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■さようなら 平成の時代よ
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今日を持って平成の時代が終わる。人生山あり谷ありと言うように、自分が理想とする人生を極められたかどうか、この齢になって想い起こすのである。
自分の人生はもって生まれた因縁(カルマ)によって決まる。それは長い輪廻によって作られたカルマであり、すべては自分の責任である。
昨日は昼食を食べながらラジオを聴いていた。すると令和を迎えるにあたり、この演歌が一番心に残るとアナウンサーが語る。それはあの天才歌手、美空ひばりの「川の流れのように」だ。
この曲は150万枚も売れたヒット曲で、個々の人生を物語るものである。私も昭和を49年、平成を30年生きてきた。山あり谷ありの人生だったが、この歌詞のように私は過去を振り返るのである。皆さんにも、この演歌を歌いながら過去を振り返っていただこう。
*川の流れのように (歌手:美空ひばり 作詞:秋元康 作曲:見岳章)
♪知らず知らず 歩いてきた。 細く長いこの道 振り返れば はるか遠く ふるさとが見える でこぼこ道や曲がりくねった道 地図にさえない それもまた人生 ああ川の流れのように いくつもの時代は過ぎて
ああ川の流れのように とめどなく 空がたそがれにそまるだけ♪
♪生きることは旅すること 終わりのないこの道 愛する人 そばに連れて 夢探しながら 雨に降られてぬかるんだ道でも いつかはまた晴れる日が来るから ああ川の流れのように 穏やかに この身をまかせていたい ああ川の流れのように 季節 雪どけを待ちながら
ああ川の流れのように おだやかに この身をまかせていたい
ああ川の流れのように いつまでも 青いせせらぎを聞きながら♪
2019/04/30(火)
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■改元迫る
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今日は月曜日、平成は明日で終わり「令和」となる。読売新聞の調査では令和の時代は良い方向に進むとした人が58%にのぼる結果がでた。
この世は加速度をつけて進む。それは技術の進歩であり、人々の意識である。私は毎日のように書くスピリチュアルな面を持ってみれば、意識の変革が良い方向へ進むとは思えない。
今、この宇宙を取り巻く未知の力が加速し、地球・先史文明研究家の浅川嘉富氏によれば、銀河の中心から生命エネルギーが放出され、人々に覚醒を促す糧になるのであると。
しかし、この強烈なエネルギーは我々には感知できない。このエネルギーは、時が来て太陽系の星に大きな変革を促す力となるものだが、特に地球では新たな次元へ向かう人類の覚醒を促すものであるという。
ただ残念なのは、このエネルギーを受けて人心がかく乱し、考えられない事件や事故が起きることである。それはまだ準備のできていない人々には不愉快な感情をかもし出し、それが動機となって考えられないせつな的行動にでることがあるからだという。
最近の事件を見れば明らかなように、人を殺すのは誰でも良かったなどと、自分の憂さを晴らすために何の理由もなく、重大な犯行に出るやからがいることであろう。
時代は加速度をつけて変革するであろう。それはこの物質主義の時代から精神性を重視した時代への変革である。人はお金や物に執着する限り、その進化は限界を迎えるであろう。
人の心を動かす元は精神性である。すなわち霊性である。この世が乱れるのは精神性がまだ貧弱な証拠であり、その精神性を高めることが今後に大きな課題となろう。
今、大きく注目されている本がある。その名は「かみさまは小学5年生」すみれ著(サンマーク出版)だ。この子は生まれる前から自分のことを知っていたという。
「人の依って来た道・往く道を知る」これが精神性であり、霊性である。令和の時代はこの精神性を高めない限り、良い時代とはならないと断言しよう。
2019/04/29(月)
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■宇宙からの警告
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私は今から32年前に発売された本を読んでいる。それは「宇宙からの警告」ケルビン・ロウ著(梶野修平訳)たま出版だ。作者はアメリカのカルフォルニア州森林局に勤めていた平凡なサラリーマンだったが、あるとき宇宙人に出会い、その後緊密な関係を保ち、彼らのUFOに案内される。
宇宙人は木星や冥王星の住人だと名乗り、たびたび彼らと接触して、この地球の危機と人類の生き方について学ぶ。当時は1950年代で、第二次世界大戦が終わり米ソの冷戦により盛んに核実験が行われていた時代であった。
彼ら宇宙の同胞たちは地球人が犯す危機ごとに地球人と接触し、破滅への道を諭して人類の滅亡を戒めていた。それは地球の核戦争への破滅が即、宇宙のバランスを崩し彼らの星にも影響を与えるからである。
その後、大きな災害や核の脅威が迫るごとに人類に接触し示唆を与えてきたが、あの東日本大震災でも数機のUFOが確認されたという。
極最近ではアメリカの当局が、航空会社にUFOに遭遇したらすぐに報告するようにとの通達を出した。私は見たことはないが、UFOは稀れなものではなく、世界中で多くの人々が目撃し、中には宇宙人と遭遇し、彼らの住む星に連れて行かれた人もいることは過去何度も記してきた。
米ソ冷戦時代は核戦争の危機の最中にあった。ケルビン・ロウ氏はそんな中にあって、彼らから多くの知恵を授かり、本にして我々に覚醒を促す役を仰せつかる。
人類の想念はバイブレーション(周波数)となり、地球が持つバイブレーションと共生する。地球のバイブレーションは地球軌道のバイブレーションとも共生するが、人類のバイブレーションが低いために、それらのバイブレーションとのギャップが地球の危機として成り立つと彼らは言う。
その頂点が地軸の移動である。それは過去の文明で何度も経験してきたことであるが、人類はまだ覚醒までには至らず、それがいつ起きても不思議ではないという。
地球人の想念が宇宙の想念に近づくことが理想であるが、今の人類は益々そのレベルが低下し、その結果は大きな事故や災害、環境の激変につながってくるのであると。
先日も書いたが、書店ではUFOの本が多数見受けられる。それは今の世界情勢が彼らの言うバイブレーションのアンバランスから来ていることを諭すためであろう。
彼らはこの乱れ切った地球は、地軸の変異により激変する運命にあると言う。俗にアセンションという言葉で表現されるが、汚れきったこの地球を一度大掃除し、新たな家に造りかえる時期が迫っていると解釈しよう。
人類が起こした環境破壊は、もう元に戻らないかもしれない。その解決法は彼ら宇宙の同胞たちから授かる想念に切り替えるしかないが、宇宙人の存在すら疑うやからがいることこそ問題であろう。
昨日から10連休で、休暇の楽しみで浮かれているだろうが、一度はこの地球の危機を真剣に考えてみてはいかがであろうか。
2019/04/28(日)
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■死が怖い
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今日の読売新聞の人生案内に、30代の女性が「死が怖くてたまらない」と投稿し、大学学長が答えを与えている。「死んだらどうなるのだろう」との恐怖は若い人には当然のことであろう。
私も以前はこの死について深く考えたときがあった。人はわずか80年程度で死に至る。そしてこの世から姿が消えて骨だけになり墓に収まるのである。
この女性の回答に、学長はこんなことを述べていた。それは「人間は星のかけらから生まれ、次の世代のために生き、死んだら星のかけらにもどる。そしてその星のかけらから、新しいものがまた生み出されるのである。」と。
