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確定申告
 一年の総決算として確定申告の時期が来た。定年退職後の私は、厚生年金と企業年金の両方をいただいている。だから老後の生活資金は心配ないが、この確定申告の書き方が複雑で手ごわい。

 それは私にとっては朗報で、支払った税金の一部が返ってくるからである。厚生年金の税率はあってないほどだが、企業年金では約20%も所得税を払っている。

 申告の内容は毎年変わり、今年は昨年より複雑になり計算するのに時間がかかる。今までは仕上がった申告書は封筒に入れ、税務署に郵送していたが、今年から自宅のパソコンやスマホで直接申告できる。

 そのため金額を証明する資料は必要なくより便利になったが、私にはできない。そこで控除の資料を整理し、計算して申告書に記入するのだが、理解できない控除や税を付加されるケースがあり、昨年の資料と比較しながらやっとまとまった。

 報告書にはマイナンバーの写真をコピーしたり、家族の登録番号も必要となる。計算はもっと簡単にできないかと思うが、必要経費が多く、納めた税金の30%あまりは返ってくることになった。

 今や世界が異常な空気にさらされ、戦争や犯罪、いざこざが絶えない。あのウクライナ戦争もいつまで続くかいろんな説があるが、ロシアが内戦状態になりプーチン大統領の運命も分からない結末を迎えるかもしれないと報じた有識者もいる。

 この戦争で世界の物価が上がり、生活が苦しくなった。特に電気代の上昇が顕著で、友人がぼやくには月5万円もの電気代を払うことになったという。

 だが、まだまだ安心はできない。北陸電力では4月より45%も値上げするというが、諸物価の高騰にどこまで耐えられるかが生活の質を変える。

 この地球上での混乱も、予言されたものである。その結末は多くの予言者が声を上げ、悲惨な現実が待っていることであろう。 

2023/01/30(月)


寒波2
 今朝の外温度はー5.7℃とすごく冷えた。私の部屋は6畳間で3.5℃。これはこの冬最低の温度を記録した。雪は少なく約20cmあまり。

 雪が少なかったのは幸いだが、寒さにはまいった。今までは6℃から7℃だったので、その寒さが理解できよう。私はベッドにあんかを入れ、毛布を2枚重ねて、その上に着布団を1枚載せて寝る。

 足は温かいが首筋が寒いので、首にはマフラーを巻いて寝るので暖かい。しかし寝相が悪く、一番下の毛布は足でずらし引っ込んでしまう。

 さすがに寒く、何度もアンカを引き寄せ、寝返るを行う。そして午前4時、ついに寒さで目が覚め、以後眠れなくなった。そこでストーブを持ってきて火をつけたが、寝込んだらあぶないので消してしまった。

 富山に長く住んで、こんなに寒い朝は始めてだった。そこで今夜は毛布を1枚追加しよう。老化すると寒さに弱い。息子なんか暖房器具を使わず、毛布1枚とフトン1枚で寝ている。

 今晩も同じように寒いという。早く春を待ちたいが、気候に文句は言うまい。それは気温に身体をあわせるのが基本であるからだ。

 大寒を過ぎれば少しは暖かくなろう。何事も大自然に合わせた生き方をするのが基本。その自然をうまく利用するのが生きる智慧である。

 さあ! 今日も一日何事もなく生活できたことを感謝し、眠りに付こうとしよう。

2023/01/25(水)


寒波1
 10年に一度の寒波が来て、外は猛吹雪だ。そんななか、息子と近くのスーパーへおかずを買いに行く。積雪はまだ20cm足らずだが寒さがきつい。

 天気予報ではこのような寒波は珍しく、あと2日間は続くという。豪雪で思い出すのが、あの38豪雪だ。昭和38年、北陸地方の町は積雪が2mに達する豪雪に見舞われた。

 当時はまだ車が普及していなかったが、ほとんどの道は除雪が間に合わなく、町まで歩いて用事を済ませた記憶が蘇る。

 地球温暖化の掛け声もむなしく外の様子を見ていると、あの38豪雪を思い出すのである。私が生まれた合掌造りの世界遺産で有名な越中五箇山では、この程度の雪は普通だったが、込み合った町では事情が違う。

 雪を嫌がる必要は無い。雪は固体となってその場に残る。そして暖かくなれば解けて水となり、水力発電所や田畑を潤す貴重な水源となるのである。ただし、木々や建物を倒壊させる悪事も働くが!

