欧米では既にベストセラーとなっているタロットデッキの日本版です。
著者のリズ・グリーンは占星術をユング心理学と融合させ、吉凶判断の手段であった占星術を、自己分析のツールとして昇華、深化させた人物です。
そのグリーンが創り出したのが、この『神託のタロット』です。このカードデッキでは、伝統的なタロットとギリシャ神話が融合することによって、カードの1枚1枚が人間の経験のさまざまな局面を表すものとして深化しているのです。
大アルカナはギリシャ神話の神々の姿で、小アルカナはギリシャ神話を表現する物語絵として描かれ、78枚のカード全体で壮大なギリシャ神話のストーリーが表現されています。
この神秘的なデッキを日本で出版するにあたり、監訳を手がけたのは大人気の占術家、鏡リュウジ氏。このデッキに出会ってから20年以上の時を経ての、待望の日本語版の出版となりました。