星のかけらとは何を意味するかわからないが、私はこれを読んで意味不明だと感ずる。もっと分かりやすい回答がなかったものか、果たしてこの女性は納得できたかを案ずるのである。
ここで私の回答を記そう。それは釈迦の遺言でもある。人は魂が本体であり、肉体はその魂を入れる入れ物に過ぎない。だからこの悲しみと苦しみの世に出て多くを学び、また魂が他の肉体に宿り輪廻して、学び足りなかった部分を補填するよう生を受けるのであると。
魂とは如何に。それは創造主より与えられた意思を示す。その根幹は清め高められた意思であり、神仏の心でもある。
釈迦は死に対し、喜びを持って迎えられたという。釈迦なればこその思いだが、この世で得た悟りにより、更に進んだ魂を持って次なる輪廻を目指し、最終的には創造主の身元へ帰るのである。
だが我々は死の意味を理解できない。釈迦の教えを真摯に受け止められれば何も怖いことはない。それは魂は永遠であり、長い輪廻の末には必ず高次の世界へ到達できると信じればよいだけである。
人の死に方はさまざまである。よい人生を全うし、何の憂いも残こさずあの世に旅立つのが理想であるが、時には重い病や事故、災害など不慮の事故で死に至る場合もあろう。
それは何を残して死を迎えるかで決まる。特に悲惨なのが自死であろう。折角創造主より与えられた命を自ら絶ち、魂の進化を拒否する愚行だからである。
私も80近い老境となったが、若いころは大いに悩んだものである。だがおかげさまでわが師にご縁をいただいて、死の意味を深く理解することができた。
魂を清め高めるためには、善行が基本となる。それはわずかでも世のため人のためにと努力して、人に喜んでもらう心がけを持つことであろう。
私の理想はこの地球と言うカテゴリー1程度の星で多くを学び、魂を高めて来世はより進化した星に生を受けることである。その星は私の生まれた年が昴宿であり、昴星はスバル星と言いプレアデス星を示す。
私はその目標に向かって日夜努力を惜しまない。
2019/04/26(金)
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■近所付き合い
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家内が言う。町内のある班では、家族が亡くなっても一切連絡なしで、香典も出さないと決めたという。それほど隣近所の付き合いが希薄となった証であろうか。
昔は隣近所は親戚より親しかった。だからよく物をあげたり、もらったりして親交を深めたものである。時代は変わり人との付き合いが希薄となり、挨拶さえしない人もいる。
私は案外おおらかで、町内の人と会えば必ず挨拶を交わすが、返事がない場合もある。それはそれで結構。それは人それぞれだからだ。
今日の読売新聞でも、十数階のマンションに住むおばあさんが、夫が死んで寂しくなり、家を売って市営団地に引っ越したという。
それはマンションでは人間関係が希薄で、寂しくて仕様がないからだという。そして引っ越した団地では隣近所と親しくなり、充実した毎日を過ごしていると記してあった。
最近の調査で、2035年後になれば独居暮らしの人が30%を軽くオーバーするという。それらの人が死ねば空き家となり、孤独死する人も多くなることであろう。
今は個人の権利が優先され、お互いが助け合う風習がなくなった。だから変に付き合おうとすると異端とされ、相手にされなくなる。
私が住んでいた田舎では、まだそんな殺伐とした関係ではない。もう空き家だった家も解体処分し更地となったが、お盆にお墓参りをするときしか行かない。
そのときはまるで旧知の仲のように、親しく歓待していただく。それは衰退するだけの田舎で、久しぶりに会う親近感がそうさせるのであろう。
次代は加速度をつけて進む。そして人々との縁が希薄となり、われ良しの世となって人間関係も様代わりするのである。
私は毎日、かの異性人からのメッセージを書いてきた。詳細は本を読んでいただくしかないが、彼らはこの希薄となりつつある人類の未来を憂えて、縁のある人々を拉致して人としてあるべき姿を示すのである。
私の手元にはこの種の本が山ほどある。今日も一日雨で、畑仕事もできなかった。だから本を読んで宇宙の叡智を彼らから授かるのである。
2019/04/25(木)
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■滅びゆく星
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今日も暇でスピリチュアルな本を読んでいる。その名は「宇宙連合から宇宙船への招待」セレリーニ・清子、タビト・トモキヨ共著(たま出版)だ。
二人は宇宙連合の高次の意識体との通信で、チャネリングを通じて進化した星の知恵を授かる。この宇宙には数え切れない星があり、その星には多くの知的生命体が住んでいる。
高度に進化した星の住人は連合を組み、まだ赤子のような星に住む住人に援助の手を緩めない。それは自らが滅亡する危機を未然に防ぐ知恵を与えるためである。
二人の著者は宇宙連合の総司令官から彼らの宇宙船に招待され、地球の兄弟星であるベリアス星とメリセア星などいくつかの星へ案内される。
同じ血を引くこの二つの星の一つ、ベリアス星が50年前に滅びてしまった。それは今の地球のように人々の精神性が貧弱で、環境破壊や戦争の絶えない環境で、自ら死に至ったものであった。
この地球はその星の30年前に酷似しているという。この本は2002年に初版が発売されたから、会見から17年過ぎている。するとこの地球は後いくばくもなく、ベリアス星のように滅亡するかもしれない。
この危機を如何にして避けるか。その方法は宇宙連合の知恵を実行し、人々の意識を根本的に変えることだが、今の状況からして不可能な気がしてならない。
彼らは宇宙の同朋としてわが地球を救いたいという。だから意識の変革方法を詳しく諭してくれるのだが、あまりにも時間がないのが心配である。
この本が出版されて17年が過ぎたが、今の地球は益々人々の意識が先鋭化して、テロや内戦などの戦争や自然災害や事故の多発、環境破壊により悲しみと苦しみが加速している。
ベリアス星では人心の堕落で環境破壊が進み、生態系が激変し飢餓や貧困により次第に人口が減り、ついに住めないような星に変わり果てたという。ベリアス星がどこにあり、地球とどんな関係があったか定かではないが、この話は事実であろう。
今の地球の現状を考えてみると、環境破壊はまだ人類の生存には大きく関係しないが、大国同士のいがみ合いや内紛、大きなテロの続発、そして小さな国が国家の存亡をかけて核兵器を開発する愚が見てとれる。
カテゴリー9にまで進化した星は、当然黙ってみていないであろう。このように特定の人たちと交信し、また彼らを拉致して宇宙の真実を体験する努力を欠かさない。
わが師は生前に地球の破滅を危惧され、「破滅のカルマ」を切る仏道修行を弟子たちに残された。わが師はすでに地球の運命を視ておられたのであり、私も同じようにこの星の危機を感ずるのである。
あなたに地球の悲鳴が聞こえてこないだろうか。
2019/04/24(水)
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■最近の著書
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昨日はスピリチュアルな話を書いた。私は子供のころから遠い天体に興味があり、田舎の合掌造りの家で夜空を眺め、いろんな空想をしてきた。
田舎だから天体は澄み渡り、無数の星が瞬く夜空の星々には、どんな人たちが住んでいるだろうかと思って過ごしていたものである。
その性格は今も変わらない。成人になるとあらゆるスピリチュアルな本を買い集め、その総数は100冊を下らない。
今日は家内が欲しい本があるので、書店へ行こうという。私も最近本を買っていないので、宇宙の同胞たちと知り合う本がないかと車を出した。
