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■木炭自動車
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今日届いた朝妻力氏の全国的な俳誌「雲の峰」を見て懐かしい句があった。それは戦後の物資不足の時代、田舎では木炭自動車が走っていた。ガソリンなどない時代だから、それに変わるエンジンの燃料は木炭だったのである。 ”麦秋や 記憶の底に 木炭車” 三澤福泉
三澤さんは私と同じ時代の人であろう。小さな箱のようなバスも木炭で走る。私が記憶しているのは、小さなトラックで、大きなお釜を荷台の横に配置し、木炭を燃やして一酸化炭素ガスを発生させる。
そのガスをエンジンに送り燃焼させてエンジンを動かすのであるが、何せ一酸化炭素ガス程度のガスは爆発力が弱く、少し傾斜した登りの坂では人が歩く程度の力しか出なかった。
あれから75年、今では車を所有しない人は稀であろう。そしてその型や性能たるや、言葉では説明できないほどの多種多用である。
昨日は60年間で約70万km走ったマイカー運転記録を、高齢のためやめようと日記に書いた。最初はホンダの軽四だった。そして三菱製のシャリオ・グランティスなどに換え、最後はトヨタのカローラになり7台を乗り換え、最後は息子と共用するためマツダの軽四とした。
木炭製の車は戦後の朝鮮動乱時代までだったと思うが、田舎の坂道を大きな音で登る様は今でも懐かしく思い出されるのである。
木炭自動車はバスとトラックしかなかった。それが今では誰でも性能抜群の車を自家用車として購入でき、全国を旅することもできる。
技術や科学の発展をつぶさに見てきた私の人生も、そろそろ終盤に入りつつある。
2020/08/31(月)
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■認知症予備群
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知り合いのA君が認知症になり、ケイタイをスマホに替えて居場所を確認するようにしたという。A君は78歳、奥さんの言では、運転免許証が更新できず、それ以来極度に悪化したという。
車の運転は全神経を使う。だから運転することは頭の訓練になり、認知症のスピードを遅くする効果がるというが、私もあと8ケ月で免許が切れる。
3年前の更新時の成績を見ると、少し認知症の気配があり、かろうじて合格した記憶が残る。恐らく9月に更新の案内がくると思うが、運転技術よりも頭の劣化が心配なのである。
それはかっての親友の名前がすぐに出てこなくなったことだ。顔は良く覚えているが、名が出ない。思い出そうと頭を回転させるが、出るまでには時間がかかる。
A君の奥さんは夫の認知症が進んだのは、運転免許の更新ができなくなったからだと断言されるが、私はそうは思わない。要するに頭を使う行為をいくつか用意しておくことが必須であろう。
ボケない頭を作るために私はいくつかの方法を実施している。それは本を読むことと、毎日瞑想を行うこと。そして畑仕事だ。河川敷の家庭菜園で野菜を上手に作るには頭を使う。
私は「野菜つくりの基礎知識」と題した本で多くを学んだ。そして隣の爺さんにも教えていただき、今ではそのコツを十分把握している。
家内は昔、文学少女とまで言われた読書家で、「生涯健康脳」瀧 靖之著(ソレイユ出版)を読めという。自分に少し認知症の気配がしてきたのか、約束をすぐに忘れたり思い出せないことが多くなったために買った本だと言う。
さて、車の免許証更新だが、まだ更新するかどうかを迷っている。悲惨な事故だけはごめんなので、そろそろ時期が来たと思うが、まだ結論を出せない。
2020/08/30(日)
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■人種問題
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アメリカでは黒人差別が激しく、怪我や死亡させる事件はありあまるほどである。多民族国家アメリカは、18世紀からアフリカの黒人を奴隷として農家などの手足として使ってきた。
その長い歴史で白人や黒人の潜在意識には、あらゆる偏見、酷使、迫害などの記憶が残っている。潜在意識は隠れて見えないが、いざ事件が起きるとその過去の意識が顔を出すのである。
ハワイに400年前から伝わる癒しの秘法「ホ・オポノポノ」ではその原因を詳しく説明してくれる。人の意識の構造は顕在意識を母とし、その子供をインナーチャイルドとし、総ての潜在意識の総称とする。それを統括するのが父なる超意識であり、その頂点には「神聖なる知能」があるとする。
神聖なる知能は創造主とも神仏とも解釈され、インナーチャイルドの潜在意識を消去する力を持つ。その潜在意識は顕在意識の100万倍の数を1秒間に立ち上げ、意識として行動しているのであると。
この意識の構造を理解して、自分が持つ潜在意識を神聖なる知能に消去してもらい、過去の忌まわしい記憶を末梢するクリーニング法を「ホ・オポノポノ」という。
自分が誕生し、現在まで生きた記憶はほぼ無限に近いであろう。その忌まわしい記憶があるきっかけで蘇るのだが、黒人の中には過去に多くの困難や迫害、酷使された記憶が多く残っていることであろうし、白人は黒人を見下し、親分として手下を自由に酷使した記憶が存在する。
潜在意識を消去する方法は簡単である。それは「ありがとう→ごめんなさい→許してください→愛しています」と、この四つの言葉で神聖なる知能に消去していただくのである。
私は毎日この癒しの手法を行い、自分に内在する過去の悪しき記憶を消去している。それは膨大すぎていつ終わるとも知れないが、その責任は100%自分にあるとの考えで日課として癒しているのである。
この手法の本がいくるかあるが、私は「みんなが幸せになるホ・オポノポノ」イハレアカラ・ヒューレン著(徳間書店)により、私は自分の意識を変えようと努力しているのである。
過去の悲惨な記憶が内在する潜在意識や深層意識を消去しないかぎり、人類の争いは永久になくならないであろう。
2020/08/29(土)
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■マイカー泊
