「ジオマンシー」はアラビアンナイトにも登場する占いで、千年以上も昔、厳しい自然環境のもとで誕生し伝えられてきました。
本来は大地に棒で点を描き、偶数か奇数か数えて占ったため「土占い」とも呼ばれました。かのナポレオンがエジプト遠征からジオマンシーを持ち帰った…という伝説もあり、ヨーロッパにおいてポピュラーな占いとして知られています。
「ジオマンシー」はダイスやコイン、紙とペンを使うなど様々な方法がありますが、欧米などでは以前より「カード」として親しまれていました。16種類の占い結果をカードに描くことで、より簡単に、わかりやすく、だれでもすぐに占える仕様になっています。
この「アラビアンジオマンシーカード」は、16種類のカードに昼のカード(ダイアーナル・カード)と夜のカード(ノクターナル・カード)という要素を加え、全32枚の構成となっています。
通常のジオマンシー占いとしての使い方はもちろん、陰陽の要素が加わることによって、占う人の状況や相談内容に合わせて、運勢の変化を読み取ることが可能となりました。カードデザインは、砂漠の大地の空に浮かぶ星をイメージしたもので、監修者の高橋桐矢先生によるイラスト原案となっています。