この書店は2年前に新築された大型の書店で、総2階建ての店には驚くほどの本が並んでいる。早速スピリチュアルな本のコーナーに行き、私が求める本を探す。
しばらく書店へ行かなかったので以前と違う感覚になる。それはUFOに関する本が多く出版されていることだった。私は異性人との遭遇体験をした本を探してみたが、一冊もなかった。
私が集めた時代は「1999年7の月」のノストラダムスの予言や2012年のマヤ暦が終了するとの予言が主で、多くの霊覚者が世に出て、人類の危機を諭した時代であった。
しかし今、そんな予言はない。世の人はこの地球人類はこの先も永遠に栄えると信じていると思うが、人類のおごりが転変地異を起こし、過去に何度も文明が滅亡してきた。
その先史文明を書いた本はほとんどなかった。それは転変地異で大地が沈み、または浮き上がって以前の姿は跡形もなく消えてしまって、想像すらできないからである。唯一の著書は日本の「竹内文書」くらいのものであろう。
この世がどんな姿で次代へ引き継ぐか、そして人類はどんな進化を遂げるか。その未来予測は、私が常に引用する地球・先史文明研究家の浅川嘉富氏の著書「2012年アセンション最後の真実」(学研)を読んでいただこう。
2019/04/23(火)
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■同時多発テロ
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スリランカで悲惨な同時多発テロが起きた。6ケ所のホテルやキリスト教の礼拝所が自爆され、死者は290人を超え、負傷者も500人に達するという。犠牲者の中には日本の女性も1人いた。謹んで哀悼の意を表したい。
スリランカでは以前から内戦が勃発し、仏教徒やイスラム教徒、それにキリスト教徒などがいがみ合い、争いの種になっていた。わが師はそのスリランカのジャワルデネ大統領から真性仏舎利(釈迦の遺骨)を拝受されたのは、1986年(昭和61年)のことであった。
私はスリランカは敬虔な仏教徒だけだと思っていたが、この事件で宗教間のいざこざがテロにまで発展したことに驚きを隠さない。
文明が発展したように思うが、この地球はカテゴリー1のまだ赤子のような低い精神レベルの国で成り立つ。このいざこざが人類の滅亡にまでに発展し、環境を破壊し自らの生存を危うくすることを危惧した異性人が、以前から警告していた事実がある。
彼らは宇宙の法則である「自由意志」のため、直接的には介入できないので、間接的に特定の人を拉致して人類の未来を訴えるのである。
その一つがプレアデス星人である。彼らの星はカテゴリー8か9の最高度に進化した星で、そこの住む人々は我々の常識をはるかに超えた精神性を有する。
そのプレアデス星人に彼らの星に連れてゆかれ、地球人類に多くの示唆を与えられた人がいる。その名は上平剛史氏で、岩手県浪打村(現在一戸町)に住まわれた地方公務員であった。
その体験記は「プレアデス星訪問記」(たま出版)として2009年に出版された。もう20年前のことであるが、私も興味があり、その本を買って、今また読みなおしている。
プレアデスには貨幣制度なるものはない。それは高度に進化した科学や人々が住む星で、犯罪もなければ警察や裁判所もない。それは魂を高度に進化させた賜物で、「愛の奉仕行動を基本とする社会」であり、「誰もが平等に暮らせる社会」である。
彼らが特定するのは、「自分さえ良ければいい」というエゴの心を持つ人間がいないことであり、「全体を良くすることによって、自分も幸せになる」という考えだという。
上平氏が彼らプレアデス星人から受けた考えは十分納得できる。だがそれを自分一人で実行しようと思っても至難の技である。
私はわが師より釈迦の悟りを頂き、あらゆる心の因縁(欠陥)を無くすよう日々励んでいるが、持って生まれたものはそう容易く切れるものではない。
日々学んでいるわが師の教えを基本に私も魂を清め高めようと必死だが、今生での生活では志半ばであろう。だからまた輪廻して学びなおさねばならない。
自爆テロを行う犯人の心境は理解不能である。自分が犠牲になりながら、なぜに多くの罪なき人々を殺戮するのか。このまま人類がテロを繰り返せば、その結末は人類の滅亡である。
彼らはその件を特に力説して、早く精神性を高めよと諭すのである。このまま進めば人類の未来はないと断言しよう。
2019/04/22(月)
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■老いての運転
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東京池袋で、87歳のおじいさんが起こした車の事故が悲惨な結果を残し、多くの人が悲しんでいる。時速100kmの速度で交差点を直進し、赤信号を無視して31歳と3歳の母子が死亡、8人が重軽傷を負い、都の清掃車と衝突し大破した。
若い2人の命は悲惨極まりない。この補償、損害はいかほどになるか、見当もつかない。
高齢で運転すると、判断力や認知力、適応力などが減退し、事故を起こす確率が高くなることは自分が一番良く知っている。
私も79歳となり、運転能力は格段に低下したと感ずる今日このころである。実は私も87歳の老人に追突され、0.1秒遅れていれば今頃はこの世にいなかったかもしれない。
それは今から6年前、富山市の中心市街地である城址公園前の交差点で起きた。私は右に曲がるため、信号が赤になり青の→が出るのを待つ。
そして青の→が出たので、右折を始めてほぼ曲がりきったところで、後方に大きな音とショックを感ずる。何事が起きたと思い後方を見ると、軽四が赤信号を無視して直進し、私の車のバンパーにぶつかったことを知る。
すぐに路肩に停め、車を確認すると、バンパーがへこんでいた。警察に通報しようとふと交差点を見ると、パトカーが右折しようと停まっていた。恐らく衝突の一部始終を見ていたのであろう。
何たるタイミング! すぐに手招きして私のそばに来てもらう。衝突した老人も来て現場検証が始まる。警官が老人の年齢を訊くが、出てこない。
やっと昭和7年生まれですとの答えだった。それは87歳の高齢であった。私は老人になぜ赤信号を無視したかを聞くが、信号が点滅していたと意味不明の説明だった。
私は思う。右折が0.1秒遅れていれば、まともに横腹に衝突され、車は大破して自分の命も危うかったと思った。結果はバンパーの取替えだけで済んだが、運が良かったと神仏に感謝した次第である。
高齢になると運転能力は格段に落ちる。私はあと2年で免許更新となるが、これで最後にしようかとも考えているのである。
2019/04/21(日)
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■春の花 カタカゴ
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長かった冬もアッと終わり、すがすがしい春が来た。春は何と言っても花の季節だ。あらゆる花がその美しい姿を見せてくれる。
私の庭には水仙が咲き終わり、次いで今、チューリップが咲き誇っている。チューリップの花は多くの種類があり、それが混在すると誠にきれいだ。毎日、居間から眺め、気持ちよく楽しんでいる。
そのチューリップも今が盛り、次なる花は何であろうか。昨夜のNHKテレビでは、山の斜面に咲くカタクリの群落を放映していた。そうだ、次の花はカタクリの花をHPトップで飾ろう。
カタクリはわが田舎にも多く咲いている。昔の食糧難の時代、花の根を掘って乾燥させ、カタクリ粉として食した。今は群落を鑑賞するだけだが、昔から愛されてきた花である。
それは万葉集にも詠まれ、大伴家持はこんな歌を詠んでいる。
”物部(もののふ)の 八十少女(やそおとめ)らが 汲みまがふ 寺井の上の 堅香子(かたかご)の花”(巻19-4143)
「多くの乙女らが入り乱れて水を汲んでいる。その寺井のほとりにはカタカゴの花が咲き乱れているよ。」
カタカゴの花は美しい。それが群落となれば、また違った美を与えてくれる。明日からHPのトップを飾るカタカゴに注目あれ!
