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仕事を求めてA
 A工務店が消えて12年が過ぎた。その間、善良なB工務店と知り合い、高齢化に伴う家のバリアフリー化を行う。それは居間と廊下をかさ上げし、車椅子でも通れるようにするものである。

 そして家の東側の屋根瓦の損傷が見つかり、専門の瓦家を紹介していただく。家も傷みが進み、階段の補強や2階の廊下もバリヤフリーとする。

 あとはこの家に何年住めるかだが、今では町内の空き家が増えて一人暮らしや夫婦2人暮らしの家が多くなった。

 今回のB工務店の社長は誠実で良心的な人であり、事業も順調のようだ。先のA工務店のような貧乏でいい加減な仕事をする人と違い、良い人にめぐり合えたのは、私も少し成長した証であろうか。

 この世はすべて自分の持つカルマにより決まる。どんな人と出会い、どんな関係となり、どんな一生を終えるか、それはすべて自分の魂を進化させるための喜怒哀楽を経験しなければならない。

 わずか80年で私は、自分の人生を少しは理解できるようになった。それはわが師とのご縁の賜物であるが、多くのスピリチュアルな本を読み、自分の苦から脱却する方法を得ようと努力してきたからである。

 今読んでいる本は「ヒマラヤ聖者の太陽になる言葉」相川圭子著(河出書房新社)だ。相川氏は世界で2人目のシッダーマスター(ヒマラヤ聖者)で、5000年の時空を超えたヒマラヤ秘教の叡智を会得された。

 それはこの宇宙を創造された神とつながり、人間の本質を知る智慧である。私の命はあと何年か分からないが、この短い人生で多くの人と親交を深め、多くの本を読み学んできた。私の人生に悔いはない。

2019/07/31(水)


仕事を求めて@
 昨日の夕方、家のチャイムが鳴り家内が対応する。作業服を着た職人で、「大工仕事がないか」と訊く。私の家は築38年、過去何度もリフォームしてきて手を加えるところはない。

 懇願する業者にリフォームが終わり、何もないと告げると、残念そうに立ち去った。ここで思い出すのが過去のリフォーム経験である。

 時代は変わり生活様式も激変した。トイレは浄化槽方式から下水管が施行されて洋式に、風呂は暖房もないタイル張りの流し場で、ステンレスの浴槽からユニットバスに、そして台所はガスコンロからIHヒーターに、また温水も電気温水器から効率の良いエコキュートへと、オール電化へ進化してきた。

 当時はお抱えの工務店に一括発注してきたが、この社長がいい加減でろくな仕事をしてくれなかった。座敷の横に六畳の書斎を増築したとき、床のレベルが違い、ピンポン玉が転がるほどの傾斜がついた。

 文句も言えず、そのうち会社が落ち目になったのか、5万円の預託金をあずけてくれれば、いつでも簡単な工事にかかれるという。私は断ったが、毎日のように来て物乞いするように仕事を持ちかける。

 そして私のいないときに来て会社の窮状を話し、家内にお金を無心するようになった。哀れみの深い家内は3万円を貸したが、あるときまた5千円を無心した。

 何か急用でお金が必要らしく、大の大人がわずかなお金に苦しむのを案じ、1万円を貸してあげたという。いつも乗ってくる車がみすぼらしい軽四に替わり、どうも交通事故を起こしたようだった。

 そして車庫の柱がさびてきたので塗装することにした。あらかじめ決めた金額では足りず、工事の途中でもう1万円追加してほしいと言う。

 私はしぶしぶ承諾したが、ついにその時が来た。突然姿が見えなくなり、電話も不通となって所在不明となる。そしてこれで、この業者と縁が切れてしまったのである。

2019/07/30(火)


タトゥー(刺青)
 昨日は「反グレ」で最近の犯罪組織を書いた。NHKがインタビューした反グレの親分が、首や手、足に刺青をしていて気持ちが悪かった。

 刺青は趣味の域であろうが、組織を操る頭領としても必要不可欠なのかもしれない。そして道場へ行く電車での出来事であった。

 片道20分ほどの電車道だが、途中の駅で一人の若い男が乗って、私の前に立ち、つり革に手を伸ばす。すぐに目に入ったのが刺青だった。

 何の模様か知らないが、首と手、そして足に3色の模様を描いた刺青が目に入る。私は思わず目をそらす。頭の毛は半分上が白く染めた毛で、側面はきれいに刈ってある。

 こんな姿をしたやつはきっと反グレの一員であろう。途中の駅で降りたが、日記に書いた反グレの男が思い出され、気持ちが落ち着かなかった。

 彼らはこれが当たり前だと思っている。そしてこれが反社会的な行為だとは考えない。この世は自分が好きなように過ごす、生活の一部なのだ。

 彼がどんな生活をしているかは分からない。姿は反グレを思わせるが、どうか全うな生活をして欲しいと願うのは私だけではあるまい。

 この世ではすべて自己責任で自由である。だがよからぬ悪事だけは止めたほうが良い。それは被害に遭った人の悲しみが理解でき、因果応報のカルマの法が分かるまで続くであろう。

2019/07/29(月)


反グレ集団
 昨夜のNHKスペシャル「反社会勢力反グレ」をご覧になった方も多いであろう。この人類社会は全うな生活ができず、暴力団や暴走族など反社会勢力の温床である。

 1992年に暴力団対策法案が施行され、親分を中心とする広範囲な組織的犯罪の壊滅を目指してきたが、今度は新たに暴力団のような組織を持たない「反グレ」組織が勢力を増してきたという。

 反グレは組織的な上下関係でなく、元暴走族のように、若い一般人を巻き込み、犯罪に走る。その典型的な組織がオレオレ詐欺などの詐欺行為で、わずかな金銭で犯罪の手助けを行う。

 簡単な誘いですぐにスマホで若い人を勧誘し、金銭の受け子として活用するなど、その犯罪意識は皆無に等しい。やつらは集めた金銭で会社を作り、善良な経営をするなど表の社会も形成しているという。

 被害者は苦しみに耐え、社会や人を信用できないことで苦しんでいる。私も若いときに資格商法に引っかかり、23万円ぼられた記憶が蘇る。

 その後、家に役所からだと電話が入り、還付金があるのでケイタイを持ち、銀行のATMへ言って欲しいとの連絡を受ける。私はいなかったが、家内が電話を受け私に連絡してきた。