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今、コロナ騒動で職を失い、家賃が払えなくてマイカーで寝起きする人が増えているという。マイカー泊は昔から知られているが、狭い車内で寝起きするのは大きな苦痛であろう。
小さな軽四を我が家とし、道の駅などで日々を過ごす。定職につこうにもチャンスがなく、また人間関係で職をあきらめる人もいる。そして何年もの生活で精魂疲れ果て、ついには孤独死してしまうケースもあるという。
また自分一人だけではなく、子供を持つ親もいて当てのない悲惨な人生が待っている。生活保護など手当てはあるが、相談する方法も人も探さず、この運命を選ぶのである。
人は生まれながらに種々の因縁(カルマ)を持って生を受ける。わが師はその因縁の種類を22種類に分けて説明されるが、「家運衰退の因縁、横変死の因縁、刑獄の因縁」を三大悪因縁とする。
人の価値には「主体的価値」と「客体的価値」があり、「そのもの自身が純粋に所有している価値」と「そのものと自身が他との関係において発生するところの価値」の2種類とする。
人は前世で成した業(カルマ)と先祖から受け継いだ業(カルマ)の交わるところが自分であり、自分は先祖の因縁と自分の前世に成した因縁の二つによって、この世に生まれ存在しているのである。
マイカー泊で生きる人には強い「家運衰退の因縁」がある。家運、つまり家の運気が次第に衰えてきている家系に生まれた人であり、父、あるいは祖父の代までは、かなりの生活をした家に生まれている人が多いとわが師は言われる。
祖父か父の代あたりから次第に家運が傾き、自分の代になって一層はっきりと運が悪くなり、相当の力量、才能、手腕があるのだが、それを発揮することができない。
私にもこの家運衰退の軽い因縁がある。だから私は自分の業(カルマ)を知り、そのカルマの解消に向かってわが師より仏陀の成仏法を学び、カルマの解消に向かって努力しているのである。
人類はどんな人でも業(カルマ)持って生まれる。それは必然であり、その理由は魂を清め高める天の采配である。
長い転生を繰り返し人は生きる。その真理を悟り、カルマを清め解消する悟りを釈迦は説いた。
2020/08/27(木)
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■退屈な日常
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毎日が酷暑で、家に閉じこもる日々が続く。コロナ騒動で町は閑散とし、わが町内でも人の声は聞こえない。一体、みんなはどんな生活を送っているのであろうか。
このよもやま話も話題がなく、平凡な話しかできない。私の日常は決まっている。それは朝の4時ころ目が覚め、外が明るくなる5時ころに畑へでかけ、作物に水をやることだ。
この晴天と高温では作物もたまったものではない。特にサトイモは水を多く吸い、たらふく水をやらねば大きな芋を作ってくれない。
約1時間から1時間半の作業で家に帰るが、トマトとオクラ、それにナスを収穫して帰るのが日課である。
畑から帰り10時にはスーパーが開店するので、家内と二人でおかずを買いに出かける。食品スーパーは近いので、30分ほどで終わり家へ帰るが、ここからが問題である。
それは家に着いても何もすることがないのだ。外出する用事がなくコロナも恐ろしいためだが、冷房の効いた居間で本を読むか、ぼんやりとして昼を迎え、ニュースを見てまた同じ暇な時間が来る。本も一度読んだ本ばかりで、すぐに飽きてしまう。
5半時に夕食を済ませお風呂に入る。畑でかいた汗を流し、あとはテレビを見るだけ。NHKニュースにスペシャル物しか見ないが、9時には自分の部屋で軽い瞑想をしてベッドで横になる。
眠りは早い。それは薬を飲むためだが、夜の1時ころに目がさめトイレへ。そしてまた眠れるが次に目が覚めるのが大体4時ころである。
この暑さは老人にはきつい。庭は雑草が生えて草刈をしたいが、日射病が心配で、しばらく待とう。この異常気温は毎年加速度をつけて高くなるであろう。
80年の歳月から見て、地球温暖化のスピードは、驚くほど速いと断言できるのである。
2020/08/25(火)
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■畑仕事
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河川敷の畑を耕して10年が過ぎた。きっかけは川辺で写真を撮りたくて出かけたものだが、小さな畑を耕す町内の人に出会い、君も畑を耕さないかと問われる。
ここは国土交通省の管轄で、約5ヘクタールにわたり10m四方に区画された畑が連なっていた。私は農家出身であり、暇な時間が多いので1枚(借地料年2000円)を借りることにする。
畑は国から借りているため、組織をつくり厳正に管理されている。この地は家から近く、自転車で通いながら野菜を栽培できる適地だった。
数年経つと隣の人が耕作をやめたので、私が代わって耕作することにした。あれから6年、私も80歳の高齢となり、2枚の畑が負担になってきた。
ここは土地が肥え、どんな野菜でも大きく育つ適地だったが、河川敷のため大水になれば冠水することになる。私は1度だけ深さ30cm冠水を経験したが、これが幸いしてモグラや鼠の駆除ができた。
なぜなら、ジャガイモやサツマイモなど地面の下にできる野菜はやつらの大好物だったからである。特にサツマイモは大好物で、よくかじられたものである。
しかし、耕作面積を広げると3人の家族では食べきれない。そこで町内の近所にあげるのだが、いらぬ気を使わせ、よくお返しをされた。
長く耕作している人は耕運機を持ち、井戸を掘って水を供給される。そんな人は4枚、5枚と耕作されるが、そんなに多くの野菜を作り収穫物はどう処分されるのであろうか。
今はモグラや鼠の被害はないが、体力には叶わない。夏場の高温で野菜が高く、スーパーではジャガイモ1個が88円の値がついていたが、私の手元には収穫した芋が多く残る。
今年の高温で昼間の農作業はできず、朝5時に目が覚めたら出かけてトマトやオクラ、ナスの収穫をして雑草を取り除く。
その趣味と実益もあと何年できるであろうか。今は暑いので家に閉じこもる毎日である。
2020/08/23(日)
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■これも人生か!
