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2019/06 << >> 2019/04

タマネギほぼ全滅!
 畑のタマネギが異変を起こし、ほとんどのタマネギに穂が出て食用にならなくなり、また根が二つに割れてしまった。こんなことは初めてで、先日も書いたように今冬の暖冬のせいかもしれない。

 折角丹精こめて育てたタマネギも、すべてを捨てなければならない羽目になる。その理由は苗を大きく育てる際に使った硫安の影響あるのではないかと思う。

 硫安は苗を早く大きく育てるのに使う化学肥料で、隣のおじいさんに教えてもらったものである。その爺さんも高齢で耕作をやめ、今は姿を見ない。

 タマネギは比較的低音で発育する野菜で、穂がでる現象はどこの畑でも同じようで、苗を早く大きく育てた影響も関係したのかもしれない。このように今までなかった異常現象に戸惑うも、やはり気候の影響が一番響いたようだ。

 地球・先史文明研究家の浅川嘉富氏のHPでは、この気象問題や自然災害を取り上げて詳しく解説されている。今、異常気象や自然災害は地球規模で激しくなり、先日も北海道で39.5℃の高温になるとは信じられない暑さであった。

 昨日は書斎でまどろんでいると、家がガタガタと揺れ、地震かと驚く。すぐにテレビを入れるが、そんな報道はなかった。私の予想では震度2程度のゆれだったと感ずるが、報道がないとすれば何かの間違いだったのかもしれない。

 これから始まる地球の異変、地震や台風に豪雨、火山の噴火や噴煙、高温に寒冷など今までとはるかに違う異変が襲うことであろう。

 そして新たな世が到来するのであるが、その激動の世に耐えうるかどうか、老いてなお心静かに時の到来を待とうと思う。

2019/05/29(水)


狂人の続出
 今、テレビのスイッチを入れると、川崎市の登戸でスクールバスに乗ろうとしていた小学生や大人が、50代の男に刺され12歳の少女と39歳の大人が死亡、合計子供17人と大人2人が刺されて怪我をした。刺した男は自分を包丁で刺し死亡、その理由はまだ調査中である。

 この事件はすぐに海外にまで速報され、子供が大きな被害を受ける悲惨な傷害事件となった。先日も87歳の元官僚が車を暴走させ、2人の子供をひき殺した事件があった矢先の事件である。

 なぜに今、このような悲惨な事件が続発するのであろうか。その原因については地球・先史文明研究家の浅川嘉富氏の著書「2012年アセンション最後の真実」(学研)に詳しい。その中から一部を要約して転載してみよう。

 今、銀河の中心から注がれる生命エネルギーと呼ばれる高エネルギー粒子によって、地球の光の密度が次第に増加している。この生命エネルギーの影響を受けているのは地球だけでなく、太陽系の惑星も同じで、太陽からも強いエネルギーが注がれている。

 このエネルギーを受けて人類は次第に意識が高まり、肉体を構成している細胞そのものの振動数が上昇し、新たな次元への移行が進むのだが、それはDNAに組み込まれた遺伝子コードによって引き起こされるのである。

 その大量の生命エネルギーはすべての人に好結果をもたらすものではなく、意識がある程度のレベルに達していない人間には、意識の覚醒どころか、精神的な苦悩をもたらし、感情のバランスを崩して極度のうつ状態や人間とは思えないような残虐な行為や破壊行為に走る者が出てくる。

 それは意識の覚醒が進み、アセンション(次元の上昇)へ進む人と物質的な欲望から抜けだせず、心の素があらわとなって欲望のままに行動し、大量殺人や残虐な行為に突き進む人との分離であると。

 いかがであろうか。人類は過去何十万年も前から高度の文明を作りながら滅亡し、栄枯盛衰を繰り返して今がある。そして今、時期が来て最後の文明を終えようとしている。

 これによって人類は二分され、その魂の行く先は二手に別れるのだと浅川氏は述べられる。それは私も同感である。私は若いころからスピリチュアルな本を多く読み、人とは何者か、人はどこから来てどこへ往くのかを自分のテーマとして学んできた。

 その二分した人類の行く先が今、明確に示されようとしている。

2019/05/28(火)


塗装工事始まる
 外壁の塗装工事が今日から始まった。頑丈で複雑な足場を組み、ネットを張って安全で安心の工事が始まる。まずはさびた部分を除去するケレン工事からである。

 ここで私は今から11年前を思い出す。それは外壁がさびて塗装しなければならないと思っていた矢先、3軒隣の家が外壁の塗装を始めた。

 その業者が私の家を見て、ついでだからだと、私に塗装を勧める。ちょうど良い機会だと思い、見積もりを訊く。すると30万円だという。私は詳細な内容も訊かずすぐに承諾し、塗装工事が始まった。

 すると信じられないやり方で塗装を始める。それは足場を組まず、ハシゴだけでそのまま塗るのだった。労働基準法では1.5m以上の高さで作業する場合、足場を組むことが義務づけられている。

 そんなことはお構いなしで、ケレンも行わずそのまま塗りたくった。親分と若い男が3人、1回の塗装のみで一日で塗りあがり、現金を渡したらすぐに姿を消した。

 よく見ると一部で塗り忘れがあり、また窓に塗料が飛び散り私は自分で始末することになる。塗装をしなければとの強い思いと安さに負けて、見知らぬ業者なのに承諾した私はバカだった。
 
 あれから11年、前と同じ場所にサビが出て塗装をやり直す決心をして今を迎えた。今度は同じ間違いを起こさない。それはひいきの工務店に頼んで、綿密な打ち合わせの上で信用のできる塗装業者を紹介していただいたものである。

 見積もりは前回の2.5倍ほどになったが、これで安心して工事を任せることができた。前回はタイミングの問題と私の愚かな判断が決めたもので、以後慎重に業者を選んで今がある。

