現存する最古のタロットのひとつに数えられ、15世紀中頃の制作当時そのままの姿を残している、数少ないタロットカードとして有名です。
ミラノ公爵フィリッポ・マリア・ヴィスコンティ、そして後継者のフランチェスコ・スフォルツァが、画家であるボニファキオ・ベンボに依頼したこのタロットには、時代を映す衣装に身を包んだヴィスコンティ家とスフォルツァ家の家族をモデルにした美しい絵柄が多く登場します。
このカードがフランスへ渡り、それを手本にマルセイユ版ができたとも言われています。
もともとは、当時流行っていたトリオンフィと呼ばれるカードゲーム用に作られたタロットカードですが、その後、3世紀の間に占いの道具へと発展を遂げ、近年、数ある占いの中でも高い人気を集めています。
タロットの歴史と文化、各図版の意味とともに、ヴィスコンティ家とスフォルツァ家にまつわる由緒ある紋章や、その時代の背景をあますことなくご覧いただけます。
・ボックスサイズ 119×229×44mm / マグネット式
・タロットカードサイズ 165×84mm / 78枚
・解説書サイズサイズ 172×132×16mm / 上製144Pオールカラー
・タロットクロスサイズ 435×435 / サテン生地
子供向けから大人向けまで著書は250冊以上。幼い頃から本を愛し、現在は彼女自身が楽しむための本を書いている。彼女にとって書くことは、タロットの神秘的な世界などの新しいテーマへの探求である。 |