2019/04/20(土)
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■巨大地震は来るか
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台湾東部でM6.1の地震があり、震度7を記録した所もあったが、死者もなく軽微な損傷で済んだ。もうすぐ改元され、平成から令和となるが、今年の災害を占ってみよう。
今年は密教占星術で八白土星の年である。八白土星の定位は艮宮で、その象意は「古いものが終焉して、新しいものが発足する」、そして「変化・改革・変革」の年で、思いもよらない「変化・変動」が起き易い年である。
また「積み重ねる」という象意もあり、溜まったエネルギーは突然、放出され、地震や噴火、風水害にも注意が必要とある。
その大変化は5月1日よりの改元で、新たな時代が始まる。それでは過去に起きた八白土星の年の出来事を記してみよう。
1902年 伊豆鳥島噴火・西インド諸島火山噴火 1911年 浅間山噴火 1920年 中国海原地震 1929年 駒ケ岳噴火・世界恐慌 1938年 阪神大水害・夕張炭鉱爆発 1947年 浅間山噴火・帝銀事件 1956年 水俣病発見 1965年 ベトナム戦争勃発 1974年 三菱重工爆破事件・ウォーターゲート事件 1983年 三宅島噴火・日本海中部地震 2001年 アメリカ同時多発テロ 2010年 尖閣諸島漁船衝突・宮崎口蹄疫・ギリシア経済破綻
以上、主な事件をあげたが、やはり地震や噴火が多く発生している。今、日本では富士山の噴火や東京直下型地震、それに南海トラフ地震や津波など巨大災害が心配されている。
この地球は激動期に入った。それは自然災害だけでなく、国内や国家間の紛争、経済の衰退や破綻、人心の荒廃など多岐にわたる。
人々の意識が先鋭化して、ちょっとしたきっかけで大きな事件に至るリスクも高まった。それは毎日起きる小さな事件が示しているが、予測不可能な世が来ようとしているのを気づかれないであろうか。
2019/04/19(金)
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■チューリップフェア
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富山県砺波市で、毎年恒例のチューリップフェアがこの25日より開催される。今年はゴールデンウイークが10日もあるので、大勢の人でにぎわうことであろう。
富山県は有名なチューリップの産地だ。西部の砺波市や東部の滑川町に入善町など、今が盛りと咲いている。チューリップは誠にきれいな花だ。私は100本ほどを庭に植えて鑑賞している。
そしてこのチューリップを利用して瞑想を行うのである。わが師はこの花を凝視して、チューリップが持つ特有の雰囲気を味わうのであるが、その効用を次のように説かれる。
「オレンジのチューリップは、あなたを励まし元気を与えてくれる。あなたに行動する勇気を与え、コミュニケーションを助け、楽しい語らいの場が訪れる。それはあなただけでなく、まわりの人たちにも楽しい気分を与える。」とある。
私は過去、何度もこのチューリップの産地を訪れ、写真に収めてきた。広大なチューリップ畑は人々に安らぎを与え、勇気を頂く花である。
居間から眺めるチューリップは今が盛り。8種類ほどのチューリップは家族全員を癒し、気分を良くしてくれる。
このチューリップ畑の景観は私のHPより写真のコーナーで、「花園」を見ていただこう。
2019/04/18(木)
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■雪の大谷
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今日は快晴、立山連峰がすっきり見える。我が家のベランダから眺める連峰は、これ以上ないほど澄み渡って絶景となっている。
さすがは立山。昔は霊山として女人禁制の山だった。しかし今は深い雪の壁に人気が出て、この時期、特に外国からのお客が多い。
昨日も書いたが、その雪の大谷を見てもらおうと思い、このよもやま話のタイトルをクリックして私のHPへ飛んで欲しいと記した。
しかし、私のHPのアドレスは半年ほど前に新しいサイトに変更しており、その新しいアドレスに変更していなかった。私にはできず、すべては娘がやってくれているので、すぐに娘にお願いしてある。
私のHPでは、掲示板にも開通した日の大谷を載せている。もう20年前ほどの風景だが、今年は谷の深さは16mだそうだが、当時は19mあった。
今年は雪があまり降らず、富山市でも20cm程度で、近年にない小雪であった。しかし16mでもその風景は圧巻である。谷の上から覗いた写真も載せたので、その雄大さをご覧いただこう。
大雪は嫌だが、このように貴重な観光資源になり、溶ければ清水となって田畑を潤す。今は老いて行く気もしないが、在りし日の写真を見ながら当事を思い出すのである。
ゴールデンウイークは満員で、立山駅からのケーブルに乗れず、やむなく引き返した人もいた。この10連休はどんな様子になるか、その混雑ぶりが予想されるのである。
2019/04/16(火)
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■立山開山
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今日から立山観光の全線が開通した。しかし、朝から猛吹雪で2450mの室堂へは行けず、高原バスは不通となり、あの有名な「雪の大谷」観光は明日にお預けとなった。
立山の開山は室堂から立山トンネルで大観峰へ出て、ケーブルで黒部ダムを通り、長野の大町までの全線である。私は20年前に一度このルートを通り、雄大な立山の自然を満喫してきた。
そして写真を趣味とすると、開通と同時に室堂へ出かけ、高さ20mにも及ぶ雪の谷を掘削してバス道を作った「雪の大谷」の写真を撮ったり、山小屋に一泊して神秘的な朝夕の山並みを写真に収めてきた。
その記録写真は、この”よもやま話”のタイトルをクリックして私のHPへ飛び、「写真のコーナー」をクリックすれば、一番に「今月のテーマ」として4枚の傑作が映し出される。
私がよく出かけたときはまだ外国人は少なかった。しかし今は、主に東南アジアの人たちが押し寄せる。暖かい国は雪がなく、その驚異的な雪の深さに度肝を抜かされるという。
まだこの時期、立山観光をされていない方は私の写真が必見である。この写真を見れば必ず自分も見たいと思われるはずである。
豪雪が生んだ山岳の写真は、霊山の名にふさわしい。この10連休は多くの観光客で埋まることであろう。
お詫び* このよもやま話のタイトルから私のHPへ飛べると書きましたが、アクセスを修正していないためつながりませんでした。
私のHPアドレスは http://nakakuni.stars.ne.jp/ですが、早速修正いたします。
2019/04/15(月)
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■中島閘門