 私はすぐに話しに乗り、いただきに行けばと言ったが、不審に思った家内は行かなかった。わずか1,2万円の嘘の還付金で数十万円を盗られるとこだったが、その後もこの種の電話は途切れたことがない。

 この世は闇社会だ。その原因はすべて金・金・金・・・である。貨幣経済がすべての悪の根源である。生活に困窮し大金を得たいと思う人や、楽をして優雅な生活を得たいと思うとき、人を騙し、暴力をふるって犯罪に走る人の何と多いことか。

 その犯罪行為はすべて前世で決めてきたことである。それはまだ学び足りない部分を学ぶために、人を騙し、殺傷したり紛争を起こし刑罰を受ける。

 人はこの簡単な魂の進化理論が理解できないために、犯罪に走る。本当はこんな事件を目にしながら自分を戒め、他山の石として自らを啓発することが一番の学びなのであるが、因果の法を知らない哀れな姿がここにある。

 この世からは悪は根絶できないであろう。それは霊性がないからである。この世の仕組みが理解できず、限りなく輪廻転生してあらゆる学びをしながら、魂の進化を目指すのが地球と言う学校なのである。

 高度に進化した精神を如何にして学ぶか。私はその方法を仏陀の成仏法に求める。この成仏法は魂を清め高めて二度とこの苦しみと悲しみの星に輪廻しない、究極的な魂の救済法である。

 今日は月に一度の例祭の日で、私は一日を道場においてわが師に師事する会員と共に、霊性の獲得に向かって学ぶ。

 この釈迦の教えは、魂の進化に向かって学ぶまたとない訓練の場なのである。

2019/07/28(日)


37.5℃
 今日は暑い日だった。富山空港では37.5℃を記録した。そして明日は台風6号の接近で昼から雨になるが、気温は32℃まで上がると言う。

 この寒暖の差で私は体調がすぐれない。冷房の効いた部屋でまどろむが、昨夜は9時に床につくも31℃の室温で、やむなくエアコンを入れた。

 7月は涼しい日が続いたが、一転して猛暑である。高齢となると体温の調整ができず、体調の管理が難しい。特に畑仕事は日中は不可能なので、朝起床と共に自転車で出かける。

 その時間は午前5時前で、気温は24℃程度と涼しく、約2時間、快適な作業ができる。暑さはこれからが本番で、昨年のように北海道で41.1℃を記録したように、どんな暑さになるかわからない。

 この地球は確実に温暖化へ向かっている。いろんな世界のニュースがあるが、ブラジルのアマゾンでは日本の20倍を越える熱帯雨林が伐採され、世界の異常気象に大きく影響していると聞く。

 3.11の巨大地震と津波で原子力発電所が壊滅し、東電では福島第二原発をすべて廃炉にする方針がだされた。原発を廃止すればこれに替わる電源は化石燃料による発電か、太陽熱や風力など自然のエネルギーしかない。

 自然エネルギーは貴重だが、エネルギー密度が低く原発を補填するエネルギーにまでにはならないであろう。地球温暖化に対する取り組みはトランプ大統領が消極的で、大国がまず取り組まねばならない地球規模の課題であろう。

 今、太陽でも異変が起きているという。それは銀河から降り注ぐ生命エネルギー粒子を受けて、大きな変革を余儀なくさせる運命である。

 この猛暑は来年の東京オリンピックが心配である。無事、暑さを克服できるよう神仏に祈ろう。

2019/07/26(金)


不穏な朝鮮半島
 北朝鮮が短距離ミサイルを発射した。韓国からの報道では、新型のミサイルで、キム・ジョンウンも視察したと伝えている。

 韓国も相変わらずで、輸出条件の厳格さで日本憎しの感情が爆発している。それは日本製品のボイコットでもあり、不買運動がエスカレートしつつある。ビールはもとよりユニクロ製品の配達を拒否したり、日本車ではガソリンを売らないスタンドもでてきたという。

 品質が良く皆から親しみを持って使われてきた日本製が、感情の爆発から不買運動へ発展したが、結局痛みを得るのは自分たちも同伴である。

 韓国とは昔から何かにつけて感情の争いが続いてきたが、今はその頂点となろうとしている。それは輸出条件だけでなく、竹島の領土問題や戦時中の慰安婦に徴用工問題もしかり。

 確かに日本は戦時中、朝鮮半島を植民地とし、企業は多くの人を徴用してきた。だがその扱いは正当なもので、決して奴隷的なものではなかった。

 そして半島に多くの資金をつぎ込み、インフラや生活レベルの向上に協力してきたのである。しかし、そんなことは当然話題にもならないであろう。

 韓国や北朝鮮の人と日本人では、魂の出自が違うのである。人を形成する魂の出所が違うことは、その考えや感情も当然違ってくる。その歴史は世界が知っている。それは争いや戦争の歴史であるからだ。

 人類は太古の昔、宇宙から飛来した人々によって地球に移住し、現在に至る。それは過去いくつもの文明が勃発し、また消えていった事実から証明できる。だからそれらの人類の魂も、いろいろなのである。
 
 ゴンドワナ、レムリア、ムー、アトランティスなどの文明を起こしたのはすべて宇宙から飛来した人々であった。その末裔が今の地球人であり、結局争いと戦争で人心が乱れ、転変地異を起こして滅亡した。

 今また、太古の悲劇が起きようとしているのは、知る人ぞ知る。

2019/07/25(木)


カルマの法則
 今から2年前、家内がある会合で京都からの帰り、電車の中で仲間に日ごろの小言を言われたという。電車に乗って2時間、飽きることなく家内にケチをつけられ、じっと我慢してきたと話す。