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A子さんから久しぶりに電話がかかってきた。そう遠くないところに住んでいるが、体調など様子を聞きたいと思っていた矢先。つい話しは長くなってしまった。
A子さんはバブルの頃、大金を稼いで大阪から引っ越してきた。水商売で稼いだ金で家を建て、土地を買い、多くの貯金を持っていたという。
夫と死別し、息子と二人での帰郷だったが、あれから約20年、今は苦しい生活を話された。脳梗塞を患い、神経痛も出て自由に歩けない状況だという。
息子は結婚し、同居することになった。話の悩みは嫁の悪態で、アルチュウとなり朝から酒を飲まねばすまない。家事は一切やらず、何かにつけて文句を言うという。
しかし、息子は大成長した。電気工事会社を設立し、それが繁盛して今は億万長者だ。1000万円もする車を4台も保有し、贅沢三昧。
夫婦して自分を責めるという。病弱な自分を家から出てゆけと怒鳴り、嫁はなぜこんな自分を産んだと親を責める。
私はその事情は良く分かる。息子は自分と同じように事業に成功して贅沢をしているが、その嫁がぐうたらで、自分に厳しく当たるのが悩みなのであった。
総ての人々は大小さまざまな不安や悩みを持って生きる。それは私も同じ。特に私は不安神経症という病気を持っているので、なおさら不安感が強くでる。
しかし、家内が付き合っている87歳の老婆は別だ。00教という宗教を信じ、高齢でも本を読み教組の教えを忠実に守る。だから元気そのもので、健康で毎日が楽しそうだという。
信仰心の厚いA子さんの悩みは簡単に解決できないが、それは現世のことで、死後は必ず御仏の身元へ行けると話した。
80歳の高齢となると死について考えることが多くなったが、私の死生観は微動だにしない。それはわが師より頂いた成仏の真理である。
話は長くなり、最後にA子さんも同じように考えるよう諭した。 人生は悲しみや苦しみでカルマを清め、次なる次元へ向かうために存在する。
2020/08/21(金)
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■耳鼻咽喉科
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2,3週間前からノドに異変を感じ、今日はたまらず耳鼻咽喉科の医院へゆく。病院は車で5分程度、予約していないので診察40分前に着いて開門を待つ。
8時30分になり受付開始、私は10年前にもタンがノドの奥に詰まり、。声がかすれた違和感を感じて、この病院で手当をしていただいた関係上、すぐに前の診察券を出して順番を待つ。
この病院は診察者が多く、早く出かけないと順番がとれないが、診察開始時は3人だった。恐らくみんなは予約しているのであろう。
順番が来て診察台に腰掛ける。医師は漢方薬療法の資格を持ち、博士号も取得されている。ノドの異変を説明し、内部を調べるために別の診察室に招かれる。
診察室にはファイバースコープでノドの奥を見る機械が据えられ、医師が鼻からファバーを差込、声帯の部位を見られる。画像はリアルタイムで私自身も見ることができたが、異常は判断できなかった。
視察が終わり再び診察台に座る。医師は現像したノドの画像を私に渡し、左右の声帯の大きさが違うのが声がかすれる原因で、加齢によるものだと話された。そして”たん”がスムースに取れる漢方薬を出そうと話される。
私は今回の異常で喉頭がんなどの最悪を危惧していたが、単なるたんによるかすり声であった。それは10年前と同じ異常であった。
80歳の老境に入るとにわかに、身体の異常が出てきた。もう一つの異常はお腹の具合が悪いことである。特に昼飯を食べたあとに、腹部に痛みと違和感が出て家庭薬を出して飲んでいる。
どうも胃酸が多く出ているようで、以前に頂いた内科医院の薬を飲んでみよう。老後の医療費は莫大な額であるという。それは老化した身体では仕方のないことで、自己負担の医療費もバカにならない。
私は後期高齢者で3割負担。外は35度を越す猛暑で、家でぼんやり過ごすと気分が落ち込む。早く涼しくなり、外で農作業ができる秋になってほしいものだ。
2020/08/20(木)
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■宇宙の異変
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毎日、40℃を越えるような日々が続き、かってない異常な夏の気温となっている。それは日本だけに限らず、アメリカ・カリフォルニアでは54℃になったところもあるという。
異変は気温だけではない。それは豪雨であろう。一時間に100mmを越える豪雨は当たり前になった。そして線状降水帯を形成し、雨の量が数百mmの、普段では考えられない豪雨で水害も多発している。
これは地球の異変である。だが、宇宙学を専攻される大谷篤氏は、自著「そうだったのか、宇宙人と銀河世界とこの世の超仕組み」(ヒカルランド)で次のように述べておられる。
「今、地球は文明の一大転換期を迎えようとしているが、地球人は宇宙が大変動の時代を迎えていることを知らずに生活している。