 電力会社へ入社し最初の勤務地が岐阜県の神岡町であった。そこには古い水力発電所があり2万kwの電力を起こす重要電源があった。神岡は鉱山の町で亜鉛を採掘し栄えていたが、運転暦2年あまりで転勤となる。

 そして故郷に近い小矢部川の、たった900kwの発電所勤務地で数年過ごし、時代は高度成長を向かえ電力の需要にこたえるべき、富山市の火力発電所の建設へと転勤した。

 以後、火力発電所の建設に携わり60歳で定年を迎える。そして3年間、メンテナンスを担う関連会社へ嘱託として勤務し、私の仕事は終わった。

 月日は矢のように流れ、もう83歳の老境を迎えた私は、この雪を見て在りし日の様を思い出す。豪雪はエネルギーを生み、スキーで楽しみ、畑を荒らす野ウサギをワナで捕まえ、両耳を役場へ出すと金銭がもらえた。それはウサギの数を増やさない行政の手法であった。

 まだ2日も降り続くというが、家に閉じこもり、在りし日の思い出を楽しもう。

2023/01/24(火)


嫌な事件の多発
 ヤフージャパンによれば、富山県の行方不明者は1年で1300人を超えたという。それは認知症患者や年金暮らしで生活が厳しいなどの原因によるが、何とも不名誉な記録である。

 私の家内も先日から、年賀状をもらったが返事が出せないと、相手の家へ挨拶に行こうと私に何度も話す。家内は手が不自由で書けないし、電話番号も知らない。

 私も過去に2,3度彼女の家に同行したことがあるが、今度は自分一人で歩いて行こうと言いだした。道は近いと言うが、私の感覚ではそんな近くではない。

 一人で出かければ恐らく道を間違え家へ帰ることはできなくなるであろう。私は必死で止めて、家内の行動を監視する。そして今、またヤフージャパンを見ていたら、昨年1年の自殺者が2万1584人と出ていた。

 私はこの数字を見て、この与の実態を垣間見る。内訳は男が1万4千543人で、女が7,041人と圧倒的に男性が多い。自殺者は40代から60代が多く、その理由は失業者や年金暮らしの人たちが多くを占める。

 自殺は絶対してはならない悪事である。それは天から授かった命を自ら絶つ行為で、死してなお天罰を食うことになる。人はただ何の目的もなくこの世に生を受けるのではない。

 それは私が何度も書くように、人の本体は魂であるから、その魂を清め高めて霊格を磨くことが目的なのに、途中でその行為を断つつことは天に背くことになる。

 創造主はこの世で魂を磨き清めて、神仏の境涯へ達するために生を与えられた。だがその過程であまりにも苦しい境涯を克服できず命を絶つことは、創造主の意思に反する行為になるからである。

 人は限りない輪廻のすえに魂を磨き、清めて心身を鍛える。その使命を深く認識し、あらゆる困難に耐えねばならない。

 人とは何か、なぜ人はこの世で苦しむのか。私は幼少のころから吃音で悩んできた。その苦しみが仏道修行で魂を磨くことになった一つの理由である。

2023/01/20(金)


自賠責保険
 近頃さしたる話題も無いので、この日記もたまにしか書けない。今日もたいした話題もないので、平凡な記事にした。

 それは車の自賠責保険である。保険は2月末には効力を失うので、更新時期が来て保険会社から書類が来た。最近は高齢者の事故が多く、ひとたび事故を起こせば大変な被害を被るので、保険料がすごく高いように見受けられる。

 保険には程度によってランクがあり、その中から選択できるが、5万円代が多い。今年は83歳になる私は、極力運転を制限しようと思い、長距離運転は止めにした。

 今から60年前、まだ二十歳過ぎの年で免許をとり、最初はオートバイから始めて軽四から普通車へと運転を始めた。始めは近くの店までのお使い程度だったが、会社の仲間が次々と運転しだし、遠く関西方面へ旅行しようと言う。