 これで家のリホームはすべて終わる。あとは私が死んだあとで何が必要になるかは残ったものに任せよう。先日もこの日記に書いたように、安さに心が奪われ、思わぬ心の「素」が出た自分であるが、自分はこの件から少しは成長したと思う。

 貧心(とんしん)=むさぼり・欲しいほしいと思う貪欲な心・執着
 瞋心(しんしん)=怒り・腹立ち・憎悪
 癡心(ちしん) =無知・迷い・因縁因果の道理が分からない

 これは人が基本的に持つ煩悩である。それを「三毒」として、まずは先に切らねばならない心の因縁だとわが師は述べられた。私にはこの「貧心」が強かった。

 だからこんないんちき業者に引っかかったのである。恥ずかしながら、あれから私は少しは成長した。その証が今回の工事である。

2019/05/27(月)


リフォーム
 今日は2階の廊下をリフォームした。築38年の我が家は、二階に80kgの息子の部屋があり、廊下を通るたびに異音がする。そしてついに床の一部が沈んでしまった。

 この家は38年前、故郷の知人の紹介で建てた家で、T住宅の建築であった。この知人はすでに亡くなり、家から近い家も処分し遠くへ引っ越された。

 この家は決して良い物件ではなかった。それは住んでみてから分かったもので、建築を請け負った会社はすでに破産して今は陰も形もない。

 この38年間、何回もリフォームをしてきた。当時の造りは風呂がステンレスの浴槽でタイル張りだった。暖房装置もなく、冬は寒きてしようがない。そこで独立した浴槽ユニットにしたものだが、暖房が効いて快適である。

 またトイレもしゃがんで用を足すものから洋式に変更する。これも便座が暖房が効いているから冬でもあたたかい。台所や居間も床や壁を張り替え、私の書斎も追加して完成したが、最後は月曜日から始まる外壁塗装だけが残る。

 この間、要した金額は600万円に近い。それは時代の要請であり、老いて便利なように衣替えをする費用となる。外壁塗装が終われば私の代でのリフォームは終わる。

 今、思いついたように、先日も書いたような不用品の整理をする気になった。ちまたにはリフォームして売り出す家や、宅地を手放す看板を多く目にするようになる。

 それだけ高齢化で空き家が増え、また老後の資金に宅地を手放す人が増えてきたためであろうか。わが町内の班では2軒の空き家があり、その1軒が売りに出され、どうやら買い手がついたようだ。

 この世は、確実に変化の時代に突入した。それは急激に進む少子高齢化の影響である。どこでも見られる空き家の売り出しは、そう簡単に処理できるものではない。

 私がこの世を去った後は、どんな世界が待っているか、それは誰も想像できないだろう。 

2019/05/25(土)


廃品回収
 毎年恒例の廃品回収が2週間後に迫った。それは小学校が行う廃品の回収で、広い校下で集めた品は相当の金額になる。私は毎年古本を提供している。

 それは家内の強い反対を押し切っての行為で、古い雑誌や機関紙、それに書籍である。過去何度もこの機会に捨ててきたが、家内の反対に遭うのが常である。

 家内はかって文学少女だった時代があり、今も多くの単行本を買い読みあさっている。大きな書棚は全部で8個あり、どれも満杯だ。もう高齢となり集めた本も不要のものが多いのに、私が捨てようとすればすぐに反対する。

 家内は本が好きだが、読んだ本を飾るのも大好きなのだ。今日は押入れを片付けていたら、家内が読んだ文芸春秋や私が読んだ古い機関誌が出てきた。

 そこでこれらの本を結束し、小学校の廃品回収に出すことにした。しかし、古い本はまだまだ沢山ある。先日も下宿していた孫が読んだ漫画の本を捨てようとすると、家内の猛反対に遭った。漫画はシリーズ物で、十数冊あったったが、私には興味はない。

 しかたなくそのまま本棚においていたが、家内のいない間に束ねて処分しようと思う。集めた本は2000冊を下らない。また古いビデオテープを入れた大きな紙袋も出てきた。

 私がまだ若いころに集めた世界の秘境を紹介するものだったが、再生する機械もなく、今では興味もなく処分しようと思う。そしてCDやDVDも500枚は下らないであろう。

 もうすぐ80歳となる私は、これらの作品には興味がなく、いつかは処分の時がっくる。それが今なのだ。近くに回収してくれる店があり、そこで処分してもらおうと思う。

 老いても家をゴミ屋敷にだけはしたくない。これからの人生はきれいさっぱりと、身を片付けるのが仕事となろう。

2019/05/23(木)


タマネギに異変が
 畑のタマネギがもうすぐ収穫期を迎える。ところが今年のタマネギが変だ。それは頭立ちと言って、花芽がてくるものが多数にのぼることである。

 頭(とう)が建てばタマネギは食用にならない。畝に植えた約80%ほどのたまねぎに頭が出た。こんなことは9年近くなるが初めてである。

 一体どんな理由で、こんなに多くのたまねぎが異変を起こしたのであろうか。その理由を考えるが出てこない。考えられるのは天候の異変であろうか。

 今年は秋から春にかけて寒暖の差が大きく、その温度変化がタマネギの成長に影響を与えたのではないだろうか。これで親しい人にあげる量が大きく減ることになろう。

 作物は気温を微妙に感ずる生き物である。種を撒く時期が早かったりすれば寒さで芽が出ないことが多い。多くの人がタマネギを植えているが、私と同じように頭立ちのものが多い。

 スーパーでは大玉のものが1個25円で売られている。こんなに安いと買ったほうが得かもしれないが、そこは作る楽しみを勘案すれば気にならない。

 人にあげて一番喜ばれるのはイチゴである。今が最盛期で、多くの人に喜ばれる。私はその笑顔がまたうれしくなるのである。

2019/05/22(水)