それは1億年に1回起きる大波動位相転換期と、1万3千年毎に起きる大地殻変動期を同時に迎えようとしているのだ。この大変動に耐えるために地球は浄化作用を起こしているのである。」と。
この宇宙は中央にパラダイスがあり、宇宙全体を統括しているという。そしてこのパラダイスの周りには7つの銀河団があり、銀河団には70万の銀河があるという。
銀河の大きさは約10万光年、多くの太陽系の星を供え、その星の数は2000億個にもなるというが、この広大な宇宙を想像できるであろうか。
この地球の異常も、進化の段階で迎えなければならない試練であろう。人は無数に輪廻して多くを学び、霊的な高い次元を目指す。
その途中経過を今、我々は体験しているのである。
2020/08/18(火)
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■プリンターが故障
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長らく使ってきたプリンターが故障し、印刷できなくなった。主に写真を記憶素子からプリントするもので、6色のインクが必要だった。しかたがないので、近くのキタムラカメラ店へ行き、Lサイズに20枚をプリントする。
私はカメラが好きで、50歳代から高価な一眼レフを買い、わが富山県や隣接する他県の名所をあまねく撮影してきた。
まだデジタルカメラが世に出ていない頃から撮り溜めたネガフイルムは200枚を下らない。そしてデジカメ時代となる。デジカメは便利このうえない。
カメラの高価に加え、プリント代もバカにならなかった。それは納得のゆく風景を半切や全紙に伸ばして、居間に飾るのである。季節折々の風景は私を和ませ、写真クラブに加入して県民会館で披露したことも多い。
デジカメ写真は便利だ。撮影の情報は簡単に変更でき、どんな写真にも加工することができる。そしてプリンターが世に出て、自分で記憶素子から自由に印刷できるようになった。
だが、6色のインクを備えねばならず、1個が1000円近くするので、プリント代は高価となる。今日はLサイズに20枚をプリントしてきたが、1000円にも満たなかった。
デジカメ時代となって便利な世になったが、もう写真を撮る機会も少なくなった。毎日更新するHPトップの写真も総て過去の作品である。
故障したプリンターは旧式で、修理する価値はないであろう。パソコンやプリンターは日進月歩で新しくしたいが、私も高齢化でその勇気が出てこない。
楽しかった30年、あとは過去の作品で楽しもう。
2020/08/17(月)
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■UFO調査
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ヤフーニュースやNHKの報道では、アメリカ国防省はUFO調査の特別チームを新設したと公言した。そして未確認空中現象タスクフォース(UAPTF)の設置によって、「未確認空中現象の原因や本質について理解や見識」を得たいとしている。
米軍が関心を寄せているのは、宇宙から小さな緑色の侵略者ではなく、地球上の敵対者に関する「未確認空中現象」だとし、中国が無人機やその他の飛行物体を用いて、スパイ活動を行う可能性を不安視しているという。
UFOについてはアメリカ政府が一番理解していることは、改めて語る必要もない。それは歴代大統領が金星人のバリアント・ソーと名乗る宇宙人と密接に関係し、あらゆる宇宙の情報を得ていたからである。
「そうだったのか宇宙人と銀河世界とこの世の超仕組み」大谷篤著(ヒカルランド)によれば、34代アイゼンハワー、35代ケネディ、37代ニクソン、そして40代のレーガン大統領がUFOで飛来した金星人と秘密裏に長く付き合っていた事実である。
ちなみにケネディ大統領はこの事実を公表しようとして闇の勢力に暗殺された。また弟のロバート・ケネディも同じく暗殺されている。
報道の趣旨はUFOではなく、中国の宇宙戦略を捜査して何かを得ようとする組織のように思えてならない。
米中の関係は、トランプ大統領の時代になってにわかに険悪になってきた。このままエスカレートすれば何が起きるか分からない。
世界第一位と二位の国力を誇る大国が互いに争えば、武力に走る恐れもあろう。特にトランプ大統領は「アメリカンファースト」主義を主張し、わが身や自国のことしか考えない。
陰謀によって日本に戦争を仕掛けたアメリカのルーズベルト大統領は、そのカルマによりすでに魂は末梢され、どこの世界を見ても見当たらないという。
トランプ大統領や中国の習近平主席がどんな運命をたどるか、それはこれからの世界を占うヒントになろう。
2020/08/15(土)
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■戦後75年
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太平洋戦争が終わって75年、戦争が始まったのは、私が生まれて9ケ月目だった。そして終わったのが5歳のときである。
私はその時をはっきり覚えている。8月2日未明、村人が外に出て騒いでいるので、私も目が覚め外に出て北の空を眺める。