 詳細はここで記すことはできないが、家内に非があることは分かる。しかし、家内は手の指が末梢神経損傷で、うまく資料を仕分けしページをめくることができないのだ。

 長い説教に耐えた家内は私にグチを言ったが、私は耐えるしかないと答えた。この人とは会合でよく会う人で、以来、毎週行われる行事に参加しないことにしたという。

 そして数ケ月が過ぎ、家内は人づてにこの人が病気になり入院したと聞く。そして今日、例の会合でやっとこの人に遭ったが、話はしなかったという。

 家内より年下でリーダーでもないのに、約2年が過ぎて病気の後遺症か、背が曲がりやっと歩く姿を見て、また過去の事件を思い出したそうだ。

 そしてもう1件、同じ仲間の人と意見が会わず、いじめられていたと言うが数ヶ月前、通夜へ行く途中で交通事故に遭い、怪我をして入院された。

 喪服で夜道を歩くのは危険である。車を運転した人なら誰でも分かるが、暗い夜道を黒い服で明かりもつけずに歩くのは、近づくまで人をうまく感知できない。

 この2件の事件より私は思う。それは家内にささいな非があったと思われるが、あまりにもしつこく非を責めるのはどうかと思うのである。

 この世は因果応報、すなわちカルマの法則で成り立つ。善因善果・悪因悪果の法は、時としてすぐに現れるが、長い期間を経て現れる場合もある。

 何がその原因か分からないときもあろう。だがそのとき私は、前世での悪業が今、現れたと解釈している。心当たりがなければそう考えるしかないからである。

 人はこのカルマの法則により、魂の進化を目指す。どんな不遇や不運に遭おうが、それは過去世での自分が犯した罪の償いであると考え、耐えて自分を反省するのである。

 そして無償の愛により、善業を積む。言葉ではたやすいが、私は常に罪障消滅の思いで万人を愛することを忘れない。

2019/07/24(水)


うまいトウモロコシ
 今年はトーモロコシが豊作で、多くの人にあげた。店に売っているのは大型で肉付きがよく、見た目はよいが味はさほどではないようだ。

 A子さんに3本あげたが、その味は大満足していただけるであろう。手渡すとこんなことを言う。

 「先日スーパーで買ったトーモロコシは全くうま味がなく、最低の品だったのよ。そんなに甘いなら楽しみだわ。」

 そう、大いに喜んでいただこう。私の作るトウモロコシは甘みにかけては生で丸かじりできる品物だからだ。しかし、そんな甘いトウモロコシを害虫は黙って見ていない。

 そろそろ穂がでかかると、穂の根元に虫が入り、穂を枯らしてしまう。穂が出なければ受粉できないので、ここだけは極薄い殺虫剤を使う。

 1/1000に薄めた薬剤で、受粉用の花粉を育てるためだからトウモロコシ本体には支障ない。害虫は幹のいたるところに入り、樹液を吸う。

 隣の人はたまらず、農薬を撒き散らしたそうだが、甘いものはカラスも見逃さない。だから実りだすと網で幹を覆い、空からの襲撃にも防御しなければならないのである。

 まともに育ったのは半分程度で、その多くを親しい人にあげた。そして私は虫が食った不良品を、部分除去して食べる。

 私は小さい時からこのトウモロコシ、通称「トナワ」を田舎の家で食べてきた。当時はこんなあまい品種のものはなく、おやつ代わりで、害虫やカラスの被害など皆無であった。

 時代は進み、甘く生でかじれる品種が開発され、人気を呼んでいる。今やトウモロコシはおやつのように、手軽にゆでて食べれる食材となった。

2019/07/23(火)


富山戦災犠牲者慰霊祭
 昨日は午後1時半より、富山市の中心部「富山城址公園」で、富山大空襲犠牲者と、太平洋戦争や幕末維新に関わる戦乱犠牲者の供養を行うとともに、富山市や富山県の繁栄と市民の幸福を祈念する護摩法要が開催された。

 毎年恒例で、富山市は昭和20年8月2日未明にB29約70機の空襲を受け、市内は消失率91%の全国一の被害を被り、死者は2700余名に達した。

 米軍は日本の家屋を焼き払う「焼夷弾」を開発し、大量の爆弾を投下して灰燼に導いたものである。悲惨なのは逃げた市民が火災で熱いので近くの大河、神通川へ逃げたが、水に入っても焼夷弾の油が燃えて、死に至った悲惨な空襲であった。

 死体は河口の富山湾を流れ、遠くは沿線の港まで運ばれた。この罪のない市民を対象とした戦火は、今でも死者を苦しませていることであろう。

 そこでわが教団「阿含宗」では、毎年この時期に戦火の中心部であった城址公園で、犠牲者の供養を行っているのである。今年は全国的な供養として、日本が開国された以前から住んでいたアイヌ民族や大和民族の供養や、幕末維新における戦乱犠牲者を追悼する供養が追加された。

 非業の死を遂げた死者の魂は、無念の人生を辿り未だに成仏されていない。それらの犠牲者を仏陀の遺骨である「真正仏舎利」を本尊として、死者の魂に死を知らしめ成仏させる「成仏法」を執してあげるのが目的である。

 そうすることにより、死者の魂は自分の過去を振り返り、再び輪廻ができる境涯を得ることができる。今、この世は、過去の悲惨なテロや戦争、災害や事件で亡くなった人々の魂で覆われている。

 そのカルマは自己は勿論、集合意識となって地域や国を覆い、更に悲惨な人災や自然災害を招いている。この個人の幸せや国、世界の平和は、魂を清め高めることにより癒すことができる。

 それは悪しきカルマの断絶であり、魂を清める霊的な供養のほかにはありえない。わが師が修得された仏陀の成仏法を持って、この地域や国土を清める宗教行事は毎年この地で行われる。

 そして今年は教団の大きな目標として、幕末維新の犠牲者を供養して、この日本を霊的に清める一大宗教行事がこの9月に、「会津若松」で盛大に行われる。

 その理念は「御霊(みたま)の安らぎなくして、国土の安らぎはなく、御霊の鎮めなくして、家庭の安穏繁栄は望めない」を宗是とするからである。

 今や混沌としてきた世界の事情が物語るように、この仏陀の成仏法が人類のカルマを切り、世界を安穏に導く唯一の法となることであろう。

2019/07/22(月)


気が狂った社会
 昨日は富山市で梨畑の木を切った事件を書いた。そして今度はアニメ会社に恨みを持つ41歳の男が、事務所にガソリンを撒いて火をつけ、33人が死亡、35人が重軽傷を負った。

 男はパクッタ!との言葉を発し、アニメの筋書きを盗まれたことをほのめかしているが、自身も火傷がひどく事情聴取もできていない。

 パクられただけで、ガソリンを買い周到な準備をして火をつける行為は、その被害がいかなるものになるか想像できたであろうが、一旦決めた犯行を止める心の余裕がなかったものであろう。

 犠牲になられた人々には深い哀悼の意を表したい。日本のアニメは世界で活躍している。この会社も広く海外に知られ、若者に大きな夢を与える存在だったが、再建には多くの時間と資金が必要となろう。