認知症
 家内の日常が変だ。物忘れが激しくなり、人の名が出てこない。しかし、まだ認知症ではないようで、人の名は高齢となれば誰でも出にくくなる。

 私も同じで、数ヶ月も過ぎてあの人を思い出すのに名が出てこないときがある。しかし、数時間過ぎると自然に思い出してしまうが、これは認知症ではるまい。

 家内は全国的な組織である「認知症と家族の会」で活躍している。もう入会して20年あまり。だがその本人が怪しくなってきた。

 今日も、昨日買ったおかずのてんぷらがないと騒ぐ。すぐに私のせいにして私に聞くが、知るはずもない。夕飯が終わり、台所の隣の部屋でお菓子を探していたら、そのおかずが出てきた。

 お菓子の下にあったから、恐らくお菓子と共にこの部屋へ運んだものであろう。自身も物忘れがひどくなったことは自覚しているようで、認知症の検査を受けようかと言う。

 私はまだ早いというが、とにかく物忘れがが激しくなり、心配していることはうなずける。家内は若いときから本を読むのが好きで、今でも老後に関する本を多く買い、毎日読書している。

 だが、その本を買っても読むのを忘れた本も多々あり、時々本棚から引き出して気づくのである。私は79歳になったが、認知症の気配はない。それはスピルチュアルな本を読み、瞑想するからであろう。

 瞑想の効果は脳を鍛えることである。座禅を汲み心を正して、無我の境地を目指す。その瞑想の本はわが師の著書「輪廻転生瞑想法」(平河出版)である。

 この本は三部作となり、誰でも行える簡単な瞑想法から、専門的な瞑想へ移る稀有な本である。わが師は仏陀と同じ瞑想により異次元への糸口、すなわち霊界への道を見つけられた。

 それは脳を鍛えることである。霊性を獲得するには、間脳の視床下部にある松果腺を活性化させること必須であるという。これは誰にも簡単にできることではないが、その部位が人智を超えた異次元へ向かわせるのであると。

 その松果体を活性化させる方法の一つに珪素が必要であると言う。かの最高度に進化した異星人は、この松果体が珪素でできているのだそうだ。

 だから私も次男が経営するホノカ社からウモプラス(水溶性珪素)を買い、毎日それを飲んで瞑想し珪素化を目指す。勿論、この珪素化は認知症防止にも威力を発揮し、ボケない頭脳を作る。

 今や65歳以上で5人に1人が認知症だとか。すでに認知症患者は500万人に達する。父も母も認知症だった。だが私はこの認知症だけはなりたくない。

 だから私は毎日、瞑想により脳を鍛えているのである。

2019/05/21(火)


おすそ分け
 「おすそ分け」とは、収穫した作物や果物の一部を親しい人にあげることを言う。今、私の畑では”いちごやエンドウ”が最盛期で、多くの人にあげている。

 特に”いちご”が豊作で、店で売っている1個70円ほどもする極大のいちごが多く採れた。主に嫁いだ娘にやるのだが、3歳の女の子が大好きで、一人占めして食べるという。

 サヤエンドウも豊作で、食べきれないので多くを知人にあげた。まだやわらかいエンドウは、ゴマあえや卵閉じにジャガイモとの煮物がおいしい。

 先日、町内の大掃除が行われ、家の前の溝掃除や公園の草むしりが行われた。私は除草機を使い、公園の大きく伸びた草を刈る。そして隣の奥さんが一人で溝を掃除しておられた。

 角地で側溝がL字状で長く、側溝の壁にはコケがびっしり生えている。女手では時間がかかるので、私も手伝ってあげた。

 わが町内も高齢化が進み、町をきれいにする掃除もままならない。だから老いてうまくできない人には手助けが必要となる。

 私も老いているが、まだまだ元気だ。少しでも皆さんのためにお手伝いしようと思う。畑の作物は私が趣味でやっているもので、有り余るほどで食べきれない。だからそのほとんど知人にあげるのである。

 今日はサヤエンドウを3人にあげた。店には売っていない品で、新鮮でおいしいため大いに喜ばれ、私もうれしくなる。次はソラマメである。これも大豊作でたわわに実を付けているが、あとしばらくで収穫できる。

 畑では土や野菜と会話し、健康状態を監視しながら、大きく育つのを待つ。肥料を与え、愛情をかければその分だけ大きく、元気な作物として私や知人の口に入る。

 全国的な俳誌である「雲の峰」を主宰される朝妻力様から頂いた俳誌の中から、私のHPで「今月のテーマ」の写真に添えた名句が光る。

 ”畑打って 人土ともに 生き生きと”(武田風雲)

 この俳句が私の人生を物語る。

2019/05/20(月)


ウォータークロックの時代到来
 今、屋久島では50年に一度の大雨が降っている。6時間に370mmの雨が降れば、どんな状態になるか想像もできない。1時間に120mmの雨が降れば、河川は大洪水となろう。
 
 しかし、その反面、中部地方の一部や四国では渇水でダムが干上がり、極度の給水制限が続いているところもある。

 わが富山県も晴天が続き、雨が降らない。火曜日は久々の雨になるというが、豪雨となり被害が出るような雨になってほしくない。

 この地球は確実に気候の異変が出てきた。それは予言されたことである。地球・先史文明研究家の浅川嘉富氏の著書「世界に散った龍蛇族よ!」(ヒカルランド刊)によれば、2011年1月12日を持ってストーンクロック(石の時代)から、ウォータークロック(水の時代)へと移り変わるのであると。

 この予言はニュージランドの先住民であるワイタハ族に伝わるもので、豪雨による災害やハリケーンによる風水害など、転変地異を伴って壊滅的な打撃を受ける国や都市がでてくるのだそうである。

 人類は科学や技術を発展させ、化石燃料をフルに使う文化を享受してきた。だがやっとその過ちに気づき、太陽熱や風力など自然エネルギーにシフトさせようと努力しているが、まだ序の口である。

 原子力エネルギーもあるが、原子を破壊してその膨大なエネルギーを得る方法は、天の意思に反するものだと思う。この宇宙は電磁波の海で、フリーエネルギーと呼ばれる無尽蔵のエネルギーで満たされているが、闇の勢力と呼ばれるヤカラにより封印されているという。