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昨日は快晴、家にいてもしようがないので自転車で桜の名所を撮りに行く。空は青く晴れ、桜が満開だ。
自転車で河川敷の道を漕ぐが、向かい風を受けて重くてしようがない。変速機なしの安い中国製を買って大いに反省している。それは「安物買いの銭失い」が的中してしまったからである。
足が痛くなるのを我慢して約5kmを走るも絶景にはほど遠く、帰りは今、大人気の運河に出て閘門を撮ろうと思う。
運河の中間点にある中島閘門は全国でも珍しく、パナマ式で2基の水門を交互に開け閉めし、水位差2.5mを船を浮かせて通過させる。
この運河は昭和9年に開通した運河で、当時は物流の幹線であり、周辺に多くの工場が林立していた。しかし今はただの水路になったのを、富山市が遊覧船を就航させて一躍観光の名所となった。
今は両岸に桜が満開で、この運河を通り富山港まで遊覧できるコースや水門を調節して船を2.5m浮かせたり沈めたりする閘門も人気で、多くの見物客がいた。
さて、この中島閘門とは如何にして船を上下させるか、その様子を明日からHPトップで紹介しよう。
2019/04/14(日)
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■チューリップと瞑想
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昨夜は不思議なことが起こった。私は毎日、午後10時に就寝するが、その前に瞑想を行う習慣を持っている。その瞑想はわが師の著書「輪廻転生瞑想法T」(平河出版)による。
この著書は三部作となっており、初版には瞑想の基本的な方法が記されている。瞑想の目的は輪廻して再びこの世に生まれたとき、自分の思うような人生を過ごすことを目的とする。
まずは花の瞑想である。いろんな色の花を眺め、花と一体になり、自分の願いを叶えてもらうのである。花と色により目的が異なり、自分がなりたい事柄が決まる。
例えばオレンジのチューリップは、自分を励まし元気を与えてくれる。自分に行動する勇気を与え、コミニュケーションを助け、楽しい語らいの場が訪れるとある。
私の家の庭にはちょうどチューリップが咲き始めた。そこでその1本を切り、花瓶にさして瞑想を始める。チューリップの花は昼間は開いているが、夜はつぼんでしまう。ところがである。
チューリップを凝視し、深い瞑想をして約5分。終わって花瓶を横にどける。そして1,2分が過ぎ、何気なくチューリップを眺めた。するとチューリップの花が開いているのである。
瞑想しているときはしぼんでいたのに、それが丸いコップのように花びらが開き、中のおしべやめしべが見えた。こんなことは絶対にあり得ないことである。どなたもご存知のように、昼は開いても太陽が沈めば必ずしぼんでしまうのがチューリップである。
私は瞑想しながらチューリップに問いかける。
「チューリップよ。今夜も美しいよ。開けばもっと美しくなるよ!」
これが現実になってしまった。瞑想は魂を清め高めるために必要不可欠なものである。釈迦は深い瞑想により、宇宙の真理を会得された。わが師も同じで、弟子たちにその瞑想の手ほどきを教えてくださる。
輪廻転生瞑想法は、幸せな来世の設計図である。それは自分がなりたい来世を願う瞑想法だからである。
2019/04/13(土)
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■98才ボランティア 万歳!
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1軒隣のおばあさんが超人的な人で、今年98才になったが元気そのもの。次男と二人暮らしで、毎日、朝早くから庭に出て身体を動かしている。それはボランティアとして、隣と向かいの家の草むしりをするのである。
わが町も高齢化が進み、両隣は60代の男性が一人暮らしだし、向かいの家は定年と共に引きこもり、座ってテレビばかり見ていたら歩けなくなった。息子と二人暮らしで、この2軒とも庭の手入れは一切しない。
近くの生協が退職した老人を雇い、格安で草むしりや蛍光灯の取替え、買い物などの援助活動をしているが、生協を頼む様子もない。
100歳近い老人だから仕事は遅々として進まないが、それでも数日かけて草1本ないきれいな庭になった。別に隣から頼まれた仕事ではなく、自分勝手に除草したものである。
世に「スーパーボランティア」というのがある。あの私と同じ齢のおじいさんが、全国の災害で被災した地区へ出向き、跡片付けを手伝うのだが、子供が山で行方不明になり、自分ひとりで探し出して一躍全国的な話題となった。
高齢になっても暇な時間を世のため、人のために働くことは容易なことではない。この二人は恐らくピンピンコロリで人生を全うされることであろう。
私もかくありたい。私の場合は畑で採れた野菜をあげることである。河川敷の畑で採れる野菜は家では食べきれないので、隣近所や知人によくあげる。
十数種類の野菜と会話し、その成長具合を見ながら大きく育つのを楽しむ。そして人にあげて喜んでいただく。これが私の老いて生きる人生である。
2019/04/12(金)
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■謎の知性体オーブ
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オーブというものを見たり、知っている方はいるであろうか。オーブとは小さな丸くて白い色のもので、写真に写ることから知覚することができる。
それは謎の知性体で、「霊放射」とも言われる。その実態は未だに謎で、どんな理由で、何を訴えるために出現するのか明確な理由は分からない。
特に霊的な雰囲気で多く発生が認められ、私も一度写真に撮ったことがある。今、なぜこんな話をするかと言うと、今年の宗教行事である”あごんの星まつり”で、遷化されたわが師の整骨を会場に運ぶときに写された写真が、このオーブで満たされ、雨のように写っていたからである。
その写真を載せることはできないが、オーブは聖なる場所で多く撮影される。それはデジタルカメラでフラッシュを焚くと、出現する場合が多い。
ここに一冊の書がある。それは私が集めた五次元文庫の「オーブ謎の超知性体」(徳間書店)で、アメリカの二人の博士号を持つ学者が書かれ、翻訳者は藤野薫氏である。
オーブとは何かが問題で、その出現する意味を推定されるが、オーブとはこの世の向こう側にある別次元の現実世界について、様々なことを教えてくれる霊的現象だと結論される。
それは時期が迫り、まだ霊的世界を信じられない人々に、霊やあの世の存在を知らしめる現象でもあり、未だに物質次元にこだわり続ける人類に警鐘を促すことが目的と断定される。
この世は何度も記すように多次元世界である。我々はこの3次元の世界に住んでいるが、目には見えない高次元が階層を成して存在し、高次元になるほど高い魂を持つ世界となる。
この世はあらゆるレベルの魂を持つ人々が住む魂の学校であるが、高次の世界に行けば同じレベルの魂の世界しか存在しない。
