2020/03 << >> 2020/01
■死生観B
|
死生観においてもう一つ大切なことがある。それはお墓である。お墓は先祖代々の遺骨を納める場所だが、そのお墓を建立する立地が問題となる。
お墓の建立が最近は事情が違ってきて、樹木葬や散骨といって生前のあかしを捨てる場合も広がってきた。
お墓はどこに建てても良いわけではない。ほとんどの人は霊園に建立すると思うが、その霊園があやしいのである。折角休んでいただく魂の拠り所が、不成仏霊がたむろし、悪霊が住めば先祖もたまったものではない。
わが師はお墓の建立について、霊眼により最上の地を取得された。それが大阪柏原市にある「冥徳福寿墓陵」で、約3万基のお墓を収納できる大霊園が建立された。
このお墓は単なる遺骨の収納場所ではなく、建立者は延命長寿、財福無尽、家運繁栄の福徳と、シュダオンの聖者になり、先祖の古い不成仏霊や浮浪霊などを収容し、家庭や自分に悪影響をきたさない功徳をいただけるとする。
この地は昔、天尊民族の神々が神集いをされた聖地で、スサノオノ尊をお祭りした神社がある。この広大な墓地を取得された師は、ここで仏陀の成仏法による大柴燈護摩供を修され、文字通り神仏両界の聖地となったのである。
わが師は人が輪廻する場合、霊体だけになってこの地に休息される場合があると話される。その場合はここの地が最高の安息場となるのである。
人生において自死や災害、そして事故などの不慮の死を遂げた場合は自縛霊となり、自分が死んだことさえ理解できずその地で苦しむ場合がある。
この場合はすぐに解脱供養をして、しかるべき輪廻のできる霊界へ送ってあげるのが基本だが、ご縁がなければこれも叶わない。
お墓は御霊の安らぐ場所であり、家族から供養を受ける場所である。私はわが師とのご縁により、この聖地でお墓を建立した。死んでもまた輪廻までの間は、この聖地でゆっくり休ませていただこう。
霊魂は不滅である。その霊魂は自分自身であり、輪廻しながら家族の供養を受けて、できるだけ早くカルマを切り成仏に至る道を目指すのが、清められたこの霊園であろう。
私は先祖の御霊が一日も早く成仏への道を歩まれるよう、頂いた柏原聖地霊園のお墓のレプリカと写真を前に、毎日祈りを捧げて供養しているのである。
2020/02/28(金)
|
|
■死生観A
|
今日はAさんの葬儀にお参りしてきた。がんで3年間も闘病生活を行い、ついに帰らぬ人となった。高校の校長をしていたためか、300人近い人々の弔意を受けて厳かな葬儀は終了した。
昨日書いた死生観だが、私は長いわが師とのご縁で仏陀の悟りを教えていただき、その死後の有様を法話や著書より詳しく記憶している。
その根幹は私が時々この日記に書く、「人の本体は魂であり、その魂を清め高めるためにこの世に生を受ける」という基本的な人生観である。
しかし、たかが80年や90年程度で魂を清めることは不可能である。だから長い輪廻を経て目的を達するのであるが、その根幹はこの「苦しみと悲しみ」の世に二度と輪廻しない境涯にまで魂を高めることである。
すなわち、この世は人生を学ぶ学校であり、自分が積み上げた因縁(カルマ)を総て切らない限り魂は成長しない。そのカルマを切る法を釈迦は悟り、「成仏法」としてこの世に残された。
それはアーガマ(阿含経)であり、釈迦の説法を弟子たちが丹念に編集したものである。しかし、このアーガマなる経典はインドから中国にわたるとき、約7千巻もの経典を品定めした僧がいた。
それは天台大師チギで、阿含経を小乗経典として抹殺し、日本の仏教は大乗経典が主流となる。従って今の日本の仏教はシナから朝鮮を経て伝わった大乗経典である。
釈迦はカルマからの解脱を説いた。その教義は7科37道品(7つのシステムと37のカリキュラム)から成る。わが師はこの阿含経を依経として広く世に紹介された。
宗教で死後を説かないものはない。それは老いれば必ず死を迎える人生の最終章であるからだ。そしてどんな宗教も死後の未知なる世界を分かりやすく説いている。
では阿含経による死後の世界はいかがなものであろうか。それはその人がどんなカルマを積んだか、または解消したかで行く先は決まる。
その詳しい死後の世界を解説された本がわが師の著書「君は誰の輪廻転生か」(平河出版)である。この本には勝五郎の転生として、文政6年(1823年)に起きた百姓の息子の転生について、差配の役人が逐一代官に報告した記録が載っている。
詳しくは小泉八雲が蒐集した「勝五郎の転生」で、小泉八雲全集(第一書房)に納められているという。勝五郎はすでにカルマを清めきって、二度と輪廻の道に入らない境涯を持って生まれた。
だから自分の前世やこれから自分が辿る運命を詳しく父母に話したという。まだ子供のころ、「私はノノ様です。だから私を大切にしてください。」と話していたというが、ノノ様とはお釈迦様の意味で、すでにカルマを解脱していたに違いない。勝五郎は16歳で死ぬといい、「死ぬことは何でもないことだよ」と話して、予告したとおりの齢で疱瘡で死んだという。
いかがであろうか。人はこの世に自分が積んだカルマの解消に向かって生きる。だがその人生も逆に新たなカルマを積むことになるかもしれない。
死とは魂の進化向上のためにある。それは輪廻転生により叶えられるのであり、その目的のために私は生きる。だから死とは恐れるものではない。
私も老境に入り、やっとこの仕組みが理解できるようになった。後は心安らかに日々を過ごし、カルマの解消に向かって善行を積むよう努力しよう。
最後にこれだけは言いたい。総てのカルマを切るためには、前世で成した善行や悪業を総決算し、次なる輪廻で学ぶカルマを選んで生を受けるのである。
釈迦は自分の死を喜んで受けられた。私もその教えから、悔いのない人生を歩みたいと思う。
2020/02/27(木)
|
|
■死生観@
|
昨日書いたAさんの葬儀は、今日が通夜、次いで明日が葬儀となった。ごく近所に住んでいた人だから私とも親交があり、明日は葬儀にお参りし哀悼の意を捧げよう。
葬儀は富山駅の右にある葬儀会場で行われる。お坊さんは何宗派か知らないが、ここではお坊さんのお経が聞かれることであろう。