 仏道修行で毎日読む聖典がある。その中に「懺悔門」という教義があり、人が持つ基本的な悪因縁をあげ、その因を切るよう自分に問いかけるのである。

 「我れ無始の昔より今日に至るまで、諸有の中に輪廻して、身・口・意の三業広く諸諸の悪業を造る。凡べて、むさぼり、おごり、怒り、愚痴の因縁に由る。今日誠心を以って深く懺悔し奉る。・・・・」

 身口意の三業とは如何に。それは身を身体、口を言葉、意を心と表現する。すなわち人は身体を使い、口を使い、そして心を使って自分の存在を知らしめるのである。

 これが良いことだけであれば問題ないが、むさぼりやおごり、そして怒りとなり、因縁因果の道理が分からなくなれば、人の道を誤り、多くの人々を苦しめる愚行に走り、魂の進化にはほど遠くなる。

 だから仏道修行においては、これを三毒として、まずは切らねばならない心の因縁(カルマ)だとするのである。

 最近顕著になってきたのが「怒り」であろう。ささいなことで怒りの心が出て制御できなくなる。その結果は破壊である。

 この41歳の男は、密教占星術で「坎宮」という天命殺の齢であった。運気が最低で、自分をうまくコントロールできなかったものであろう。

 まだ精神的に進化していない人々には、これから益々この種の事件が勃発することを予言しよう。

2019/07/19(金)


梨の木が切られる
 富山市呉羽地区は梨の栽培で有名で、あと1ケ月ほどでおいしい幸水梨が収穫できる。ところが昨日、この梨の木が根元から切り倒され、太い木は枝を切られた。

 この有様を見た農家の人は悔しくて言葉もないと嘆いておられた。テレビで見る限り、切り口がきれいで切れ味の良いのこぎりを使ったものであろう。

 こんな話は今まで聞いたことがない。何かの恨みか、単なる遊びか知らないが、夜陰にまぎれて切り倒すのに何の意味があるのであろうか。

 器物損壊で警察も捜査に乗り出したが、すぐには犯人を見つけることはできないであろう。私は若いころから梨が好きで、田舎の空き地に梨の木を植え、おいしい梨を収穫しようと考えた。

 そこでこの吉作地区の農家に聞いて、梨の苗木を20数本買って植えてみた。ところが木を育てるのが容易でないことを知る。はじめはすぐに成長し、実がなるころになると、害虫の餌になり葉が黒星病になり、結局栽培をあきらめた。

 それは田舎が遠く、自分では管理できなかったからである。そのおいしい梨は夢と消えたが、現在産地では少子高齢化で梨畑を放棄する人も出てきた。

 かって私の部下がこの梨農家で、大きな粒の梨を親戚に送ったが、1個200円はする梨の味は今も忘れない。

 木は27本が切られ、収穫できず100万円の被害額となったという。犯人は何が目的だったのであろうか。恨みでなければ遊び心からの犯行だと思うが、そのカルマの代償は大きい。

 この世は善因善果・悪因悪果のカルマの法則により成り立つ。犯人がこのカルマの法則によりどんな罰を受けるか知る由もないが、昨日も書いたように心の「素」があらわとなり、人間とは思えないような悪業を働く人が出てきた。

 それは必然のことである。人類はアセンションに向かい心の準備ができる人と、かたくなに拒否して蛮行を繰り返す人に峻別されるであろう。

2019/07/18(木)


最近の世相を憂慮する
 入れ歯の不調から歯医者へ通っている。近くに2軒の歯医者があるがどこも満員で、治療に長い時間がかかる。昨日は2週間ぶりに予約がとれて自転車でかけつける。

 入れ歯を修正するのだが、今回は新しく取り付ける歯の型をとった。予約から30分が過ぎてやっと診察台に座る。席は5つあり、患者はほとんどが老人だ。そこに50代と思われる男が大声で受付の女性に声を上げる。

 「いつまで待たせるんだよ! まったく!」

 医者や助手の女性6人は、昼食も摂らず夕方6時ころまで働くずくめだ。そんな過酷な医院で自分の意に添わないからと言って、大声でどなりつける。

 看護師はやさしく「もう少し待ってください。」というと、やっと観念したらしく、待合室のソファーに腰を降ろした。私はこの光景を見ながら思うことがある。それはこの世が急にせわしく、われ良しの世になってきたことだ。

 何事につけても自分優先で、他の者には目もくれなくなり、それはどこかの大統領と同じだが、最近の刑事事件を見ても理由もなく事件を起こしたり、ささいなことで喧嘩し、怪我をさせたり殺してしまう事件が増えてきたことだ。

 事の善悪をわきまえずに、すぐに騒動を起こす。その人心の乱れは、この地球に降り注ぐ宇宙からの生命エネルギーによるものだと、地球・先史文明研究家の浅川嘉富氏は述べられる。

 今、銀河の中心から強烈な高粒子エネルギーが降り注ぎ、この太陽系がアセンション(高次元)へ向かおうとしているのに、まだ心の準備ができず心の赴くままに生きる人の群れである。

 人はそのことに気づかず、われ良しに走るとき、この地球と言う星が、転変地異によって強制的に変革させられる時期が近いことを思わせるのである。

 そのときはいつか。果たしてその結果はどうなるのか。多くの霊格者が予言するように、それは長い未来のことではなさそうである。

2019/07/17(水)


君はどこの星から来たのか
 ここに1冊の本がある。その名は「あなたはどこの星から来たのか?」ファルス著(ヒカルランド刊)である。ちまたでは長い間、人は猿から進化して人類になったとダーウィンの説が信じられたきた。

 時代は進み、本当にそれが正しのかが問われることになった。答えは「否」である。その理由は、人とサルや類人猿をつなぐ進化の途中にある生物の痕跡が発見できないからである。

 そして決定的なのは真実を愛し、美に感動し、正義を熱望し、勇気と犠牲的精神を持って行動し、歓喜に身を震わせる必要が猿にはなかったためである。

 事の真相はダーウィンが研究室で自然淘汰の研究に行き詰まっていたとき、マレーシア諸島で生物の進化を研究していた新進気鋭のアルフレッド・ラッセル・ウォレスという学者が、自然淘汰による種の起源説になる進化論を書き上げていた。

 ウォレスはこの論文を、当時イギリスの生物学者であり貴族社会に属し、生物学会の頂点に立っていたダーウィンに送ったのだが、ダーウィンはそこに書かれた進化論から多くの知識を得て自分の進化論を書き上げる。