その霊的世界の仕組みが分かれば、今なぜ我々はこの地球と言う星で悩み苦しんでいるかが理解できよう。そう、人類はこの学校で何を学び、何を目的に生きるかを問うためである。
その目的が分かれば、ことは簡単である。人は魂が本体であり、その魂を清め高めてしかるべきレベルの霊的世界へ赴く。それがこの世の仕組みである。
オーブの出現はそのことを知らしめてくれる。死んだら無になると思う人は少ないと思うが、今一度、この世に生まれた意味を問いただしてみてはいかがであろうか。
2019/04/11(木)
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■新紙幣登場
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政府は長く続いた紙幣を、偽造困難な新紙幣に交換すると発表した。紙幣に印刷される日本の著名な人は1万円札が渋沢栄一、5000円札が津田梅子に、そして1000円札が北里柴三郎となった。
この発表に韓国が怒っている。それは1万円札で人物が渋沢栄一だからである。300もの企業の設立に携わった超実業家渋沢は、朝鮮半島が日本の植民地時代に紙幣に印刷された。
その末が今、怨念となって恥辱、歴史修正主義者、経済収奪者などの汚名を着せられ、痛烈な非難を展開している。
今の韓国は異常なまでに日本を攻撃する。戦時中の徴用工の問題で裁判を起こし、賠償金として携わった企業の資産を差し押さえて、その賠償金に当てるなどの行為は信じられない愚行である。
この問題はすでに解決済みなのに、日本憎さにどんなことでも行う政策は、アメリカまでも含み今後の行く末が心配される。
怒りや恨み、憎しみは人間が持つ最悪の因縁である。だからわが師は常にこの因縁を切る修行を強調された。その因縁を簡単に三毒と称し、次のように解説される。
1.貧心(とんしん) むさぼりの心、貪欲な心、いくら手に入っても際限のない貪欲な心
2.瞋心(しんしん) 怒りの心、これは一番悪い心の因縁
3.癡心(ちしん) バカや愚かな心で、因縁因果の道理が分からない心
人の幸、不幸はこの心の因縁が強いか弱いかで決まるといっても過言ではない。むさぼりや怒りは人間が持つ天性のカルマである。だからそのカルマを消滅させるのは容易ではない。
しかし、この因縁こそまず始めに切らねばならない心の因縁なのである。今の韓国の現状を見ていると、この悪しき因縁の渦を感じてならない。
その結果はどうなるであろうか。それは国民の集合意識として醸成され、個人のみならず国家の衰退を招く因となるはずである。
私にもこの因縁があった。だからこの因を切るために私は仏道修行という道を選択した。それは魂を清め高める基本となるもので、聖者への道を歩む初歩となるものである。
今や世界がこの悪しき因縁で満たされ、あらゆる災難が起きている。世界が平和で、より進化した魂を得るには、まずこの三毒を切らねば実現は不可能であろう。
人々の怨念は日増しに増幅し、この住処である地球本体を痛めつける。人類は早くこの因果の道理を知り、その解消に向かって努力すべきである。
2019/04/10(水)
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■桜と大伴家持
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改元で万葉集が脚光を浴びているが、大伴家持も時の人となった。前にも書いたが、大伴家持は国守として国内を巡狩し、要所要所で220首の歌を詠んだ。
家持が5年間滞在した富山県高岡市の伏木地区は、家持の絶頂期で桜の句もある。
”今日のためと 思ひてしめしあしひきの 峰の上の桜 かく咲きにけり”(巻19-4157)
★今日の上巳の宴のためにと思って、しるしておいたあしひきの峰の上の桜が、このように見事に咲いたよ。(上巳とは桃の節句)
”あしきの 山桜花ひと目だに 君とし見てば 吾恋ひめやも”(巻17-3970)
★あしひきの山の桜花を、ひと目見ても池主よ、君とともに見られたら私はあなたを恋しく思わないことよ。
家持の友人である大伴池主が、家持を恋いして詠んだ歌もある。
”桜花 今そ盛りと人は言へど われはさぶしも 君としあらねば”(巻8-4074)
★桜の花は今が盛りだと人は言うが、私はさびしい。家持様、あなたと一緒ではないので・・・
万葉集には花の句が多い。家持と池主の関係は知らないが、同じ国守として全国を回った関係であろうか。750年代の桜はどんなものか分からないが、よく句の題材になるほど気品と優雅さがあったからであろう。
今年は天候の関係で、九州から東北地方まで一気に満開になったようである。桜は万民を癒してくれる。私も桜のような心で、人を癒し人生を全うしたい。
2019/04/09(火)
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■チンドンコンクール
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戦後復興のシンボルとして、桜が満開になるこの次期に、全国から集まったチンドンマンのコンクールが行われる。そして桜並木など市街地を回り、民衆を楽しませる。
昭和30年から今年で65回を向かえ、昨日は全国から集まった200組のチンドンマンの芸が見られた。チンドンマンは日本独自の宣伝方法で、鉦や太鼓、クラリネットやサキソーフォンなどの楽器で、身振り手振りで踊り歩くのである。
昨日はあまり良い天気ではなかったが、雨も降らず大変な人出であった。富山市の中心部を松川が流れ、その両岸が桜並木で春一番に咲く。
ここは松川を観光船が行き交い、船に乗って桜を見上げ、花見を楽しめる。つい10年前までは笹船であったが、今は大型の船に変わり、観光客も増えて一層賑わいを見せている。
花見をしてきた家内が言う。この景勝地でも顔は日本人と同じだが、言葉が全く違う人が多くいて、大声で話しながら歩いていると。
おそらく中国や台湾、韓国の人たちであろう。いまやこれらの外国人の増加が目立つ。電車に乗っても必ずこれらの人たちが乗っている。
少子高齢化で人手不足が深刻だという。政府はこの4月から外国人労働者35万人を受け入れる政策を決めた。今後、まるで外国のような異国の人たちで埋まるであろう。
彼らは集団で遊ぶ。私の町内でも中国の人が住んでいたが、今はいなくなった。空き家だった家に外国人と結婚した家族が住み始め、町内の行事にも参加している。
この日本の将来は、「異国民国家」として成り立つ可能性も否定できない世の中となった。
2019/04/08(月)
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■日本唯一の運河観光
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私の家から300mほど離れたところに、全国唯一の運河がある。それは昭和9年に完成した富岩運河で、全長6km、水位差2.5mをパナマ式運河で船を上下させる。
富山県一の神通川より分水し、富山港の岩瀬から富山駅北の環水公園まで延びる水路で、昔は木材や物資の運搬に利用された。私が社会人となった昭和33年までには、そのそばに出力1万kwの石炭火力発電所が稼動していたものである。