 そのコースは仲間3人でオートバイにより国道8号線を走り、天の橋立から大阪方面を往復するコースであった。順調に飛ばし、敦賀市の入り口に達したとき、A君が油断して右側の海を見ていたとき、対向車の車と接触した事故であった。

 オートバイは横転しA君は吹き飛ばされた。しかし幸運にも車は大破したがA君はかすり傷で済み、救急車も呼ばす足を痛がる彼をバイクの後ろに乗せて市内の医院へ運んだ記憶が蘇る。

 相手の車の損傷は軽微で、どんな補償をしたか知らない。一泊2日のバイク旅行も台無しで、帰りは代わる代わるA君をいたわりながら帰路についた。

 今度は同じ仲間で、富山県の有峰ダムを見学し岐阜県へ抜けて神通川を下るコースであった。中古のスクーターだったB君の車が、ダムを見て走ろうとするがエンジンがかからない。

 相当古い機種で修理は不可能とわかり、車を置いてまた私のバイクの後ろに載せて山を下った。道路はカーブだらけで深い谷底へ落ちれば命はない。

 それから何度もバイク旅行を誘われたが、私は参加しなかった。それは中古の本田の軽四を買ったからである。

 以来、車は遊び道具や田舎への交通に使うようになり、車種も普通車から2400ccの大型ワゴン車に換えた。その間、事故らしいことは一度も経験しなかったが、田舎からの帰り道、よそ見して左側のコンクリー壁に左前輪をぶつけてフレームとも傷つきパンクした。

 しかし、そこは慣れたもので自分でジャッキで持ち上げ予備のタイヤと取り替えて帰路についた。あと何どか軽い追突や接触事故を経験したが、最終的に6台の車で約75万kmを走り、軽四の新車とする。

 今流行のハイブリット製で、夏は25km、冬でも20kmを越えて走ることができる。私のあしかけ60年の運転暦は、今終わろうとしている。

2023/01/18(水)


UFOが来た
 アメリカ空軍は最近UFOに遭遇する機会が増えて、すでに100件以上の目撃例があるという。公表ではUFOらしい形をしない例もあるとして、それほど気にしていないようだが、私は違う。

 この広大な宇宙には人間よりはるかに進化した多くの宇宙人が住んでいる。彼らはこの宇宙を我が物として飛び回り、進化の遅れた星の住民に警告するため飛来するのである。

 私は若い時からこの宇宙や宇宙人に興味があり、合掌造りのひさしに登り、満天の夜空を眺めながら空想していた中学時代を思い出す。

 その後、社会人となり多くの宇宙に関する本を集めてきた。まずこの宇宙の構造だが、そのあらましは自称銀河人へのパスポートと自認する大谷篤氏の著書から推察できる。
 
 大谷氏は「そうだったのか、宇宙人と銀河世界とこの世の超仕組み」(ヒカルランド刊)で、宇宙の構造や宇宙人について詳しく記されている。

 それは中央宇宙「パラダイス」の周りには7つの銀河団があり、それぞれ70万の銀河で構成されていると言う。そして地球の所属する銀河団は70万ある銀河の中で、61万1121番目にできたものであると。

 注目するのは、この宇宙には地球のような不良星界が1150億あり、宇宙を自由に飛び回る優良星界は、750億個もあるという。優良星界の人たちは自由にこの宇宙を飛びまわり、まだ進化の途中にある星を崩壊させずに進化させる義務をおうと。

 この宇宙人たちは超古代からこの地球に関与してきた。例えばエジプトの大ピラミットはアレモ星人のが「トト」によって建てられたものであり、ナスカの地上絵は半神半人のピラコチャによって描かれたものであると。

 宇宙人の飛来は太古の昔から続いている。しかし、最終的な星の進化を目指すのは住み慣れた地球人のみであり、かれらは直接手を貸して援助はしない。

 それは地球に住む住人の責務であり、崩壊するような危機的なときの助言が彼らの仕事である。

 UFOを目撃した人は無数に存在する。彼らの忠告を守ることこそ、この地球を維持する基本となろう。

2023/01/14(土)