標高1500mの山並みの空が赤く染まり、夕焼けのような風景だった。普段は青い空に無数の星がきらめき、大宇宙の神秘を感じるが、それが富山市の大空襲だった。
私は中学を卒業するまで合掌造りの家に住んでいた。父は水飲み百姓で、春から秋は炭焼き、そして冬は東京の深川へ出稼ぎに行っていた。
3月末に帰ってきても稼いだお金はほとんど酒代に消え、母が農協の事務員をしていたので、その簿給で暮らしていた。祖父はメス牛を飼い、子牛を産ませて臨時収入とした。
私は学校から帰ると牛の草刈、そして休みの日は炭焼きの手伝いや家族総出で遠くの桑畑へ行き、蚕の餌になる桑の葉を摘んだ。
さて、戦中の記憶はまだある。それは日中、B29が南の方から飛んできて、そしてキラキラ光るアルミ箔を落として行った。それはB29がレーダーの感知を避けるための方法だとは後で知った。そのアルミ箔を何度も拾ってきたものである。
終戦となり玉音放送は聴かなかったが、父は内地の駐屯地から帰り、叔父は満州から無事帰還した。その叔父の満州での戦いをよく聞いたものである。B29を高射砲で撃つが、高すぎてほとんど当らなかったという。
あれから75年、今は平和な世となったが、果たして世界の平和は続くであろうか。人間とは因縁(カルマ)の固まりであり、年月が過ぎればまた争いを繰り返す。
わが師は著書「輪廻する葦」(平河出版)の最後に、原爆は三度落ちると書かれている。そのときは核戦争で世界が終末を迎えることになるかもしれない。
人類は三毒(むさぼり・怒り・因縁因果の理法に無理解)の基本的な因縁(カルマ)を切らない限り、この地球上の生存は困難となろう。
その三毒を切る修行が仏陀の成仏法である。
2020/08/14(金)
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■お盆の由来
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今日はお盆の入り、お盆とは何か、その由来をわが師の冊子から記してみよう。
お盆とは正しくは「盂蘭盆」と言い、梵語の「ウランバーナ」から来ており、これが「盂蘭盆」となった。「ウランバーナ」とはすなわち「逆さ吊り」と言う意味で、生前の悪業により霊障のホトケとなり、逆さ吊りにされるようなひどい苦しみを味わっている状態を指す。
お盆のもとになったいわれは、お釈迦様の十大弟子の一人で神通力に優れた、目連尊者(マハーモッカラーナ)のエピソードにちなんでいる。
あるとき目連尊者は、成仏法の修行で得た神通力で亡き母の姿を探した。すると、あの自分にやさしく慈悲深かった母は、生前の貧り(むさぼり)によって、三悪道の餓鬼界で苦しんでいる。
母は自分を一人前の僧侶にすべく愛をかけてくれた反面、人には厳しく搾取してきたのであった。餓鬼となった母の有様は醜く、浅ましく、飢えと乾きにさいなまれ、お供えの食物を口に入れようとすると、目前で火になって燃えてしまう。どうしても食物を口に入れることができず、飢えを満たすことができない。
目連尊者は悲嘆して、お釈迦様に亡き母の窮状を訴えた。お釈迦様は嘆き悲しむ目連尊者に、母を救う手段をお教えになった。それが旧暦の7月15日(自恣の日)に国中の高徳な僧侶に供養し、母の成仏を祈願していただくことだった。その功徳により、目連尊者の母はたちまちのうちに成仏したという。
以来、旧暦の7月15日に、お寺にご供養してお坊さんに拝んでいただけば、7代前の先祖、6親、つまり自分を中心に多くの親類縁者たちが、この功徳によって成仏できると伝えられている。
人はこの世に生まれるとき、必ず何がしかの悪い因縁を持って生まれる。それは長い輪廻の間に積んだ悪業であり、そのカルマを切るために自分の運命を決めてこの世に生を受ける。
この世はその悪因縁を浄化する学校であり、その目的のために自ら決めて苦しみと悲しみの世を選ぶ。お釈迦様はその深い道理を世に出された。
私はわが師に師事して仏陀の成仏法の獲得に努力してきた。そして今年も先祖の御霊に供養をし、速やかな成仏を願うことを欠かさない。
それは自分の悪因縁を切り、進化した次なる次元へ繋がる飛躍の道でもあるからだ。
2020/08/13(木)
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■酷暑
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今日は暑かった。富山市では38.9℃で史上三番目の高温で、熱中症の患者も22人となった。また全国では群馬県の伊勢崎市で40.5℃の観測史上1位の気温だった。
私はエアコンの効いた居間で一日を過ごす。しかし、ほかの部屋ではエアコンがないため、室温を見ると36.5℃だった。特に台所では冷蔵庫がうなり、家内が昼食の準備で大汗をかいている。
こんなに暑いのは初めての経験である。私の寝室にはエアコンがあるが、夕方になると窓を開け、少し下がった外気を入れて温度を下げる。
この気温から判断すると、地球の温暖化が現実のこととして理解できる。私は少年時代は田舎の越中五箇山に住んでいた。標高300mで1500mの山々に囲まれた庄川が冷気を運び、直射日光を浴びれば暑いと感ずるが、酷暑と思ったことはない。