この運河には水位差2.5mを調整するパナマ式水門が設置され、国の重要文化財になっている。昨日は家内と二人で、この運河まで約1.5kmを散歩する。
ちょうど桜が満開に近づき、パナマ式運河の水門と桜を鑑賞することになった。長い水路の岸には桜が植えられ、今は観光船が行き交う観光名所となった。
パナマ式運河は、上流と下流の水位差を調整する水門が2基設置され、その水門を開け絞めして船を上下させる。ちょうど観光の案内人がいて、運河の門を開閉する制御室を無料拝観させていただいた。
幅約80mで岸から水面までの高さは5mくらい。当時の掘削技術では相当の期間がかかり掘削されたようだが、今では全国初の運河観光ができる名所となった。
桜見物の観光船は人気がでて、特に外国人が多いと言う。台湾からの観光客が30%を占め、中国や韓国など東南アジアの人たちでにぎわっている。
その運河とはどんなところか、それは今、毎日私のHPのトップで写真を紹介しているのでご覧いただこう。
観光船は終点の富山港まで行き、帰りは全国初のライトレール(低床電車)で富山駅まで帰るコースが1500円、環水公園からパナマ式運河を見てUターンするコースが1200円だそうだ。
ライトレールは旧国鉄から引き継いだ路線を富山市が買い取り、軽快な電車を走らせているが、15分間隔の運転は誠に便利で、私の団地にも新駅ができた。
80年を越える桜並木を新造の観光船から仰ぎ見、最新式の電車で帰る観光はいかがであろうか。
2019/04/06(土)
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■トライバリズム
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「トライバリズム」とは何ぞや! これは私が信奉する地球・先史文明研究家の浅川嘉富氏のサイトで、「世界の不思議発見」探索の旅から引用したタイトルである。
今、人々の意識が先鋭化し、世界各地で人民の騒動が起きている。それは自分と異なった考えを持っている人との協調性がないこと、同じ主張の人々が部族のように集まって行動し、他のグループと対立して対話したり、妥協したりすることが難しくなる一種の社会現象だと述べられる。
それは自分たちと異なる考えを持つ人々の意見を一切受け入れず、相手を力ずくしで屈服させようとする行為を指す。親しかった友人や知人との間にすきま風が吹き、交流がなくなる「疎遠化現象」、そして交流の薄かった人との「親睦化現象」も発生しているという。
それは心の通じ合う者同志の交流が中心となることであり、自分が属する人種・民族・宗教・国家・政治信条を優先させ、居心地のよいグループに入り、他者を拒絶する運動で、アメリカのトランプ大統領の言動やイギリスのEU騒動、フランスの「黄色いベスト運動」などがその典型的な例であると浅川氏は述べられる。
この現象を浅川氏は「魂の素」「心の素」の表面化現象であり、まもなく世界が激変する地球的な大変革を向かえる前哨現象と捉えられる。
この地球文明は過去何度も栄枯盛衰を繰り返し、もう後がない究極の進化を遂げようとしている。だが人々はそれに気づかない。そして心の赴くままに行動し、共通の目的である次元への上昇を無視した行動を繰り返し、自らを破壊するのである。
これから世界は、収支のつかない動乱の世を向かえることになろう。令和元年にあたり、この時代を向かえ我々の星がどんな運命を辿るか、その結末は遠いものではあるまい。
人はこの世で何を学び、何を成すか。それは魂の進化を目指す最高の学校であることを自覚することから始まらねばならない。
2019/04/05(金)
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■改元詐欺
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新しい元号が決まり、すぐに改元詐欺が横行しだした。元号が変わるから銀行法によってキャッシュカードも変更しなければならないとの意味不明な事柄で、人を騙しカードや暗証番号を騙し取る。
夜、NHKのニュースを見ながら私は家内に注意を促す。しつこく言うと家内が怒り出した。
「何言ってんのよ! 詐欺に引っかかりやすいのはあなたじゃないの!」
事実、今から20年前に家内から電話があり、市役所から医療費の還付金が下りるので、ケータイを持って銀行のATNへ行って欲しいとの電話があった。
外出していた私は真に受け、「それはありがたい。すぐに銀行へ行ったら!」と答えた。
しかし、家内は「父さんが行くから」と相手に応じず、詐欺から免れた。私が家にいれば恐らく詐欺に引っかかっていたことだろう。
私は詐欺の餌食になった人の話を聞くと、自分は絶対に引っかからないと確信しているが、実は30年前、まだ詐欺が珍しかったころ、中小企業診断士の資格商法の詐欺に引っかかり23万円をぼられていたのである。
最近では3年前に、家のリフォーム詐欺に引っかかりそうになり、息子の転機で32万円を免れた。ヤツは下水管の掃除をしないかと持ちかけ、私は承諾する。実は家を新築以来36年、一度も掃除していなかったからである。 問題はジェツト洗浄が終わった後だった。台所の下水管のジョイント部が高圧水で外れている可能性があるので、点検させてほしいという。
ヤツは床下に潜りあがってくると、私に紙を用意させる。そして家の土台にヒビが入り、地震がくれば折れる恐れがあると紙に図を描く。スマホで写したヒビの写真を見せながら、用具を持っているんで、すぐに樹脂を詰めて補修するよう勧める。
私は写真を見てヤツの言を信用し、契約書にサインをした。そのときであった。別の部屋でその話を聞いていた息子が、すごい剣幕で、「父さん! これは詐欺だ!」と私を諭す。
あまりの剣幕に、私はすぐでなく少し待って欲しいと頼み、帰ってもらった。そしてすぐにひいきの工務店へ電話し、現場を見てもらう。
工務店の人は、床下に潜り調べた結果、クラックはあるが何の心配もない状態だという。私は電話で契約の破棄を通告する。
詐欺に引っかかりやすいのは自分だった。私は自分に自信があると思っていたが、人が困っているのを見逃せない慈悲の心が強い性格から、すぐに心のスキを見透かされるのではないかと思う。
ヤツらは高齢者で大金を持っている人をカモとする。私に老後資金はほとんどないが、最近タイで捕まった15人の詐欺師のように、日本では逮捕される恐れが強いので外国を利用するまでになった。
人を騙し弱みに付け込んで大金をせしめる。この詐欺師たちが死後、どんな世界へ行き、どんなカルマの解消で苦しむか、因果応報、輪廻転生の法則が分かればこの世に詐欺師も減少するであろう。
この世は喜怒哀楽、四苦八苦で魂の進化を目指す。苦しみと悲しみの世がその訓練の場であるが、仏道諸行によって早くこの苦を卒業したいものである。
2019/04/04(木)
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■元号フィーバーA