最悪の核戦争
 ヤフージャパンを見ていたら、とんでもない記事が目に入った。それはロシアの核爆弾の記事であった。ロシアは何と広島型の核爆弾の2000倍の威力を持つ核兵器(サルマト)を開発しているという。

 それは1発200倍の核爆弾を10個ミサイルに積んで発射できるというもので、その威力は考えても恐ろしい。広島に落とされた原爆は市内を破壊し尽くし、2万人が即死した。

 生き残っても放射能の後遺症で、今も苦しんでいる人も多い。あれから70数年が過ぎて、核開発は飛躍的に発展した。これほどの威力のある核を発せば、日本列島は3発もあれば十分に壊滅しよう。

 プーチンはこれほど威力のある核兵器をどのように使う考えなのであろうか。それは抑止力として温存するためではない。自分が窮地に陥り、国が大きな被害を受ける事態になれば、躊躇なく核を使うであろう。

 私が常に書くように、この地球人類の争いの結末を阻止するために、幾多の宇宙人が地球人を拉致し、壊滅した星を見せて愚かな戦争をやめるよう諭していることは何度も書いた。

 ブラジルのジュセリーノが夢に見たように、2043年には地球人類の80%が死亡するという夢も現実になるかも知れない。

 愚かなるかな人類。まだ幼稚なこの地球に生まれた以上、このような過酷な戦争を経験しないと、魂の進化を計ることが理解できないのであろうか。

 これが天が定めた人類進化のシステムなのであろう。私は祈る。早く「人とは何者か。なぜ自分はこのような戦争に明け暮れる星に生まれたのか?」と自問し、魂の進化を目指して生きる道を選択して欲しい。

 その魂の進化への道は身近にある。その一つが仏陀の教えであろう。 

2023/01/12(木)


奇跡が起きた
 ステレオ装置を売却する話は昨日書いた。息子が強く反対するが、相手の電話番号を聞かなかったので、断ることはできない。そして約束の時間が来た。

 午前9時より10時までにお宅に伺いますとの約束で、私は気になって9時より15分おきに玄関にでて車を確認する。9時30分だった。外に出て車が来ないことを確認して家へ入る。


 ちょうど息子がかかってきた電話の受話器をとって私に渡す。相手は廃品回収の人だった。何たる奇跡。私から電話して断りたかったがそれもできず、来た時は外で断ろうかと考えていた。

 相手の男の人はこのように話された。「係りの者が行くことになっていたが、高熱を出してもしかしてコロナかもしれない。今日は来ることができないのでお願いしたい。」ということだった。

 私はびっくりすると同時に、装置は息子が使うので売却しないと告げた。それこそ最高の断りの電話になり、相手も了解してすぐに電話を切った。

 私は見知らぬ人が家へ来て、息子の居る部屋でステレオ装置を調べられたらたまらないと心配し、事前に断らなかったことに相手が腹を立てるのではないかと心配していたが、この問題は相手の顔を見ないで解決できた。

 息子が言うには、携帯で電話する業者は、大抵どこかで電話番号を入手し、勝手にかけてくるので注意が必要だという。

 この件は、相手の急な病気で一軒落着した。息子にも了解を取らずに承諾した自分に非があり、自分で悩んできたがすべては終わった。

 これも熱心に神仏にお願いしたおかげであろうか。

2023/01/10(火)


ステレオ装置
 3日前にあるところから電話があり、家電製品に不要な品がないかと訊いてきた。随分前にも電話したと言い、多少痛んでいてもよいという。

 このような電話は頻繁にかかってくる。町内を車に積んだ廃品を載せて、大きなマイクで呼びかけることもある。恐らく多くの人が古くなって処分したい品をお持ちであろう。

 一度電話をかけたと話される女性の声は、聞いたような気がして、つい日ごろ考えている不要な品を思い出した。それは約30年前に買った5+1サラウンドのステレオ装置である。