 しかし、ウォレスは、進化論を人に当てはめるのは間違いであると明確に述べている。これは私が信望する地球・先史文明研究家の浅川嘉富氏の著書「2012年アセンション最後の真実」(学研)から引用させていただいたものであるが、では人はどこから来たのであろうか。

 その答えはこの広い宇宙の星々からである。この広大な宇宙には進化した多くの異星人が住み、その歴史は我々が信じられないような太古の時代から続いている。

 その宇宙から移住した異星人のルーツも浅川嘉富氏の著書に詳しいが、冒頭に紹介した本では自分がどこの星から来たのかを探すこともできる。

 私のルーツは直感的にプレアデス星だと思っている。それは私の生まれが占いの教本、宿曜経の昴縮(ぼうしゅく)であり、昴星はスバル星といってプレアデス星を指す。

 ある説では、この地球は宇宙の星々で罪を犯した罪人を島流しにした星だという人もいるが、その深い歴史は幾多の本で知ることができる。

 この広大な夜空にはほぼ無限大の星がきらめき、そこには我々の先輩たちが住み、またこの悲しみと苦しみの星「地球」を卒業した幾多の先輩たちも住んでいる。

 私も一刻も早くこの地球を卒業し、つぎなる次元の星を目指して、日々修行を重ねているのである。

2019/07/16(火)


人は輪廻転生するか
 宇宙の同胞たちに誘拐された人々が異口同音に話すのは、人は輪廻転生するということである。かの金星人であるオムネク・オネクも詳しく転生を説明してくれる。

 それはわが師も同じ。わが師は仏教の経典をくまなく探索され、釈迦が説いた唯一の経典「アーガマ」(阿含経)を初めて世にだされた。この経典には転生について多くの事例が納められている。

 私は少年時代を越中五箇山の田舎で過ごした。そして毎夜、語り部が地獄・極楽を語ったが、転生については聞いたことがなかった。それは浄土真宗の教義に、転生についての記述がなかったためである。

 それはキリスト教についても同じ。キリスト教では死んだら天に召され、二度とこの世に生まれ替わることはない。それはイギリスのジョージ5世が聖書をヘブライ語から英語に翻訳した時に、自分の考えや不都合な点を改ざんしたからである。

 転生は魂が人の本体であり、その魂を進化させるために、あらゆる経験を積みながら人生を経験すると思えば容易に理解できるであろう。

 しかし、人は輪廻するとき、過去世での記憶をすべて忘れてこの世に転生するのである。それは転生での過去の記憶が残り、その記憶が今生での生き様に悪い影響を与える場合があるためである。

 だがまれに、過去の記憶を持って生まれる人がいる。それは理由があってのことだが、わが師はこの点について2冊の本を世に出された。

 その転生についての本は「人は輪廻転生するか」(平河出版)と「君は誰の輪廻転生か」(平河出版)である。そして輪廻転生の有無やなぜ、何が転生するのか、その転生の真実が詳しく記載されている。

 その中で「勝五郎の転生」と題した転生の例がその真実を教えてくれる。勝五郎の転生は江戸末期に起きた話で、ある大名の領地内に起きた不思議な一大事件として、差配の役人が領主に逐一報告したもので、この記録は小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)が蒐集した「勝五郎の転生」と題して、「小泉八雲全集」に納められている。

 勝五郎は自分の前世での生活を詳しく語った。その事実を確認するために調査が行われ、すべてが真実と確認された。そして勝五郎は自分が16歳で死ぬ齢や死因まで告げている。

 日ごろの生活で特記されるのは「自分は仏様だから、大切にしてください」と話し、「死ぬことは何でもないことだよ」と話したという。

 わが師は勝五郎をシュダオンの聖者だと話される。仏道修行では霊性を得るための修行であり、その修行の成果により、シュダオン、シダゴン、アナゴン、アラカンの聖者となりついには輪廻の輪が切れて、この世に輪廻しない魂の昇華を果たすのであると。

 シュダゴンの聖者は「7来」といって7回の輪廻を、シダゴンの聖者は「3来」といって3回の輪廻で、そしてアナゴンの聖者は1回で仏界へ到達し、この世との縁が切れるとされる。

 仏道修行は単なる今生の幸を求めて行うだけでなく、その最終目的はこの苦しみと悲しみの世を卒業し、二度とこの世に輪廻しない魂の救済を目指すものである。

 オムネク・オネクは、霊魂が最初は鉱物に宿り、植物、動物、人間にと進化し、無数の転生を繰り返しながら次元をあげ、最終的に創造主の身元へ還るのだという。

 これは真実である。まだわけが分からず理解できない人は、いま紹介したわが師の著書を読んでいただこう。

 

2019/07/14(日)


人は人生を計画して生まれる
 オムネクの本には次の大切な記事が書かれている。それは輪廻転生するときに、自分が体験し学ぶ事柄をあらかじめ決めてこの世に生を受けることである。

 なぜなら人は魂の存在であるから、その魂を進化させるためのあらゆる経験を必要とするからである。ある人生で体験したことで学びを深め、さらにそれに関した次の学びを得て魂を進化させるのが、この世に生きる目的だからである。

 金星人はこの地球のような苦しみと悲しみの世をすでに卒業し、進化した霊的世界に到達するも、まだ創造主の段階には及ばない。だから悲しみや苦しみがなくても高度な学びを得るために転生を繰り返して学ぶのであると。

 人は今生で学ぶ事柄を計画するも、その記憶はすべて消されて生まれてくる。それは前世で関係した相手との縁が破壊的な例であれば、今生での生活は困難を極めるからである。

 もし前世で殺された家族の一員がいたと知れば、その生活は困難を極めるであろう。しかし最近、生まれた子供が前世を語るケースが増えているという。

 オムネクの本でもその例が記されており、娘が18歳で亡くなることをあらかじめ知って、父母を悲しませるケースがあった。それは子供に対する愛を求める学びを得るものであり、魂の成長には手段を選ばない。

 オムネクは言う。あなたが今の状況に幸せを感じているなら、自分の人生プランに沿った生き方をしていると思ってよいでしょう。例え難しい問題や障害があっても、「これでいいんだ!」という自然なフィーリングを魂で感じるなら、あなたは魂としての自身の本姓に導かれているのであると。

 我々はどんな悲しみや苦しみがあろうと、それは前世で自分が決めてきた学びの道であると自覚すれば、この苦難に耐えてゆくことができるであろう。

 私もこの79年の歳月で、人には言えない苦しみや悲しみを経験してきた。今、オムネクの本を読んで大いに納得すると同時に、少しは心が休まる心境になってきたことを白状しよう。