 この地球は創造主により作られた住処である。それは自然の摂理により運用される。だが人類はまだ進化の途中であり、科学や技術のみに重点が置かれ、自然の摂理を理解する精神的な分野では大きく遅れている。

 そのアンバランスが住処を汚染し、人の住めない星にしてしまうのである。私は未来予言に興味があり、多くの本を集めてきた。そのいずれもが精神性のない堕落した人類の末路を示唆している。

 ワイタハ族のポロハウ長老から教えられた予言の数々は、人類の出自から始まる。その詳細は浅川嘉富氏の著書から読み解いていただこう。 

2019/05/18(土)


塗装の足場組み立て
 今日から外壁の塗装工事が始まった。まずは足場の組み立てである。2日前に下見にきた業者が、今日の昼過ぎに来て組み立てを開始する。

 私と家内は二人で散歩に出かけて帰ってきたのが午後1時半、すると組み立て工事は始まっていた。作業員は2人で、一人は若い新米である。

 私の家は隣と距離があり、迷惑をかけないと思いつつも、事前に挨拶をしてお礼の品を渡していた。しかし、家の形状が四角ではなく、総二階でもないので、組みにくい複雑な構造になると予想していた。

 しかし、さすがは専門家で、あらかじめ計った寸法の材料を順序よく組み合わせ、見る間に組みあがる。玄関を除いた3方を組むのだが、何と2時間半の時間で作業は終了した。

 あまりにも手際良い作業に、ただ驚くばかりであった。私が現役時代は発電所の補修で、よく足場の作業を依頼してきた。私は発注者としてただ見ているだけだったが、その道に長けた職人の腕のすごさを再認識したのである。

 明日から塗装業者が来て、1,2階の塗装が始まる。塗料は最高品を使うことにした。その見積もりも思わぬ朗報で、思った以上に安くしてくれるという。

 先日の日記に書いたように、今回の工務店は以前と違い誠に良心的だ。見積もりも塗装業者が決まらない前に工務店が自身で見積もったものだが、業者が安くした分を差し引いて契約してくれた。

 これで家のリフォームはすべて完成する。あとは私が死んだ後の話だが、それは息子にお任せしよう。

 持ち家を維持するのにもリフォームなどで大金が必要となる場合がある。老いれば家の管理もママならないので、一戸建てを売って町の中心部でマンションを買う人が多くなった。

 しかし、そのマンションも維持管理で、毎月1万円以上の積み立て金が必要だという。借家に住めば家賃も高く、老後の生活費もままならない。
 
 恐らく、月5,6万円の国民年金だけで余生を送るのは容易ではない。認知症や老衰で介護が必要になり施設のお世話になれば、莫大な蓄えが必要となるが、私にはそんな大金はない。

 だから健康でピンピンコロリと逝きたいが、それは天のみぞ知る。

2019/05/17(金)


ジュセリーノの予言
 私は今、ブラジルの予言者ジュセリーノが関係国や個人に送った予言を記録した「未来からの警告」(たま出版)を読んでいる。

 ジュセリーノは明晰夢により、未来の出来事を詳しく明確に知らされ、それをまとめて文書として世界各国の元首や関係者に送った。文書は郵便で送られ、その発送記録はすべて証明付きであった。この明晰夢はまだ10歳に満たないころから始まり、毎日のように夢で知らされるのである。

 著者の紹介欄では、1960年生まれのブラジル人で、9歳のころから光球に遭遇後、夢による予知能力を発揮し、次第に地球規模の天災や大事件を世界各国に手紙で知らせるようになる。現在は塾の語学教師をしながら啓蒙活動を続ける3男1女の父とある。

 この予言は世界各地で著書となり、日本でも数種の予言書として出版されており、私が今読んでいるものは2008年4月に発刊されたものである。

 恐らく皆さんはこの稀有な予言者ジュセリーノをご存知と思うが、この地球がどんな運命を辿るか、それは2043年には転変地異により人口の8割が死に至り、2050年には地軸が変わり地球の運命が尽きるとある。

 ジュセリーノが天から啓示を受けるのは、警告することにより政府や各自が予防対策をとってもらうことと、人間の思想を変えることだという。

 極端な利己主義や物質主義を捨てることによって、地球のバイブレーション(波動)を高めるためである。そして数百万人の心が発するプラスエネルギー(祈り)により、最も悲惨な現象の激しさに対抗するエネルギーが生み出されると説明している。

 ジュセリーノの予言は年月日に限らず、その事件がいつどこで発生するか時間までも予言できたことである。この明晰夢は地球が最後の日を迎えるまでの出来事であり、あらゆる災害や事件、環境破壊など多岐にわたる。

 この予言は多くが的中してきた。しかし、我々はジュセリーノの予言の真意が理解できず、現在に至っている。前にも書いたが、この物質文明に固執する限り、我々はジュセリーノの予言通りに終焉を迎えることになるかも知れない。

 当然ながら、そのときは私の姿はない。私の霊魂はどうなるのか。大よその予測はできるが、もう一度私はご縁があってこの地球上で学ぶ意義を考えてみたい。

2019/05/16(木)


外壁塗装
 38年前に建てたわが家も、外壁を塗装するときがきた。外壁はトタンのため、上部がさびて塗り替えるのであるが、いつもの工務店のお任せすることにした。

 外壁塗装はいろんな業者がいて、その見積もり額もさまざまだ。それは塗料をハケで塗るだけなので、どのようにも手が抜けるからである。だから信用のおける業者の選定が第一となる。

 私は家のリフォームをA工務店に任せてきた。その社長がいい加減で、何度も注意してきた。経営の才がなく、いい加減な見積もりをするので、店は相当苦しいようだった。

 あるとき、急用の資金が必要になったのだろう。次のリフォームのために、いくばくかのお金を預けてほしいと懇願される。私は断ったが、私のいないときに家内にお金の無心をしたという。