私もすぐに80歳となるから、いつ不測の事態が来てもあわてない。すでに私の死生観は確立し、死ぬことが苦痛でも不安でもない。
お釈迦様は自分の死を悦ばれたという。それはこの世で人が生きる真理を説かれ、「人はどこから来てどこへ往くのか」を知り尽くされていたからである。
Aさんの葬儀を終えて私の死生観を紹介したいと思う。それは私が30年以上にわたり、わが師より教えていただいた釈迦の経典(アーガマ)によるものである。
人の死とは何か? 死んだら人はどうなるのだろうかなど、不安を持たれる方もいよう。それではまた明日をご覧頂こう。
2020/02/26(水)
|
|
■がん死
|
町内の親しい人が胃がんで亡くなった。今やがんは二人に一人が罹る病気で、異常が分かったらがんだったという場合が多い。そしてガンになる部位は体の殆んどでみられる難病だ。
Aさんは昨年の夏に体調が悪いと言われ、痩せて生気のない姿を見た以来のことであった。
私の次男も3年前に大腸がんになり死亡した。がんが進行し、大腸が破れて成仏したものであるが、まだ70代半ばでの死で残念でならない。
この予期せぬがんを克服する方法はあるのであろうか。それがあるのである。先日も書いたが、がんにならない方法は免疫力を高めることが第一である。
免疫力はあらゆる病気に対抗し体力を蓄えるもので、がんでも容易に罹らない。その免疫力を高める方法がある。それが以前にも書いた陶板浴療法である。
それを知ったのは娘の縁だが、陶器の板を敷いた床を約50℃に暖め、その上にタオルを敷いて仰向けに寝る。そして約15分ほど横たわれば終了となる。この施設が近くにあり、無料で利用することができる。
これが人の免疫を高める方法だというが、私はその原理は分からない。この治療を毎週3回ほど行い、最初は好転反応が現れるが快方に向かう。
免疫力が高まるのは体温が36.4℃以上だという。私は今年の暮れにインフルエンザA型になり、以来37℃の体温で安定している。このまま体温を保持すれば、がんに対する抵抗力は安定して保たれるであろう。
がんは怖い。だがこの免疫力でがんを克服できると期待しよう。
2020/02/25(火)
|
|
■中国のカルマ
|
新型肺炎のコロナウイルスが猛威を奮う中国。その中国とはどんな国であろうか。詳しい中国の歴史は知らないが、文明発祥の地として、古代より金銭や権力、名誉などに憧れた支配者が国を治めてきた。
その歴史は戦争と没落の歴史である。いくつもの権力者が現れ、領土を拡大しようと争いを繰り返し、統合され、または分離して国が栄え、または消えていった。
そのカルマは第二次世界大戦を過ぎても続くことになる。この日本は深い反省の元、戦後70年以上にわたって平和な年月を過ごしてきたが、中国では共産党の権力者がわれ良しの政策により、人民に多大な犠牲を強いてきた。
その極が文化大革命であろう。約3000万人が犠牲になったというから、半端な改革ではない。その古来からの漬けはここに至り、新型肺炎という疫病を流行らせたのかも知れない。
その余波は世界に広がり、人類のカルマとして受けねばならない災難となる。わが師は昨年の暮れ、このような予言をなされた。それは霊界からの警告である。
「来年は今年と同じく、風水害、火山の噴火、地震などの天災地変が起こり、人災を伴って甚大な被害を及ぼしてゆく。また世界各地で政変が起きる。転変地異や動乱がどんどん起きてくるだろう。
諸君は、みな、心を一つにしてこの災難を乗りきるよう対処してほしい。今、世界中の破滅のカルマが大きく動きだしているのである。私は来年、人類が大きな正念場を迎えるのではないかと思っているのだ。」
以上が霊界から発せられたわが師の「霊諭」である。わが師は3年前に散華されたが、その御霊は今も信者に霊言を持って警告される。この新型肺炎もそのカルマの一つであろう。
生前に師は、常にこの「破滅のカルマ」を切るための修行を強調された。それは人類が物質的で利己的な面に走り、霊性をおろそかにしているためである。
人の本体は霊魂である。その霊魂を磨き、清めて神仏の境涯に登りつめるのがこの世に生きる目的であるのに、人類はまだそれに気づかない。
私にできることは限られている。このカルマの解消を目的に生活を正し、善行を積み、霊性の獲得を目指して修行するのであるが、せめて護摩木により新型ウイルスの早期収束を祈願しよう。
時は待ってくれない。被災された方々に心から頑張れと励まそう。
2020/02/23(日)
|
|
■体温
|
新型肺炎はまだ収束せず、感染経路が定かでない例もある。また子供にも感染し、感染した県も増加しつつあるのが心配だ。
感染した場合、発熱やだるさなどの体調異常がでるのだが、実は私の体温は常に37℃を越える日が続いている。それは年末にインフルエンザA型に罹り、約1ケ月も体調が悪かった後も同じである。
37.5℃を上回ることはないが、別に体調に異変があるわけではない。今は極普通の体調で元気だが、37℃を下回ることがないのが不思議なのだ。
今日も家内とともに、近くの建設会社のホームで抗酸化陶板浴を受けてきた。陶板浴は前にも書いたが、免疫力を高めガンや疫病を防ぐ健康法で、4畳ほどの密室で陶器の板を約50℃に温め、その上に仰向けに寝て約15分。
これで体温を上げ自律神経のバランスをとり、免疫力をつける。私の体温が常に37℃を越える理由は定かではないが、この陶板浴が原因かもしれない。
免疫力が大きければ、どんな疫病にも耐えられると言う。特にガンは低体温の人が罹りやすいといわれ、その分水嶺は36.4℃だと施設の社長が話された。
体温が常に36.5℃を越え、高くなるに従って免疫力が増し、ガンに罹らなくなる。37℃と聞けば新型肺炎の前兆かもしれないと思われるが、体調に異変がなければ大丈夫であろう。
陶板浴をやり始めて体調も良く、体温が高くて疫病にも強くなったように思う。末期ガンまでも全快させる陶板浴は、先日のセミナーでいただいた「ガンの非常識」医学博士:白川太郎著(産学社)に詳しい。