あれからた60年、この世は確実に温暖化してきた。ヨーロッパアルプスでは巨大な氷河が二つに割れたり、シベリアの気温が30℃を超えたとの報道もある。
今は南極の巨大な氷山も次第に溶けつつある。それが解ければ確実に海水面の上昇となり、その事実は沿岸に住む人々には死活問題となろう。
そして巨大台風の到来であろう。海水温度の上昇は大量の水分を蒸発させ、低気圧の発生で豪雨を伴う台風となる。この7月は台風らしきものはなかったが、今南方ではいくつもの熱帯低気圧が台風に発達して中国や韓国、そして日本に向かう。
1時間に100mmを越える豪雨が降る線状降水帯で、九州や長野、山形が甚大な被害を受けたのはご存知の通り。次は巨大な台風であろうか。
この地球温暖化を阻止することはできないであろう。むしろその限界が近づきつつある。人類の悲惨な未来の足音が聞こえないであろうか。
2020/08/11(火)
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■小さな善意
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今日は家内と少し離れた食品スーパーへ行く。ここは市内電車の駅前で、その駅名も食品スーパーの名がつけられている。その向かいが薬局で、家内の要望でその大きな駐車場で車を止める。
薬局で買い物をし、向かいのスーパーへ行き、お昼と晩の買い物をする。この食品スーパーは大繁盛で、私は数年前に開店した近くの同じ店で買い物をしている。
店内に入り、晩のおかずは刺身とする。そしてその近くに「昔のコロッケ」との商品名でコロッケを売っている。値段の表示では1個20円なのに、2個入ったパック商品が20円だった。
私はコロッケが好きで、時々このコロッケを買う。商品は2個入りに3個、または5個が入ったパックがあり、今日は2個入りパックを手に取る。
値段の表示は20円だった。これはおかしいぞ。1個20円なのに半額の値段がつけられている。そのとき店員が商品を棚にのせてやってきた。
私はすぐにこの商品の間違いを知らせる。商品の数と値段が合わないことを話すと、すぐに気づきお礼を言われる。
「ありがとうございます。この値段は間違いですね。お礼に今買われてもよろしいですよ。」
と話されて、約20パックほどの商品を引き取って行かれた。私はこの時、間違った値段で買う気は少しも起きなかった。そして店員に言う。
「私は買わないよ。お店が損をするからね。」
たった20円の損害で店が困るほどの影響は微塵もない。だが、私は素直に、この発言をした。コロッケ一つで得をしようとなど、考えてもいなかったからである。
毎日同じ商品を並べる大繁盛の店でも間違いはある。私は毎日の瞑想で、欲心を戒める訓練をしているからであろうか。欲心は「貧心」(とんしん)と言って、仏教では最初に戒める心の因縁である。
2020/08/10(月)
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■災難消滅
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酷暑から急に数日間雨となり涼しい日々を過ごしてきたが、今日はお盆も近くなった一日、昔多くの農民が犠牲になった常願寺川の河川敷で、洪水災害の犠牲者の供養と災難消滅の祈願を行なってきた。
供養はわが師に師事した者たちが仏陀の成仏法により、犠牲者の供養を行うもので、信者の方たち約20名が参加された。富山県の4大河川の一つである常願寺川は、安政5年(1857年)の大地震でトンビ山が崩落し川を堰き止めた結果、梅雨に入り増水した濁流で堰が崩壊し下流の村落や田畑をなぎ倒し、1800余名が犠牲となった。
その被害者を救済しようと駆けつけた私の近くに住む住民も、再度の濁流で30数名が命を失った。その犠牲者を悼むために、私の家のすぐ近くに石碑が建って供養されている。
災害で不慮の死を遂げた犠牲者の心は、無念の念で今も苦しんでいることであろう。仏陀の成仏法は破滅のカルマを絶つ。だからその死を悼み、少しでも無念を晴らす供養は必須である。
災害は世界を覆う。その頻度は最近ことに多くなり、その被害の規模も次第に激しくなってきた。その原因は地球温暖化であり、地殻変動の巨大化である。
災難消滅と記した護摩木を、仏舎利(仏陀のご遺骨)の前でお炊き上げし、その消滅を祈る。これは古来から行われてきた祈願の方法で、真正仏舎利を保持するわが教団での最高の供養法である。
今、この世はコロナ騒動に始まり、豪雨災害や台風に竜巻、地震など自然災害が規模を増し多発する時代となった。その災厄をなくするか軽度とし身を守る法は、仏陀の成仏法である。
わが教団は過去より国民の幸せを願い、全国の非業の地で犠牲者の供養を行ってきた。わが富山県は災害の少ない県であるが、過去の不幸を少しでも現代に再現しないよう、懸命に仏陀の救済力に祈る。
次の目標は、県北部の黒部川の河川敷にて、豪雨災害や電力関係で犠牲になった方々の供養を行う予定である。
2020/08/09(日)
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■愚かなるかな人類