 それは急にお金が必要となり、5千円を貸してほしいとのことだった。家内は哀れみ1万円を貸したが、何度もこんなことがあり合計4万円にもなったという。

 あるとき車庫のペンキ塗りで、見積もった額では足りなくなったのか、1万円を追加してほしいと懇願される。最初は口約束だったので、つい仏心がでて、追加してあげたこともある。

 そんななか、あるとき、急に音信不通となる。恐らく夜逃げしたのであろう。これで家内が貸した4万円は二度と返ってこなかった。

 その後知り合ったのがB工務店の社長であった。誠実で謙虚な人柄で、やっと安心して任せられる業者にめぐり合えた。

 これも人生である。人との付き合いは自分と同じレベルか、+−10%程度の人としか縁がつながらないとわが師より教わった。それは夫婦にも当てはまり、自分が選んだ女のレベルは、自分と同程度と思えば間違いない。

 だからどんなに家内に非があっても、自分も至らない点があると考えれば、夫婦円満となる。リフォームでも良い業者にめぐり合えるのも自分の徳次第。

 私は過去のA工務店との関係も、自分のレベルの足りなさだったとして、今は何の悔しさも沸かない。

2019/05/15(水)


混沌としてきた世界情勢
 米中対立で国際秩序に激震の兆しが出てきたと、フランス国際関係研究所は、貿易戦争の激化から南シナ海の勢力争いで、米中が長きに渡って激しく対立する新時代に突入したと発表した。

 それは世界が二極化し、アメリカか中国かの安全保障にも重大な影響を与えるとの危惧である。関税の応酬は何の利益も生み出さないであろう。

 現にアメリカでも商品の売れ行きが激減し、商売が成り立たなくなる現象が起きている。トランプ大統領は中国関係以外にもイランとの核合意を反故にし制裁を強化すると発表し、イランも負けずに核開発を再開するとの声明を発表した。

 トランプ大統領が自国第一主義を唱え、他国を省みない自利の精神を強調すれば、この世は調和を欠いたわれ良しの世となり、その行く末はおのずと予想できよう。

 この地球は科学が進歩しても、その心は旧態以前のままである。本当は科学や技術が進めば、それを操る精神が共に発達して調和が取れるのである。

 私はこの広大な宇宙の星々に住む異星人について興味があり、多くの著書を集めてきた。それはかの宇宙人に拉致された人々の言であり、かの最高度に進化した宇宙人たちが教える地球進化の過ちである。

 彼らはこの地球がアンバランスな進化を進むのを見て、精神的な面をおろそかにして壊滅した幾多の星々を見せる。それは核戦争で滅んだ星である。

 今や核保有国は9カ国になり、精神的な面で劣る国がその核を保有するとき何が起きるか。その結論は誰もが理解できるであろう。北朝鮮しかり。そしてイランも核開発を再開すれば、より危険度も増すであろう。

 精神的な面での進化は「霊性」を持つということである。人は目には見えない神仏の世界で生きている。かの宇宙人はこの人類と星をランクつけし、最高度に進化し星をカテゴリー9とし、この地球は最低のカテゴリー1の星だという。

 この宇宙や銀河、そしてすべての惑星は目には見えない霊力により運営されている。人はもっと謙虚になるべきである。生かされている大地に感謝し利他の精神を持つことができれば、調和のとれた世界が開けるであろう。

 「人の依って来た道、往く道」を知ることが霊性の基本である。

2019/05/14(火)


イチゴ
 河川敷の畑でイチゴが実り、初食いした。今年も丹精こめて作ったイチゴは格別で、おいしかった。これからイチゴのシーズンで私より孫が喜ぶのである。

 スーパーでは大きな粒のイチゴが6個入りで、380円で売られている。消費税を含めれば1個70円ほどになり、高価このうえない。

 イチゴ栽培は難しい。私は0.02mmのポリエチレンの膜で畝を覆い、雑草を生やさない。そして花を咲かせる前に小さくて貧弱な実をすぐるのである。

 イチゴ栽培で一番の難点は、熟したイチゴをカラスに食われることだ。ヤツは人がいても近づき、隙を狙う。だから必ず網をかぶせなければならない。

 イチゴは食べやすくおいしいので人気の果物であり、河川敷では多くの人が栽培している。今週末には最盛期となるが、孫の喜ぶ顔が見えるようだ。

2019/05/13(月)


国の借金
 財務省が発表した国の借金は、2018年末で1,103兆円となったという。それは国内総生産(GDP)の235%で、先進国で突出した借金である。

 17年度に比べ15.5兆円増えて3年連続で過去最大を記録したものである。その主な増加は、高齢者の年金に医療、介護など福祉関係であり、今後益々借金は増えるであろう。

 報道によると、国の借金が増えても心配ないとの「MMT理論」があるそうだが、否定的な見解が多い。国民一人当たり800万円を超える借金は返済の見込みどころか、加速度をつけて増えるであろう。

 かってこの日本は2度国家破産を経験した。それは幕末から明治へ至る変換期と第二次世界大戦の敗戦である。借金の帳消しはハイパーインフレを招き、国民を貧困に導く。

 今、中米のベネズエラがこのハイパーインフレで、国民の生活は極度の貧困にある。産油国でありながらなぜにこんな事態になったのか知らないが、米ソが絡む国家の主権争いが続いている。

 我々は戦後、驚異的な発展を遂げてきた。その恩恵はすべての国民が享受してきたが、その結末が借金によるものだと分かれば喜んでばかりはいられない。

 この借金がいつまで持つか。そして国民の暮らしはどんなことになるか、少子高齢化が進むわが国の未来はおおよそ予想できる。

 後世につけを残す借金は、日本だけではない。私は高度成長の最中にその恩恵を受けてきた。その恩恵は今も続くが、子や孫の時代が心配である。

 今、豊かな国だと思う半面、貧困で苦しい生活を送る児童が多いという現実に、この借金大国日本の未来を憂えるのは、私だけではあるまい。

2019/05/11(土)