体温が常に37℃近辺であれば免疫力が高まり、どんな病気も怖くなくなるのであれば幸いである。今度、罹りつけの医者に、体温の件について聞いてみようと思う。
2020/02/21(金)
|
|
■五次元への道
|
毎日、新型肺炎のニュースで頭が混乱しそうだ。今のところ爆発的な広がりはなく、程なく制御できると思うが、あまりにも突然の出来事にこの世の行く末が案じられる。
その人類の行く末を論じた本がある。その名は五次元文庫の「五次元入門」浅川嘉富著(徳間書店)だ。氏の著書は十数冊持っているが、いずれもスピリチュアルな本で、人類の出自から始まり、未来の行く末を多くの霊覚者から得た記録をまとめられたものである。
長い歴史を持つ地球人類は、創造主の御心により次なる次元への進化を約束されている。それはこの世での学びがほどなく終わり、次なる次元への道を示されるのであるが、未だに心の準備ができない人類には遠い道のように感じれる。
しかし、時は待ってはいない。その時期は過去に何度もあったが、いずれも準備が整わなく、創造主は強制的に人類の覚醒を促される。
それがアセンションという次元の上昇である。今の3次元の肉体を維持する波動が細かくなり、目には見えない高度の体を供えた霊体に進化するのである。
その例を一言で言い表せば水に例えられよう。水は液体だがエネルギーを抜けば氷となり、逆に与えれば蒸発して拡散し目には見えなくなる。
また飛行機のプロペラを見てみよう。エンジンをかけプロペラを回せばそのプロペラの形はなくなり、向こうが透けて見える。このように波動が微細になり、三次元の目には見えなくなる現象が次元の上昇である。
まもなくこの地球は人類はおろか、あらゆる鉱物や動植物を含めた次元の上昇を経る運命にあるのである。そこで問題なのは、この荒い波動を如何にして微細にするかが問題となる。
そこで起きるのが一大変動と言われる「アースチェンジ」である。この次元を上昇させるには地球丸ごと波動を高めねばならない。
そのためには地球が一からやり直す大変動により、地軸が移動して新たな陸地や海が出現することになる。この一大異変が起きる時はそう遠い時期ではないようだ。その証拠に今、前例として火山の噴火や大地震、暴風に豪雨、旱魃に山火事など、あらゆる災難が人類に降りかかる。
その一つに疫病がある。あの有名なブラジルの夢予言者ジュセリーノは致命的なウイルスが出現し、免疫力を無くす「エルス」とう疫病が蔓延し、わずか4時間で死亡する疫病を夢に見た。
世には多くの霊覚者が語る地球の異変がある。高位の霊体から得たそのときの光景は素ざましいものであるというが、これから始まる次元の上昇に向かい、次は何が人類を苦しめるか。
それは長い年月により我々が積み上げたカルマの清算として、必ず受けねばならない災厄となろう。
2020/02/20(木)
|
|
■イナゴを思う
|
最近の情報で注目するのは、今、アフリカで猛威を奮うバッタの被害だという。バッタは日本にもいるが、億単位のバッタが繁殖し、農作物を食い荒らす。
バッタはその飛距離が長く、また空中を自由に飛ぶから駆除は難しい。だから畑での小規模な駆除では手に負えない。そしてこのバッタは国を越えた飛行で、多くの国の農作物に被害を与えるのである。
そのルートは中東のパキスタンやインドまで進み、すぐに中国に達するという。その数を想定するのは不可能であり、空を覆い尽くすバッタの群れは、地球・先史文明研究家の浅川嘉富氏のサイトでご覧いただこう。
私は何を言いたいか。この日本も戦後の貧しい時代、私の田舎にはイナゴが沢山いた。稲の葉を食し害虫として駆除をしてきたが、まだ数が少なく収穫には影響を与えなかった。
むしろ、このイナゴを捕まえて食したほうが栄養満点。私はまだ子供の時代で食べたことはなかったが、食料として食べていた家庭もあったようである。
そのイナゴもいつの間にかいなくなった。それは小規模の稲作で、農薬で駆除できたからであるが、その後年月が過ぎて全く姿を見ることはなくなった。 今、このバッタの異常繁殖で、アフリカ諸国で食糧難の危機が叫ばれている。それは繁殖力が旺盛で、駆除が間に合わないからである。そのバッタによる食害が世界に蔓延すれば、世界に深刻な食糧難の時代を迎える恐れが危惧されているのである。
次々と降りかかる人類への災難。それは天災だけでなく、草木や昆虫のようなたわいない虫にまで及び、環境破壊も深まり人類生存の危機を迎えると心配されている。
新型肺炎のコロナウイルスのような生き物にまで、人類に生死をかけた挑戦を受ける昨今。これからどんな禍が降りかかるか、その行く末は誰にもわからない。
2020/02/19(水)
|
|
■新型肺炎死者の謎
|
新型肺炎コロナウイルスの発祥地中国では、患者と死者の数が桁違いに多くなっていると、地球・先史文明研究家の浅川嘉富氏のサイトが伝えている。
氏は私も覗いている大紀元時報の記事から引用されたらしいが、武漢市で8基ある火葬場が超満員で、普段は25〜30人程度なのに、連日100体をはるかに越える死者を火葬しているという。
死者の数が病院からが38%、自宅からが61%だというから、感染が確定した病院の数字を報道する政府の発表をはるかに超えた数字である。それは発病しても病院で手当ができず、感染疑いとして自宅で死を迎えるためであろう。
政府が発表する死者の数は1日あたり100〜250人だが、実際は1000人を上回る数であろうと浅川氏は予想される。
中国の共産党政府は、事実を隠して発表するのはお手の物である。それは政府を批判するやからの増加を抑え、自分らの努力と正当化を世に訴える常套手段は今回も健在である。
詳しくは地球・先史文明研究家の浅川氏のサイトをご覧になるか、大紀元時報のサイトをご覧になれば、詳しく知ることができるであろう。
昨日も書いたように、この新型コロナウイルスが世界に蔓延するとき、この世が一段と危機的な運命に近づきつつあることの現われであろうか。
2020/02/18(火)
|
|
■宇宙船天空に満つる日
|
UFOや宇宙人の話をすれば、未だに否定するか分からないと答える人が多い。それはこの地球が一番進んだ星で、この太陽系で唯一の人類が住む星だと答える人である。
