様が夢になったのであろう。田舎の家は解体処分して今はないが、無くなった原因が火事という夢に変わったものであろうか。

 私は30年前から職場のストレスで患った病気を抱えていて、今も毎晩寝る時に薬を飲む。それは不安神経症で、不安感が出て気分が落ち込み眠れないからである。

 この薬(エチゾラム)を飲むとすぐに寝つき、2時ころまで熟睡できる。トイレがしたくなり目が覚めるが、また眠り5時ころに目が覚めて以後、フトンの中でたむろするが、不安感がまた顔を出すときがある。

 症状がひどいときは半錠を飲み症状を和らげるが、このために生々しい夢を見るようになったものであろうか。夢は最近の出来事が多く、夢のつじつまはばらばらで一貫性がない。

 こんな夢を見ると日常の気分が優れず、ひどいときはまた薬を飲む毎日である。老化すれば誰でも何がしかの病気を持っていることであろう。

 私の病気は最近夢を誘い私を苦しめるが、これも運命であろう。願わくば安穏な気分を得て、毎日楽しく過ごしたいものである。それが畑仕事であり、土や肥料にお願いし、また作物と会話しながら豊作を祈る。

 アイスブルー! アイスブルー! これが野菜たちに安らぎと感謝を伝える癒しの言葉である。

2021/05/14(金)


ワクチン接種
 新型コロナワクチン接種の案内が来て、予約しなければならない。しかし電話での予約が取れず、困っている人もいるとか。窓口で受け付ける病院もあるというが、私の近くにはない。

 そこで電話で申し込みしてみた。しかし、十数回電話しても話中ばかりで繋がらない。そのため息子にインターネットで申し込んでもらう。

 ネットではすぐに見つかり、家内と二人、空いている日時は6月8日の午前と決まった。この接種は75歳から84歳までが対象で、2回目が終わるのは7月下旬くらいになろう。

 このコロナ禍は世界を混乱に貶めている。特にインドがひどく、毎日40万人もの人が感染し、4000人もの人が死亡している。それは大阪も同じで、人口100万人当たりでは大阪がインドよりも多いのである。

 大阪では医療崩壊で自宅で死亡する人も多く、医療従事者の悲鳴が聞こえる。このコロナ禍は次々と変異種が出て、その収束はワクチンのみが左右する。

 次第に感染力が強くなり重病化する変種が現れ、ワクチンも追いつかなくなれば世界は大混乱となろう。これは破滅のカルマである。

 今、世界が動乱の最中にある。次々と新たな争いが勃発し、これが大戦にでもなれば地球の運命にまで及ぶであろう。

 コロナ禍もその一つである。この地球人類はどへゆこうとしているのであろうか。

2021/05/12(水)


鼠捕獲
 今日の午後、畑へ行き、ねずみ捕りの籠を見る。するとふたが閉まりねずみが一匹入っていた。ハツカネズミのように小さい鼠で、サツマイモを少しかじり、ばね仕掛けのふたが閉まったものである。

 すぐに籠を溜め水のバケツの中に入れて水死させる。かわいそうだったがしかたがない。鼠も生きて繁殖しなければ、生きた役目を果たせないのだから。

 しかし、これが人間が食べる食料に関すると、黙って見ているわけにはゆかない。かわいそうだがこれも運命である。鼠の魂も長い輪廻の上で、いつかはより進んだ生き物に宿り進化するはずである。

 人の魂のように、考えられないほどの歴史を経て進化する魂もあるが、その人の食料としてわが身を提供する豚や牛もいる。

 もう私の畑には来ないで欲しい。私も鼠を殺すのは嫌だが、自分を守る意味でしかたがないことであった。

 あとは鼠の魂が、より進んだ生物に宿ることを願うのみである。

2021/05/11(火)


コロナワクチン
 コロナのワクチンが輸入され、医療従者から高齢者へ分配される日が来た。今日から75歳〜84歳の高齢者に接種券が郵送されるというが、まだ届いていない。