魂の学びA
 この試験に私は合格した。同行した2人は不合格だったが、後日、川崎の工場で面接試験が行われた。このとき同席した受験生は30人で、前日にも面接があったようなので、何人が面接まで進んだから分からない。

 私は田舎育ちで、偉い人の前で話したことはない。最高度の緊張を持って臨んだが、後日受け取った通知は不合格だった。上がってしまって、質問にまともに答えられなかったのが原因であろう。

 そして次に受験したのが地元の電力会社で、前にも書いたが機械課卒として37人が受験し、私を含めて4人が合格した。このときの面接は前に失敗していたので、落ち着いて適格に対応できたのである。

 まるで日本鋼管が予行演習であり、合格して当然のような結果だったと思う。電力会社は地元の会社であり、本当は父の薦めで家の近くにあった関西電力の水力発電所勤務を選びたかったが、機械課卒は大阪の火力発電所勤務となると聞き、受験を断念したものであった。

 念願の会社へ入社できた私は、富山市に家を建てて60歳で定年、63歳までの3年間は関連会社で嘱託として働き、今は16年が過ぎて79歳の老境にある。

 ここで思うのだが、もし最初に受験した日本鋼管に合格していれば、私の運命はどのようになっていたであろうかと考えるのである。

 人生はすべて自分が選択して生きた証である。その時、選択しなかった方の人生が分かれば、また魂の学びになる理由から、死後の世界でその人生を体験するのであると浅川氏は話される。

 なんとも不思議な人間の正体であるが、それは創造主が選択された魂の進化への方法であろう。

 人は無数の転生を繰り返しながら魂の進化を目指す。私も仏道修行で多くを学びながら転生を卒業しようと思う。それは仏陀の成仏法により、ジュダオンの聖者となり7回の転生、そしてジダゴンの聖者で3回の転生、次にアナゴンの聖者となってすべてのカルマを切り、輪廻の輪が切れ仏界に到達できる魂の昇華である。

 私はこの苦しみと悲しみの世にご縁があったことに感謝し、次ぎなる魂の最高峰である仏界を目指したいと、日々自分を律して善行に励んでいるのである。

2019/05/10(金)


魂の学び@
 地球・先史文明研究家の浅川嘉富氏のサイトを見ていたら、人が死ぬと霊界で自分が選択しなかった道を追体験する場合があると書いてあった。

 それは人生が右か左かの選択の連続だからであり、選択しなかった道も体験して学びを深めるのだという。

 この記事を読んで私は、自分の人生における一大岐路について考える。それは高校卒で就職するときの決断であった。私は幼少のころから船が好きで、大きな客船や貨物船の写真を集めてきた。
 
 そしていつかはその船を作る職につきたいと考えていたのである。だがそれは苦渋の決断であった。造船所は東京の川崎にある日本鋼管を選んだが、両親を田舎に残し一人東京に出ることへの心配である。

 しかし、私は受験しようと思った。それは日本鋼管の工場が富山県の新湊市(今は射水市)にあり、入社できればここで働くこともできると考えたのである。

 昭和32年の秋、受験するのは私のほかに電気課の2人が一緒で、夜行の汽車に乗った。上野に着いたのが朝の6時で、12時間の長い汽車の旅だった。

 受験場所は日比谷の公会堂だと記憶しているが、何と会場には約1200人ほどが試験を待っていたのである。当時は日本が高度成長へ入る入り口の時期で、受験生は全国にあふれていた。

 初めての東京で、右も左も分からない私は、どのようにして会場へ足を運んだか、今はすべてを忘れてしまった。試験はそんなに難しいものではなかったが、あとは結果を待つのみ。(以下は明日)

2019/05/09(木)


社会人一年生
 約2ケ月半ぶりに床屋へ行く。ここでは私は常連客で、格安なのが売りだ。朝は混むので昼一番に出かけた。案の定、客は少なく、すぐ椅子に案内される。

 すると初めてと思われる女の子が来て、髪形を聞く。私はいつものように刈り上げて欲しいと返事し、理髪師がはさみを持つ感触を確かめる。

 この若い理髪師は初めて見る顔で、どうも社会人一年生のようだ。連休も終わり、長い休みだったと思うが、普通5人の理髪師がいるのに、3人しかいない。

 髪型の調整が始まる。まだぎこちない手さばきで時間がかかる。通常この床屋は格安なので、仕上がりの時間は20分程度だ。

 いつもの理髪師の感覚と違い、ハサミの使い方がぎこちない。私は何度も髪型を指摘し、自分の思うような髪形に挑戦してもらう。

 やっと仕上がって鏡を見せられるが、何とか合格できるような仕上がりになったようだ。次はひげ剃りだが、今度はベテランの男の理髪師に交代して散髪は終わる。

 この連休明けはどこでも新入生が仕事を始める時期であり、これから多くの経験を積みながら、一人前の理髪師に成長するのである。

 しかし、理髪師の数が2人減っており、辞めたのか休暇か知らないが、繁盛しているのに人手が足りない。この業界でも人手不足なのであろうか。

 この日本は少子高齢化で、働き手が足りない。だから外国から専門職の若者を導入する計画を実施するが、未来は外国人の従業員で職場を占領されるかも知れない。

 少子高齢化は日本の国力を削ぐ。しかしその対策は至難の技だ。政府も対策に必死だが、雇用の安定のために定年の延長や賃金の割り増しも必要となろう。

 時間は待ったなしだ。未来の日本が安定して繁栄できるかどうか、それは働き手の確保がすべてを決める。

2019/05/08(水)