だが実態は全く違う。この広大な銀河を要する宇宙はほぼ無限の広がりがあり、その星々には多くの知的生命体が住んでいる。その人種の程度もさまざまで、カテゴリー1から9までに分類すると、地球の人類はカテゴリー1のまだ赤子のような進化度にあるという。
私はこの宇宙や人類の進化度に興味があり、多くの書籍を集めてきた。この広大な宇宙を知るには大谷篤氏の著書「そうだったのか宇宙人と銀河世界とこの世の超仕組み」ヒカルランド刊に詳しい。
この宇宙は中央宇宙「パラダイス」の周りに7つの銀河団があり、それぞれ70万個の銀河で構成されているという。そしてそこには高度に進化した星が750億個、まだ進化の途中にある星が1150億個もあるといわれる。
そしてこの宇宙には10の400乗もの波動が存在し、天波と念波の速さは100億光年の距離を1秒間に10の83乗回往復できるほどの早さがあると。
そしてこの宇宙は1億年に1回起こる大波動位相転換期と、1万3000年ごとに起こる大地殻変動期を同時に迎える大波動の時代に入ったという。
これらの情報は宇宙から得られた詳細なデーターを解析して得たものであると話されるが、我々素人には皆目見当もつかない。ただわかることは、この宇宙の構造が少しは理解でき、その通信手段も高度に進化しているということである。
この地球の進化度はカテゴリー1の最低の部類に該当するというが、高度に進化した宇宙の同胞たちは連盟や同盟を組んで、まだ幼稚な星の住民を助けることに余念がない。
ただし、宇宙の法則として自由意志が基本であるから、人前に出て導くような手や、選択の仕方などを話すことはない。進化した宇宙の同胞たちは波動の密度が違うため、この3次元に住む我々には目視できないのである。
そしてこの我々が住む地球は長大な時間を経て、次なるな進化を迎える段階に達した。だが毎日、テロや戦争に明け暮れ、創造主の御心を忘れた人類に最後の決断が下されようとしている。
その結末を記した本が、表題の「宇宙船天空に満つる日」渡辺大起・山本耕一著(徳間書店)だ。今から10年ほど前に買った本だが、この本にはワンダラーと称する宇宙人の魂を持つ人々により、地球が次元を上げるときの救いの方法が書かれている。
この地球が進化を遂げ5次元にまで上昇するとき、今の地球の姿ではなくなっている。それは地球も生命体であり、総ての動植物や人々のレベルが高くなるからである。
最近の新型肺炎を思うと、何度も書くように古い地球を新しくするために起きる転変地異を思わずにはいられない。
私は疫病により人類に警鐘を鳴らす天の采配だと信じ、自分の波動を上げるべき深い瞑想と自他の幸せを願い奮闘している次第である。
2020/02/17(月)
|
|
■車中生活者
|
昨夜のNHKスペシャル「車中生活者」をご覧になった方も多いであろう。この豊かな日本でも、生活に困窮し、やむなく車の中で寝泊りする人も多い。
NHKが調べた全国の「道の駅」での調査では、29%もの車が車中生活者だったという。私はこんな生活者が多いとは夢にも思わなかった。
生活が困窮し車の中で寝起きする生活者は、その理由はさまざまだ。失業や適職無、家族との諍い、人間関係など、まともに生きてゆく方法が見当たらないケースが多い。
その年齢層は20代から80代までさまざまだが、親と子や夫婦で寝泊まるケースもある。この場合、生活困窮者の支援NPOが頼りだが、たやすく解決できるものではない。
報道ではいろんなケースを取材していたが、10年間も車中生活したり、支援を拒否し89歳の高齢で病死したケースもあったという。
年金が毎月10万円あってもアパートを借りて生活できないという。そして行政の生活保護を申し込んでも、車を持つかぎり保護には該当しない。
車中生活が長くなり、持病が悪化したり、いろんな病気を併発するケースも多く、リストラ、孤立、貧困など、人生の苦しみを余すところなく体験しなければならない最悪のケースであろう。
若いときは夢中で働いてきても、何が貧困の原因になるか分からない。助けを呼ぼうにも簡単に救われる社会ではない。結局車内で死亡し遺骨の引き取り手がない無縁仏になる。
20代でもこのような生活をする運命になるとは以外だが、30代の女性が1歳の子供を抱えた車中箔者もいた。
この豊かな日本を多く見てきたが、隠れた負の部分を知ったのは今がはじめてである。これも、この苦しみと悲しみの世で学ぶ貴重な体験であろうか。
私は80歳の老境で生活の心配はないが、子供たちの時代はどんなことになっているか予想不可能である。
唯一私が考えるのは、これから始まる地球人類のアセンション(次元上昇)にむけての艱難の一つであるのかも知れない。
2020/02/16(日)
|
|
■新型ウイルス
|
今日、大紀元ニュースのサイトを見ていたら、私が予想した新型肺炎の原因が飛び込んできた。それは欧州のウイルス専門家が、コロナウイルスに「消すことのできない人工的に合成された痕跡がある」とし、同ウイルスが人工的に合成されたと指摘した。
また、アメリカ政府の科学技術政策局(OSTD)に、新型ウイルスの源を迅速に解明するよう求めたと報じている。
この記事は、中国の政策や経済問題など多岐にわたり報道している反中国サイトの記事で、私が懸念していた真実が現実味を帯びてきたことを知る。
中国はアメリカとの覇権争いで、何を目論むか知れたことではない。具体的な兵器を駆使した戦争ができないため、陰の主役であるウイルスを駆使して世界を席巻する手はできないことではない。
この考えはいち早く私が信望する地球・先史文明研究家の浅川嘉富氏のサイトで知ったものだが、これが事実なら中国の悪しきカルマはその極限を向かえることであろう。
恐らくまだ開発途中で外部に漏れたものであろうが、人類はおろかなものである。それは金銭や名誉、権力などを得るため、手段を選ばない選択をするからである。
その例は過去の大戦が如実に示している。かって陰謀によって日本に戦争をしかけたルーズベルト大統領や最近では中東を混乱の渦に巻き込んだブッシュ前大統領が示している。