 届けばすぐに近くの医院で予約しよう。コロナ禍は人類が過去に多くの艱難を経てきた疫病の一つである。それは過去にペストや天然痘、黄熱病、エイズ、インフルエンザなどの疫病で、多くの人が犠牲になってきた。

 その記憶は人々の潜在意識に深く残り、また同じように過去の惨禍を経験することになるのだという。コロナの感染も、前世での悲惨な疫病の記憶を再現するのであろう。

 私は400年前からハワイに伝わる秘法で、悲惨な潜在意識を消す方法、すなわち「ホ・オポノポノ」を実践している。それは過去の記憶を消去しゼロの地点に立てば、あらゆる問題が自然に解決されるという言い伝えによる。

 「ホ・オポノポノ」では、人の潜在意識の中の「記憶」が、自分の生き方を歪めていると考える。世界が創造されて以来、蓄積されてきたさまざまな記憶が、人の行動、生き方に反映され、数々の障害、苦悩を生み出しているので、その記憶を消してしまえばそのような悩みや苦しみはなくなると考えるのである。

 潜在意識の中の記憶を消去することを「クリーニング」と言う。それは自分だけでできるあらゆる艱難の解決法であり、いつどこでも一人で行え、その効果は広く認知されている。

 作法は簡単で、「ありがとう。ごめんなさい。許してください。愛しています」と、この四つの言葉を発して潜在意識に語りかけるのである。このコロナ禍も災厄の一つであり、私は毎日、この手法を使い感染しないように努めているのである。

 その手法はいくつもの本となり、私の手元には「みんなが幸せになるホ・オポノポノ」イハレアカラ・ヒューレン著(櫻庭雅文訳)徳間書店がある。

2021/05/10(月)


野鼠駆除
 畑のタマネギが野鼠にやられて10個ほどなくなった。まだ十分に成熟していないのに、畝に穴を開けた通路を通り根っこの玉をかじるのである。

 穴はモグラが開ける。それは好物のミミズを探すためで、ねずみはその穴を利用するのである。しかたなく今日は鼠を捕る籠を設置してきた。明日の朝見に行くが、捕獲できれば幸いである。

 一昨日も書いたが、万物には魂が宿る。それは鼠も同じだが、人と比べてまだ幼稚なもので、長い年月の上で進化し、少しは上の動物に宿ることであろう。

 魂は万物に宿り、進化の過程を過ごす。それは土や岩、鉱物や草木、小動物や魚、家畜や大型動物などの生物を通して進化の道を歩む。

 人に宿れば相当進化した魂であり、それでもまだ道半ばである。畑では野菜の作付けが終わり、あとは成長を待つのみとなった。土を耕せば大きなミミズに出くわす。

 先日も太さ1cmほどの大きなミミズが出てきた。これはカラスやモグラの大好物で、このミミズが多い畑は肥えた良い土壌となる。

 ねずみも生きてゆかねばならない。それは駆除するだけでなく、少しは生かしてあげよう。ただし、タマネギは10個だけで、あとはあげない。

 明日は捕獲できたかどうか見に行くが、捕れていれば幸いで、これで終わりとしよう。

2021/05/09(日)


魂の学び
 緊急事態宣言が出されていた東京や大阪では、コロナ禍が収まらず終了時期を今月末まで延長されることが決まった。コロナ禍の関連する企業や商売はまだ当分厳しい影響が続く。

 この疫病は破滅のカルマである。人類の歴史はいろんなカルマの連続で、その都度魂を清め高めるために、天はいろんな災厄を与えてきた。

 人はなぜこんな過酷な地球と言う惑星で、厳しい生活を余儀なくされるのか。それはこの世に生まれた意味を理解し、魂の進化を目指すためである。

 この世は多次元世界であり、魂を如何に清め高めるかを学ぶ学校である。私の手元には進化した宇宙の存在が、まだ赤子に等しい地球人に啓蒙する手法で、次元の上昇を誘う本が山のようにある。