運命
 病弱なA子さんが道場へ来た。自宅から遠いので、仲間のT君が連れてきたものだが、私も長い付き合いのなか、久しく近況を語り合う。

 A子さんは大阪に住んでいたが長男を妊娠したとき、ご主人が不慮の事故で亡くなり、以後自分で商売をしながら財産を作ってきた。

 天性の商売人で、子持ちでありながら資産を蓄え自分の故郷へ帰ってこられた。それは日本が高度成長で景気が良かった時代の話で、その後失われた20年の時代となったが、蓄えた資産で悠々自適の生活を楽しんでおられる。

 しかし、運命は過酷なものである。それは老いて度重なる脳梗塞で入退院を繰り返し、またいろんな病気で苦しんでおられる。詳しくは語られなかったが、まだ脳梗塞が完治できず、今度は大阪の専門病院で手術を受けるのだそうだ。

 幸い一人息子が親の血を引き経営の才があり、電気工事会社を経営し、大繁盛で悠々自適の生活だという。問題は息子の嫁で、何とアルコール中毒だという。

 毎晩酒を飲み、自分を邪魔者扱いし暴言を吐く。終いには酒に酔い、殺すぞ!などと怒鳴られると、生きた心地がしなくなると嘆かれる。

 家は新築同然のようにリフォームしたが、親子の生活は危機的な状態にあると嘆かれる。私はA子さんのプライバシーを同意なく書いたが、親が息子夫婦と同居する難しさを書きたかっただけである。

 病弱な親を残して息子は別居できないであろう。どこのどんな家庭でも、大小さまざまな悩みを抱えてこの世を生きる。その原因は遠く過去世から引き継いだものである。

 だからそのカルマを少しでもやわらげるために、仏陀の成仏法により先祖を供養し善行を積み、カルマの解消に向かうのであるが、犯した罪はそうたやすく解消できるものではない。

 しかし、A子さんは今生で精一杯の先祖供養をし、来世に向かって自分の不徳を償おうと利他の行に励まれる。

 そんなA子さんを見て想うが、A子さんはこの善行により大きな徳を積まれているので、今生で苦しくても来世は幸せな人生を得られると確信するのである。

 それはわが師に師事し、仏陀の成仏法にのっとった修行をされているからである。仏陀の成仏法はカルマを絶つ霊力を持つ。

 私は毎朝、仏前に座り、わが師から拝受した生きる仏の「真正仏舎利」を拝み、わが身の不徳を善行によって解消するカルマの解脱法を欠かさない。

 人はさまざまな悩みを持ってこの世に生きる。それは魂を清め高めるためであり、仏道修行もその一巻である。

2019/05/07(火)


スピリチュアルな彼との出会い
 昨日はある会合で、昔から共通の考えを持つN君と出合った。彼との縁は30年前にさかのぼり、その関心事はスピリチュアル(霊的)な世界への憧れであった。

 会合が終わり、私はN君に語りかける。

 「今日はいろんな話題が出たが、これからの世界はどのように変革するだろうか?」

 すぐにN君が反応し、得意の未来予測の話になった。N君は霊感にすぐれ、人を見ればその人がどの程度の霊的レベルにあるか分かるという。

 人は霊的な生き物である。それは本体が魂であり、その魂を清め高めて魂の進化を目指すため肉体を借りるのである。そして気の遠くなるような歴史を経て、幾度となく文明が生まれ、また消滅してきた。現代の文明もまた終わりを迎えようとしているというが、次なる文明とは?

 N君は近年、大きな天災がより多く発生するようになり、この3年がピークになるという。すなわち、地球の浄化が始まるのである。

 災害は地球規模で発生し、水と天地が動く大変動が始まるのであると。具体的には巨大台風と水害による風と水の被害、そして火山の噴火や大地震など天災の多発である。

 彼の霊感が当たるか否かは、それは天のみが知ることであるが、私もそのような予感がする。

 人類は長い歴史の上で魂を進化させねばならないのに、未だにテロや戦争、大小様々な事件や事故による死や負傷が地球規模で蔓延し、苦しみと悲しみの最中にある。

 この10連休では多くの人々が休暇をエンジョイされたが、事故も多発した。今、先日紹介した地球・先史文明研究家の浅川嘉富氏のサイトでは、「天が与えてくださった学びの場」と題して、人類がこの世に生きる意味を詳述されている。

 この魂の学校で学ぶ我々は、あらゆる困難に遭いながら、地球上で幾多の経験をして死に至る。どんな未来が来ようが、それは自己の魂を進化させるチャンスと思い、「われ良し」になることだけは避けたいものである。

2019/05/06(月)


少子高齢化時代
 今日の子供の日に、15歳以下の子供の総数が発表された、それによると、現在1533万人で、平成元年の2320万人より800万人減少したという。ピークは昭和29年で、2982万人だった。

 この30年で800万人の減少とはすごい減り方である。と言うことは相対的に老人の数が増えたということであり、人口の減少が著しいことは実感できる。

 その現象はわが町内でもはっきり確認できる。私が家を建てのが今から37年前、元は田んぼだった地を埋め立てて宅地として売り出した。

 当時は高度成長の盛りで、またく間に売り切れ、家が林立することになる。そして若い夫婦が移り住み、子供が生まれてどこでも遊び声が聞こえたものである。

 時は過ぎ、子供が成長すると大学進学や就職で、その声は次第に少なくなり閑散とした寂しい町内となる。

 私も42歳で家を建てたが、今は80歳近い老境の身となった。それはどの家も同じである。私の町内は320軒ほどあり、私の班は15軒で構成されるが、子供は2人で老人の町となり、その老人も死んで空き家が増えてきた。

 15軒中、2軒が空き家、1人しか住まない家が3軒、夫婦二人暮らしが8件、子供のいる家は1軒に過ぎない。その空き家もリフォームして売り出しているが、売れる様子もない。

 少子高齢化は加速度をつけて進む。あと5年、10年も過ぎれば空き家が増えて死の町となりかねない。私の老後はこれから始まるが、どんな世が待っているか、それは想像だにできない世となった。

2019/05/05(日)