ある霊能者の言では、すでに二人の魂は抹消されたか、その寸前にあると霊視している。コロナウイルスという未知の細菌を使い、無差別に人を殺し、絶えがたい苦しみを与える行為は決して許されるものではない。
この説が本当か否か、それはまもなく明らかとなろう。
2020/02/14(金)
|
|
■レジのお姉さん
|
私の家から近い食品スーパー「大阪屋」では、木曜日と土曜日がポイント10倍の日で、お客で超満員となる。今日はその日で、朝は混むので午後一番に家内と買い物に行く。
お客は少なく、ゆっくり選んで買い物ができた。そしてレジでお金を払うのだが、ここに一人、話好きなレジのお姉さんがいて、家内や私に話しかける。たわいない挨拶代わりの会話だが、私のことを若いと話されたので、私も言い返す。
「あなたのお顔はマスクで分からないよ。マスクを脱いでよ!」
するとすぐにマスクをとり、素顔をい拝見した。年のころ50代と思われ、朝の開店から午後6時までが仕事だという。商品は総てバーコードで金額が打ち込まれているから、清算も早い。
「ベッピンさんだね! ありがとう。」と答えてレジを後にした。
大阪屋は2年前にこの地に開店したものだが、国道8号線のインターにあり、殆んどがマイカーで来店される。どこの店もポイント制でお客の獲得に懸命だが、ここでは指定した日に1500円以上買うと印を押してもらい、月に8回通うと200ポイントをいただける。
すなわち200円を無償で頂くもので、私は初めて知った。店ではできるだけお客を切れ目なく確保するためにこのカードを作ったものであろう。
私はこのお姉さんとの会話が好きで、9つもあるゲートのうちを選んでお姉さんを探す。他のレジ係りの人はお客との会話はないが、気軽に挨拶していただけるのも店の繁盛に寄与できるのではないだろうか。
食品スーパー業界も新規地点の開業が続き、競争は激しくなるばかりである。この店では食品の補充に60代と思われる高齢者も働いている。
繁盛すれば人手も多く必要とする。店は広く買いやすいのも繁盛する特徴であろうか。
2020/02/13(木)
|
|
■負の遺産
|
今、全国で空家が増えて問題となっている。私は8年前に故郷の空き家を解体し、更地とした。それは父母も死に25年間も空き家になっていたからである。
今日、故郷の南砺市から通知来て、所有している財産の地面をGPSで測定した結果が届いた。宅地や畑、そして山林などの面積が詳しく記載され、登記された面積と比較できる。
その総てが登記された面積を上回っていた。その結果は固定資産税の増加である。特に宅地の面積が大きく、登記の倍ほどになっていた。
その理由は分からないが、過去は恐らく税を過小申告するために小さく表示したものであろう。測定した結果を承認するようにとの届書が添付されていたので、電話で聞いてみる。
宅地の精密な面積は総てGPSを利用したとの答えに、私は納得せざるを得なかった。問題は固定資産税で、山奥の地面だから安いものの、それでも7000円から14000円に値上がりした。
家を解体するとき、土台などコンクリートなどを処分して更地にすればよかったが、解体処分費が310万円もかかったので、そのまま残したものであった。
宅地を完全な更地にすれば、その整備費は60万円を越えるとの話に、コンクリートや土台を残したものだが、税務署に山林の地籍で登記しようとしたが拒否された。
やはりコンクリートなどを残したためであろうが、宅地の税が6倍となり、売ることもママならず未来永劫に税を払うことになろう。
山林が約3ヘクタール、それに畑を合わせた税は約2万円に近い。その財産は全く価値のないもので、宅地が売れることもない。
越中五箇山は合掌集落の世界遺産で有名だが、そこだけの観光地で、一歩外れれば空き家が並ぶ限界集落である。価値のない土地を持ってしまって困惑しているが、その税を誰が払うのかを考える。
私が生きている間は家族に迷惑をかけないが、私が死ねば家族の誰かが払わねばならない。この問題は家系の問題で、子供たちの誰かが対処しなければならないだろう。
国の借金が1100兆円を越える現在、わずかな税に文句は言えないが、価値のない宅地や山林の税は、地方自治体への献金として納めることになろう。
全国で目立つ税の徴収問題、所有者が分からず未納の税は九州ほどの面積に匹敵するという。消費税が10%になっても少子高齢化による医療や年金、介護などの福祉予算は増えるばかりだ。ある試算によれば消費税を15%から招来20%に増やさねば生活が成り立たないとのことである。
未来はどんな生活が待っているか、それはお金に振り回される貧乏な国民が多くを占める悲惨な世になる可能性がある。
あなたの考えはいかがであろうか。
2020/02/12(水)
|
|
■一大異変の兆候
|
私が信奉するスピリチュアルな人、地球・先史文明研究家の浅川嘉富氏の著書「2012年アセンション最後の真実」(学研)を再度読み直している。
この地球は今、銀河の中心から放射される強烈な生命エネルギーによって、人類を5次元世界へ飛躍させる天の采配が成されているという。これは2009年に書かれた書だが、その中には近未来の予言めいた記事が随所に出てくる。
5次元への飛躍をアセンションというが、その飛躍のためには今までの悪しきカルマの清算が必要となる。そのアセンションと時を同じくして起きるのが転変地異、紛争、食料危機、経済崩壊、飢餓、感染症などの苦難である。
氏は2012年にマヤの暦が終わることから未来を予言されたものだが、今やその異変は日常茶飯事の出来事となった。ただその程度が低いだけで、時が進めばより強力な惨事となって襲うであろうと考えられる。
その一つが今、中国から世界へ飛び火した新型肺炎(コロナウィルス)の蔓延であろう。横浜に係留されているクルーズ船が、3000人を超える客や船員を人質にされ、いつ下船して我が家に帰れるか分からない。
中国ではすでに4万人を越える患者を出し、その死者も千人を越えた。まだ収束どころか、患者は増えるのみである。ある情報によると、臨時に設置された患者の収容所では、毎日100人以上の死者が出ているとか!