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新元号の発表で世の中はまだフィバーしている。それは海外でも注目され、特に中国の反応が目立った。
まず元号の「令」だが、これを中国では「レ−」と読み、「ゼロ」の意味だという。すなわち「和」がついても平和にならず、すべてが否定される文字と解釈されるのである。
それに日本の礼節が保たれ民度が高いのに、元号の号外が発行されると、群がり取り合いになった風景を見て、この様は一般に言われる民度を大きく逸脱したと報じられている。
もう一つ、この元号の発表は海外にファックスで送信されたとの記事に驚きを隠さない。今はメールやスマホなど、すばやく的確に送信できるのに、ファックスという旧式の方法で送信するのが理解できないという。
私は思う。この世は技術革新による便利さだけを追求しても意味がない。すべては人の心を通じて行われるものであり、例えば茶道の「わび・さび」や武士道精神も大切だと感ずるのである。
日本には俳句や短歌というものがある。わずか5・7・5文字で季語を入れ、心情を表現できるものは世界には見当たらない。それに7・7文字を足せば短歌として季語に関係なく、自分の間性を吐露できる。
日本人の魂の出自は中国や韓国とは大きく違う。それは先祖にすぐれた感性を持つ異性人が天皇として世界を統治し、地球人類が天皇を中心として国家を運営していた超古代があった。
その世界最古の聖典である歴史書「竹内文書」がすべてを説明してくれる。私の手元には高坂和導氏の著書「超図解 竹内文書T・U」(徳間書店)がある。
宇宙文明の果てしない始まりは日本から始まった。地球人類の歴史を克明に記した世界最古の文書が、今に伝える天かける超古代文明の走りである。
興味ある方は、この著書で地球人類の歴史を知っていただこう。
2019/04/03(水)
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■元号フィーバー
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最大の関心事であった新しい元号が決まり、日本中がフィバーしている。元号を持った国は日本だけだと思うが、元来中国の古典から引用されてきた。
しかし、今回は万葉集の梅の和歌序文から引用された。昨日はネガティブな面で自分の思いを書いたが、今日は万葉集を話題としよう。
万葉集で思い出すのは大伴家持である。大伴家持は越中の国守として5年間、今の高岡市伏木地区に滞在した。それは天平18年(746)から天平勝宝3年(751)の5年間で、多くの和歌を詠んだ。
私は写真を撮り始めてすぐに家持が滞在していた伏木にある万葉歴史館を訪ね、「越の国から」と題した写真集を買う。その一枚一枚の写真には家持が詠んだ和歌が添えられており、私も真似てホームページに短歌を添える。
そしてある日、茨木市にお住まいの朝妻力氏よりお便りがあり、私の写真に氏が主宰される全国的な俳誌「雲の峰」の会員が詠まれた俳句を添えて欲しいと頼まれる。
私は喜んで承り、その後毎月更新する「今月のテーマ」の写真4枚に、私の目線で選んだ名句を添えているのである。
今回の元号になった「令」や「和」のつく句は見当たらなかったが、私の好きな富山県を代表する風景を詠んだ和歌をいくつか載せよう。
渋谷の 崎の荒磯に寄する波 いやいやしくに 古思ほゆ(巻17−3986) ★これは伏木の雨晴海岸から立山連峰から登る朝日を詠んだ句である。11月より海はケアラシがたちこめで絶景となる。
立山に 降り置ける雪を 常夏に 見れども飽かず 神からならし(巻17-4001)
★立山に降り積もった雪を夏中見ていると飽きもしない。神の名にそむかないことよ。
焼き太刀を 礪波の関に 明日よりは 守部遣り添へ 君を留めむ(巻18−4085)
★礪波の関に明日から番人を増やそう。僧平栄様よ、あなたを引き止めよう。
立山の雪し消らしも延槻の 川の渡瀬 あぶみ浸かすも(巻17−4024)
★富山県東部を流れる早月川は立山の雪が溶けて清流となる。渡り瀬であぶみを水に浸そう。
以上であるが、当事の歌は今も万民の心を癒す名句として残る。
2019/04/02(火)
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■新元号の世界
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今日、30年続いた平成の時代にあたり、次なる新しい元号が発表された。その名は「令和」。
平成の時代は戦争のない平和な時代だったが、リーマンショックのような金融危機や東日本大震災が勃発した激動の時代だった。次なる「令和」はどんな時代になるであろうか。それは誰にも分かることではない。
しかし、大よその予測はできる。それは人類の積み重ねてきたカルマが噴出し、三つの危機が到来するであろう。その三つとは「国内・国家間の紛争」、「世界的な経済危機」、そして「大規模災害の多発」である。 その中でも自然災害はより巨大化し、人類の生存を危うくするほどの被害をもたらすと予想される。地球・先史文明研究家の浅川嘉富氏のサイトをご覧になれば今、アメリカの気象局では、豪雨の長期化と雪解け水で中部地域のミシシッピ川流域の州が冠水し、多くの家が水没して農産物に甚大な影響を与えていると写真を交えて報じられている。
この5月までに2億人に至る人々が被害を受けるとの報道は、日本にはまったく聞こえてこない。この日本も各地で大きな水害が発生したが、東京直下型や南海トラフの巨大地震、富士山が噴火すればその被害は計り知れない。
そして国家間の紛争である。イギリスがEU離脱をめぐって国家が二つに分断しようとしているし、中東やアメリカ、中国、ロシアに北朝鮮も見逃せない。
そして今、パソコンを開くと、ドイツの銀行が債務超過で破綻の危機にあるという。その額7500兆円!、信じられない額だが、あのリーマンショックをはるかに上回る金融危機が到来するかもしれない。
これらの危機は必然なものである。それは長い年月にわたり、人類が積んできたカルマだからである。
わが師は事あるごとに「破滅のカルマ」を切るよう人類に覚醒を求められた。私はノストラダムスの予言について書いたが、この世にはいくつもの予言がある。その一つが2012年12月22日にマヤ暦が終わり、世界が新たな次元へ向かうというものであった。
それは時期が来て人類は新しい次元へ向かう準備に入るというものである。人がこの世に生まれた目的は「魂の進化」である。あらゆる艱難辛苦を経験して、より清め高められた魂を目指す。
過去何度も高度な文明が栄えたが、そのいずれもが天変地異によって消滅した。今の文明は5度目という説もあり、時期は待ってはくれない。そろそろ大掃除する時代に入った。それは進化した魂を持つ人と持たない人の分割である。
「令和」がいかなる時代になるか、俗にアセンションという次元の上昇がいつ来るか。一つ言えることは、このままでは必ずその時が到来すると思うのである。
2019/04/01(月)
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