 私が現役時代に買ったもので、当時としては大金をはたいて手に入れたものであった。そしてDVDのソフトもシリーズものを集め、楽しんできた。

 DVDは歌だけでなくテレビと組んで風景を映せる。家内のように23回の海外旅行をしていない私は、その海外の風景と歌を聴こうと買ったものであった。

 私は80代に入り、テレビは見るが、このステレオ装置は全く聞かない。それは興味がなくなったためである。だから商品はこの業者へ譲ることにしたのである。

 ところがこの話を息子にしたら、強烈な反論が返ってきた。それは身も知らぬ業者に渡し、安値で譲ることに違和感を持ち、かつ自分のものにして楽しみたいためであった。

 私は電話をとったとき、息子のことについて何も浮かばなかった。ただ8畳の居間を少しでも大きくし、ゆったちと休みたかったからである。

 息子の剣幕に私は驚き、この件は断ることにした。業者は明日わが家を訪れる。そして品定めをして売買が成立することになるが、私は門前で断ることにした。

 それは息子がほしいものを私が見知らぬ業者へ売ることが、息子に大きな不信感を与えるからである。

 老境となり、若い時から集めた不用品は大分少なくなった。後は衣服だが、よく中古の品がないかと電話がかかってくる。彼らはどうして私の電話番号を知ったのであろうか。

 もう私のほしいものは少ない。衣服もおなじ。近いうちにその品も売却する運命となろう。

2023/01/09(月)


衰退する町
 今日は天気が良いのに、家でコタツに入りまどろんでいると、ふと町を散歩しようと思い立つ。それはわが町内でも住人が死亡して空き家になったり、いろんな事情で家を離れる場合が増えているからだ。

 わが町内は1,2丁目に別れ、戸数は320軒。しかし空き家も多く、昔田んぼだった地を住宅地にして40年が経つ。町は市内電車が近くを通り、富山駅へは20分で着くことができる。

 その利便性を考慮して私は新築したものだが、当時は子供たちで騒がしかった。日本が高度成長で若い人たちが揃った団地は、活気にあふれていた。

 その団地が40年を経て、今は人通りもまばらで活気がなく、老人の姿を見るだけである。そして残った家は空き家か、一人暮らしの家が増えた。
 
 今日は今まで見たことの無い、家から近い古い町の姿を見ようと出かけたのである。ここは昔からあった町で、その姿は私の予想をはるかに超えて、古い建物と新しい建て替えた家が混在し、その中には放置された家や、売り家も多く、まるで活気がなかった。時たま会う人は老人ばかりで、それも杖をついた姿が痛々しい。

 私の町は人口が減り、町内の運営が難しくなってきた。今まで町内会は30班ほどにに分かれて運営されていたが、それを見直し2班を1版にまとめて運営するよう計画されている。

 それは高齢者が多く、空き家や一人暮らしの家も多く、すぐに班長などのお役が回ってくるからである。

 私の班は15軒だが、2軒が空き家で一人暮らしの家も数軒あり、子供はいない。これでは町内を統率することが難しく、町内会の運営を円滑にするため、班の戸数を集約して運営されることになったものである。

 日本の人口は約101万人。毎年数%で減り、生まれる子供も80万人と危機的になった。超人口減時代を如何に過ごすか。これからが大きな難題を抱えることになろう。

2023/01/05(木)


新しい年を迎えて
 新年3ケ日もあと少し。3日ともあまり良い天気ではなかったが、新しい年を迎えて心を新たにしている。80代の老境に入れば、後は如何にして有終の美を飾るかであるが、平凡な自分には思い当たらない。

 正月は食べて寝る平凡な日々で、初詣もしなかった。テレビのニュースを見ながら世界の情勢を憂え、今年もこのまま進むか、まだ悪くなるかを思うと心は穏やかではない。

 若いときは希望に満ちて、元日は特別な日であったが、体力や頭の働きが日々衰える様をみて、自分の行く先を考えることが多い。

 私は死を恐れたことはない。それは自分の死が次なる進化を遂げて、またこの世に輪廻することを信じているからである。それはカルマの法則であり、天が与えた人類の進化を目指す法則だからである。