以前に人インフルエンザのH5N1型と呼ばれるウイルスが蔓延し、世界を震撼させた。それと同じように今またこのウイルスが世界に蔓延すれば、人類史上最悪の惨事になるかもしれない。
人類に大量死を招いたのは病気以外では戦争と革命であった。第二次世界大戦では6千万人の人々が、革命では中国の文化大革命で3千万人が犠牲になったという。
だが、この未知のウイルスが世界を蔓延すれば、手の打ち様がなくなるであろう。皆さんはこのウイルス騒動がどんな運命を招くか、考えたことがおありであろうか。
アセンションは天が定めた地球の次元上昇である。それは時期がきてもまだ人民が目覚めないため、天は強制的に変革を強行されるであろう。
この地球異変は気象にも顕著に現れている。豪雨や台風、旱魃、山火事など、世界各地で自然災害による食料不足も到来するであろう。
世の数々の霊覚者が予言するように、我々の未来はすぐそこまで来ている。私が何度もこの記事を書くように、人類は早く霊的に目覚め、この世とあの世の仕組みを理解することである。
この世は目で見える世界だけではない。それは魂の世界であり、その魂を進化発展させるためにこの世に生を受けたのだから。
2020/02/11(火)
|
|
■陶板浴セミナー
|
抗酸化陶板浴の効果については、月初めから何度か書いた。今日は施設を設置され、無償で使わせていただいている会社の社長のセミナーが事務所で行われた。
私は初めてこのセミナーに参加する。高額な設備を作り、タダで使わせていただく会社の社長は住宅建設の社長で、抗酸化の材料で科学物質を出さない家を建て、その繁盛振りは知る人ぞ知る。
私は全く知らなかったが、現在の新築家屋は科学物質を塗りにたくった材料で作るから、その影響であらゆる病気の元を作るという。
懇切丁寧な話は、この抗酸化陶板浴の建設に至った経緯を話され、現代人が如何に無知な生活を強いられているかを嘆かれる。その筆頭がガンであろう。
ガンにはこの陶板浴が一番効果があり、末期がんでも治る確率は高いという。そして黒板に横に体温、縦に免疫力を書かれてガンになる確率を示される。
その指標は、体温が36.4℃を越えると急激に免疫力が高くなり、ガンになりにくくなる。ガン患者の体温は34℃程度で、免疫力が少ないため加速度的に悪化するという。
私の体温は常に37℃はある。この前なんか風邪を引いたのではないかと疑ったが、これが平均値であった。体温が高ければガンになりにくいといわれるが、弟がガンで苦しんで亡くなった家系であるから、油断はできない。
病気にならない方法は免疫力を高めることに尽きる。その点でこの陶板浴は最高の治療法である。私は持病の不安神経症を癒すために通っているが、その成果は如何に。
社長にお聞きしたが、明快な答えは返ってこなかった。しかし、私はこの治療法で必ず良くなるものと信じているのである。
2020/02/10(月)
|
|
■阿含の星まつり
|
阿含の星まつりとは、運勢の節目である旧暦の年の初めに、個人が生まれながらに持つ運命の星「本命星」と、毎年巡ってくる運期の星(当年属星)を供養して、その年の幸運を祈る密教の秘法である。 それは仏陀釈尊のご聖骨である「真性仏舎利尊」を仏界の本尊とし、スサノオノ大神を神界の主神として、更に霊力・法力無比の無余依涅槃の大聖者である阿含宗開祖・桐山靖雄大僧正の真身舎利(ご聖骨)と、ブータン仏教伝来の大曼荼羅(トンドル)を祀り、完全仏教のお力と古代神法をあわせた「神仏両界の秘法」で大護摩をお焚きあげし、本命星と当年属星を供養して、運気転換・除災招福を祈ると同時に、個人の幸福、家庭安穏、社会の繁栄と世界平和を祈念する大法会である。
話は長くなった。私は毎年、バスツアーで参拝していたが、今年は体調が悪く辞退した。しかし今は便利な世となり、インターネットでその様子が見れる世となったので自宅で参拝する。
阿含の星まつりは、京都府山科区北花山大峰の阿含宗総本山のお山で厳修される。毎年この2月の始めに行われ、一日で40万人が参拝して3千万本の護摩木がお焚きあげされる、京都の二大火祭りである。
その様子はどんなものか。明日よりHPトップで詳しく説明しよう。
2020/02/09(日)
|
|
■陶板浴の免疫力
|
先日、娘が勧めてくれた抗酸化陶板浴について書いた。今日は娘が来て一冊の本を手渡す。その名は「ガン、難病患者が行列する陶板浴のすごい免疫力」中町ゆかり著(コスモの本)である。
この本は金沢のレモンホーム(陶板浴)会場でもらったと言い、私に貸してくれたものである。この陶板浴の施設は、私の家から近い場所にあり、無料で利用することができる。
その本を読んで、末期ガンでもこの陶板浴を行うことにより、科学的な治療しなくても石の板の上で約50℃の温度を浴びて、劇的に回復したとの事例が多く載せられていた。
ちなみにガン患者の体温は35℃台以下のことが多いのに、この陶板浴をすると1年くらいで平均36.5度から37℃くらいになるという。体温が上がると免疫力が高まることがわかってきて、完治の大きな励みになっているという。
人が病気になるのは第一に免疫力の存在である。人の持つ免疫力や自然治癒力の存在を知れば、薬に頼る治療だけでは頼りにならないことはよく分かるという。
本にはガン患者の体験談が多く書かれていた。いずれも劇的に改善し完治した例で、すべてこの陶板浴により命を救われたケースであった。
しかし、この陶板浴ができる施設はそう多くない。娘は不思議な縁でこの治療法を知り、またその場所が私の住むすぐ近くであったことが奇跡を生む。
娘は週に3回ほど治療に来るが、私も同じように3回予約してきた。私の場合は不安神経症の治癒であるが、この病気にも効果があるかどうか、興味深々である。