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昨夜はNHKスペシャル「証言と映像でつづる原爆投下・全記録」を見る。世界初の原爆が投下されたのが6日の広島、ついで9日には長崎に投下される。
その惨状はテレビであまねく見ることができたが、爆風や熱線、放射能で瀕死の重傷を負い、次々と死んでゆく子供や大人、見るも無残な映像に心が痛くなる。
第二次世界大戦はアメリカのルーズベルト大統領が、陰謀によって日本に戦争を仕掛けたものであるが、原爆の投下と言う未曾有の被害は誰が想像したであろうか。
日本は戦争終結の糸口をロシアに託していた。それは日ソ不可侵条約の締結であり、話す機会を逸した日本は逆に満州に攻め込まれて戦火が拡大した。
その戦争を語り告ぐ83歳以上の人も少なくなり、如何に人類の愚行が哀れなものかを知る人も減りつつある。私は終戦末期で5歳、8月2日の未明には、富山大空襲で北の空が真っ赤に焼けていたのを村人と共に眺めていた。
人類の歴史は戦いの歴史である。人は慈悲深い心も持つが、反面自分を正当化し、優越感を得ようとする心が強い。その心とはわが師が常に諭された三つの因縁(心)であった。それは、
貧心(とんしん):むさぼりの心、貪欲な心 瞋心(しんしん):怒りの心 癡心(ちしん) :愚か、愚痴、因縁因果の理法に無知な心
人はこの心を切ることができれば争いは生じないが、そこはまだ人間の段階で、この心が出ないほど精神的に進化した人は、仏陀と呼んでも差し支えはないであろう。
それは仏心である。常に哀れみを持ち、人々に善を投げかける。その最終目的が釈迦のような清らかな心であろう。
今やこの世は末期的な症状を表してきた。原爆が投下された75年前より文明や技術は進化してきたと思うが、その心には全く進歩は感じられない。
むしろ心の因縁が強くなり、米中関係のように大国間のいさかいが拡大すれば、どんな危機が訪れるか分からない。かって選ばれた人々が宇宙の同胞たちに拉致され、彼らの星に行く途中で核戦争で壊滅した星を見せられた例はいくつもある。
それにはこの広大な宇宙を良く理解する必要があるが、我々地球人のレベルではまだ小学生にも満たない段階にあるという。
地球の終末時計はあと2分弱、世にハルマゲドンという未来予言があるが、核戦争による最終戦争の愚だけは免れることを祈ろう。
2020/08/07(金)
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■お墓参り
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お盆も近くなり、お墓参りの時期やってきた。例年名古屋に住む三男の夫婦と私の家族がお参りするのだが、このコロナ騒動で中止しようかと思っている。
田舎は、合掌造りの集落で世界遺産になり知名度が高い村にあり、家は解体処分してし跡地とお墓だけが残る。跡地の草刈を隣の人にお願いしている関係から、毎年訪れてお礼をしている。三男と会えないのは残念だが、コロナ騒動では致し方ないであろう。
私はわが師にご縁を頂いて、大阪柏原市にある「大阪柏原聖地霊園」の「冥徳福寿墓陵」にお墓を建立した。この柏原墓苑は標高500mくらいの高地で、眼下に柏原の町が一望できる。
この柏原聖地は昔、天孫民族の神々が神集いに集われた聖地で、かって神界に通ずる神域だったこの聖地は、神武天皇御東遷の究極の地としても知られている。
霊園の三大特徴は、生前にわが師により「逆修宝生解脱法」という秘法を修していただいた特殊なお墓で、建立者は延命長寿と財福無じん、家運繁栄の福徳がもたらされると伝えられている。
また、信徒が霊界へ行ったとき、まずシュダオンの聖者となり数回輪廻するが、魂となったときには霊界の間を往来する時の安息所となること。
そして三番目が先祖の古い不成仏霊、浮浪霊などをすべてこの菩提所に収容し、家庭や自分に悪影響をきたさないようにする菩提所だという。
これは正しい先祖供養の一つとして非常に大切なことであり、私はこの地に自分のお墓と次男のお墓を建立し、家で毎日このレプリカのお墓にお参りしている。
遺骨だけが眠る田舎のお墓は、特にお参りする必要もないが、隣近所に挨拶する目的がある。しかし、このコロナ騒動が拡大する時期、その判断はしばらく待つこととしよう。
2020/08/06(木)
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■電気釜が故障
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家電製品の寿命はどのくらいか知らないが、10年使った電気炊飯器が故障し、予約炊飯ができなくなった。おまけにふたのクッションを取り外すことができず、手入れができない。
真空状態で炊き上げる釜は東芝製で、予約ができず不便なため取り替えることにした。今日は家内と二人で近くの家電販売店のケーズデンキへ行く。
広い店内には十数種の炊飯器が展示してあった。家内と相談し、できるだけ使い慣れた今の炊飯器に似たものを選ぶ。タイガー製のものに8千円代で似た製品があった。それを店のカードで5%引きで買う。