 苦しみや悲しみは自己の魂を清め高める糧となるものであり、それは自分が自ら選んで今生に生まれてきたと思えば、少しは気が楽になるであろう。

 あなたはそうは思わないであろうか。

2019/07/13(土)


ネガティブな魂(霊体)
 金星から来た進化した魂を持つオムネク・オネクの本にこんなことが書いてあった。その本は「金星人オムネク・地球を救う愛のメッセージ」益子祐司訳(徳間書店)で、オムネクが地球に来た理由の一部でもある霊的な話が載っている。

 それは事故や戦地であまりにも突然に命を落とした霊や、自殺や殺害など、その死が情緒的にも身体的にもとても苦痛に満ちたものであったり、果たせぬ欲求や自分の人生への愛着が強いために、旅立ちを受け入れることができなかったとき、特に拷問や殺人などで命を落としたケースでは、最後の最後まで自分自身の感情に囚われて、自分を解放できないでいる魂を持つ場合である。

 この場合、魂はネガティブの権化となり、自分が死んだことを自覚できないで、縁のある場所や家族の生活空間で苦しんでいるのであると。そのネガティブな念は、縁者や家族にも影響を与えるものであり、オムネクの本にはこのネガティブな魂を癒し、その影響から逃れる方法が記してあった。

 私はこの記事を読んですぐにわが師を思い出した。釈迦の真の悟りは「人は魂の存在であり、人の進化とはその魂を清め高めて仏の存在にまで登り詰める」ことが仏道修行であるからである。

 そしてそのためにはネガティブな魂を癒し、もはや自分は死んだのであり、しかるべき輪廻のできる境涯を目指す、すなわち成仏を目指すポジティブな魂になることである。

 わが師の方法は、念の力で壇木に火をつけられた浄火で護摩を焚き、仏陀の成仏法により死者へテレパシーを送り、しかるべき往く道を諭すものである。

 私の親戚や縁者にもこの非業の死を遂げられた人がいる。私はそれらの人々をすべてわが師にお願いして解脱成仏させていただき、その苦しみから逃れて次なる輪廻への道へ導いていただいた。

 金星人のオムネクが、私が今修行中の釈迦の教えと同じ課題を地球人に教えていることに、驚きと喜びを禁じえない。

 オムネクは、地球人の精神的な分野における進化の遅れを諭し、その方法を教えてくれる。それはわが師も同じ。人類は早く霊的世界に興味を持ち、人が往く真の世界を探索する心の準備をしなければならないのである。

2019/07/12(金)


後期高齢者医療
 75歳以上が加盟する後期高齢者医療の年間治療費が、一人当たり年間91万円に達したという。この膨大な医療費は一体誰が支払うのであろうか。

 私も家内も後期高齢者医療の年代となり、病院と縁が切れない。私は若いときに発病した不安神経症が未だに完治でず、薬だけの処方を受けている。

 家内も昨年から後期高齢者となり、私よりはるかに多くの処方を受け、その治療費は私より多い。しかし91万円もの医療費は驚くべきで、私は不安神経症の薬を頂くだけで、年間4万円程度である。

 だが、先日から入れ歯が合わなくなり、ぐらぐらの歯を1本抜くことにした。歯を1本抜くだけで1万円程度もかかり、歯医者への支払いも5万円程度になろうか。

 私の個人負担は3割だから、重篤な病気になれば大きな負担となろう。歯医者は超満員で、すべては私のようなお年寄りである。そして私の近くに個人営業の医院が林立しだした。

 それは15分おきに通る電車の駅に近いためでもあり、歩いて数分のとことろに整形外科や眼科、内科に歯科など、気軽に診察が受けられる便利なところとなった。

 高齢者の治療費が年間91万円は、80歳や90歳の超高齢者によるものであろう。一度病気になり入院すればすぐにこの額に達しよう。

 老後の健康管理は自己責任であるが、私は河川敷の畑で野菜を作り、家内と散歩し、家では読書と瞑想を欠かさない。おかげでこれといった病気もなく、今まで健康を維持できたのは幸いであった。

 人生百年時代。今はあまり写真撮影に出かけないが、若いときから撮りためた写真を毎日更新しながら、往時を偲んでいるのである。

 心に余裕を持ち、精神的な安定感を得ることは健康の秘訣である。最近は金星人のオムネク・オネクの著書より、この世で何を学ぶかを熟慮する毎日である。

 人は輪廻転生して、魂の進化を目指す。その人として生まれた意味を理解し、日々を感謝で過ごすことだけでも健康を与えていただくのである。

 この齢になっても、元気で自分の信条をネットで語れることに感謝の念しか浮かばない。

2019/07/11(木)


イラン核合意破棄
 アメリカのトランプ大統領がイランの核合意から離脱し、経済制裁を強化した後、事態は深刻な状態になりつつある。イランは経済制裁破棄に向かって合意をやぶり、ウランの濃縮度をあげると宣言した。

 合意された3.65%から5%へ、発電用の濃縮度まで高めたことを宣言する。そしてアメリカの制裁が強まれば20%までの濃縮を強行すると宣言した。

 ここまで進むと原子爆弾の濃縮度90%以上までは時間の問題である。イランは戦争を好まないと宣言するが、アメリカがより強度の制裁に踏み切れば、事は楽観できない。

 それは戦争の糸口を作り、最悪の場合は戦火が引き起こされるであろう。人類は進化の途中で、通過しなければならない核を扱う道を選んだ。

 すでに日本が2発の原爆を食らい、その悲惨な非人道的な戦争を世界が認識した。しかし、事は再度起きる可能性がある。わが師は「輪廻する葦」という著書の巻末で、原爆は三度落ちると予言された。

 今やこの世界は破滅のカルマが一面に覆い、それは日に日に厚く濃くなりつつある。それが頂点に達した時、原爆は落ちるのだ。

 この危機を案じた宇宙の同胞たちがアメリカやソ連の指導者に対し、愚作を戒めた事実は公表されていないが、アメリカの名だたる大統領が金星人のバリアント・ソーなる人物から、核実験など核を操る愚を諭したことは知る人とぞ知る。

 私の手元には地球の現状を危惧した宇宙の同胞たちが選ばれた人を拉致し、彼らの星に連れてゆく途中で核戦争で壊滅した星を見せられ、人類の愚作に警鐘を鳴らされたことは体験本に詳しく記されている。