すでに4回通い、その効果を少し実感できるが、思わぬ治療法を知り、縁の不思議を感ずるのである。
2020/02/08(土)
|
|
■新型肺炎の蔓延
|
中国で発生した新型肺炎は、収束どころかまだ拡散して拡大の様子を示している。すでに患者は3万人を越え、死者も600人を上回った。
中国ではこの蔓延に対処できず、急遽病院を新設したが、看護や医者の確保が問題となっている。報道では北京など大都会はゴーストタウンで、この先どんな事態が待っているか予断を許さない。
ここで私は自分の過去を振り返ってみる。私が子供の頃は病気になっても医者もいなく、また診療所もなかった。山奥の孤立した山村では、少数の住民だけなので医療の手が回らなかったのである。
そこで唯一すがったのがシャーマンだった。今から約70年前、私がまだ小学校のときだが鼻炎や中耳炎などの病気をして、鼻汁や耳だれで悩んでいた。
その病気を治すのが遠く離れた山の集落に住むシャーマンだった。家から約10kmは離れた小さな集落に女のシャーマンが住んでいた。祈祷で病気を治すのが専門で、事実簡単な病気は治る確率が大きかった。
車もない道を母に連れられ、数時間もかかりシャーマンの家に着く。最初はおまじないをして私の患部に触る。詳しくはもう忘れたが、治療というよりは祈祷だけであった。
遠い道を歩いてやっと着いたら大勢の人で埋まっていた。長く待って診てもらうが、すぐに終わって岐路に着く。いまでは考えられない医療であった。この女シャーマンはそれだけの霊力を備えていたのであろうが、医者がいない山奥では貴重な治療の一つであった。
当時は今のような伝染する病もあったが、これほど大規模な蔓延は知らない。あれから70年、今は高速道路ができて車の往来が激しく、町まで20分足らずで行ける時代となった。
この世界を巻き込む新型肺炎が当時のような時代に広がれば、小さな集落は絶滅の運命にあったかもしれない。
覚醒した世の予言者は人類の滅亡の一つに、この疫病の蔓延をあげている。それはこれだけ医療が進歩した時代であっても、手に負えない感染力を持つウイルスの出現が予知されるからである。
これらの疫病の蔓延は人類の生存を脅かす。その負のカルマが人類に反省と悔悟を求めるのであろうが、自ら作った罪によるものとして、深く反省してみる必要があろうと思う。
人類の危機は核戦争や転変地異などの災害だけではなく、この疫病による危機も加えなければならないだろう。
2020/02/07(金)
|
|
■物忘れ
|
この年末は一家がインフルエンザA型に罹り、直るのに1ケ月もかかった。始めに息子が罹り、次いで家内が、そして私がインフルになる。
病院へ行ったのが30日に息子が、次いで大晦日が家内、そして私はたまらず正月の3日に病院へ行く。幸い非常勤の医者がいて、急患に対処してくれた。
このインフルはどこから来たのか分からないが、年末年始に治療をお願いできて幸せだった。ところがこのインフルの完治が長い。私も1ケ月ほど体調が悪く、今はやっと収まった。
ところがここで異変が起きる。家内の頭が認知症のように、物忘れがひどくなる。家の名や人の名がなかなか出てこない。日ごろ付き合いしている親しい家や人まで出てこないのだ。
さては認知症になったかと思い、病院で頭を活性化する薬をもらうが、思ったような効果は出てこなかった。これが本当の認知症にでもなれば一大事。
咳止めやタン、からだのだるさを直すために数種類の薬をもらう。この正月は風邪の薬漬けで体調に変化がでたのであろうか。
そして私だ。最近、久しい人の名がすぐに出なくなった。物忘れがひどい家内を叱っていたが、今度は私にも物忘れの症状がでてきた。
それは町内のわが班の家の名が出てこないのである。わが町内は320戸、それを18班に分けて運営している。私の班は10班で、16軒の家がある。その家の名が総て出てこないのである。
こんなことは初めてで、原因は分からないが、記憶力の減退には間違いない。家内は病院で簡単な認知症の検査を受けた。結果は少し記憶力が減退していて薬をもらったものであるが、私も家内のような状態になった。
ただその他の記憶は正常で、認知症の初期ではないであろう。認知症は50代や60代でも発病する。いわゆる若年性認知症であるが、家内は長く「認知症と家族の会」で活躍してきた。
その家内がこんな状態になって私の気持ちは穏やかではない。今年は80歳になるが、これ以上進まないように願うばかりである。
全国の認知症患者は約460万人。高齢化は進む現在、その数は加速度をつけて進むであろう。脳障害の因縁を持つ私も気が気でない。
認知症は一度罹れば絶対に元に戻らない病気だ。認知症になるかどうかは運命である。私は毎日、この日記を書き瞑想して頭を活性化し、神仏のご加護をお願いしているのである。
2020/02/06(木)
|
|
■マイナンバーカード
|
市役所から案内状が来て、マイナンバーカードの電子証明書の有効期限が来たので、更新してほしいとの案内だった。マイナンバーカードを作ったのが5年前。この3月の誕生日で5年となり有効期限が切れるという。
電子証明書なるものは何のためにあるのか知らないが、地区センターでは更新できないと言われ、今日市役所で更新手続きをしてきた。
国は総ての人にナンバーをつけ管理しようとしているが、私がこのカードを使うのは確定申告のときだけである。
市役所へ着くと数十人の人が順番を待っている。それはあらゆる届けや証明書などを必要とする人がいることを示している。
手続きは暗証番号を記入しなければならないが、私は最初の登記のときに使った番号を記入したが、間違いだとパソコンが判断した。理由は分からないが改定するため、改めて取得したときの番号を記入して手続きが完了した。