 俗にワンダラーやウォークインと呼ばれる宇宙意識を持った人々であるが、金星の五次元世界から来たオムネク・オネクはフランス革命時に背負ったカルマの解消のために、アメリカのいち少女として生まれ替わる。

 その生涯は本となり、地球人の意識を高めるために世界で出版された。私の手元には「私はアセンションした惑星から来た 金星人オムネク・オネクのメッセージ」益子祐司訳(徳間書店)がある。

 人は何のためのこの苦しみと悲しみの星「地球」に生を受けるか。それは魂を清め高めて次元を上げ、もはや艱難辛苦を必要とする理由がなくなり、創造主の身元へ還ることを目的とするからである。

 苦しみや悲しみがなければ人は気づかない。私は35年前にわが師にご縁を頂いて、仏陀の成仏法を実践してきた。その一つにこのような経典がある。

 「われ無始の昔より今日に至るまで、諸有の中に輪廻して、身口意の三業広く諸々の悪業を造る。凡べて、むさぼり、おごり、怒り、愚痴の因縁に由る。今日誠心を以って深く懺悔し奉る・・・」

 聖典はまだまだ続くが、人は身体や口、心によってあらゆる業(カルマ)を造るのである。そしてその業により自らの運命を担う。聖典ではまずこの三業を断じなさいと説くのである。

 この地球の運命は大よその予測ができる。それは文明が発達し次なる次元へ飛躍しなければならないのに、まだ数々の悪業を積み重ねているため、その反省の意味もこめて次々と難題が襲い掛かるのである。

 人はどこから来て、どこへ行くのか? その意味と目的が理解できれば、この地球での学びの終了は近いであろう。

2021/05/07(金)


思わぬ症状
 今日の夜中だった。午前1時半ころに目が覚め、トイレへ行こうとベッドから立ち上がる。ところが身体がよろけて倒れてしまった。こんなことは初めてで、身体の平衡感覚がなくなった状態となる。

 トイレへは廊下を4mほど歩いたところにあり、行こうとするが身体が左に傾いて倒れそうになる。痛みや不快感はなかったが、頭が空白のようになり、これは脳内に何か異変が起きたと考える。

 壁につかまりやっと用を足してべっドに戻ったが、身体で一番大切な脳に異常があれば大変なことになる。いろんなことを考えてすぐには眠れなかったが、何とか4時半ころまで眠ることができた。

 あまりにも突然の平行感覚の異変で心配が先立つが、頭は痛くもかゆくもなかった。6時半ころになり、いつも起きる時間なので再度起きてみた。

 まだ違和感はあったが、前よりも落ち着いた状態となり食事を摂る。今日は大事な畑仕事があり朝早くから出かける予定なので、大丈夫と思い出かけて何とか済ますことができた。

 あまりにも突然の異変に、頭がどうかしたのか気になるが、今の夕方まで特段気にせず過ごすことができた。しかし、私の脳に一体何が起きたのか? それは医師でなければ分からない。81歳となり、思わぬ異変が次々と起きる。

 父がアルチュウで認知症になった67歳のとき、脳溢血で一夜で死んだが、私はアルコールは一切飲まない。脳障害の多い家系で、私もその因縁(カルマ)を持つ。

 願わくば、これが重病にならないことを祈るのみである。

2021/05/06(木)