 例えば青森県の地方公務員だった上平剛志氏はプレアデス星訪問の帰りに、核戦争で壊滅し突然変異で異常な世界に変質した星を見せられた。

 そしてフランス系オーストラリア人のミシェル・デマルケ氏はティアウーバ星へ訪問する道すがら、核戦争で壊滅した廃墟の星を見せられている。

 核を操ることは、「宇宙の法則」として厳に戒められていることである。その核を放棄は愚か、戦争の兵器として使う人類の未来は破滅しかありえない。

 この混沌とした世界は、精神的な進化が極度に遅れ、心の赴くままに行動する社会となった。その例がわれ良しの権化である、アメリカのトランプ大統領であろう。

2019/07/09(火)


金星人オムネク・オネク
 この広大な宇宙はどんな構造で、どんなシステムで、どんな生物が住んでいるか、あなたは考えたことがあるであろうか。この我々が住む天の川銀河だけでも2000億個の星があり、太陽系を作り規則正しく運用されている。

 そして星々には多くの人類が住み、その進化度もカテゴリー1から9まで千差万別だという。我々の太陽系はかって木星が太陽であり、2連星の形態であったが、その木星が衰退し、現在の形になったという。

 ここで金星から来たオムネク・オネクについて数冊の本が出版されている。彼女はかってフランス革命の時代は地球人であったが、魂の進化により金星のアストラル体(五次元)世界に生を受けるも、この地球がまだ赤子のような発展段階にあるのを知らしめるため、自ら進んでアメリカのある少女と入れ替わって育ち、かって金星が辿った進化の道を地球人に伝え、地球におけるカルマの解消とこの苦しみと悲しみの星地球を進化に導く使命を持って宇宙の真実を明らかしたのであった。

 金星もかっては地球と同じ進化度の低い星であった。その星がどうして五次元までに進化できたのか。その経緯は数冊の書籍に詳しく記されている。私はそのうちの3冊を買い、事あるごとに読んでいるのである。

 私はまだ少年時代からこの大宇宙に興味があり、故郷の合掌造りの2階のひさしに座り、満天の夜空にまたたく星々を眺めて空想してきた。

 その私の未知への探索は数十冊のスピリチュアルな本の収集により現在を迎えているが、時期が来てこの地球も次元上昇への準備をするときとなってきた。

 次元の上昇とは星そのものの波動が微細となり、三次元の世界では見えない次元の宇宙を指す。それは水に例えれば、エネルギーを与えれば高温となり蒸発して気体となり見えなくなる。

 反対にエネルギーをとれば液体となり、または固体となって見えるように、すべての物質は固有の波動(周波数)を持っているのである。そしてこの我々の住む三次元の世界では、パラレルに同居する世界を形成しているのである。

 すなわち、この世はパラレルワールドと共生する多次元世界であり、その魂は進化の度合いによって神仏、あるは創造主の領域に達するまで転生を繰り返し、進化を目指すのである。

 オムネク・オネクは金星のアストアル界(五次元世界)より自分の意思で波動を落とし、地球人となって人々を啓蒙する役を買って出た。

 現状の世界情勢や国内でのテロや内戦、そして人々の意識の退化や自然災害の多発はすべて人類の乱れた想念より発する。

 我々が今後どのように生きるべきかは、オムネクの警告が大きな教訓となるであろう。ちなみに私の手元にあるオムネクの3冊の本を紹介し、これからの生きる指標とされればこれに勝る喜びはない。

★「私はアセンションした惑星から来た」(益子祐司訳)徳間書店 2008年3月31日初版

★「金星人オムネク地球を救う」(益子祐司訳)徳間書店 2011年12月31日初版

★「金星人オムネクとの対話」(益子祐司訳) TOブックス 2013年9月30日初版

2019/07/07(日)


人生百年
 わが町内に住む99歳の老婆が元気そのもの。朝早くから家の草むしりや花壇の管理に余念がなく、三日明けずに我が家へ花を持って来る。

 家は息子と二人暮らしで、近所に娘が嫁いでいるので、食事のおかずは娘から頂いている。この老婆は私とは長い付き合いで、身の上話など何も隠さず話される。

 最近、齢には勝てず、両目の視力が落ちて緑内症になったという。近くの眼科で検査を受けたが、大病院を紹介されたそうで、100歳近い老婆の手術はあまり経験がないのであろうか。少し耳が遠く何度も聞き直すことがあるが、手術されるかどうか定かではない。

 新聞の死亡欄を見ても、時々100歳以上のお年寄りが亡くなっている。昔は稀だったが、今では珍しくなくなった。そして今日も花を頂くが、目の手術を話した後、「もう死にたくなった」と悲観的な言葉を聞いた。

 聞くところによると、波乱万丈の人生だったそうで、ついに弱気が出たようである。手術をしなければ盲目となろう。だがこの元気さだからまだまだ生きる力は残っている。

 100歳以上の人はすでに6万人を超え、どこでも見かける時代だが、このように元気な人も少ないであろう。人の寿命は天から与えられた運命である。

 いつ、どこで、どんな死を迎えるか。ピンピンコロリが理想だが、わが師は常に修行中に眠るように死ぬのが理想であると弟子たちに話された。

 そのわが師は95歳にして、北海道で行われた月の行事である例祭から京都へお帰りのとき、伊丹で旅客機を降り、車椅子で改札口へ向かわれるとき、眠るようにお亡くなりになった。

 師は生前の言葉通りに、その生涯を仏道修行一筋に尽力されて成仏された。私も弟子として学ぶ日々。もうすぐ80歳を迎えるが、師にあやかり長寿を全うし、元気なうちに眠るような人生を終えたいものである。

2019/07/05(金)


予見された豪雨時代
 今、九州の鹿児島や宮崎が豪雨で災害の危険が迫りつつある。梅雨前線に湿った大量の雨を含む雲がかかり、えびの高原では通算1000mmを超えたという。

 この豪雨はすでに予見されたものである。その原因は地球温暖化が原因であり、地球・先史文明研究家の浅川嘉富氏が多くの本にして警告されているのをご存知であろうか。

 浅川嘉富氏は、大手損保の次期社長という重責を投げ打ち、これから始まる地球という星の未来を予見され、人類に警告を発するスピリチュアルな面で活躍される方である。

 氏は人類がまだ知らない霊的世界を探索するため、世界の霊覚者を訪ねて本にまとめて出版されている。その総括が「2012年アセンション最後の真実」(学研)であるが、読まれた方がいるであろうか。