マイナンバーカードを持っている人は国民の何%か知らないが、今度は5年後に顔写真を更新する必要があると話された。国民を管理するのだから、5年間でいろんな変更を生ずる場合が多いためであろう。
あまりにも煩雑な手続きに、私は最後に皮肉を言って市役所を後にした。「5年後は私はこの世にいないかも知れないよ。」 対応した女性は無言だったが、次回の更新時の顔は、今と大きく変わってはいまい。80歳に達すると頭の回転が悪くなり、自分で手続きするのは簡単ではなく、ご勘弁願いたいと思う。
勿論、代理者を立てて更新できるが、その手続きも面倒だ。次は家内の番で、6月には案内状が届くであろう。認知症ぎみの家内は自分では手続きできない。
私が付き合うことになるが、家内なんかマイナンバーとは無縁であろう。この世はあらゆる規則で成り立つ。それは老人では関係ない分野の規則も多くなるであろう。
その一つがこのマイナンバーカードであろうか。
2020/02/05(水)
|
|
■お風呂が快適
|
寒くなると風呂へ入る回数を減らす。それは夏のように汗をかかないからだ。夏は毎日入っていたが、寒い冬は3日に一度の回数とした。
昨日はまだ入る日ではないのに、息子が自分でお湯を入れている。私はすぐに明日だというが、息子はシャワーを浴びただけだった。
冬の入浴は浴槽の温度と風呂場の温度差が大きくなると、気温差で心臓麻痺など体調を崩す場合がある。そして脱衣場との温度差も影響するという。
私が家を新築した38年前は、タイル張りでステンレスの浴槽だけで寒さには閉口していた。その寒さは今も思い出すが、家をリフォームする段階になり、旧式の風呂場を解体してその後にユニットバスを新設した。
ユニットバスだから総ては合成樹脂で作られた部屋で、天上には暖房機があり、少しは寒さに絶えられるようになった。しかし浴槽のお湯がすぐ冷めるので、業者に頼んで床下の浴槽を保温してもらう。
そして次はお湯の作り方である。電力会社に勤めていた私は、必然的に電気温水器を設置し、オール電化とする。しかし電気温水器は深夜電力だが、直接電気の熱を利用するため使う量はバカにならなかった。
時代は変わり、電気温水器が故障したことが縁で、エコキュートというお湯の製造方法を知る。それは深夜電力を利用し、空気を圧縮してその熱を利用して温水を製造するものである。
空気が保有する熱を利用するため、その効率は格段に進歩した。電気代は直接電力で加温する温水器の1/10程度で、設備費は倍以上になったが、効果はてき面だった。そしてホノカ社が発売している天使の塩湯という入浴剤を投入する。この入浴剤は肌がスベスベになり、身体にも良い。
このように、時代の進歩を利用し快適な生活ができる世となって、今は温泉に入るような感覚を覚える。そして私は子供の頃を思い出す。
私が生まれて中学3年まで生活していた越中五箇山の家は、中学3年の秋に父が合掌造りから普通の家に立て替えたのだが、その合掌造りの時代を思い出すのである。
汚い話だが、便所は母屋に隣接した小さな建屋で、ポットン便所だった。そして風呂は木で作った桶で、窯を直接風呂桶につけて薪をくべる。
その設置場所も土間に置いた桶で、水は近くの小さな谷川から引いていた。真冬はー10℃にもなり、とても長くは入っておれなかった。
土間は祖母が繭から糸をつむぐ作業場で、玄関から入った左に牛小屋があった。その牛は子を産ませて売る目的で、牛と同居していたのである。
もう80歳の老境となり、70年前の記憶は薄れたが、私は地獄と極楽を経験して今の生活がある。
居間はエアコンやフアンヒーターで暖をとり、電気コタツでたむろぐ。もう一つ言えば、昔は木炭で加温した1坪ほどの大きなコタツが居間に一つで、親戚の家へ遊びに行ったとき、コタツで寝て危うく一酸化炭素中毒になる寸前で助かった記憶もある。
あの厳しい冬を乗り越えてきた私は、年老いて寒さに弱い。早く春の到来を待つことにしよう。
2020/02/03(月)
|
|
■抗酸化陶板浴
|
「抗酸化陶板浴」とは聞いたことがなかったが、娘が体験して私に勧めてくれた健康法である。その仕組みはよく判らないが、畳1枚ほどの岩を削った板を加熱し、その上に寝て身体を癒す。
すでに100万人もの人が体験されているとか。その治療場所が私のすぐ近くにあり、私も体調不良から受けてみようと思う。この治療所を作られたのは地元の木工会社で、施設は無料で使うことができる。
抗酸化とは免疫力を増す方法で、その効果は慢性肩こり、腰痛、インフルエンザや風邪、悪性疾患にうつ、便秘、そして美肌ヤアンチェイジングなどさまざまだという。
治療室は6畳ほどの広さで、密室で部屋を換気する扇風機と、細菌を駆除する噴霧器だけがある。入浴の時間は15分程度で、岩の温度は50℃程度に加熱されていて長く入る必要はない。
恐らく治療の効果は、この畳大の岩を削った床から治療に適した周波数の波動が放出されるからであろう。これで2回目で、毎週2回から3回通うことにした。
問題は好転反応が出ることで、私は前回と今回も家へ帰ってから気分が悪くなる。しかし、その症状は好転反応だと理解しているので、何の心配もしない。
こんな近くで、こんな治療を無料で開放する会社があるとは夢にも思わなかった。世の中は捨てたものではない。この会社も人手不足で、高齢者のパートを進められたが、私にできる仕事ではなかった。
この「抗酸化陶板浴」がどんな結果を与えてくれるか、それはこれから何度も通えばすぐに分かるであろう。
施設は2部屋しかなかったが、常に50℃にも加熱する設備を、無償で困っている人に使ってもらう善行は誰にでもできるものではない。
久しぶりに目立たぬ善行を見て、私はうれしくなる。設備の使用は予約制で、空きが目立ったが、まだ認知度が低いためであろう。
これで私の不安神経症が平癒すれば、娘と神仏のおかげと感謝しよう。
2020/02/01(土)
|
|