雪解川
 今月のテーマの写真を4枚更新する。今月のテーマは「春の風景」として、頂いた全国的な俳誌「雲の峰」から写真を説明できる俳句を選んでみた。

 浅妻力氏が主宰されるこの俳誌は、毎月200名を超える会員が投稿され、それぞれの階級に分かれて心情を詠まれる。その中にこんな句があった。

 ”立山の 空を揺らせる 雪解川”(窪田季男作)

 立山にはこんな川はないが、恐らく称名滝であろう。それは清らかな雪解け水を満々と湛えて流れ落ちる川を想われての作品であろか。

 私はこの句に日本一の落差を誇る称名滝を有する称名川の写真を添えた。称名川の源流は立山である。私は何度も立山へ足を運び、四季折々の写真を撮ってきた。

 豪雪の立山では今、雪の大谷が観光名所で、積雪16mにも及ぶ谷を割り、2450mの室堂への道路が開通した。そして連日多くの観光客が殺到されるのである。その室堂はまだ6mを越す深い雪原だが、その雪が溶けて清流となって称名川へ流れこむのである。

 風景は雄大であり、空を揺るがせるほどの轟音を発して流れ落下する称名滝は、格好の撮影ポイントである。

 山紫水明のわが日本。今や多くの観光客が外国から押し寄せる。そして風景のみならず、その人情にも感心されるのである。

 数々の名所を持つ富山県に住む私は、常に家のベランダから立山連峰を眺め、感謝の念を忘れない。

2019/05/04(土)


われ良しの時代
 令和の時代となったが、常に変わらぬ悪業がある。それは「われ良し」の時代だ。昨日は大阪寝屋川市で起きた事件がそうである。

 夜間、道路に張ったロープで、ミニバイクで新聞配達をしていた高齢の女性が引っかかり大怪我をした。警察は付近の防犯カメラから、市内の高校生2人を逮捕した。

 いたずら目的で、ロープを張ったことは認めているが、殺意はなかったと供述している。しかし、この行為がどんな結果を招くかは予想できたはずである。

 その行為は「転んだ人を見て楽しもうと思った」と、陰で見ていたという常識では考えられない愚行である。私はこの2人の供述を読み、また地球・先史文明研究家の浅川嘉富氏の著書を思い出すのである。

 今、銀河の中心から強烈な生命エネルギーが照射され、人類に覚醒を求める天からの采配がなされている。それは人類が長い歴史の上で、次なる次元への旅立ちを促すときが近づいてきたのに、その気配すら分からず、このエネルギーを不快に感じ、「われ良し」の愚行に走る現象である。

 その詳細は「2012年アセンション最後の真実」(学研)に詳しいが、浅川氏のサイトでも今日からその意義についてシリーズで連載されるという。

 浅川氏はこの地球が今、どのように変革し人類がどんな運命を辿るか、その未来予測を詳しく分析される。

 浅川氏のサイトを知らない人は、ヤフーで「浅川嘉富の世界へ」と検索すれば氏のサイトへ直通できる。

 これから始まる地球の最終章がいかなるものか。ぜひ多くの方々に知っていただいて、心の準備をしていただくのが私の願いである。

2019/05/03(金)


令和の時代が始まる
 新しい元号が始まった。諸々の式典を終えられた陛下には、日本国民としての大きな期待が待っている。NHKが皇居前で参拝者に聞いた令和の時代への希望は、「災害のない時代と平和な時代が」が大半を占めたという。

 当然な願望であろう。人類の一番の罪は戦争やテロなど多数を殺す殺人である。創造主が願いをこめてこの世に送りだした人々の命を、自ら殺し合う愚行は何としても止めなければならない。

 人は悪行により反省し、二度と過ちを繰り返さないよう自分を戒めなければならないのに、いかんせんその禁を犯すのが人間である。

 それが長い輪廻の上において積み重ねたカルマによるものであり、カルマの刈り取りをしない限り永遠に続くのが運命である。

 カルマの刈り取りには次の三つがある。それは、

1.相応の報い(自分が犯したカルマを他人から同じように受け取り解消する)

2.償いの法則(自分の悪行を善行によって解消する)

3.大いなる真理への気づき(天地自然、宇宙の真理を理解し、その法則に従って生きる) 
      出展:2012年アセンション最後の真実(浅川嘉富著)

 人は何のためにこの世に生を受けたのか、その目的を明確に理解でき、その生き方を踏襲すれば戦争のない真の平和がやってこよう。

 令和の時代もいろんな災害や事故、人々の争いが起きるであろうが、天皇のお志を少しでも理解し、魂の進化を図りたいものである。

2019/05/02(木)


令和を生きよう
 戦後73年、悲惨な太平洋戦争が終わっても、世界では戦乱が繰り返されてきたが、この日本は平和な時代が続いた。その根幹は天皇を象徴とする神国が基本にあるからであろうか。

 天皇の先祖は竹内文書によれば、宇宙から来た異性人だったと記されている。その時代は今とはまったく違い億単位の古い時代で、地球儀でも日本の位置は全く異なっている。

 そのころは世界の国々を日本の天皇が統治し、配下の重臣を各国に配置して、平和な関係を構築していたという。

 皇室は現在125代で、1300年有余続いているが、現在の皇室の先祖とどんな関係があるのかは分からない。

 この日本は神国である。恐らく竹内文書に書かれているように、天皇のルーツは、はるか昔の宇宙から来た進化した異星人の血が流れているのかも知れない。

 令和と名づけられた元号がどんな時代を築くか、その答えは誰にも分からない。天皇家はひたすら日本民族の幸せや世界の平和を願われる。

 それは象徴としての立場であり、長大な歴史を持つ先祖からの伝統であろう。万民に敬愛される天皇や皇后、この偉大な人格を持たれる天皇を持つ日本国民は、世界一幸せだといわねばならないだろう。

2019/05/01(水)

My Diary Version 1.21
Written by 中村邦夫 CGI提供じゃわ