 私の家族は3人。妻と息子であるが、これからの生活がどんな様になるか知る由も無い。願わくば「人事を尽くして天命を待つ」心境を持続させて、自分の信念を全うしたいものである。

 大晦日は、全国的な俳誌「雲の峰」を主宰される茨木市の朝妻力氏にメールを送り、私が毎月更新しているテーマ写真に添える会員の俳句を断念しようとメールを送った。それは高齢となり写真に合う名句を選ぶ能力の減退を感じたからであった。

 しかし、考えてみれば私には十分な時間がある。毎日仕事もせずに寝てばかりいても認知症になるだけであろう。私のテーマ写真はその月を代表する風景を写したものだが、雲の峰の皆様の句は1,2ケ月過去を詠まれたものであるから合致しないのである。

 だが、その違いはどんな手法でも克服できる。そこで私は朝妻氏に詫びて、今年も会員様の句を選んで載せることにした。

 それが「今月のテーマ写真」である。そこで私が特に気になったのは主宰される朝妻氏の名句であった。


 ”これ以上は 無理といふ程 重ね着ぬ”


 私はこの句を、近くの浜に出たしんきろうの写真に添えた。富山湾はしんきろうの出現で有名だが、真冬に出ることは無い。その不思議なしんきろうの写真を見ながらこの句を読んだとき、何かがひらめいたのであった。

 今年も過酷な争いや戦争が続くであろうが、益々過酷となれば解決の道は遠いと! 今やこの争いは世界の核保有国に広まりつつある。

 中国と台湾問題、北朝鮮の核開発、その他いろんな場所で争いの芽が芽吹きつつある。私はこれらの問題に際し、れを「地球の危機」と題して今年を憂えるのである。

 今、長い人類の歴史を根本から崩す人災が近づきつつあることを予感するのであるが、読者の見解はいかがであろうか。

2023/01/03(火)


謹賀新年
 早いもので新しい年が来ていそがしい。それは食事だ。家内は手が不自由で、それを見た息子が代わって作るようになった。そして食事の材料も息子が調達する。

 夜は宅配給食で簡単に済ませるが、朝と昼の用意は息子が行う。買い物は2,3日分を一度に買うため、大きな袋を2個持って近くのスーパーへ出かける。元日はスキヤキとしたが、明日はオデンとしよう。昼は来客がある予定なので、楽しみである。

 私は酒を飲まない。しかし大晦日だけは好きなビールを少し飲んだ。私はお酒は好きだが、その量はわずかである。なぜなら父が酒豪で毎夜お酒を飲みまくり、67歳の若さで亡くなった。

 私はすでに田舎にはいなかったが、母の言によれば大酒を飲んで寝たが、朝には大いびきをかいて、そのまま静かに息を引き取ったという。恐らく脳溢血だったのであろう。

 そして今、息子が大酒飲みで、好きなビールを欠かさない。その回数は毎日ではないが、缶の数は大変な数になる。私は酒を飲まないので、恐らく隔世遺伝ではなかろうか。

 新しい年が明けてまた一つ齢をとった。あと3ケ月で83歳となる。80代となればよぼよぼの老人だった父母の時代を思い出すが、自分ではそんな感覚は無い。

 毎日、新聞の死亡欄を見るのが日課だが、今は80代や90代が特に多く、毎日のように100歳を越えた老人が数人記載されている。これを見ると日本の高齢化は確実に進んでいるのがわかる。

 今年は何を目標にして過ごそうかと思う。それは今までの延長であり、私が信念として持つ魂の成長と進化である。

 人の本体は魂であり、その魂を磨き進化させるのが、この世に生を受けた目的である。魂とは何か。そして進化向上させる秘法は何か。

 その詳しい内容は仏陀の残した経典で、「七科三十七道品」(7つのシステムと37のカリキュラム)の中に残されている。人はこの魂の進化を目指しこの世に生を受けるが、その目的は魂を清め高めて二度とこの世に輪廻しない仏陀の境涯を得るためである。これが仏道修行である。

 その道は近くて遠い。私もその道を必死で歩んでいるのである。

2023/01/01(日)

My Diary Version 1.21
Written by 中村邦夫 CGI提供じゃわ