本CD「ANGELIC LOVE 天使の詩」は、このページでも掲載している「ハンズ」「センタリング」を再編集して構成したものです。
鏡リュウジ(解説より抜粋) |
ホノカ社中村しげきより
セレニティ‥‥、この響きのよい言葉に反応し、思わず、英語辞書で調べました。「澄みきった」「穏やか」「落ち着き」という意味です。聴き慣れてくると、クリスタルによる純度の高い音波が、身体にしみいっていくのが感じられるようになりました。音のマッサージのようなCDです。 |
自宅で仕事を回していた頃、頭の切り替えにずいぶん苦労したものでした。土日も、朝も夜も、いつも仕事の資料が目の前にあり、仕事モードからなかなか離れないうちに休日が終わってあら月曜日だ、という日々のくりかえし‥‥(苦)。
おのずと不眠ぎみになり、このままだとおかしくなってしまうなあと思っていた頃、聴き始めたのが、フランク・ローレンツェンの「ハンズ」というCDです。必要なものは、やはり、すべて与えられるものなのでしょうか。このCDは、もともとうちの奥さんが買ってきたけど、全く聴かずに置いてあったものでした。
メロディらしきものはほとんどなく、ゆるやかな波のような、音の連続です。メディテーションCDというだけあって、目を閉じて聴いているだけで瞑想状態になり、α波がでてくるのを感じます。
「ハンズ」のCDを聴けば、眠りたいときにすっきり眠れるようになり、考え事をしているときには、思いもよならない良いアイディアが浮かんでくる、という、ありがたいことばかりです。きっと、すべての源である広大な、広大な宇宙に、流れている音楽は、これではないかと思うのです。
というわけで、僕は「宇宙旅行を体験できる」音楽を聴いています。