ゴールデンウイーク
 5月の連休も今日で終わり。今年も昨年同様、コロナ禍で家に引きこもりだった。今日は朝から強風が吹き荒れ、まもなく雨も加わり豪雨となる。

 一日中こんな天気で、皆さんはいかが過ごされたことであろうか。私も家内も体調が悪く、寝て過ごす。昨日買ったサツマイモの苗も元気がない。

 今日植える予定だったが、明日に伸ばさざるを得ない。苗は水をふんだんにやったのに、葉がしおれてしまい、うまく生えるかどうかわからない。

 理由は分からないが、苗も生き物であり、人と同じなのであろう。明日は晴れの予報だから、朝早く植えたいと思う。

 これで畑の野菜は作付けが終了する。あとは成長を待つだけだが、今年はどうも嫌な予感がしてならない。それは豪雨災害である。

 河川敷だから上流の雨で川水があふれ、畑は水びたになれば一巻の終わり。この10年で1回経験した。利点はただ一つ。それは野ねずみやモグラが溺死してしまうのである。

 だが、数年も絶たないうちにまた増えだす。甘いサツマイモは大好物で、ヤツの主食となる。採れた野菜は近所の人にもあげてきた。

 野菜が成長する様を見ながら、声をかける。”アイスブルー! アイスブルー! 今年もおいしい作物を与えてくれたまえ!

 人ともぐらや野鼠が共生する畑では、私の来るのを待っている。あと1ケ月でおいしいジャガイモやキヌサヤエンドウを食べよう。

2021/05/05(水)


地域の浄化運動
 今日は法友たちと富山県の北東部にある朝日町で、仏陀の成仏法による地域の浄化法要を行ってきた。朝日町は新潟県との県境であり、これで富山県の7大河川総ての場所で地域を浄化することができた。

 仏陀の成仏法は因縁(カルマ)を清め断ち切って、人々に安らぎと安心を与え、魂の進化を願う法である。それは過去の痛ましい災難の犠牲者を悼み、清められた地域として安心して生活していただくことを目的とする。

 今回は中小河川の「小川」の河口で、国土交通省の許可を得て行ったものだが、快晴の天気だったが、風が強くテントを張るのに苦労した。

 護摩法要は無事に終わり、片道1時間もかかった国道を帰路につく。私はT君の車に乗せてもらい、これで主だった地域の浄化は終わった。

 車の中ではT君といろんな話をした。その一つがこのご時世である。我々は仏陀の成仏法を学ぶ仲間で、その基本は心を浄化し霊的に進化することを目的とする。

 今、テレビを見ているとNHKの報道で、有名企業をターゲットに機密情報を盗み、その情報をあてに身代金を要求する詐欺が世界中の国家間で頻発しているという。

 それはIT社会の隠れた犯罪で、機密情報で金儲けをたくらむ詐欺である。要求に応じなければ情報を開示すると脅し、大金をせしめる手法である。

 IT社会は経済を劇的に発展させたが、その副作用も大なるものがある。それは世界をまたにどんな会社でもターゲットにすることができ、便利さゆえに被害も大きい。

 こんな詐欺だらけの地球人類を思うと、天は決して許してはいただけないであろう。それは貧困や天災、人災、事故、戦争、内戦、疫病の蔓延などあらゆる災厄が人類を襲うということである。

 この地球人類は、自ら進んでこの地球に生を受けた。それは魂が苦しみと悲しみの星「地球」で多くを学び、その反省から自己の魂を進化発展させることを目的とする。

 しかし、人々はその宇宙の法則を知らない。それを知るのは少しでも神仏を拝み、その心の浄化を図ろうとする人と、宇宙の進化した仲間が、陰日なたに人類を救う手助けをしていることに気づく人たちである。

 私はこのIT詐欺師の話を聞き、このままでは地球人類の終末が近いことを危惧するのである。

2021/05/04(火)


M君からの電話
三重県に住む同級生のM君から電話があった。彼とは小学生から中学まで供に学び、彼は田舎で食べてゆけないので三重県へ渡った。

 以来70有余年、今は奥さんと二人で住んでいる。電話は年に数回ほどかけてきて近況を話す。今回は腰が痛く歩行も困難で、苦しい生活を強いられているという。

 そして81歳を過ぎた今年に入ると急に記憶力が減退し、親しい人の名が出てこないという。それを聞いて私も同じだと話す。不思議なのは今年の初めころから急に記憶が消え、顔ははっきり覚えていても名が出てこないことだ。