家電製品の寿命はさまざまだ。20年間ほど使ったIHヒーターはすでに取替え、テレビも替えた。エアコンもしかり。取り替えるごとに性能が良くなり節電にもなる。
私は電力マンだったため、家の新築当時からオール電化で生活してきた。その中で一番の思い出になるのがお風呂である。石油ボイラーや都市ガスのお湯が普通だが、私は電気温水器でお湯を沸かし30年、時代は進化しエコキュートなる法式が世に出てきた。
それはエアコンの原理で、ヒートポンプ技術を使い、空気中の熱を吸収して圧縮し、移動可能にする技術である。その効率は抜群で、深夜電力を利用するために電気代も安く、電気温水器と比べても1/2程度のエネルギーで済もうか。
そして居間の200Vのエアコンと組みにして、冬季の一番電気代がかさむ12月から4月まで20%の代金を引いていただける方式の契約を結んだ。
設備費は多額を要したが、エコキュートは時代の流れで新築の家では多くが採用されている。車の燃費軽減のためにハイブリッドが採用されたように、CO2ガスの排出を少なくする方法はレジ袋だけではない。
地球温暖化の主原因であるCO2削減は、石炭火力発電所の廃止にも浮上してきた。招来の電力確保が気になるこのごろである。
2020/08/04(火)
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■送電線の下
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先日、関電サービスという会社の方が2名、町内の家を訪問されて送電線と屋敷の関係を話された。何のことかというと、北電の送電線が宅地の上を走り、その宅地にどれだけ食い込んいるかを調べたいとのことだった。
訪問された人は関電サービスの方だった。私は不審に思う。送電線は北電のものなのに、なぜ関電の子会社が調査するのかということである。
私は北電のOBだ。もう退職して20年が過ぎたが、長く火力発電所の建設と保守を担当し、その知識は万全だ。だが最近は独占企業だった電力会社も分社化し、発電や送電、配電に分かれてしまった。
北電にはこんな部署はないという。そこで北電から委託を受けて地元の説明に起用されたもので、測量が終われば何がしかの補償料がいただけるという。
私がこの家を建てたのは昭和56年、田んぼを埋め立てて宅地にした団地で、戸数は300戸を上回る。そして送電線が走っていたからその部分を道路にして両脇を宅地にしたものであった。
送電線の電圧は知らないが鉄塔は約50m以上の高さがあり、2回線の線路が高さ20mほど上を走る。だから家を建てるときには注意が必要で、アームの長いクレーン車では接触が危険となる。
今頃になって送電線が宅地を通るために測量して補償するとは、まったく予期せぬことであった。私の家は屋根ほどの高さに配電線や電話線、テレビのケーブルが走り、もし大規模な増改築や取り壊しの必要がでれば、解体に慎重な注意が必要となる。
送電線が宅地の上を通るために補償するとは夢にも思わなかった。それは制空権があるためであろうか。補償料なんてわずかなものであろう。
私はこのように話す。「送電線は避雷針の役をするので、雷には安心して生活できますよ。」と。
2020/08/03(月)
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■花火大会
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今日は富山市の花火大会の日だったが、コロナ騒動で中止された。毎年、市内を流れる神通川の河川敷で約2000発の花火が打ち上げられる。
それは第二次世界大戦で、富山市が米軍の空襲を受け、市内の93%が破壊されて2千7百余名が命を失った。焼夷弾の雨を降らせ、神通川へ飛び込んだ人々まで水面を覆った火炎で死亡した。
その痛ましい空襲を悼み、毎年鎮魂の花火大会が行われてきたが、中止は初めてのことである。私は毎年カメラを持って撮影に出かけ、いろんな模様を作る花火を撮影してきた。
花火は瞬間芸術であり、そのタイミングを撮るのは難しい、また夜の闇に光るので露出とシャッタースピードが難しく、露出を最大にしてシャッターを自動で写してきた。
今月のテーマは「花火大会」の写真としよう。全国的な俳誌を主宰される朝妻力氏より俳誌「雲の峰」を頂いたので、数百人もの会員が詠まれた俳句の中から、私の注目した作品を写真に頂戴した。
その最初の1枚がこんな句であった。
”全国の 一斉花火 五分間” 松本葉子
花火は日本の職人が作った傑作が多い。それは長い歴史を経て次第に進化して今がある。その美しさは見ほれるほどで、大空を見上げて歓声をあげる叫び声は今も忘れない。
コロナ騒動は勢いを増して全国に拡大し、感染者も再び増えつつある。これは破滅のカルマであり、そのカルマを切るため私は神仏に祈る。
豪快な花火を見られない今年は、過去に写した写真をご覧いただこう。明日には今月のテーマ写真でご覧いただけるはずである。
2020/08/01(土)
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