 氏は2011年の1月にニュージランドへ向かわれ、先住民族のワイタハ族のポロハウ長老と会見され、2011年1月12日を持ってストーン・クロック(石の時代)から、ウォータークロック(水の時代)へと移り変わる重要な日であると教わる。

 ワイタハ族は5000年の歴史を持つ先住民族で、龍神を祭り守護していただくまれな民族である。それは長い歴史を経て神界から伝えられた秘教であった。

 わが師もこの龍神と深い縁があり、あの京都の冬を彩る「あごんの星まつり」で顕現された金龍の写真は、私も大切に保管している。

 このウォーター・クロック時代の到来は、ワイタハ族が宇宙の同胞たちから伝えられた戒めであるという。

 このようにしてこの地球と言う星は、今から大きな変容を迎える。それは人類が積み上げてきたわれ良しの世が終わり、次なる精神的に発達した高度な文明が起きる前触れの現象である。

 地球の文明はゴンドワナ、レムリア、アトランティス、ムーと言った文明が栄え崩壊していった。その原因は物質的な思いが強く、その物や金を扱う精神的な分野での進化ができなかったためである。

 特に危険なのが、核を持ったことであろう。核を使えばこの地球は致命的な影響を被ろう。それは地球のみならずこの太陽系にも甚大な影響を及ぼすため、かの宇宙の同胞たちが間接的に警告を発するのである。

 この豪雨災害は序の口である。これから始まる地球規模の大災害は次第に勢いを増して続発するであろう。そして最後が転変地異である。この転変地異により、地球を無垢の状態に作りなおし、新たに進化した人類を受け入れるのである。

 その端緒は専門家が発する南海トラフの大地震と富士山の噴火であろう。その確率はこの30年以内で70%を超えると言う。

 これから始まる変容(アセンション)がどんなものか、それは浅川氏の著書「2012年アセンション最後の真実」(学研)を読んでいただこう。

2019/07/03(水)


格差社会
 今、NHKテレビでは、一家の平均年収が551万円で作年より6万円減となったと報じた。しかし生活が苦しいと答えた人が57.7%もいたと言う。

 この数字は共稼ぎや大企業に勤める正社員の話で、退職した年金生活の人には関係ない。実情は一人当たり厚生年金で200万円程度、国民年金では100万円に満たない。

 そして今日、歯医者で週刊誌を読みながら順番を待っていた。週刊現代で、2030年には年金制度を廃止し、生活できない人には生活保護を導入する計画があると書いてあった。

 今、テレビのニュースで発表された国の税収入が60兆円を少し上回り、バブル期の平成2年の最高値を上回ったという。しかし、今年の予算が100兆円を上回る額になったが、40兆円は借金として積みあがる。
 
 すでに国の借金は1000兆円を上回り、世界に冠たる借金大国となった。まだ破産の気配はないが、これが国民総資産を上回れば国家破産となる現実味が生まれる。

 この日本は2度、国家破産を経験してきた。それは幕末の動乱期であり、第二次世界大戦で敗戦となった昭和20年代である。国は大国のアメリカに勝つために、戦費を国債に頼り、また資源がないためあらゆる金属を供出させた。 

 終戦の5年前に生まれた私は、田舎の合掌造りの家で、春はジョウバという木の若葉をご飯に混ぜて食べ、粟や稗、キビは常食だった。そしてツマイモの葉の茎をおかずにして食べた記憶が蘇る。

 あるとき、家の隣にある蔵で、戦時中に発行された国債の証書を発見する。金額は1000円だった。水のみ百姓の我が家によくもお金があったと思うが、試しに銀行へ行き紙幣に交換できないか聞いてみた。

 当然ながら結果は否で笑い話しで済んだが、国家破産は膨大なインフレを招き、生活は困窮を極める。親しいA子さんは体が不自由だが、これも戦後の肥立ちのせいだと言う。

 この恵まれた地球の国家でも破産は起きる。石油大国のベネズエラでも破産し超インフレで、多くの国民が国外に脱出していると聞く。
 
 名は忘れたがアフリカの小国でも、国家破産で生活ができずヨーロッパを目指すなど、今後の世界情勢が危惧されているのである。
 
 この世は貨幣経済で成り立つ。それはまだ赤子のような星に住む我々だが、先日書いた金星人のオムネク・オネクが住んでいた五次元世界の金星が良い手本となろう。

 すべての星は進化を義務付けられている。そこに住む人類も同じ。この地球も時が来て、もうそろそろ次なる次元への旅立ちが近づきつつあるのをご存知ないであろうか。

2019/07/02(火)


地球温暖化
 九州や四国が梅雨の大雨で被害が出ている。昨年の西日本豪雨災害ほどの大規模な被害は発生していないが、まだ大雨は続くようで心配である。

 地球規模の気候変動は明らかに感じるようになってきた。高温や寒冷、どちらも過去に例がないような記録的なものとなり、フランスでは46℃に近い高温となり、メキシコでは2mもの雹(ひょう)が降ったという。

 この梅雨時は大雨による土砂崩れの災害が一番心配となる。私は富山市に我が家を建てて38年、土砂災害はないが田舎では裏がブナの原生林で、その山を少し削って家を建てていた。

 すでに6年前に解体し今は更地となったが、この裏山が崩壊すれば集落に甚大な被害を与えることが考えられる。いかし、その心配はない。

 それは林がブナの原生林だからである。ブナの木は広く深く大地に根を張り、水分を蓄える。それが豊富な地下水となり、長い年月を経て流れ出るのである。

 家の裏には樹齢数百年もある巨大な栃ノ木があった。毎年多くの実をつけ、それを乾燥させて餅に混ぜた「栃餅」を作るのが冬の保存食であった。

 今は新緑の時、私は幼いころから中学を卒業するまで合掌造りの家で育ち、急な裏山のブナの林を登り大自然の息吹を満喫してきた。

 その景観は私のHPで多くを紹介しているが、写真のコーナーをクリックすれば「今月のテーマ」が出てくる。これは毎月の初めに更新するもので、今月は「森の精霊」と題して、4枚の写真を載せた。

 今はお盆の墓参りしか行かないが、懐かしい裏山の姿を思いだしながら、往時を偲んでいるのである。

 この豪雨が最小の被害で済むように、天のご加護をいただこう。

2019/07/01(月)

My Diary Version 1.21
Written by 中村邦夫 CGI提供じゃわ