 彼は中卒だが、恵まれて家具製造会社で指導的な地位となり、今は年金暮らしで生活には何の支障もないという。話は田舎での生活から始まり、同級生の安否まで続いた。

 私は生まれ育った田舎の家を解体してはや10年が過ぎた。田舎にはまだ数名の同級生が住んでいるが、その安否は知らない。M君は毎年田舎へ行き、同級生と会ってくるという。

 長寿社会は80歳を超えた同級生が一人も死んでいないことだ。一人だけ若くして亡くなったが、みんな元気で暮らしているという。

 老化は足腰から始まる。まず膝や手足が痛むのは当然で、それが重病を誘うと行動範囲は極端に縮まり、死が迫る。

 もの忘れがひどくなったのは認知症の始まりであろうか。私は自分で自覚できるが人生100年時代となり、いつ死が訪れても悔いはない。

 願わくば、ピンピンコロリとゆきたいものだ。

2021/05/03(月)


コロナ感染か?
 今朝は4時半に目が覚めたが、体調が変だった。不安神経症がひどく、心が休まらない。すぐに薬を飲んで様子を見るが、症状は改善しなかった。

 その後も気分が悪く、午後もフトンに入り身体を休めることにする。身体がだるく動悸が激しいので、コロナに感染したのではないかと案ずる。

 そこで心配になり、以前読売新聞に載っていた13項目の感染症状を切り取っていたので、取り出して読んでみる。しかし、感染した場合の症状に当てはまる決定打は見当たらない。

 体温を測っても36.4℃の常温で、コロナではないと確信する。一日中雨の天気で、結局夕方まで寝て食事をしたがうまかった。どうも原因は気温の上下に対し、身体が追従していないのではないかと考える。

 最近の気候は寒暖の差が激しく、20度を越える日があると思えば10℃位に冷える日もある。その寒暖の差は身体に重くのしかかり、体調を狂わせるのであろう。

 夕飯後は体調も快方に向かい、危惧したコロナではなかった。明日から安定して20℃を超える日が続くとの天気予報で、引きこもりにならず畑にピーナツの種を植えよう。

 老化すると少しの気温の変化にも敏感になる。コロナ禍は変異株により益々増殖する。大阪ではすでに医療崩壊の危機に陥っているが、ワクチンを早く打つより方法はないのではないだろうか。

 この破滅のカルマを脱するには、まだ長い月日がかかることであろう。

2021/05/02(日)


カラス被害
 今朝の5時半ころだった。突然外がにぎわしくなり、鳥のけたたましい声が聞こえる。どうもカラスのようだった。窓を開けて見ると一羽のカラスが隣の家のアンテナに止まっている。

 少し離れたアンテナにも一羽、その鳴き声は約10分ほど続いた。やっと収まったかと思うとまたやってきて鳴き叫ぶ。目覚めてまどろんでいる時で、突然の騒音に閉口する。

 カラスの被害は何度もある。一時カラスの被害を少なくするために駆除したそうで、今は富山市の中心街でもあまり見かけない。

 市の中心部を流れる松川に植えられた桜並木に巣を作り、ヒナがいる場合は近寄ると空から低空で突かれた記憶がある。また福井県の敦賀市で働いていたとき、海岸でお菓子を手に持って食べていたとき、後ろから急にカラスの突撃を受け、お菓子を分捕られた。

 この騒音があまりにも異常なので、何かの不吉な予兆かもしれないと感じてしまう。今日は暖かい日であったが、天候不順で家に閉じこもりだった。

 明日も一日、風が強く終日雨の天気だという。このコロナ禍である。外出したいが、お使い程度に留め、連休を引きこもりと行こう。

2021/05/01(土)

My Diary Version 1.21
Written by 中村邦夫 CGI提供じゃわ